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お父さん息子さんを俺にください ---- 「祐希」 「何?竜ちゃん」 「好きだ…俺と結婚しよう」 「えー?」 「待て!お父さんは認めませんぞ!竜次みたいな無口不愛想なむっつりに祐希はやらん!  祐希はオレが認めた美人で優しくて料理上手なおっぱいの大きい嫁を貰って、祐希そっくりな可愛い娘を生んで  『弘樹おじちゃまだーいすき』と言われるのがオレの夢です!」 「途中から…弘樹の夢になってるじゃないか…」 「ボク別におっぱいはそんなに大きくなくてもいいなあ」 「じゃあ、鍛えてBくらいには育ててみせるから…俺と結婚しよう」 「えー」 「僕の周りにはアホしか居ないのか」 「なんだと孝之!そんなアホ三人組と何年も付き合ってるお前だって立派なアホの仲間だ!」 「ほんとにねえ…なんで僕はこんなアホ共といつまでも付き合ってるんだろうねえ」 「孝之が…女だったら理想の嫁だな…料理はうまいし面倒見はいい」 「……祐希、僕と結婚する?」 「黙れ孝之!認めんぞ!」 「ねー、弘ちゃん」 「うん?」 「『お父さん』は僕と孝ちゃんの結婚も認めてくれないの?」 「駄目です!」 「……わかった。ごめんねー?竜ちゃん、孝ちゃん」 「いや、僕は別に…っておい、本気で落ち込むな竜次」 「お父さん…俺に祐希をください」 「駄目です!」 多分、この関係を壊すのは一瞬で終わる でもこれから先も、ずっとその一言を言えずにずるずると続いて行くんだろうな ああもう、本当に、僕も含めてどいつもこいつもアホばっかりだ ---- [[言葉が通じない>21-029]] ----

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