カーブミラーの作成 ― UV 作成編 ―

最終更新:

30pin

- view
管理者のみ編集可
'09/02/08 '09/03/20追記

┼ カーブミラーの作成 ― UV 作成編 ―

概要

  • XSI Mod Tool を使用してカーブミラーを作成します。
  • 超初心者向けの Mod Tool チュートリアルです。


ノウハウ資料

前回のモデリング編に続き UV の作成に入ります。
この回で、画像編集ソフト GIMP の導入も行います。


◇ 画像編集ソフト GIMP の導入

テクスチャを作成する際、画像編集ソフトが必要になります。
Photoshop が最も適していると思われますが、有料ソフトの為、今回はフリーソフトの GIMP を使用する事にします。

今回の UV 作成編ではまだ本格的に使用しませんが、UV を作成するのに必要な背景画像を最初に準備しておく必要がありますので、この回で導入方法を解説致します。
※なお、私管理人は GIMP についても今回初使用の為、間違っている所があるかもしれません。

― GIMP の導入  【 GIMP2 を使おう さんのページより 】
※今回は 「 ポータブル版 」 を使用する事にしました。

― テクスチャ作成用プラグインの導入 【 skirst 氏(?) のページより 】
※いずれも、Download 項目の win32 binaries (zip) からダウンロード出来ます。
  1. ダウンロードした zip ファイルを適当な場所に解凍します。
  2. 解凍された .exe ファイルは plug-ins フォルダ ( \GIMPPortable\App\gimp\lib\gimp\2.0\plug-ins ) に入れます。
  3. 解凍された .dll ファイルは bin フォルダ ( \GIMPPortable\App\gimp\bin ) に入れます。

DDS plugin は、テクスチャを .dds 形式で保存する為のプラグインです。
TarGA ( .tga ) でも問題有りませんが、.dds の方が容量が少なくなります。

また、normalmap plugin は、モデリングでは作成が困難なオブジェクト表面の微細な凹凸を表現する normalmap を、簡単に作成するプラグインです。

どちらも必須ではありませんが、有った方が良いです。

※以前配布したカーブミラープロトタイプは normalmap を使用しておりません。




◇ UV 作成用 元画像ファイルの作成

  1. GIMPPortable を起動します。
  2. ファイル > 新しい画像
  3. 幅 2048 、高さ 2048 > OK
  4. 選択 > すべて選択
  5. 編集 > 描画色で塗りつぶす ( 真っ黒な画像になります )
  6. ファイル > 保存
  7. 名前を付けます ( 仮に 2048x2048 とします ) 。
  8. ファイルタイプは 「 TarGA画像 ( .tga ) 」 を選択します。
  9. XSI で作成したプロジェクトフォルダ内の Pictures フォルダに保存します。

※プロジェクトフォルダのパスがわからない場合
XSI の 「 ファイル > プロジェクトマネージャ 」 で現れるプロジェクトマネージャウインドウの下の方にパスが表示されていますので、そちらを参考にして下さい。


◇ チュートリアルを始める前に ( 動画の補足

UV とテクスチャが重なったとき、境界が見え難く編集しづらい場合があります。


その様な時は、Texture Editor ウインドウの 「 ビュー > イメージの暗化 」 を行うと見易くなります。


さあ、始めましょう!

'09/03/20追記
今回の動画1本目を若干修正させて頂きました。
変更内容と、以前の動画の閲覧はこちらで行っております。
ご迷惑をおかけしております。


◇ UV 作成チュートリアル動画 ( 音声が出ます

※今回から HD 画質でのアップを行っております。動画ウインドウ下のリンクからお進みください。 ( ただし、HD での制作を行っていない為、若干ぼやけぎみです。 )


開始~注意板 UV の作成

ポールキャップ UV の作成~全ての UV 生成完了

UV を1枚のテクスチャに収める~最後まで

こまめな保存を忘れずに!

最後の 「 UV メッシュをスタンプ 」は、最初に作成した画像に UV を写し取る作業です。
このスタンプを頼りに、画像編集ソフトでテクスチャを作成して行きます。

これで UV 作成は終了です。お疲れ様でした!
続きは 「 カーブミラーの作成 ― テクスチャ作成編 ― 」 になります。

◇ 最後に

今回ご紹介した各工程の作業方法は、ほんの一例に過ぎません。
うまく行けば、一発で全体に最適な UV が設定できるかもしれない機能も有ります。
慣れてきたら色々機能を試してみると良いかと思います。

お詫び
前回のアップから予告無しに1ヶ月以上間隔が開いてしまいました。
更新チェックに通って下さった方、大変申し訳ございませんでした。


◇ 参考資料

■ XSI トレーニング ( 製品版の内容も含まれます )
様々なテクスチャの貼り方を紹介しています。

  • XSI についてのその他の参考資料はこちら

■ GIMP について
こちらのページで、ほとんどまかなえるのではないでしょうか。




┼ ┼ 









記事メニュー
目安箱バナー