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執事×旦那様 ---- 執事はあれだ、個人的には年上で、旦那様が坊ちゃまだった時代からお仕えしてるといいね。 旦那様は天使のようにかわいらしい子供時代を経て、かなりお腹の黒いお方にご成長なさった んだけど、執事的には未だに清らかで守ってあげたいお坊ちゃまなわけですよ。 僭越ながら弟のように思ってるわけですよ。 そんな坊ちゃまは今では立派な妖艶誘い受け旦那様だけどな。 旦那様が色んな紳士と浮名を流してる片棒を担いでおきながら、今いち事態を把握してない 執事。いやね、執事も大人だし、心当たりがないでもないよ。 だけどそんな疑惑が胸に浮かぶたびに打ち消してるわけ。傍から見たら無理がありすぎな 必死さで打ち消してるわけ。そんなことあるはずない、うちの旦那様に限ってと。 旦那様の方でも執事は兄っつうか、空気? そう、空気のような存在。恋愛対象外。 だっておしめも替えられてるし。下の世話させようと目の前で全裸になろうと胸がときめかない ような相手とどうこうとか考えたことない。 うん、考えたことない。冷静になれば不自然なくらい、全然考えたことない。 ある日、遊び慣れた旦那様が珍しく人選を間違えた。 暴力的な相手のせいで、部屋も旦那様もぼろぼろだ。 プライドが傷ついた旦那様はさすがに泣きたい気持ちになったと思う。自分がゲイだと気づいた 時以来、ひさしぶりにやりきれなさに涙ぐんだと思う。 で、そこに様子がおかしいのに気づいた執事が飛び込んでくるわけよ。 状況を把握して、ついでに今までの疑問も一気に答えが出ちゃって、執事大混乱。 その顔に浮かぶ感情は、心配、困惑、羞恥、相手への憎悪……そして嫉妬だな。 それを見たとき、旦那様は激しい衝撃を受けたよ。心に801神様の神託が下ったね。 数年ぶりに執事に抱きしめられた旦那様、その目がキュピーンと音がしそうな勢いで光った。 さあターゲットロックオンだ。 ----   [[年の差でフリーン、最後の夜>2-229]] ----

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