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変身ヒーローと共闘する刑事。実は正体の方でも非常に親しい人だけどそれは知らない ---- この町に怪人が現れるようになったのと時を同じくして、奴が現れるようになった。 正義の味方だか何だか知らないが、俺が怪人から人々を守っていると必ず現れる。 そしてさっさと怪人を倒して去っていく。 おかげで刑事としての俺のプライドはズタズタだが、 人々の平穏な生活が守られるなら俺のちっぽけなプライドぐらい安いものだ。 それにしても最近本当によく奴と会う。 たとえ俺がいようといまいと怪人が現れたら奴も現れるのだろう。 たまたま怪人の出現回数が増えてるだけなのかもしれない。 だが、そう考えても腑に落ちないぐらい奴に会うのだ。 「なあ、どう思う?」 「それ俺に聞かれても…。偶然だと思うけど。」 確かになじみの喫茶店のマスター代理に聞くことじゃないかもしれない。 だけど、幼い頃から弟のようにかわいがってるこいつにはつい何でも話してしまう。 「そうだよなぁ、何か理由があったとしても想像も付かないしな。」 「そうそう偶然だよ、きっと。」 21 : 風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2007/12/30(日) 01:43:42 ID:VPFi3CNz0 [2/2回(PC)] 偶然ということにしておいてもらわないと困る。 俺があんたを、 一番大切な人を守るために仮面の下では必死の形相で戦ってるなんて言えるわけがない。 正義感の塊のようなあんたは、すぐに無茶をする。 だからあんたの隣にたって戦えるのはハラハラするけど、楽しい。 でも、きっと、これからこの戦いはもっとずっと厳しくなる。 楽しんでる余裕なんてなくなるだろう。 あんたをまきこみたくはない。 あんたの傷つく顔、もう見たくないんだ。 だから、あんたは何も知らなくていいよ。 嘘をつくことぐらい平気。 この町を、一番大切な人を守るためだから。 弟のように思っていたこいつのひそかな決意とその想いを俺が知るのは、それから半年も後のことだった。 ---- [[年賀状>12.5-039]] ----

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