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880とカメダにGJ!とささやきつつ、踏まれます。>4-889

書き込み完了!さぁて、次はどんな萌えリクが来るかな?と期待しながら
掲示板を閉じようとマウスを操作した瞬間、背後にとんでもなく冷ややか
な風が吹いた。
全身が凍りつくのを感じながら後ろを振り返ると、いや振り返るまでも無
く、俺の顔の横には奴の顔があった。

「『>880とカメダにGJ!とささやきつつ、踏まれます』・・・・・・?」
「や、ややややっ山田!?」
「なにこれ、どういうこと?」
「なんだよ、ビックリすんじゃん。てっきり妖怪かなんかの類かと・・・」
「な、どういうこと?」

耳の近くで喋られるくすぐったい感覚に耐え切れず、俺は山本の顔を押し
やった。山本は不満そうに眉を寄せ、睨みつけるように俺を見た。

「人が風呂、入ってる間に・・・」
「え?なに?」

山本が何事か言うがよく聞こえない。聞き返すと、今度は明らかに怒って
いる顔で俺の肩にガシッと手を置きこう言った。

「・・・俺がいない間に浮気とはやってくれるじゃねぇか、田中」
「へ?」

肩におかれた手は今度は腕にまわり、そのまま俺は圧倒的な力で寝室へと
引きずりこまれた。

「そんな何処の馬の骨かもわかんねぇ様な奴らに頼むくらいなら、俺に頼
めよ」
「な、なにを!?」
「いくらでも踏んでやる」
「えっ、いやいや、そういう意味じゃ・・・って何処触ってんの!!なに、
脱がしてんの!!!」
「な?俺の方がGJだろ?」
「ばか!!ちが、っつの・・・!・・あっ!!!」

泣いても謝っても誤解を解こうとしても全く聞き入れてくれない山本のせ
いで、次の日俺達は、揃って会社に遅れたのだった。