ビール×焼酎 ---- 俺よりずっと酒に弱いはずなのに、お前の手には氷の浮かんだ焼酎のグラス 俺はビールの泡を舐めながら、ほんのり色づくお前の横顔を、特等席で鑑賞する。 酒が入ると雄弁になり、涙もろくなり、しまいにはぶつぶつ文句を言いながら寝てしまうお前。 お前の身体に触れることができるのは、お前が酔った時だけだ。 徐々に減るグラスの中身と、酔いで虚ろなお前の瞳。 交互に眺めているうちに、ビールの気が抜けていく。 ---- [[受けにデレデレドS攻め×ホントはベタ惚れ流し受け>8-129]] ----