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小指と小指

だれにもみつからないように
ちいさくつないだ こゆび

ずっと いっしょ
そういって わらうあんた

ごめんな うそつきなおれで
おれがあんたにしたやくそく ほんとうは

熱い固まりが、喉から込み上げてきた。
冷たい棘に延々と刺され続けているような、それでいて何処か生温い幸せ。

崩れ落ちながら、彷徨わせた視線の先には
赤い糸に絡め取られた、四本指の 己の手。

はりは のんだよ
でも やくそくは まもったから

だから

もういちど 

そのゆびで 

『ゆびきりげんまん こんどは おれのばん
 さあ いっしょに おちようか』