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メントス×コーラ
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「馬鹿な真似はよせ!」
僕は叫んだ。
「馬鹿な真似だって?……元々お前が挑発したんだろーが……」
イライラした様子で彼が呟いた。
体をがっちり掴まれて、どこにも逃げられない。
ああ……このままだと、またヤラれてしまう。
もう嫌なんだ、あんな醜態を晒すのは。
「お前だって、満更でもねーんだろ?」
「そんな、違うっ?もう嫌だ!やめてくれよ!」
僕は汗をかきながら逃れようとしたが、びくともしない。
口を開け嫌だと叫び続ける僕を、彼はニヤニヤ笑いながら見下ろしている。
「なぁ……口先より体は正直だよなあ?」
次の瞬間、彼の身体が一気に僕の中を犯した。
「あああああぁぁぁ…………っっ?」
突き抜ける快感に、先端から全てが噴き出す。
僕は空っぽになった身体をヒクつかせ、泡を吹いて倒れた。
誰かの笑う声がした。
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[[メントス×コーラ>21-239-1]]
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他の人には優しさを振り撒くけど、あの人だけは嫌がる顔が見たい
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「は?どういうこと?要するに特定の個人に嫌がらせしたいわけ?」
「いや、そーじゃなくてだな…なんつーかこう…あるだろ?そういう心理」
「ないよ」
「あるって!あいつを泣かせていいのは俺だけだ!的な」
「なにその歪んだ願望」
「それにさ、相手も他の人には優しいのに何で自分だけ?って引っかかると思わねえ?」
「そうだね。僕だったら、ああ嫌われてるんだなと納得して君から距離を置く」
「いやいやいや!一人で納得すんなよ。そこで諦めんなよ」
「自分から嫌がることしておいて、相手にそういう要求するのはどうかと思う」
「わっかんねーかなー……誰にだってちょっとくらいあるだろ、そういう願望。
別の扱いしたいっつーか……そいつにも、俺は周りと違うと思われたいっつーか」
「同じ特別扱いなら、その人にだけ優しくして他の人に冷たく当たった方がいいんじゃないの」
「それじゃ駄目なんだよ。普段は見せない顔が見たい、でもってその顔させるのは俺でありたいの!」
「変態」
「うっ」
「……。まあ、君個人の嗜好だから止めろとまでは言わないけど。あくまで同意の上で、
君も相手の気持ちを考えて、程度さえ弁えていれば、軽いSMプレイだと言えなくもないし」
「ちょ、お前、SMとか言うなよ」
「違うの?」
「ちが…わないかもしれねーけど、言い方がきつい!」
「今、僕に願望を語ってる時点である程度開き直ってるんだから、そこも認めればいい」
「ううう」
「まあでも、君はそういう願望を実行に移そうとしても空回りすると思うよ」
「ひっでー……。お前さ、なにげに俺にはいつも口悪くない?他の奴には優しいのにさー」
「さあ。どうだろうね」
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[[盗賊×王子>21-329]]
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