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うんこもれちった ---- 「何で嫌なんですか?」 俺は目の前で落ち着きなく目を泳がせている先輩に問いかけた。 照れ屋で常識人の先輩が俺の告白を受け入れてくれて半年。手をつなぐ事から 始めて、今では抱きしめても嫌がらなくなったし、俺の仕掛けるキスにも段々 応えてくれるようにもなった。 しかしいざセックスとなると怯えて逃げられてしまう。余程警戒しているのか、 俺のマンションに泊まって行く事もない。 未知の事に対して臆病な人だとは分かっていたけれどこれ程とは……。 「だって、痛いって聞いたし」 「それだけですか? 痛くないようにするって言ったじゃないですか」 「それに……その……中で出すんだろ?」 「え?」 何の事かと思い聞き返すと先輩は真っ赤な顔で叫んだ。 「出すっつったらアレに決まってんだろ!!」 「あぁ、すみません。ザーメンの事ですか」 先輩は照れ隠しに怒ったような顔をするとボソボソと続けた。 「アレ出されると腹壊すって聞いたし……。そ、それにケツから出てくる時に うんこ漏れちゃったみたいな感触なんだろ!?」 思わず想像したのか、自分の尻を抑えて顔をしかめる。 俺は思わず笑いそうになりながら、ポケットから包みを取り出すと先輩に見せた。 「コンドーム。これしますから大丈夫です。これで先輩の心配事は全部解決 したんですよね?」 先輩はしまった、という表情で暫く俺を見つめていたがやがて観念したように 言った。 「……解決した」 先輩はその夜、初めて俺の部屋に泊まる事を承諾した。 ---- [[また、明日>7-119]] ----
うんこもれちった ---- 「何で嫌なんですか?」 俺は目の前で落ち着きなく目を泳がせている先輩に問いかけた。 照れ屋で常識人の先輩が俺の告白を受け入れてくれて半年。手をつなぐ事から 始めて、今では抱きしめても嫌がらなくなったし、俺の仕掛けるキスにも段々 応えてくれるようにもなった。 しかしいざセックスとなると怯えて逃げられてしまう。余程警戒しているのか、 俺のマンションに泊まって行く事もない。 未知の事に対して臆病な人だとは分かっていたけれどこれ程とは……。 「だって、痛いって聞いたし」 「それだけですか? 痛くないようにするって言ったじゃないですか」 「それに……その……中で出すんだろ?」 「え?」 何の事かと思い聞き返すと先輩は真っ赤な顔で叫んだ。 「出すっつったらアレに決まってんだろ!!」 「あぁ、すみません。ザーメンの事ですか」 先輩は照れ隠しに怒ったような顔をするとボソボソと続けた。 「アレ出されると腹壊すって聞いたし……。そ、それにケツから出てくる時に うんこ漏れちゃったみたいな感触なんだろ!?」 思わず想像したのか、自分の尻を抑えて顔をしかめる。 俺は思わず笑いそうになりながら、ポケットから包みを取り出すと先輩に見せた。 「コンドーム。これしますから大丈夫です。これで先輩の心配事は全部解決 したんですよね?」 先輩はしまった、という表情で暫く俺を見つめていたがやがて観念したように 言った。 「……解決した」 先輩はその夜、初めて俺の部屋に泊まる事を承諾した。 ---- [[うんこもれちった>7-109-1]] ----

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