甘党

「クリームついてるぞ・・・」
唇の端についていた生クリームを舐めとられた。
「俺のとったな?!」
「・・・一口分も無いのにとったって・・・。」
そう言いながらこいつはうまい事俺を押し倒した。
畳が嫌に冷たく感じた。
濃厚な口付けをされて、体中愛撫されて・・・意識が曖昧になりながら“パフェ食いかけなのに・・・”って馬鹿なこと考えた。
長い口付けが終わると一言「甘い」と言われた。ああ、お前も甘いもん好きだったっけ?
コタツの上に置いてあるコンビニの安いパフェが視界にうっすら見えた。でもそれもすぐにこいつとの行為でどうでも良くなるのだろう。

俺にとってお前はそんだけ甘い



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最終更新:2011年04月18日 01:10