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歌「涙くん/さよ/なら」の、涙くんと僕

波田くんは「僕」のサークルの後輩で、
酔うとひどい泣き上戸になるので、周りの友人からは「涙くん」と呼ばれている。
サークルの中でも「僕」と涙くんは特に仲がよい。
と、いうのも二人とも彼女がいなくて寂しいため、休日となると必ず二人で呑みに行っているからだ。
「なんで、女ってのは…見る目がないんれしょうねぇ」
「…あ、ああ」
「先輩はぁ…そら確かに顔はよくないけど、すっごくいいひとですよぉっ」
「顔はって…さり気なく失礼だな」
「らって、そうらないっすか?…俺はっ、常々っ…」
「…あのさ、涙? 勢いづいてるとこ悪いんだけど」
「はい?なんすか?」
「実は、僕…告白されたんだ。一年の子で、つきあおうかと思ってる」
「…」
「お前には悪いけど、『独り者同盟』解散だな、なんつって、はは…
 …っておい、何ぼろぼろ泣いてんだよ!これだから泣き上戸は…
 あ、すいません、おしぼり下さーい!」 

おしぼりで涙を拭いてもらいながら、涙くんはふと、「来週の日曜どうしよう」などと思う。