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乳液×化粧水

俺が先だ、いや僕だと、いつも争う23時30分。
けっきょくウダウダ争ったあと、君と僕はひとつになる。
君はたいがい、僕のうしろからやって来る。
ひとつになって、溶け合うんだ。
広くなじんで広がってゆく。
とろとろ溢れる柔らかな液体。
肌を滑り行く透明と白。夢心地だ。気持ちいい。


体液を交換して、汗を混ぜあって、僕らはどこまでも溶け合うんだ。
君に会えて良かった。まえのやつは最悪だった。
触れるだけでぴりぴりと痛みが走るような、凶暴なあいつ。
暗く思い出していると、彼が言った。

「忘れろよ。忘れさせてやるよ」

僕は肌を赤くほてらせ、こんな日がずっと続くことを祈った。