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低身長×高身長
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俺の彼氏は可愛くてかっこいい。
しかも頭もよくて女の子にも評判がいいんだ。
反対に俺は無駄に高い身長と赤っぽくなってる地毛のせいで怖がられる上に頭も悪い。
なんで俺なんかと付き合ってくれてるのかいつも不思議に思う。
「俺なんかアキトに釣り合わないよな」
溜め息と共に何となく出た言葉にアキトはほっぺたをプクッと膨らませた。
「何言ってんの?こーちゃんは可愛いよ!」
こんなでかぶつのどこが可愛いんだ。アキトの方が数倍も数十倍も可愛いのに。
そう言うとアキトは俺の腕を引っ張り少し背伸びをした。
「こーちゃんの可愛いとこは僕だけが知ってるんだよ、誰にも見せたくないよ」
背伸びをしているため少しだけアキトの顔が近く見えて鼓動が高鳴った。
なんか恥ずかしくなり顔が熱い。
たぶん耳まで赤くなってるだろう。
アキトはちょっとだけ笑うと俺の頬を撫でた。
「こんな可愛い顔、誰にも見せられないよ」
アキトはクイクイと俺の腕を引っ張っり首をかしげた。
「ねぇこーちゃん屈んでよ。キスしたい」
あぁやっぱりアキトは可愛くてかっこいい。
「アキトずるい」
そんな事を呟いて、俺は愛しの恋人にキスをもらうため少しだけ屈んだ。
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[[低身長×高身長>24-339-1]]
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ぱっと見A×Bと見せ掛けて実はB×Aなのかと思ったらやっぱりA×B
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おい、明日遊びに行くぞ。空いてるだろ。
うん!俊と遊びにいくの久々だよね!すっごく嬉しい!
「うわあ、相変わらず俊は自由だな…」
「対して、信也くんは健気だよね」
「俊の友達…つうより寧ろ忠犬?」
「確かに…あ、でも」
じゃ、あの服屋な。
俺が行きたいって言ったこと覚えててくれたの!?
くっつくな。
嬉しい!
離れろ阿呆が!
「何だかんだで、俊くんは信也くんの行きたいところとか把握してるよね」
「まあな。そういや今日の信也の弁当、俊が作ったんだろ?俊は信也の彼女かっつうの」
「本当に!?……僕も啓介くんのお弁当欲しいな」
「あ?龍太何か言った?」
「な、何でもないよ!」
久々のデート。信也は常に笑顔だった。そりゃ、俺は信也の行きたいところも好きな食べ物も、信也の全てを知り尽くしてる。
周りではそんな俺のことを、世話焼き女房とか自由気まま彼女とか言う奴もいる。
は?
いやいや、寧ろ信也がベタ惚れなだけだ。それに応えるために俺は頑張ってんの。努力してる彼氏だろ。旦那の鏡だろ。
ほら、今だって。
せっかくの笑顔は泣き顔に早変わり。可愛いには違いないけど。
昼と夜じゃ全く違う可愛さ。ほら、俺って信也のイイところも全部知ってるし。
いつも従順なのにね。いやいや、なんて。すげー、可愛い。
まあ、信也の否定なんて俺だけの特権。
「、しゅんの、ばか」
「はいはい」
涙目の可愛い可愛いお姫様に、そっと俺は口付けた。
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[[ぱっと見A×Bと見せ掛けて実はB×Aなのかと思ったらやっぱりA×B>24-339-1]]
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