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人間×人外 ---- 「ほんっと。おまえが俺の膝にいるときが一番幸せだなあ。癒されるー…」 俺の手に触るな。今は夏だから暑いんだ。おまえは体温が高すぎるんだから。 「腹もぷにぷに。最高。」 おまえが餌やりすぎなんだよ。目分量でやるな馬鹿が。 一口でも残すと見せる心配そうな顔見たくないんだよ。 「あー大好き。愛してる。」 この前来てた女がいるだろうが。あの香水くさい女が。 あいつ、オマエが居ない間は俺にオマエの愚痴を言うんだぞ。 知らないだろう。おまえセックス下手らしいな。 「やっぱりさ。女なんて俺、無理だった。いいや、おまえがいれば。」 嘘吐け馬鹿が。俺は猫だしオスだぞ。 人間ならまだしも、俺は何も出来ないんだから。 おまえの問いかけに言葉も返せないんだぞ。 さっさと恋人作って俺に暇をよこせ。 四六時中抱かれたり触られたりしてるとうっとうしいんだよ、馬鹿。 俺をうまく洗える彼女をさっさと探せ。 「あー…おまえが人間だったらさ。男でも、俺はおまえを好きになってたのかな。 絶対好きだったと思うんだよね。最近よく思う。」 きっと、オマエは俺を好きにならないよ。 でも俺はきっと、 馬鹿だけど人一倍努力して 細かく気がきいて 明るくて 馬鹿で いつも笑顔で でも傷つきやすいオマエを きっと愛してるよ。 ----   [[表示名>17-239]] ----
人間×人外 ---- 「ほんっと。おまえが俺の膝にいるときが一番幸せだなあ。癒されるー…」 俺の手に触るな。今は夏だから暑いんだ。おまえは体温が高すぎるんだから。 「腹もぷにぷに。最高。」 おまえが餌やりすぎなんだよ。目分量でやるな馬鹿が。 一口でも残すと見せる心配そうな顔見たくないんだよ。 「あー大好き。愛してる。」 この前来てた女がいるだろうが。あの香水くさい女が。 あいつ、オマエが居ない間は俺にオマエの愚痴を言うんだぞ。 知らないだろう。おまえセックス下手らしいな。 「やっぱりさ。女なんて俺、無理だった。いいや、おまえがいれば。」 嘘吐け馬鹿が。俺は猫だしオスだぞ。 人間ならまだしも、俺は何も出来ないんだから。 おまえの問いかけに言葉も返せないんだぞ。 さっさと恋人作って俺に暇をよこせ。 四六時中抱かれたり触られたりしてるとうっとうしいんだよ、馬鹿。 俺をうまく洗える彼女をさっさと探せ。 「あー…おまえが人間だったらさ。男でも、俺はおまえを好きになってたのかな。 絶対好きだったと思うんだよね。最近よく思う。」 きっと、オマエは俺を好きにならないよ。 でも俺はきっと、 馬鹿だけど人一倍努力して 細かく気がきいて 明るくて 馬鹿で いつも笑顔で でも傷つきやすいオマエを きっと愛してるよ。 ----   [[絶体絶命>17-239]] ----

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