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震える手で頬に触れた

たぎったので萌え語り失礼します。
3パターン思いついたので全部投下。

1.拾われた子犬パターン
家族or幼馴染親友なんかに裏切られた少年が公園の片隅で寒さに震えていたとき
眼鏡が似合う優しそうなおじさんがたまたま通りかかって驚きながら
「きみ、どうしたんだい。そんな格好でいては寒いだろう」
と近づいてきて少年の手をとる
少年は手をふりはらう気力もなくされるがままに脱力していて
おじさんの方はとった手が血の気がうせるくらい真っ白になって震えているのに気付いて
とにかく温めなければ!と思うけど、自分は手袋をしていたので
唯一肌が露出していた自分の顔、というか頬に少年の手を無理矢理おしつける
突然のぬくもりに少年が驚いて見上げると「こんなに冷えて……」と
自分のことでもないのにつらそうな顔をしたおじさんがいて戸惑う

当然そのあとは独身貴族なおじさまが少年をお持ち帰りしてお風呂で温めてあげるコース

2.自分は汚れているからパターン
過去のことを何も聞かずに雇ってくれた主のため
人知れず邪魔者を屠ってきた従者だが、ある日それが主にバレる
主に嫌われるのを恐れ距離を失踪しようとする従者に
「そんなのは薄々気づいていた。気付かぬほど俺が無能だというつもりか
 知っていても、お前にそばにいてほしかったのだと、いわねばわからないのか」
と告げられ動揺するも
「私の手は汚れています。あなたにはふさわしくない」
「俺にふさわしいやつは俺が決めるし、お前の手が汚れているかなんて関係あるものか」
「汚い手であなたに触れるわけには」
「汚れがうつるものか。たわけ。それに気づいていてとめなかった俺も同罪だ」
「しかし」
「うるさい。命令だ。俺に触れ」
できません!俺の命令がきけないのか!という紆余曲折がありつつも
おそるおそる手を伸ばして主の頬に触れる従者と、触れられた瞬間微笑んで
「ほら、何を恐れることがある」
とかいっちゃう主と一生涯彼につくした従者の話

3.死ぬ間際パターン
戦場で。あるいは事故に巻き込まれて。もしくは災害のさなか
愛しい人の、しかし愛しいという気持ちはついに告げられなかった腕の中で
涙をたたえて「死ぬな!」と叫ぶ彼をみていいようのない満足感と
泣かせてしまった後悔を抱えながら
もはや声を出すことも叶わない身体を叱咤して腕をのばし
彼の頬に流れる涙をぬぐう
意識が途絶え、手から力が抜けるまで何度も
出すことのできない声のかわりに、溢れる涙をぬぐいつづけた