「第四話」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第四話」(2008/12/07 (日) 03:22:06) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

**第四話 宮内は、それまでのニヤリとした笑みを完全に引っ込めて、真剣そのものの表情になる。 自分の表情は自分では見えないけれど、きっとあたしも同じように真剣な顔をしていることだろう。 宮内。 性格も太刀筋も、すべてがあたしとは正反対で、あたしには理解不能、というより別に理解したいとも思わないような言動も多いけれど。 それでも一つだけ確かなことがある。 剣の、腕。 師匠が失踪してしまってからというもの、あたしたちは独学で剣を学び、トレーニングを続けてきたわけだけど。 剣が全てというような風潮のなか、師匠不在で剣を学ぼうというのは、容易い道ではなかった。 それでも、あたしたちには幸いなことに、『努力する』という才能があったから、剣を続けてこられたし、試験を受けようと思える程度には、実力に自信を持てるのだ。 そして、宮内の『努力する』才能は群を抜いていた。 その努力に裏付けられた、確かな実力。 それが宮内の持つ最大の武器と言っていいだろう。   「…ま、それでもあたしの敵じゃないけどね」 「あ?」 「なんでもない。それじゃあ」 始めようか。 それを合図にしたように、宮内はあたしに剣先を向け、 あたしは腰に差したままの愛刀・凪に手をかけた。 ----------------------------------------------------------------- **作者コメント 何となく続きを書いてみました伏線とか、話の筋とかと全く異なるものを書いてたらすみません…。私もバトルシーンは苦手なので放棄してしまいました。続けにくかったらスルーしてください(^^;) [[第三話へ>第三話]] [[第四話へ>第四話]]
**第四話 宮内は、それまでのニヤリとした笑みを完全に引っ込めて、真剣そのものの表情になる。 自分の表情は自分では見えないけれど、きっとあたしも同じように真剣な顔をしていることだろう。 宮内。 性格も太刀筋も、すべてがあたしとは正反対で、あたしには理解不能、というより別に理解したいとも思わないような言動も多いけれど。 それでも一つだけ確かなことがある。 剣の、腕。 師匠が失踪してしまってからというもの、あたしたちは独学で剣を学び、トレーニングを続けてきたわけだけど。 剣が全てというような風潮のなか、師匠不在で剣を学ぼうというのは、容易い道ではなかった。 それでも、あたしたちには幸いなことに、『努力する』という才能があったから、剣を続けてこられたし、試験を受けようと思える程度には、実力に自信を持てるのだ。 そして、宮内の『努力する』才能は群を抜いていた。 その努力に裏付けられた、確かな実力。 それが宮内の持つ最大の武器と言っていいだろう。   「…ま、それでもあたしの敵じゃないけどね」 「あ?」 「なんでもない。それじゃあ」 始めようか。 それを合図にしたように、宮内はあたしに剣先を向け、 あたしは腰に差したままの愛刀・凪に手をかけた。 ----------------------------------------------------------------- **作者コメント 何となく続きを書いてみました伏線とか、話の筋とかと全く異なるものを書いてたらすみません…。私もバトルシーンは苦手なので放棄してしまいました。続けにくかったらスルーしてください(^^;) [[第三話へ>第三話]] [[第五話へ>第五話]]

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: