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880とカメダにGJ!とささやきつつ、踏まれます。>4-889

「カメダ、ホントにグッジョブだよな~うま~」
カメダのかきピーを頬張りながらそう呟く俺の背中に、突然どさ
りと何かが降って来た。
「いってぇ!何すんだよ!?」
床にうつぶせている俺の背中に、達哉のケツが乗っかっている。
「お前が掃除しないからだろ。何もしないんだったら座椅子
にでもなってろ。あー疲れた」
俺の幼馴染み・達哉は、異様な程の潔癖性だ。
大雑把でものぐさな俺とは全く正反対なのだが、だからこそ気
が合うのかもしれない。俺のアパートに遊びに来ると、あまり
の散らかりように文句を言いつつも毎回掃除して帰って行く。
「またかきピーの袋溜めてる!!」
達哉は俺をにらみつけながら天板の上の大量の空き袋をゴミ
袋に放り込んだ。
ホントこいつ掃除好きなんだな…
俺の背中に腰掛けながらも、コタツの上を片付けていく達哉の
顔を見上げ、そう思った。
だからつい口に出してしまった。
「お前、そんなに好きなの?」
その途端、何故か達哉は顔を真っ赤にして立ち上がった。
驚いた俺もつられて起き上がる。
「な、何、急に…?」
「いや、だってしょっ中ウチ来るし」
俺は達哉の異変に首をかしげながらも言葉を続ける。
「よっぽど好きなのかなって」
「俺…」
達哉はそう呟くなり、唇を噛み締めて俯いてしまった。
一体どうしたんだろう?確かめたくて達哉の前に立つ。
もしかして潔癖過ぎる事を指摘されて、ショックなのだろうか?
俺は達哉を励ますつもりで口を開いた。
「でも、俺嬉しいよ?」
「ホ、ホントか?」
達哉が嬉しそうに顔を上げる。
「だって潔癖性なお前と汚い俺の部屋って、需要と供給バッチリ
って感じじゃん?だから掃除好きだっての、胸はって良いんだよ」
「…はぁ?」
達哉の眉間にみるみるタテジワがよっていく。
「だから、お前好きなんだろ?掃除が」
「---フザケんな、この鈍感野郎ッ!!!!!」
達哉はそうどなると俺の頭をゴミ袋でなぐりつけた。
「お前なんか一生かきピー食ってろ!!」
勢い良く閉められるドアを見つめながら俺は呟いた。
「…何が悪かったんだ?」