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プラシーボ効果

「というわけで、ここに媚薬がありました」
「さらっと怖いこと言うなよ!てか、媚薬なんてホントにあんのかよ」
「あったんです。赤いハートの形をしてて」
「え?」
「これくらいの大きさの、チョコレートだったんですけど」
「…えーと、中になんか、とろっとしたクリームが入ってた的な?」
「そうです。でも、ないんですよねえ。どこに消えちゃったのかなあ」
「……」
「誰が食べちゃったのかなあ…」
「う、お、お前が悪いんだろ!目の前にチョコがあったら食うだろ普通!」
「まあ、先輩に食べさせようと思って買ったやつだったんですけど。
悪いかなーと思い直しまして、こっちの白いチョコをあげる予定だったんですよ」
「いや、買う前に悪いって気づけよ!そして解毒剤を出せ、今すぐ出せ!」
「ありませんよ、そんなもの。あ、媚薬って毒なんですかね」
「び・やく、だから薬…?ってどうでもいい、とにかく何とかしろ!」
「え、いいんですか?」
「何がどうなるとそんな嬉しそうな顔になるわけ!?」
「だってえ、先輩から誘ってくれるのって初めてじゃないですかあ」
「誘ってねーよってか、何を?ちょ、おい担ぐな!押し倒すな脱がすんじゃねえ!」
「もー、ちゃんとベッドに運んであげたのに。…シたくないんですか?先輩…
俺、これでもかなり待ってるんですけど」
「!ん、…」
「キスは好き、ですよね」
「そりゃ、…こ、こい…び、と…?なら、普通にすることだし…いいだろ」
「はい。先輩は俺の恋人で、愛してますから。…だから、キスより先もしたいんです」
「……、……おい」
「何ですか、先輩」
「……体が熱い」
「効いてきちゃいましたかね。…すみません、初めてなのに薬なんて盛って」
「今更あやまってんじゃねえよ。…もういいから、さっさと責任取れ」
「…先輩?」
「だから!……熱いから。お前の好きに、抱けよ」
「せ…せんぱぁああい!」

―暗転―

「はー、先輩すっごく可愛かったです…こんな狭い中に、俺のを何度も咥え込んでくれて」
「…痛かったんだからな。大体俺は、最初はお前を抱くつもりで」
「でも、ちゃんとおねだりしてくれましたよね」
「そ、それは薬のせいだ!もう二度と嫌だからな!」
「すみません、腰とか中とか…つらいですよね」
「…別に、こんくらい平気だけど。ねだったとか、恥ずかしいこと言ったのとか…あれは忘れろ」
「それは無理です。一生大事に覚えてます」
「そこに反省の気持ちはねえのかよ!」
「あ、口直しにさっきのチョコレート食べます?普通の白いほう。先輩、俺の飲んでくれたから
口の中が変な味でしょう」
「お前だってそうだろ。……口移しなら食う」
「では、お言葉に甘えて。あーんして下さい、先輩」
「ん。…ふ、…ぅ…」
「は…、…美味しいですね、先輩と食べると」
「…赤いのもうまかったぞ。薬さえ入ってなければ」
「先輩ってほんと、可愛いですね」
「うるさい黙れ、もう寝る!」
「はい、起きたら一緒に風呂に入りましょうね。おやすみなさい、先輩」
「……」
「……」
「………」
「………」
「……………なんか硬いのが当たるんだが」
「…そういう先輩も、勃ってません?」
「さ、さっきのでもう足りてるぞ!?」
「俺も一応、満足したはずなんですけど…。……あ」
「あ?」
「もしかして……ああ、やっぱり。先輩、落ち着いて聞いて欲しいんですけど」
「何だ」
「さっき二人で食べた方が、媚薬入りだったみたいです。で、先輩が最初に食べた方は、
普通のやつでした」
「……え?え、えええええ!!」
「嬉しいです、先輩…素面であんなに乱れてくれたんですね」
「なっ、違う!これはあれだ、プレシーボ…ん?ぷ、プレなんとか効果で!」
「プレミアムラブラブ効果ですねえ、俺愛されてるなあ」
「嘘だああああ!!」
「媚薬なしであれって思うと、ありなら何回できますかね」
「無理!もう無理…!」
「これくらい平気だって、言ってくれましたよね?」
「…あああもう埋まりたい穴がなくても埋まりたい!」
「じゃあ、俺は先輩の穴に埋めたいってことで。改めまして、ごちそうさまです」