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すごい受っぽい×すごい攻っぽい ---- 半年前まで恋人いない暦二十三年。それが、つまりイコール年齢、って状態でした。 中高と寮制の男子校で過ごし、大学は男だらけの理系学部隔離キャンパスで寂しく過ごしましたから。 そんな俺に初めて出来た恋人は男。付き合うきっかけは省きますが、そう、とにかく男なんです。 ……まぁ、それは別にいい。相手が身長180以上ある長身だろうが、やっと入れた会社の上司だろうが。 とにかく、そんなことはどうでもいいんです。 問題なのは、今のこのベッド上での状況ただそれだけなわけで。 「だ、駄目だってっ……やっぱこんなの入るわけねぇよ……」 トイレや銭湯で見て、薄々気づいてはいたんです。俺のモノって、結構でかいんじゃねぇの……?ってことは。 でも、使う機会がなかったから、別段どうとも思っていなかった。……今の今までは。 「もう十分解したんだろ? 大丈夫。出来るよ」 俺の身体の下でそう言ってくれる彼はずいぶんと余裕な感じで、目元なんか穏やかに笑みを浮かべています。 一方の俺はといえば、「無理無理」とか情けないことをさっきから一人で喚き続けていまして。 「だ、だって、絶対痛いっすもん……」 「平気だよ」 何で、挿れるこっちの方が怖がってるんだか、自分でも訳が分かりません。 でも、絶対に不可能だと思うんです。 そりゃ確かにさっきは指を入れたけど、コレは明らかに指の数倍はありますし、 そのうえ初めてでテクも何もない自分に挿入されたりしたら、やっぱり相手は痛いんじゃないかと思うんです。 「でも俺、城崎さんを苦しませたくない……」 「痛く、ないよ。安心しなさい」 思わず涙ぐんでしまった俺にそう答えると、彼はふっと困ったように笑って軽く額に口付けてくれました。 そのキスが温かくて心地良くて気持ち良くて、俺はまたぽろぽろ涙を落としてしまうのでした。 ----   [[落武者ふたり>4-239]] ----

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