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こういう、お題になる予定じゃなかったネタでもさらりとまとめて萌えさせてくれるお姉さん方が大好きです。踏んで

「これはもう恋だろ!と俺はようやく悟ったわけだ。一度認めればスッキリするもんだな」
「うーん…相手が誰かは知らないけど…それ、成就しそうなの」
「いや、無理。俺が一方的に好きなだけ。そいつは俺のことなんか眼中にないしな。それでいいんだよ」
「うん。まあ、君はそういう奴だよね。凄く単純で正直」
「お前に言われたくねーよ。お前はどうなんだよ。あっちの方は進んでんのか」
「題材が見つからないから何も進んでない。描きたくないものを描いたって仕方が無い」
「にあわねー。お前が『新進気鋭の芸術家』だなんて全然にあわねー」
「なんとでも言えば。君に僕の絵を理解してもらおうなんて思ってないから」
「るせーな。どうせ俺は頭悪いよ…っと。俺そろそろ帰るわ」
「予定でもあるの?」
「定時に迎えに行くって、妹と約束しててさ。バイト先までひとっ走り」
「じゃあ、妹さんは今は君の所にいるんだ?」
「なんか迷惑になるとか言ってたけどな。まだガキなんだからもっと甘えりゃいいんだよ」
「かっこつけちゃって」
「たまには兄らしいことしたいんだよ」
「ねえ。またそのうち君の家に行ってもいいかな。君の犬に会いたい」
「タロのことか?お前、犬には『会いたい』とか普通に言うのな。前もタロには普通に笑いかけてたし」
「で?その話はどこに帰結するわけ」
「もうちっと、周りの人間にも愛想よくしてもいいんじゃねーの。お前、本当は寂しがり屋だろ?」
「さあ、どうだろうね。僕は自分のことをあまり考えないようにしてるから」
「らしくねーな。いつもは理詰めでアレコレ言ってるくせに」
「りづめ…君、僕をそういう風に思ってたんだ。それって、面倒臭い人間だって認識?」
「とんでもなく飛躍することがあるよな、お前…ジェットコースターかよ」
「まあ、確かにそうだ。君みたいな社交的な人間が、僕みたいな引き篭もりの絵描きに好感を持つ筈がない」
「とりあえず座れ。暴走すんな。俺は何も言ってないだろ。おいこら、聞けってば」
「めんどくさい奴だって思ってるなら、無理してアトリエに来てくれなくても…」
「ていうか。お前って俺のことけっこう眼中に入れてたりする?……って!ペインティングナイフ握り締めるな!なんか怖えから!」