「4-459」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「4-459」(2010/10/21 (木) 14:42:17) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
叔父×甥
----
「馬鹿か、おい!」
焦った俺の声に良夫がニヤリと口元を歪める笑いを浮べる。
「だって、叔父さん言ったじゃん、俺が18になったら…って」
ベットの上に寝転んだ俺。
俺の上に重なる良夫。
確かに言った覚えのある台詞に俺はぐうの音も出ない。
あれは、まだ幼稚園の可愛い「よっちゃん」良い子の「よっちゃん」だった時代の話。
「俺を、貰ってくれるんだろ?」
夕焼け空の下、帰ってこない俺の兄貴を待つ間に交わした約束。
寂しい子供が零す、うちの子になりたい、の台詞に
18歳になったらうちにおいで、と答えた。
お前をうちの子にしてあげるから、と。
…確かに答えたけど。
「叔父さん、言ったろう?男は約束を守るもんだって」
耳元に熱く、吐息と共に注がれる言葉に、腰が浮き立つように熱を持つ。
そう、俺が言った。
俺が、兄貴や義姉さんの代わりに育ててきて、男は一度言ったことを違えるんじゃない、と。
低い声に節ばった指…。
身体を辿る繊細な指の動き。
不敵に笑う、その表情…。
…見事に、俺好みに育ちやがって。
「いつか、お前が他の誰を選んでもいいようにしてやったのに…」
18歳までの猶予は、俺の為だけじゃなく、お前の為でもあったのに。
身体の上に乗る相手の腰に腕を回し、そのまま、抱き寄せると、一息に上下を入れ替える。
「…へ?」
不意を点かれて、何の抵抗も無く、俺の下にいるお前の目が幾度か瞬きを繰り返した。
小さな頃と目元は変わらない。
同じ目の形。
「な、何でこうなんの?」
やっとのことで声にする良夫の腰から背筋を辿り、脇を這って、指を胸から腕へ…。
誰を選んでもいいようにしてやったのに、お前が俺を選んだんだからな?
「お前のオムツを替えてる頃から、こっちは俺の役目だろ?」
やんわりと手を握り、そのまま、頭上で纏め上げた。。
「安心しろ、大事にするよ」
触れた唇は
子供の頃に戯れでした口づけよりも僅か高い温度で
確かに俺とこいつを繋いでた。
----
[[刑事>4-479]]
----
叔父×甥
----
「馬鹿か、おい!」
焦った俺の声に良夫がニヤリと口元を歪める笑いを浮べる。
「だって、叔父さん言ったじゃん、俺が18になったら…って」
ベットの上に寝転んだ俺。
俺の上に重なる良夫。
確かに言った覚えのある台詞に俺はぐうの音も出ない。
あれは、まだ幼稚園の可愛い「よっちゃん」良い子の「よっちゃん」だった時代の話。
「俺を、貰ってくれるんだろ?」
夕焼け空の下、帰ってこない俺の兄貴を待つ間に交わした約束。
寂しい子供が零す、うちの子になりたい、の台詞に
18歳になったらうちにおいで、と答えた。
お前をうちの子にしてあげるから、と。
…確かに答えたけど。
「叔父さん、言ったろう?男は約束を守るもんだって」
耳元に熱く、吐息と共に注がれる言葉に、腰が浮き立つように熱を持つ。
そう、俺が言った。
俺が、兄貴や義姉さんの代わりに育ててきて、男は一度言ったことを違えるんじゃない、と。
低い声に節ばった指…。
身体を辿る繊細な指の動き。
不敵に笑う、その表情…。
…見事に、俺好みに育ちやがって。
「いつか、お前が他の誰を選んでもいいようにしてやったのに…」
18歳までの猶予は、俺の為だけじゃなく、お前の為でもあったのに。
身体の上に乗る相手の腰に腕を回し、そのまま、抱き寄せると、一息に上下を入れ替える。
「…へ?」
不意を点かれて、何の抵抗も無く、俺の下にいるお前の目が幾度か瞬きを繰り返した。
小さな頃と目元は変わらない。
同じ目の形。
「な、何でこうなんの?」
やっとのことで声にする良夫の腰から背筋を辿り、脇を這って、指を胸から腕へ…。
誰を選んでもいいようにしてやったのに、お前が俺を選んだんだからな?
「お前のオムツを替えてる頃から、こっちは俺の役目だろ?」
やんわりと手を握り、そのまま、頭上で纏め上げた。。
「安心しろ、大事にするよ」
触れた唇は
子供の頃に戯れでした口づけよりも僅か高い温度で
確かに俺とこいつを繋いでた。
----
[[ttp://grm.cdn.hinet.net/xuite/a9/42/11018309/blog_65709/dv/3811374/3811374.wmvの、ベンチの前と後ろに座っている、左端2人に萌えてください。>4-469]]
----