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童顔の上司 ---- 誰もいらっしゃらないようなので、僕がプレゼンを務めさせていただきます。 それではスクリーンもしくはお手元の資料をご覧ください。 わが社の童顔の上司は次の通りです。 ①たぬきタイプ 相性の良い部下:苦労人タイプ  何を隠そう我が社の社長もこのタイプです。 普段はとにかく何も出来ません。てゆうかしません。でも可愛いので許されます。 一体なぜそんな人が社長なのかって?【社外秘】です、申し訳ありません。 第一秘書の佐伯くんも、社長が見た目子供のようなので、 初めは遠慮していたようですがね・・・今ではすっかり慣れてしまって。 毎日のように社長に辛辣な苦言もしくは体罰を浴びせています。 我が社ではこれを児童虐待もどきと呼んでいます。 でも彼、夜は優しいんですよ。子供体系も時には役に立つんですね。 ②頭脳は大人タイプ 相性の良い部下:ヘタレ熱血漢タイプ 我が社の営業本部長、星野さんです。その可愛らしいティーンエイジャーのような お顔に似合わぬ、シニカルな笑みを湛えていらっしゃいます。 課長である上島さんと同い年とはとても思えません。 一見してお二人は犬猿の仲ですが、学生時代からの知人だそうです。 有事の際には、素晴らしいコンビネーションを発揮なさいます。 腐れ縁なのに相手がヘタレなので関係が進展しない、と酔った星野さんが 珍しくぼやいていました。未成年に見えるから手が出しづらいのでは? ③ツンデレタイプ 相性の良い部下:大型犬タイプ 研究開発部のチーフ、神崎くんがこちらに当てはまります。*0代だとは思えぬ 美貌の持ち主で、プライドが高く理知的でいらっしゃいます。 配属3年目の大輔くんが、配属当初、自分と同じ新人だと勘違いして ブリザードの洗礼を浴びていたのはまだ記憶に新しいですね。 そんな彼らも今ではすっかり良いコンビ!まるでトップブリーダーと 猟犬のように・・・ってあれ? 力で押さえ込まれたチーフの羞恥に歪む顔がたまらない、と大輔くんから 聞いたことがあります。神崎くん小柄だし、大輔くん大きいからなぁ。 「あっ社長!こんなところにいたんですか! 仕事してください!本当役立たずですねあんた!」 い、いやちょっと社内見学の案内をね。 「君たち、うちに入るつもりなら、この人の面倒を見る覚悟は できているんでしょうね?ほら、行きますよ社長」 いたた、痛いよう佐伯くん~ ---- [[家庭教師×生徒>20-339]] ----

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