「7-969」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

7-969」(2011/04/17 (日) 04:39:09) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

お菓子作り ---- 「なぁなぁ、お菓子の作り方教えて」 「お菓子?食いたいなら買ってこい」 「買ってもいいんだけどさー。ほら明日バレンタインデーじゃん?手作りのが心がこもってて良い感じだと思うんだよねー」 「………… なに、お前。あげる方?」 「そうそう。で、一番料理美味いのお前だから。な、頼むよ」 「…………」 「どした?怖い顔して」 「………… 俺、甘いもの嫌いだから菓子は作らないんだ」 「え、マジで?そうだっけ?」 「…そうだよ。だからどっか行け」 「なんだよー。怒るなよー。作れない物があるからって馬鹿にしないってば」 「うるさいどっか行け。死ね」 「うーん、困ったなぁ。そしたら買うわけにもいかないじゃんか」 「勝手に困ってろ」 「じゃあさ、お前の好きな物何?」 「…は?」 「甘いの嫌いなんだろ?しょっぱい物ならOK?」 「……え?」 「お前の好きな物。作り方教えて。そいで、一緒に食うの。お!我ながら良いアイデア」 「………もしかして、俺に?」 「そうそう。日ごろの感謝を込めて」 「………あげる方に教わるわけ?」 「細かいことは気にしなーい」 「………お前、バレンタインをなんか勘違いしてないか?」 「おいしいチョコを食べれる日。でもお前が甘い物嫌いって言うからおいしいご飯が食べれる日」 「ばぁか。まぁ、どうしてもって言うなら…」 「うん、どうしてもどうしても。よっしゃ、決まりな!」 そして彼はお菓子の料理本を全力で隠す羽目になるのでした。 ----   [[若旦那>7-979]] ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: