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ツンギレと素直クール

唐突に差し出されたそれを反射的に受け取って、しげしげと眺めてみる。
薄いその冊子は学生である俺にはとても見慣れたもので、つまりノートという奴だ。
「これは?」
「・・っだよ、お前が三日も休むから取っといてやったんだろうがっ・・・」
ふん、と顔を逸らして、怒った顔を見せてお前は言う。
「大体なんだ、急に休んで、俺に断りもなく。びっくりして電話しかけたろーが!!」
怒られてるようだが、理由がよく解らない。でも。
「ありがとう」
「・・・え」
「ありがとう。助かる」
聞こえなかったのか。もう一度言うと、顔を真っ赤にしたお前は、
「うるせっ病み上がりは座ってろ!」
そういって、何故かいつも怒るのだ。