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盲目の正義 ---- なんだかファンタジーな萌え語りここに置いてきますね 盲目の正義、ときめく響きです。 ヒーローでも革命の士でもむしろ悪役側でもとてもおいしくいただけます。 正義の名を借りて、自分のやっていることに何の疑いも持つことなく突き進む。 良く言えばとても素直でまっすぐな、悪く言えばとても愚かで意固地な人物だと思います。 私はそうして今まで信じてきたものが揺り動かされる瞬間というものがとても好きです。 敵役に自分の矛盾や見てこなかったものを指摘されて必死になって否定するのもいい。 (その際にお前らとは違う!などと、むしろ正義であるはずの彼のほうが酷い言葉を投げかけるのは多分お約束です) 彼を憎む人物がその坊ちゃんっぷりや偽善をせせら笑うのでもいい。 悪魔の誘惑のように感じられるそれらの台詞で、自分の基盤がぐらぐらになって、 荒れすさんだり、思い悩んだりと、精神的にぐちゃぐちゃになる彼の姿にはとても嗜虐心がそそられます。 着地点としては素直でまっすぐな彼のこと、 それまでむしろ忌み嫌っていた人物の言葉を聞き入れて一緒に戦うのもいいです。 彼はより賢く、よりいいリーダーとして人々を導いていくことでしょう。 もちろん、愚かさや意固地さをを発揮して自分の持つ正義に固執するのもありです。 狂気さえ孕んだようなその様には、もはや救えないという哀れみを感じるでしょう。 ですが個人的には、彼の愚かさを知りつつも傍に控える存在がいるとより萌えます。 自分のやってきたことに疑いを持つ彼に対し、 「お前は間違っていない。考えるな、そのままでいい」と、せっかく開きかけた彼の目をまた閉ざそうとするのです。 彼を利用する奴でもいい。彼やその思想を盲信する人物でもいい。 その弱さや脆さを知ってなお、ただ彼にどこまでも付いて行こうとするのでもいいんです。 死別、決別、彼らに幸福な結末は待っていないかもしれませんが、それでも共にいてほしいと思うのです。 ----   [[盲目の正義>16-369-2]] ----

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