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幼馴染 ---- 幼馴染のふたりは、いつも寝る前に「おやすみのキス」をします。 小さい頃お母さんたちが教えてくれました。 最初は軽く「ちゅっ」と触れるだけのキスだったのですが、 どこで覚えたのか、テレビドラマなのか、親のしてるのを見ちゃったのか いつの間にか、舌と舌を絡めるような所謂ディープなのになっていることは お母さんたちは気付いていません。 そんな「おやすみのキス」はいつまで続くか。 小学校高学年ともなれば、さすがにキスがどういう意味合いを持つのか わかってくることでしょう。 恋人でもないのに、しかも男同士でこんなのはおかしい…と一人が気付き、 もう一人はそんなことはまったく気にしない、天然だか鈍感だかだといいですね。 そして、気付いたほうの彼は、さらに自分の恋心も発見し自覚するとなおよろしい。 幼馴染の同性に恋したとなると、その相手とあいさつでする、気のないキス(しかしディープ) それは拷問でしかありません。 そしてキスを避けるようになるわけです。 中学生になってさらに恋心は募り悩めば悩むほど、相手との距離をとろうとします。 自分を誤魔化すために、恋人を作ったりするかもしれません。 その相手は、男でも女でもいいと思うのですが、やはりここは効果的に男でいきましょう。 いつまでも幼く鈍い幼馴染もさすがに気付く。 今までは誰より近くにいて一番だと思っていた彼に、自分より仲がよさ気な男が現れる。 ここで、そう、生まれるのが嫉妬! さて、妄想力に定評のある御姐様方ですから、これから先は敢えて書かずにおこうと思います。 ----   [[苗字が同じ>8-289]] ----

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