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変態と基地外

 あのさ、自慢じゃないけど俺お前以外の奴らには結構怖がられてる
んだぜ?気に入った奴はどんな手段を使ってでも手に入れる。挙句
の果てに暴走してなぶり殺しちまう変態ヤローってよ。ま、もちろん事
実だし、否定する気もねえけど。
 なのに、なんでお前はいつも俺の隣で笑ってられるんだよ。いつだって
妖艶な笑みを浮かべて「お前はおもしろい男だな」って。なんだそれ。お前
は気でも違ってるんじゃないのか?そんなだからお前は、この世界からは
浮いてる感じだ。正直、お前は俺に近い型の人間なのかもしれない。
 ……参ったな、本気なんて。人間なんて、俺にとっては小せえ存在なの
に、お前はいつも傍で笑ってるから、この手で壊しちゃいけない。――ずっと
傍にいたい、と、ガラにも無く願ってしまう。

でも、そんなの無理に決まってるんだ。気の違ってるようなお前を想いながら、
俺は背中に生えている漆黒の翼を動かした。