君の背中で眠らせて ---- 意外にガッシリとした背中。 最近ジム通ってるんだって?周りから聞いたよ。 少し痩せたと思っていたのは絞ったせいなんだ・・・ そんなことすら知らなくて・・・ごめん。 ここのところの俺たちは、なんだか会話がないね。 俺もお前も元々おしゃべりじゃなかったもんね。 それでも・・・それでもどこかで繋がってると・・・ だから眠るとき、お前の背中におでこを寄せる俺に何も言わないでいるんだよね。 お前の心音が聞こえて俺は目を瞑る。 やがて俺の心音も重なって・・・ こうしてひとつに繋がっていたいよ・・・ ここのところ会話もない俺たちだけど、 今はまだその背中で眠らせてほしい・・・ ---- [[サディズム>6-559]] ----