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エンター×ダミーエンター ---- 最近、無駄に俺が使われている気がする。 彼曰く、『隠したい年頃の集まりなんじゃないの?』とのこと。 でも、実際に俺がやっている仕事は、注意書きも読めない お子様から、彼を守るためにある。 「お疲れ。これで何度目?」 「5回目。このガキ、注意書きも読めないくせに、俺のこと何度も触るんだぜ 嫌になるよ」 ふて腐れる俺の頭を、彼が優しい笑顔でなでる。 ちょっとだけ、癒される瞬間。 「ごめんね、僕のために」 「気にすんな。あんたは、常識ある大人を迎え入れてやればいいんだ」 悲しそうな顔をした彼に、俺はあわてて笑顔を作る。 今度は、俺が彼の頭をなでる側にまわる。 「俺は、あんたを守るためにいるんだ。だから、そんな顔すんな」 「……そうだね。」 やっと、彼の顔にいつもの笑みが戻ると、俺はいつもの位置に戻った。 そのときの俺は知らなかった、翌日からこのサイトの管理人が、請求制にすることを。 ----   [[毒舌×毒舌>2-499]] ----

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