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14-729 - (2009/03/24 (火) 23:50:15) のソース

年明けには君と二人で 
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「蕎麦も伸びきってんなぁ」
「汁が見えませんね」
「こんなの食えるか。しかし、ひと仕事終えたから腹も減ったよな、
コンビニ行ってカップ蕎麦でも買ってくるか?」
「カップラーメンならありますよ」
「バカ、年越しは蕎麦だろうが」
「外も寒いしラーメンでいいですよ、同じ麺類ですしいいじゃないですか」
「お前も屁理屈ばっかりだな」
「応用力があるんですよ、お湯入れますね」

「紅白はどっち買ったんだろうなぁ」
「そうですね、大トリ見てたら急患でしたしね」
「処置してたら年越してたもんな」
「カウントダウンも出来ませんでしたね」
「あー、年越した感じしねぇなぁ」
「だったらもう一度2人で仕切り直しますか?」
「は?」
「2人だけでカウントダウンです。いい考えじゃないですか?」
「ふ、ふたりで?」
「よしやりましょう、すぐやりましょう。
テレビは紛らわしいから消しますね」
「ちょっと待て、まだ心の準備が・・・」
「新年は待っちゃくれません。ハイ、10」
「え、おい、・・・9」
「8。今年も忙しかったですね」
「7。そうだなー当直ばっかりだしな。」
「6。でも俺は楽しかったですよ、当直」
「5。まぁ、勉強にもなるしなぁ」
「4。だっていつも大好きな石田先生と一緒で嬉しいしね」
「は?ちょっとそれはどういう・・・」
「さ、後は2人で一緒に!」
「3、2、1!ハッピーニューイヤー!」
「なぁ、今のは」
「石田先生、今年はもっと仲良くしてもらっていいですか?」