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あぁっ踏まな…いや、踏んで…
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彼と出会ったのは病院だった。
サッカーの授業で捻挫をして以来通い続け、最後の診察の日に声をかけられた。
「ねえ君バイトしない?」
銀縁の眼鏡、痩せた体にスーツ姿、鋭い目付きがいかにも仕事ができる大人の男という印象。
多少警戒しつつも僕は男についていき、仕事を内容を確かめる。
仕事は男が所有するマンションに月に二回ほど足を運び、彼に性的な虐待を施すという
犯罪ギリギリどころか思いっきりアウトの内容だった。
金に目が眩んだと言ってしまえばそうだが、平凡な日常とは違う世界を覗いてみたいという欲求があったのも確かだ。
「ショボイ裸…」
彼に手錠をはめて、スーツを切り刻んでいく。
目に涙を浮かべ屈辱の表情で下を向いた彼の顎を持ち上げてもう一度言う。
「こんな貧相なナニで恥ずかしくない?こんなんでちゃんとセックスできんの?」
僕には変態さんの素質があるのかもしれない。
彼を辱めて服従させようとする度にゾクゾクが止まらない。
「使い物にならなくしてやろうか?」
彼の股間に足を乗せてゆっくり体重をかける。
「あぁっ踏まな…いや、踏んで…」
さっきまで屈辱の表情が恍惚へと変わっている。
「この変態、つまんねぇんだよ」
喜んで踏みつけられている彼を見て気分が萎える。
僕は彼を放り出してソファに座った。
「床にこすりつけて自分でしてみな、見ててやるから」
物足りなさそう顔をしながら彼は言われた通りに腰を動かして
気持よさそうに声を漏らす。
いつもは彼を踏みつけたり罵倒しながら足でイカせて終わり。
それ以上はするつもりは無かったし、童貞の僕にはそれ以上の要求に答えられる技術も無かった。
ただ、いやらしく腰を動かす彼を見ていたら、頭の奥で何かが弾けた。
驚いて抵抗する彼を抑えつけ、彼の尻にローションを塗りつけて前戯も無しに挿入する。
苦しそうに呻く彼の声を聞きながら不器用に腰を動かした。
自分の手とは違う締め付ける快感にあっと言う間にイッてしまった。
「終わった?」
彼の冷めた声に怒りがこみ上げる。
脱ぎ捨てた下着を口に押しこみ、何度も何度も彼を犯した。
全てを出し尽くした頃には日が暮れていて、僕は彼の背中の上で泣いた。
恥ずかしくて悔しくて、こんなに欲情してしまった自分が嫌いになりそうで
僕は声を上げて子供のように泣きじゃくった。
「手錠外してくれるかな?」
彼の大きな手が僕の頬を包む、そして優しい声でこう言った。
「最低だな、この変態」
そう言った彼の表情は獲物を見つけた獣のようだった。
その時、僕は気づいたのだった、もう後戻りできない罠に嵌っていた事を。
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[[充電器×携帯>21-599]]
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