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賞味期限ギリギリの牛乳×冷蔵庫

初めて受け入れた時から、既に奴の余命は宣告されていた。

外出のたびに体重が減っていく。
いつか自分のあずかり知らぬ場所で消えてしまいそうな奴は、
それでも必ず俺のところに戻ってきた。

生きながらえても、見苦しい姿を見せるだけだから。
そう言いながらも俺のところに戻ってきたのは、
本当は奴も生きていたいからじゃないかと思っていた。
死期が近づいた彼をいっそ閉じこめておけたならと、
そう願った回数はもう覚えていない。

そんな彼は。
宣告された期日を待たずに、いつものように外出して、そして永遠に戻らなかった。