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ウザカワ受け

「うわーうわー俺はじめて来たよラブホテル!略してラブホ!エロスの宮殿!!」
「よかったな」
「いやあ、男二人でも入れるもんだなあ。ラブホって受付いないもんなの?ぜんぶ機械でピッピッてさ、いや恥ずかしくなくていいけどさ」
「かもな」
「おいあれ見ろよ風呂場!ガラス張りじゃんなにあれなにあれ!覗きプレイか?覗きプレイなのか?この部屋考えたやつスッケベー!」
「そうだな」
「うおおおやべえやべえ普通にテレビでAVやってる!なにこれ高校の修学旅行でゲーセンのコイン必死にねじ込んでエロチャンネル見てた俺たちが馬鹿みてえじゃん!!そんなことしなくてもここならワンボタンでエロスの洪水じゃん!!」
「…………」
「?なあおい聞いてんの?エロスの」
「うるせえちょっと黙ってろ」

腕を掴んで乱暴に押し倒すと、あんなにけたたましかった奴のお喋りはぴたりと止まった。
そのまま至近距離でじっと見つめ合うと、やがて言葉の代わりに一際大きな心音が聞こえてくる。

「……あれえ?あれあれちょっとお兄さんたらちょっと、もしかして発情き」

言いかけた唇を唇で塞いだ。
お前のそういうところがうぜえんだよ、ふざけたフリして震えてんじゃねえか。


「悪いが、な」

言葉を紡ごうとするそばから何度も口腔を舌で抉られ、ついに息も絶え絶えになった奴を見下ろしながら俺は呟いた。

「お前がそうやってどうでもいいことばっか喋ってるのを見ると、妙にムラッとくんだよ。俺ってうざいの趣味なのかな?ねぇどう思う?」

ジーパンの内腿をなぞりながら答えを促すと、奴はぶるっと身震いしながら応じた。

「…………へ」
「へ?」
「変態……なんじゃないかな?ウルトラ級の」

あは、かーわいい。
たまんないわ。そのめいいっぱいおどけようとして失敗している口振りとか、微妙に逸らした目線とか、……実はすっかり固くなってるそれとかさ。

俺は奴にばれないようにくっくっと笑うと、反った首元に吸い付きながらシャツのボタンを外していった。