「第二話」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

第二話」(2008/12/07 (日) 03:15:38) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

**第二話 ------------------------------------------------------------- 「・・・・なんだっけ?」 「忘れてる!?って、思い出せよ。あと五秒以内にね」 軽いジャブにちょっとした無理を押しつけてみる。 もちろん人間はど忘れしたものをすぐに思い出せないことを承知の上でだ。 と、宮内は意外にもすぐに思い出せたみたく、口を開いた。 「政府が、政府がな、新大陸を見つけたんだって。 それでその大陸をを調査するために使節団を派遣するんだってさ、すげぇことだよこれは」 「ふ~ん、でそれがどうかしたの?」 疲れからか眠気からかボーッとしていてすごさが解らなかった。 「それがどうかしたって、前から琥珀〝あたしこの世界を旅してみたいなぁ〟って言ってたじゃん、これはまたとないチャンスだよ」 「なんで?」 いまいち理解できない琥珀、熱弁する宮内。 「実は政府はこの使節団に護衛をつけるらしくてそれを民間から募集してるんだよ! つまり護衛になれればタダで新大陸にいけるんだよ!」 じわっとカラカラに乾いたパンに牛乳が染みこむように琥珀の頭に情報がしみる。 「え、ってことは旅し放題、鍛え放題ってこと!?」 宮内はちぎれんばかりに首を縦に振る。 「おっしゃぁ!その話乗った!あ、だけどさその新大陸ってどこにあるの?」 「ん~、たしかツクシ洋を東に進むと五日ほどで着くらしいよ」 彼は今までみたことない活き活きとした顔をしている。 「採用試験とかはあるの?」 宮内があると答えると琥珀は少し不安な顔をしたがすぐに元に戻した。 「二日後、中央スクエアに集合。試験内容は当日発表らしいよ。な~んかわくわくするよな」 彼は琥珀以上に喜んでいるが、その理由は彼女には解らなかった。 「ンー!とにかく受かればいいんでしょ。なぁに簡単じゃない」 伸びをしつつ琥珀は自信たっぷりに語る、彼女の目は光っていたように思える。 二人は日課のトレーニングとバイトをすまして二人の家に向かった、二人の家と言ってもタダのぼろアパートだ。 管理人は居るのか居ないの解らないし、住人も二人を含めて五人しかいない、 しかも今までに三回ぐらいしか顔をあわせたことがない。実に珍妙なアパートである。 夜も更け、琥珀と宮内はそれぞれの部屋に戻りそれぞれに行動し二日後の試験に胸躍らせていた。 ------------------------------------------------------------- **作者コメント (始)なんとなくでいいのかな?あ、始めますて、音猫です。 コメントでははみ出すのでスレ立ち上げしました。設定と題名考えましょうよ。 (終)どうですか?文句・批判がある場合遠慮なく言ってくださいね。 乱筆ですが読んでもらえるなら幸いです。次はもっといい感じにしなきゃね!それじゃ!
**第二話 ------------------------------------------------------------- 「・・・・なんだっけ?」 「忘れてる!?って、思い出せよ。あと五秒以内にね」 軽いジャブにちょっとした無理を押しつけてみる。 もちろん人間はど忘れしたものをすぐに思い出せないことを承知の上でだ。 と、宮内は意外にもすぐに思い出せたみたく、口を開いた。 「政府が、政府がな、新大陸を見つけたんだって。 それでその大陸をを調査するために使節団を派遣するんだってさ、すげぇことだよこれは」 「ふ~ん、でそれがどうかしたの?」 疲れからか眠気からかボーッとしていてすごさが解らなかった。 「それがどうかしたって、前から琥珀〝あたしこの世界を旅してみたいなぁ〟って言ってたじゃん、これはまたとないチャンスだよ」 「なんで?」 いまいち理解できない琥珀、熱弁する宮内。 「実は政府はこの使節団に護衛をつけるらしくてそれを民間から募集してるんだよ! つまり護衛になれればタダで新大陸にいけるんだよ!」 じわっとカラカラに乾いたパンに牛乳が染みこむように琥珀の頭に情報がしみる。 「え、ってことは旅し放題、鍛え放題ってこと!?」 宮内はちぎれんばかりに首を縦に振る。 「おっしゃぁ!その話乗った!あ、だけどさその新大陸ってどこにあるの?」 「ん~、たしかツクシ洋を東に進むと五日ほどで着くらしいよ」 彼は今までみたことない活き活きとした顔をしている。 「採用試験とかはあるの?」 宮内があると答えると琥珀は少し不安な顔をしたがすぐに元に戻した。 「二日後、中央スクエアに集合。試験内容は当日発表らしいよ。な~んかわくわくするよな」 彼は琥珀以上に喜んでいるが、その理由は彼女には解らなかった。 「ンー!とにかく受かればいいんでしょ。なぁに簡単じゃない」 伸びをしつつ琥珀は自信たっぷりに語る、彼女の目は光っていたように思える。 二人は日課のトレーニングとバイトをすまして二人の家に向かった、二人の家と言ってもタダのぼろアパートだ。 管理人は居るのか居ないの解らないし、住人も二人を含めて五人しかいない、 しかも今までに三回ぐらいしか顔をあわせたことがない。実に珍妙なアパートである。 夜も更け、琥珀と宮内はそれぞれの部屋に戻りそれぞれに行動し二日後の試験に胸躍らせていた。 ------------------------------------------------------------- **作者コメント (始)なんとなくでいいのかな?あ、始めますて、音猫です。 コメントでははみ出すのでスレ立ち上げしました。設定と題名考えましょうよ。 (終)どうですか?文句・批判がある場合遠慮なく言ってくださいね。 乱筆ですが読んでもらえるなら幸いです。次はもっといい感じにしなきゃね!それじゃ! [[第一話へ>第一話]] [[第三話へ>第三話]]

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: