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ブログ×日記帳

「お前、隠しすぎ」
「君は開けっ広げすぎ」
ブログが言い返そうとした時、コメントやトラックバックたちがわらわらと周囲に集まって来た。
「ブログー、今度の記事も面白かったよー」
「俺が思うに、あれはさー」
いちいち律義に返事するブログに、日記帳はぐっと唇を噛み締め、鍵を増やす。
「あー、やっと開放された。なー日記帳」
「……」
「まぁただんまりかよ。言ってるだろ。俺はお前のことをもっと知りたいんだ、って」
「……馬鹿じゃない?」
「え?」
「僕が好きだかなんだか知らないけど、あんな恥ずかしい告白文を記事にするなんて、愚の骨頂だよ」
言いたがり。露出狂。サトラレモドキ。
いつもよりも饒舌な日記帳に、ブログはぽかんと目を丸くする。
「馬鹿。考えなし。鈍感」
「ご、ごめん日記帳。あれが気に入らなかったんならすぐ消すから」
「……だから鈍感だって言ってんだよ」
真っ赤な顔で泣きそうになる日記帳に、ブログはただおろおろとするばかりだった。

鍵はまだ、もらえそうにない。