「13-519」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

13-519」(2013/08/15 (木) 04:07:36) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

両片想い ---- 俺は知ってますよ。あんたがずっとあの人の事を好きだってこと。 ずっと横にいて、ずっと一緒の時間を過ごして、 その間ずっと気持ちを隠し続けて来たってこと。 あんたがあの人の事を好きって言うなら、俺はそれでかまいません。 でも俺が好きでいる事も許して下さい。 オレは知ってる。お前があいつの事を好きだってこと。 オレがあいつを紹介した時、お前は一瞬で心を奪われてただろう。 その後も、あいつと一緒にいる時間が長いオレを辛そうな目で見てきて、 それで気づかない方がバカだ。 お前の気持ちを分かってるのに、無視してあいつとお前の間に入る。 こんなイヤな先輩を持って不幸だったな。 こんな先輩に好かれて…かわいそうな奴だなお前は。 「これ、俺の彼女!なーかわいいだろー」 「はづきです、初めまして~」 親友の中条が紹介した彼女とやらは、女子高生な上見たまんまのギャルだった。 いやかわいい、確かにかわいいがお前その選択はねえだろう…。 ふと大沢の方を見ると、ちょうどこちらを見ていたらしく視線がカチ合い、 気まずそうに逸らされた。そうだよな、こんな華奢な女が好みじゃあ、 190のお前は望みねえもんな…。 そして中条が好きなお前に、オレの望みもないんだ。 「寂しくなりますね」 「そだな。まあ、友達としては、早々に別れるように願っとくか」 「……いっそ、俺たちも付き合ってみますか?」 お前が寂しいのが、オレで埋められるならそれでもいいよ。 「……そだな」 返事をしたら、大沢は一瞬意外そうな顔をして、またあの辛そうな表情を見せた。 ---- [[乱交>13-529]] ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: