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インド人DK ---- ドムの野郎だ・・・ドムが今朝も迎えに来やがった・・・毎朝のことながら実に欝だ ドムというのは同級生のインド人だ。母ちゃんが日本人だから正確に言うと日印ハーフだ ただ見た目は母ちゃんの遺伝子はどこに消えた状態の褐色の肌で高い鼻で真っ白い歯の完璧なインド人だ オレが自宅の外に出ると象に乗って六人ほど御付きを従えたドムが居やがった 「ナマステー! おはようございまーす。今日も公信さんはきれいですねー」 ドムってのはあだ名だ。インド名がプラヤースと言って、向こうの言葉で努力という意味らしい で、そこから日本名が努務(つとむ)。で、あだ名はドム。もうちっと親も考えて名前をつけてやればいいのにw 「もう迷惑だから来るなと言ってるだろ! せめて象は止めろ!」 「公信さん! 本当は嬉しいんでしょ。また照れちゃって」 「てめー! ぶちのめすぞ!」 オレたちが言い争いをしている間も象は脱糞して、従者さんが片付けている。お疲れさまです でも今日は一学期の終業式の日だ。明日から夏休み。ドムともしばらく顔を合わせないで済む 「とにかくもう二度と来んなよ。迷惑だから」 オレはドムを置いて歩き出す。学校は徒歩三分の近場にある。ドムも後ろからついてくる 何でか知らんが高校に入学して三日目にいきなり大勢の同級生の見ている前でピンク色の蓮の花束を渡されて告白された オレは唖然とするばかり。「公信さんほどかわいい人間を見たことがありません。一目惚れです」とか抜かしやがった ドムは頭がおかしい。こんな身長163cmのちんちくりん高1のどこがかわいいんだか? ちなみにドムは180cmありやがる 確か父親の実家は偉い金持ちだとか言ってたな。御付きを連れているから相当な身分なのは分かるんだけどさ そうこうしているうちに学校に着いて、始業式から通知表を貰って学校は終わった。やったー! 夏休みだ!  オレはとっとと帰宅しようと校門を出た瞬間、脳天に衝撃が走った。目の前が真っ暗になり、意識を失った ・・・公信さん、公信さん、目を覚まして下さい! 目を覚ますと凄く豪華な部屋に居た。ここはどこだ。そして、なんで目の前にドムが居る? 「公信さん。これから二週間ゆっくり僕のハパの故郷のハイデラバードで楽しく過ごしましょうね」 「はあ?」 「ご両親には既に許可済みです。パスポートについてはパパの力で何とかしました」 ドムの言うことがよく分からない。・・・あれ、ここはどうも普通の部屋じゃねーな オレが左右を見ると小さな窓がたくさん並んでいる。まさかと思いつつ窓の外を見たら・・・雲の上だった・・・ うわー! 飛行機だ! ドムに拉致られたあああ! 姉貴がよく読んでるアラブの王子が出てくる変な小説まんまの展開じゃねーかー! ドムは満面の笑みを浮かべてこっちを見ている・・・あああああ・・・オレの人生と貞操オワタ! ----   [[うたた寝>22-619]] ----
インド人DK ---- ドムの野郎だ・・・ドムが今朝も迎えに来やがった・・・毎朝のことながら実に欝だ ドムというのは同級生のインド人だ。母ちゃんが日本人だから正確に言うと日印ハーフだ ただ見た目は母ちゃんの遺伝子はどこに消えた状態の褐色の肌で高い鼻で真っ白い歯の完璧なインド人だ オレが自宅の外に出ると象に乗って六人ほど御付きを従えたドムが居やがった 「ナマステー! おはようございまーす。今日も公信さんはきれいですねー」 ドムってのはあだ名だ。インド名がプラヤースと言って、向こうの言葉で努力という意味らしい で、そこから日本名が努務(つとむ)。で、あだ名はドム。もうちっと親も考えて名前をつけてやればいいのにw 「もう迷惑だから来るなと言ってるだろ! せめて象は止めろ!」 「公信さん! 本当は嬉しいんでしょ。また照れちゃって」 「てめー! ぶちのめすぞ!」 オレたちが言い争いをしている間も象は脱糞して、従者さんが片付けている。お疲れさまです でも今日は一学期の終業式の日だ。明日から夏休み。ドムともしばらく顔を合わせないで済む 「とにかくもう二度と来んなよ。迷惑だから」 オレはドムを置いて歩き出す。学校は徒歩三分の近場にある。ドムも後ろからついてくる 何でか知らんが高校に入学して三日目にいきなり大勢の同級生の見ている前でピンク色の蓮の花束を渡されて告白された オレは唖然とするばかり。「公信さんほどかわいい人間を見たことがありません。一目惚れです」とか抜かしやがった ドムは頭がおかしい。こんな身長163cmのちんちくりん高1のどこがかわいいんだか? ちなみにドムは180cmありやがる 確か父親の実家は偉い金持ちだとか言ってたな。御付きを連れているから相当な身分なのは分かるんだけどさ そうこうしているうちに学校に着いて、始業式から通知表を貰って学校は終わった。やったー! 夏休みだ!  オレはとっとと帰宅しようと校門を出た瞬間、脳天に衝撃が走った。目の前が真っ暗になり、意識を失った ・ ・・公信さん、公信さん、目を覚まして下さい! 目を覚ますと凄く豪華な部屋に居た。ここはどこだ。そして、なんで目の前にドムが居る? 「公信さん。これから二週間ゆっくり僕のハパの故郷のハイデラバードで楽しく過ごしましょうね」 「はあ?」 「ご両親には既に許可済みです。パスポートについてはパパの力で何とかしました」 ドムの言うことがよく分からない。・・・あれ、ここはどうも普通の部屋じゃねーな オレが左右を見ると小さな窓がたくさん並んでいる。まさかと思いつつ窓の外を見たら・・・雲の上だった・・・ うわー! 飛行機だ! ドムに拉致られたあああ! 姉貴がよく読んでるアラブの王子が出てくる変な小説まんまの展開じゃねーかー! ドムは満面の笑みを浮かべてこっちを見ている・・・あああああ・・・オレの人生と貞操オワタ! ----   [[うたた寝>22-619]] ----

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