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叔父×甥 ---- 「馬鹿か、おい!」 焦った俺の声に良夫がニヤリと口元を歪める笑いを浮べる。 「だって、叔父さん言ったじゃん、俺が18になったら…って」 ベットの上に寝転んだ俺。 俺の上に重なる良夫。 確かに言った覚えのある台詞に俺はぐうの音も出ない。 あれは、まだ幼稚園の可愛い「よっちゃん」良い子の「よっちゃん」だった時代の話。 「俺を、貰ってくれるんだろ?」 夕焼け空の下、帰ってこない俺の兄貴を待つ間に交わした約束。 寂しい子供が零す、うちの子になりたい、の台詞に 18歳になったらうちにおいで、と答えた。 お前をうちの子にしてあげるから、と。 …確かに答えたけど。 「叔父さん、言ったろう?男は約束を守るもんだって」 耳元に熱く、吐息と共に注がれる言葉に、腰が浮き立つように熱を持つ。 そう、俺が言った。 俺が、兄貴や義姉さんの代わりに育ててきて、男は一度言ったことを違えるんじゃない、と。 低い声に節ばった指…。 身体を辿る繊細な指の動き。 不敵に笑う、その表情…。 …見事に、俺好みに育ちやがって。 「いつか、お前が他の誰を選んでもいいようにしてやったのに…」 18歳までの猶予は、俺の為だけじゃなく、お前の為でもあったのに。 身体の上に乗る相手の腰に腕を回し、そのまま、抱き寄せると、一息に上下を入れ替える。 「…へ?」 不意を点かれて、何の抵抗も無く、俺の下にいるお前の目が幾度か瞬きを繰り返した。 小さな頃と目元は変わらない。 同じ目の形。 「な、何でこうなんの?」 やっとのことで声にする良夫の腰から背筋を辿り、脇を這って、指を胸から腕へ…。 誰を選んでもいいようにしてやったのに、お前が俺を選んだんだからな? 「お前のオムツを替えてる頃から、こっちは俺の役目だろ?」 やんわりと手を握り、そのまま、頭上で纏め上げた。。 「安心しろ、大事にするよ」 触れた唇は 子供の頃に戯れでした口づけよりも僅か高い温度で 確かに俺とこいつを繋いでた。 ----   [[刑事>4-479]] ----
叔父×甥 ---- 「馬鹿か、おい!」 焦った俺の声に良夫がニヤリと口元を歪める笑いを浮べる。 「だって、叔父さん言ったじゃん、俺が18になったら…って」 ベットの上に寝転んだ俺。 俺の上に重なる良夫。 確かに言った覚えのある台詞に俺はぐうの音も出ない。 あれは、まだ幼稚園の可愛い「よっちゃん」良い子の「よっちゃん」だった時代の話。 「俺を、貰ってくれるんだろ?」 夕焼け空の下、帰ってこない俺の兄貴を待つ間に交わした約束。 寂しい子供が零す、うちの子になりたい、の台詞に 18歳になったらうちにおいで、と答えた。 お前をうちの子にしてあげるから、と。 …確かに答えたけど。 「叔父さん、言ったろう?男は約束を守るもんだって」 耳元に熱く、吐息と共に注がれる言葉に、腰が浮き立つように熱を持つ。 そう、俺が言った。 俺が、兄貴や義姉さんの代わりに育ててきて、男は一度言ったことを違えるんじゃない、と。 低い声に節ばった指…。 身体を辿る繊細な指の動き。 不敵に笑う、その表情…。 …見事に、俺好みに育ちやがって。 「いつか、お前が他の誰を選んでもいいようにしてやったのに…」 18歳までの猶予は、俺の為だけじゃなく、お前の為でもあったのに。 身体の上に乗る相手の腰に腕を回し、そのまま、抱き寄せると、一息に上下を入れ替える。 「…へ?」 不意を点かれて、何の抵抗も無く、俺の下にいるお前の目が幾度か瞬きを繰り返した。 小さな頃と目元は変わらない。 同じ目の形。 「な、何でこうなんの?」 やっとのことで声にする良夫の腰から背筋を辿り、脇を這って、指を胸から腕へ…。 誰を選んでもいいようにしてやったのに、お前が俺を選んだんだからな? 「お前のオムツを替えてる頃から、こっちは俺の役目だろ?」 やんわりと手を握り、そのまま、頭上で纏め上げた。。 「安心しろ、大事にするよ」 触れた唇は 子供の頃に戯れでした口づけよりも僅か高い温度で 確かに俺とこいつを繋いでた。 ----   [[ttp://grm.cdn.hinet.net/xuite/a9/42/11018309/blog_65709/dv/3811374/3811374.wmvの、ベンチの前と後ろに座っている、左端2人に萌えてください。>4-469]] ----

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