'09/05/18

┼ オブジェクトに機能を付けたい ( Archetype Entity )

概要

  • Archetype Entity の作成方法をご紹介します。


目次



◇ 始めに

オブジェクトに 「 何か機能を付けたい 」と思った時、Archetype Entity を使用して下さい。

Archetype Entity とは、基本となる Entity にモデルなどのプロパティを変更して、ライブラリとして登録しておける機能と考えられるでしょう。保存したライブラリは、いずれのマップからでも簡単に呼び出す事が出来るので便利です。

まず取っ掛かりとして、何がしたいか、どんな機能が欲しいかを考え、基本となる Entity をどれにするか選んでおく必要があります。下の画像は、その一例です。





◇ 基本的な作成方法

― 作成方法 ―
  1. DataBase View 左上の Add Library ボタンを押す。


  2. 任意のライブラリ名を入力し、OK でライブラリを作成する。


  3. DataBase View 左上の Add New Item ボタンを押す。


  4. Select Entity Class ウインドウが現れるので、目的の機能を持った基本 Entity を選択する。今回は色々と遊べそうな InteractiveEntity を選んでみました。


  5. New Entity Name ウインドウが現れるので、任意のグループ名と新規に作成するアイテムの名前を入力する。


  6. すると、この様にアイテムが作成されます。


  7. DataBase View 左上の Save Modified Libraries を押して変更を保存します。


― ライブラリの呼び出し方 ―
  1. DataBase View 左上の Load Library を押すとライブラリ選択画面が現れます。作成したライブラリが見つかるはずですので、選択して呼び出します。

すると、DataBase View 左上のプルダウンメニューに作成したライブラリが表示される様になります。

アイテムの設置は DataBase View から直接ドラッグしても良いですし、RollupBar の Objects > Archetype Entity から探し出す事も出来ます。

後はパラメータをいじりまくって楽しんでください。





◇ 既に有る Archetype Entity をコピーする①

※既に独自の Archetype Entity ライブラリを作成しているものとします。

  1. プルダウンメニューからコピーしたいアイテムが含まれるライブラリを選び、アイテムを選択し、Copy Item でコピーする。


  2. プルダウンメニューから先に作成しておいたライブラリを選択し、Paste Item でアイテムをペースト。右クリックからアイテムの名前を適当に変更して下さい。

これを実行すると、アイテムの他に階層までコピーしてしまいます。
現在の所、簡単な階層の変更の仕方は不明です。
独自の階層を作成してそこにアイテムをコピーしたい場合は、次の 「 既に有る Archetype Entity をコピーする② 」 をご参照下さい。





◇ 既に有る Archetype Entity をコピーする②

※既に独自の Archetype Entity ライブラリを作成しているものとします。

  1. コピーしたいアイテムの Entity クラス を調べます。( 下の画像 )
  2. 右クリックから Copy All を選択します。


  3. RollupBar > Objects > Entity を選択し、Browser から 目的の Entity の階層を調べます。


  4. DataBase View から自作ライブラリを表示させ、左上の Add New Item ボタンを押す。


  5. 先程確認した階層を開くと見つかるはずです。


  6. New Entity Name ウインドウが現れるので、任意のグループ名と新規に作成するアイテム名を入力する。
    ※画像の様にグループ名に¥を入れると、階層を作成できます。


  7. 右クリックから Paste すると完成です。





◇ 階層を作る

  1. New Entity Name ウインドウで、グループ名に¥を入れると階層を作成できます。







◇ 階層を消す

  1. 階層内の全てのアイテムを削除します。
  2. ライブラリを保存します。
  3. 更新します。





◇ 関連項目

■ 使用例について



◇ 参考資料

■ カスタム Archetype Entity について








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