エロパロ板 うみねこのなく頃に 保管庫
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エロパロ板 うみねこのなく頃に 保管庫
ja
2023-07-18T14:21:07+09:00
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戦人の逆襲(バトベア)
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戦人×ベアトリーチェのSSです
ある日のこと。
「ロノウェっ!!」
俺は、ベアトの性悪執事を呼び止めた。
「何でございましょう。」
丁重に振り返るロノウェ。果たしてこいつに頼んで良いものか、
決心を揺らがせつつも、俺は続きを口にする。
「ベアトをぎゃふんと言わせるような、何かねぇの?」
「…は?」
意外な質問だったようだ。
「戦人様の方からそのような質問を受けるとは…ぷっくっく」
「うるせぇ、俺だってアンタに相談したくは無かったさ!!でもよ、もう我慢ならねぇんだよ!」
~回想~
「なァんだァ?戦人ぁァ??これ位でへこたれてるようなら勝利なんて夢のまた夢だぜぇ??
んん?推理不能??不能なのはお前のチンケなおいなりさんだろー??
ほら、家具に服なんて要らねぇんだよ、脱げ脱げェー!!」
「らめぇぇぇぇっ!!」
~回想~
「…てな感じでよぉ、ホントやりたい放題やりやがってあいつ…」
当時の状況を思い出し、拳に力が入る。
「そうですか…、それで、具体的にはどうなさるおつもりで?」
「どうって…」
考えていなかった。
「まあ、なんか、何でもいいんだよ!何か、
俺の傷付いた男のプライドに見合うだけのモンをベアトにも味わせたいんだよ!」
それを言うと、ロノウェは何かを思い付いたように笑い始めた。
「ぷっ…くっくっくっくっ!!良いでしょう、私に考えが御座います。ぷーっくっくっくっくっく!」
その笑い方を見ると、果たしてコイツに質問して良かったものかと後悔の念が押し寄せて来たが、
まあコイツが何かしたとしても被害を被るのはベアトだ。
そう思い、俺はロノウェのアイディアが如何なるものかはさて置き、
ベアトのぎゃふんと言う顔を思い浮かべながら結果を待つことにした。
……
半日が経過したが、ベアトは未だに俺のところに顔を出さない。
いつもなら嬉々として朝から俺にちょっかいを出しにくるのだが…。
「これはつまり、何かあったんだな…」
ロノウェは何をしたのだろうか。まるで想像が付かない。
何かあったならあったで様子を見に行きたいし、何も無いのなら見に行ったところで問題ないだろう。
興味本位で、ベアトの部屋に行くことにした。
コン、コン。
俺がベアトの部屋をノックすると、いきなりドアがあき、スーツ姿のベアトが飛び出してきた。
「ばっ、ばっ戦人ぁぁぁっ!」
ずいぶんと動揺した様子だ。
やはり、何かあったらしい。
「なっ、どうしたんだよベアト…」
俺はたずねかけて、改めてベアトの様子のおかしさに気が付いた。
目が潤んでいる。
頬が蒸気している。
心なしか、息遣いが荒い。
「え、ホントどうしたんだよベアト…」
改めて尋ねると、ベアトは
「な、何か、先ほどのクッキーを食べてから、身体が、変、なのだ…」
と言うと、膝をがくんと付いて座り込んでしまった。
俺はとりあえずベアトを支えようと、肩に手を回そうとした。
肩に手が触れると、ベアトの身体がビクンと震えて、
「っ…ん!、ぁっ」
ベアトは柄にもなく弱々しい甘ったるい声を小さく出す。
これは、まるで…
「戦人…」
ベアトが上ずった声で話し掛けてきた。
「な、何だよ…」
ベアトは少し沈黙し、悩むような素振りを見せた後、
「いや、何でもない…、引き取られよ」
そう言ってよろよろと立ち上がり、部屋に戻ってしまった。
「何なんだ…」
俺がキョトンと部屋の前に立っていると、
「御覧になりましたか?」
「おわああぁっ!?」
不意に背後からロノウェが声を掛けてきた。
「御覧にって、何だよ」
「お嬢様の御様子です。実は先程、お嬢様のクッキーに…」
やはり何か入れてたのか。
「強力な淫剤を、少々。」
「どぇえええぇっ!?」
予想外の回答に、俺は思わず素っ頓狂な声をあげる。
「お、おいい、俺はちょっとぎゃふんと言わせたかっただけなんだけど!?
どうしてそうなった!?」
「おや、良いではありませんか。今やお嬢様は貴方の言いなりでしょう。存分にお楽しみ下さい」
「な、ちょ、ロノウェ、おい!」
ロノウェはぷっくっくと笑うとどこかへ消え去ってしまった。
……しかし、どうしたものか。
―今やお嬢様は貴方の言いなりでしょう。
ロノウェの言葉が甦る。
すると、僅かにあいたドアの隙間からベアトの声が聞こえてきた。
「…っ、ぁ、…ばと、らぁっ、」
俺を呼んでいる…?
部屋に入ると、再びベアトが俺によれかかってきた。
触れた手が熱い。
「ベアト?」
「ん、…」
ベアトは身体が疼いて仕方無いのだろう。
素直に言えば良いのに、ベアトは苦しそうな顔のまま押し黙ってしまった。
とりあえず、沈黙を打開するべくベアトを、くるりと俺の正面に向かせた。
「どうしたんだよ?」
分かっていて、聞く。
「そ、そのだな…、えっ、と…っ、」
渋るベアトに、魔が差したのか、思わず俺はベアトの首筋を指でなぞって、
「ひゃ、ぁ、ぅっ!?」
「どうしたんだ?」
先を促す。
「えと、」
今度は耳に息を吹き掛ける。
「ひゃっ!?」
耳を掠める息に、ビクンと身体を震わせるベアト。
成る程な…。
「そ、そなた、分かっていてやっているであろう!?」
「いや?何も知らねぇけど?」
腰のあたりにゆっくりと指を伝わせる。
「っ…ぁ、!」
「あえて言うなら…」
そのまま股のあたりまで指を持ってきて…
「な、ぁん、っ!?」
「お前の思ってる事は全部お前の表情に出てて、丸分かりなんだよ」
そのまま割れ目をなぞってやる。
「や、ん、あっ、ううん…」
ベアトは身体を揺すり、甘い、上ずった声を漏らす。
「さて、どうして欲しいんだ?ベアト」
意地悪に質問をすると、流石にベアトも気が付いたようだ。
「ま、まさか、そなたっ、ロノウェに、クッキーに何かを入れるように…、っひゃん!」
しかし、そんなのは些細な事。
今、現にロノウェの言う通り、ベアトはこんなにも弱々しく、俺の言いなりにできるのだから。
「俺は、どうしてほしいのかを聞いてるんだぜ??まぁ、顔を見りゃ分かるけどな」
更になぞってやると、ベアトは耐えるような表情で固まった。
「んっ…んんっ…ぁっ、」
いつもはベアトに攻められる俺が、今日はベアトを言いなりにしている。新鮮な感覚だ。
最初、淫剤はどうかと思ったが、ロノウェもなかなか考えるじゃねぇか。
そして、そろそろかと、なぞらせていた指を、
「や、やっ、何をすっ…」
“中”に。
「―――っ!?」
ぬぷぷと、小さな水音がする。
淫剤の所為だろうか、ぬるぬると濡れきっており、いとも簡単に俺の指を受け入れる。
そして、それを中で軽く動かしてやる。
「ん、ッ」
すると、その度にベアトの身体が大きく揺れる。
顔を見ると、ベアトは目を潤ませ、ゆるんだ口をパクパクとさせて耐えている。
その顔に、嗜虐心のようなものが沸いてきた。更に指を動かし続ける。
ぐちゅ、ぐちゅ…と、ゆっくりと内壁をなぞってやる。
「あっ、バッ、バカ!っ、ゃぁ、っあん!」
ベアトは大きく艶やかな声で喘ぐ。
更に、奥まで指を進めてやる。
「ひゃぁうっ!?」
奥の一点にグイッと力を込めると、ベアトの身体が大きく跳ねた。
「…へぇ」
指を引き抜くと、ぬとぬととした液体がべっとりと糸を引いていた。
「はあ、はぁ…」
ベアトは顔を真っ赤にし、肩で息をしている。
少し怒ったような悔しそうな顔で、潤んだ瞳でこちらを見上げられて、それに欲情する。
「さて、どうして欲しいんだ?」
愛液が糸を引く手を見せ付けながら再度尋ねると、ベアトも観念したようだ。
「……ぁ、うう…、……」
「ん?聞こえねぇな」
「ぅ…、…だ、抱いて、欲しい…」
もじもじ詰まりながら答えるベアト。
不覚にも、…可愛いと思った。
「よく言えました」
頭を撫でてやると、ベアトは更に顔を真っ赤にして叫ぶ。
「なっななな何ををっ!元はと言えば、そ、そなたが、」
「証拠は無いぜ?」
肩を掴んで押し倒す。
「ぁっ…」
小さく悲鳴を上げて倒れ込んだベアトに、唇を重ねた。
「んっ」
しばらくの間、口を付けたままベアトの体温を感じる。
唇を舌で割り、そのまま絡ませてやってから、やがて、俺の方から口を離してやる。
二つの唇の間で唾液が糸を引き、滴り落ちる。
「素直に言えたご褒美をやらないとな」
「く、ぅ…元家具の分際でっ…」
口では強がっているが、ベアトも限界のようだ。
濡れた瞳で見つめてくる。
俺はベアトの上着を脱がせにかかった。
さらに、ベストも外してやると、ブラウスに包まれた胸がたゆんと揺れた。
その膨らみに、ブラウスの上から触れる。
柔らかい感触に手が包まれる。
「なかなかデカイな…」
「ん、ん…そうであろう…、んぁ、」
たゆんたゆんと感触を遊んでいると、乳房の先がブラウス越しからでも
分かるくらいにピンと主張をしているのに気が付いた。
それを指で軽くつまんでやると、ベアトが声を漏らした。
「ひゃっ、ぁう、ん、んん…」
「相変わらず感度は良好みたいだな。声、我慢してないで出せよ」
「くぅ……、んぁ…、だ、誰がっ…ひゃあんっ!」
ブラウスを脱がし、乳首を直接口に含ませて転がしてやると、ベアトももう声を我慢できないようだった。
乳首を口で愛でながら、もう片方も指でコリコリと刺激してやる。
「はぁ、あん、んんあ…」
「まだおっぱい弄ってるだけなのにすげぇ感じ方だなぁ。淫剤が強力だったのか、単にベアトが胸弱いのか…」
更に吸い上げる。
「ああぁっ!!そなた、はぁ、あんっ、胸、ばかりぃっ…、そんなに胸が良いかっ、ひゃあんっ!」
「ああ、おっぱいはいいぜぇ??それともお前、おっぱいだけじゃ物足りないか?」
先程と同じように、ベアトの脚の付け根に手を這わせると、ぬとりと液が伝っていた。
「ああ、ワリィワリィ、もう我慢できねぇか」
「ああん、戦人っ、もう良い、からぁっ…、はぁ、ああっ」
感じきって、ゆるんだ表情を見せるベアトを見て、また嗜虐心をそそられる。
「欲しいんだろ?言ってみろよ」
「あ、ぅぁ…さっきも言わせたくせに…ッッ、はぁ、ぁっ」
正直なところ、俺の方も先程からベアトの痴態を
さんざん見せられてビンビンに勃起しており、我慢の限界だった。
「ぅ、あぁ……戦人のが、欲しい…、これで良いか??だから、もう、焦らすなよぉ…」
「ハイハイ、よく言えました」
左手でさらさらとした金髪を撫でてやる。ピンを丁寧に外し、髪を下ろした。
そして、入り口にピタリと当てて、にゅるにゅると擦りつける。
「ひゃ、ああ…っ」
ベアトの愛液が俺のモノを濡らしててかてかと光らせる。
ベアトが身体をひくりとすくませる。
「んっ……じゃあ、入れるぜ、ベアト?」
「…ん…、」
短い了承を得て、柔らかい膣の中へ押し入れた。
「あっ、あああ!!」
「……っ!、」
ベアトがびくびくと体を揺すりながら矯声を上げ、俺は息をついた。
濡れきったそこは滑らかに俺のモノを導いたが、
中は熱くてキツい。一度入れてしまってから、容易には動かせなかった。
柔肉が肉棒を、ぎちりと締め付ける。
「きっっつ…」
息をつきながら、ゆっくりと、奥まで進めたモノを引き出す。
「ぁ、あ、あっ、…う、動くなぁっ!」
ベアトが甘い声で呻く。
そのまま先が出そうなところまで引き出し、もう一度奥まで突き挿れた。
「ぁあんッ!」
嬌声を上げるベアト。膣内がきゅっと締まった。
その声にそそられて、またゆっくりと柔肉の中を動かす。
中はきつく締め付け、まだ動きはぎこちない。
揺すりつける度に、ベアトは甘い声を上げて喘ぐ。
「やっ…らぁああっ、あぁんっ!」
「はっ…きっつ…」
奥を突くと、中はきゅんと締まった。
「んっ…ベアト……」
「あっ、ああん…っ!!な、な、にぃっ…、?」
「気持ちいいか?」
尋ねると、途端にベアトは顔を赤面させる。
「っっ!?な、ぁん…っ!?」
恥ずかしそうにしているベアトはなかなかに可愛いなあと思いながら、嗜虐心を包み隠さず、更に訊く。
「まあ聞かなくても分かるけどなぁ…。質問を変えるぜ、どうするのが気持ちいいんだ?」
「そ、そんなの、そなたには関係…っぁあっ!」
最後まで言わせず、奥を突く。
ベアトは甘い声を上げてびくんと跳ね上がった。
「ふぅ…っ、ん、奥がイイのか?」
「やっ、違…っ!!」
ベアトは顔をふるふると振り、涙目で声を絞り出す。
「じゃあ、」
繋がったまま体勢を持ち直し、ずるり、とギリギリまで引き抜いた。
「ひゃあぁ…ぁっ!!」
「抜かれるのがイイのか?」
ベアトは俺に抱き付きながら、腕に力を込めた。少し爪も立てられた。
抱き返し、再び奥を突いてやる。
「それとも両方かぁ??なぁ、…っ、ベアト?」
「ん、やぁ、違…う…、ぁんっ!!」
上気しきった顔で、甘えるような上目遣いで、ぎゅっと俺にしがみつきながら、しかし口では否定するベアト。
繋がったところはとろとろの汁が零れ落ち、シーツまで濡らしていた。
何故だかそんなベアトがとても可愛く思えて、動きを止め、思わずその唇に唇を重ねた。
「っ…んん…」
「んっ…」
啄む桜色の唇は柔らかく、ほんのりと暖かい。
その唇を舌でひたりと割り開き、もっと奥へと、忍び込む。
「ぁっ…!!」
もっと奥深く、犯したい。
ゆっくりとベアトの舌に絡ませる。水音が小さく響いた。
一旦唇を外し、また角度を変えて啄む。
「は、…ぁ、…っ」
お互いに苦しげで甘い吐息を漏らしながら、とろとろと舐めた。
そしてそのまま、止めていた膣内のモノを奧に押し付ける。
「……ひっ、ぅ!」
びくりとベアトが唇を離すが、俺は逃がさない。
頬に柔らかく手を添え、また唇を啄みながら、今度は下を動かした。
「んっ、んんんんっ!」
口を塞がれ、喘ぎ声はくぐもって弱々しい。
奥を持ち上げる度に、ベアトのくぐもった声が細く甘く響き、中はきゅんと締まる。
そろそろ限界を感じて、口を離す。
唇と唇の間で深く絡ませていた唾液が細く糸を光らせた。
ベアトはとろんとした顔でただ俺にすがり付き、喘いでいた。
「やっ、ああぁっ…ん!!戦人っ…、ばと、らっ…!」
「っ…く、ベアトっ…!」
名前を呼ばれて、呼び返す。
引いて、押す。
最初はゆっくりだったその動きも、名前を呼び合う度に激しくなっていた。
「あっ、戦人ぁっ!!戦人ぁ!!そんな、奥ばかり…っ!!やぁあん!!」
「なんだ、よぉ…、奥がイイんじゃ、無かった、のかっ?」
「あっ…やだ、戦人ぁ、っ…!!お、く…は、だめぇ、ぁっ」
駄目と言われるとやりたくなる。
押して引いていたモノを奧に押しやり、ぐりぐりと押しつけた。
「――――っっっ!!!」
ベアトは声にならない声を上げて、痛いくらいに俺にしがみついた。
奥は吸い付き、中はよく締まる。
……そろそろ、ヤバいかもしれない。
またピストン運動に戻しながら、言った。
「そろそろ、出そうだ…っ」
「あっ…!?んぁ、やあ…!」
ベアトはとろけた顔で、何ともつかない返事をした。
しかし、強くしがみつき、ひたすら甘い声を出し続けるベアトにも、もう余裕は無さそうに見えた。
強く奧に叩きつけながら、抱き締めた。
「出すぞ……」
「ぁっ…!!やっ、戦人っ…!!戦人ぁあっ……――っ!!」
ブツを奧の更に奥にねじり込み、白濁を吐き出す。
同時に、強く肉に締め付けられて、頭が真っ白になる。
ベアトは身体を大きく跳ねさせ、絶頂の瞬間、俺に強く、強くしがみついた。
やがて、全て出し尽くして、ゆっくりと引き抜いた。
白い液体が粘っこく糸を引き、秘部からとろりと流れ落ちた。
俺が犯した証拠のように。
ベアトは肩で息をしている。
少しして、話し掛けた。
「ベアト…」
「ん…、」
「良かったか?」
「…っな!!」
ベアトは途端に顔を真っ赤にする。
「そっ、それ……分かっててわざと聞いているのであろう!?それも何度目だっ……!?」
「それは肯定と受け取っていいんだな?」
「う……、ま、待っ、っ、んんぅ」
返事を最後まで聞かずに、唇を塞いだ。
とろりと、唇を舐めて促すと、口を薄く開いて舌を絡ませる。
ちゅ、とわざとらしく音を立て、口を犯す。
唾液の絡み合う感触を味わいながら、再び角度を変えて舐める。
そして口を離すと、ベアトはまたとろけた表情になっていた。
「ぅう……」
「さて、ベアト、」
「なんだよぅ…」
「お前、まだ淫剤の効果が残ってんじゃねぇのか?」
「っ…!?」
言われて、ベアトは自分が切なそうに膝を擦り合わせていたことに気が付いたようだった。
まだ精液が滴っている膣も、ひくひくと色付いていた。
「ぅあ……、戦人ぁあっ…!!」
「ハイハイ」
そして再び、ベッドの上に抱き合った。
…
後日。
「ベアトーっ」
「っ!?ばっばばば戦人っ?」
「何だよそんなに動揺して。顔真っ赤だぜ?いっひっひ」
「っ……この前の事は、その、うー……」
「また抱かれたくなったらいつでも言えよ」
「馬鹿を言うなぁっ!!あれだって元はと言えばそなたがむぐっ」
「んー……」
「っぷあ!!いきなり口を付けるでないわっ!!」
「この前のお前はなかなか可愛かったぜ??」
「かわ……!?う、うう……戦人の馬鹿野郎おおおっ」
「あっこら逃げるな!!」
…
「おやおや、えらく仲良しになってしまわれましたねぇ……ぷっくくく!!
あの淫剤は、好きな人に抱かれたい気持ちを増長させるものに過ぎなかったですのに……
ずいぶんとお熱い様子で……ぷっくくくくく!」
魔女と青年のじゃれるような声と、悪魔の笑い声が、響き渡った。
- バトベア最高!こうゆうバトベアいいねぇ(´ω`) -- 名無しさん (2009-11-07 18:59:49)
- 黒くないのもイイ! 最後に毎回落ちるんだよなぁ・・・戦人 -- 名有りさん (2009-11-09 17:27:39)
- か、かかかかかかかかわえええ!! -- 名無しさん (2009-11-13 19:26:23)
- なんだこれは…可愛すぎる -- 名無しさん (2009-12-12 21:46:00)
- うあーかわええーあーかわえええー -- 名無しさん (2009-12-28 20:35:37)
- これは凄い! -- 名無しさん (2010-01-19 13:55:49)
- ほのぼのキタタtでふっ!! -- 名無しさん (2010-01-21 00:45:21)
- ベアト可愛いよ、かわいい… -- マナミ (2010-01-25 08:20:14)
- ベアト可愛過ぎる…、…ベアトぅううう、ぺろぺろ -- 匿名 (2010-01-30 15:20:21)
- ベアトかわいすぐる。GJ! -- 名無しさん (2010-01-31 19:35:53)
- こういうバトベアもっと増えないかなぁ・・・ -- 名無しさん (2010-05-01 07:21:41)
- ノロウェの最後のセリフがグッと来たww -- XI (2010-06-06 16:20:15)
- こういうのもイイね!! ベアト可愛い! -- ムラサキ (2010-06-28 13:07:23)
- 胸が熱くなった! -- 名無しさん (2011-01-19 11:40:35)
- ツンデレ…………だと………… -- 美少女同盟興宮中隊参謀 (2011-04-04 14:52:09)
- バトベア増えろーーー -- 名無しさん (2011-07-20 13:37:44)
- ぐはぁ!萌死ぬぅ!! -- ノラウミネコ (2011-07-30 09:11:57)
- ベアトかわいい。かわいすぎるぜ ・・・やびゃあ! -- 龍宮狂夜 (2011-09-04 20:30:37)
- バトベルよ。。。 -- you (2011-09-11 07:12:29)
- goodでござる!!! -- 名無しさん (2011-10-27 00:55:55)
- ぶぇりぃぃぎゅうぅうぅぅっっどぅおおぁ -- 佐藤 (2011-12-02 20:31:51)
- バトベア最高!!実にgoodですっ!! -- 名無しさん (2014-03-25 10:07:15)
- バトベア!可愛過ぎ/// -- 名無しさん (2014-09-18 22:58:16)
- たまらんー!! -- 名無しさん (2015-06-22 08:24:39)
- 好き -- 名無しさん (2023-07-18 14:21:07)
#comment
2023-07-18T14:21:07+09:00
1689657667
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惨劇がくる予兆(マリア×ローザ)/コメントログ
https://w.atwiki.jp/07th-umineko/pages/184.html
- 最高 -- (ロザマリ激推し) &size(80%){2023-06-25 16:24:41}
2023-06-25T16:24:41+09:00
1687677881
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魔女とヘタレとチョコレート
https://w.atwiki.jp/07th-umineko/pages/53.html
本日の戦人様、お目覚めの一言。
「ってウギャアアアアア!!」
目前には、敵対している筈の魔女ベアトリーチェ。まあ、驚くのは無理はないか。
けど、原因はそれだけじゃなかった。
「なんだそのリアクションは。折角妾がステキバレンタインを演出してやろうとしたってのに」
そのお姿は、っぷっくく、形容しがたいものでした。
魔女が纏うのはドレスではなくて、甘ったるいチョコレート。そりゃあ叫びたくもなるってもの。
&i(){……キムチが欲しいわね。}
「いや、バレ、え?……こ、この痴女!!」
「ふん。その程度の文句しか出てこぬとは……情けない。まあ、良い。とにかく食え」
そんなことを仰りながら、お嬢様は戦人様にチョコレートを勧めています。
&i(){というか、押し込んでるわね。あ、口移しもしてる。}
「ぬぐっ!?ん、あま、やめ、うむっ」
無駄な抵抗は見てて心を抉りますねぇ……ぷくくくー。
&i(){ふぁいとーおー……ま、適当に頑張んなさい。}
さてさて、どうやらお嬢様からのプレゼントはひと段落着いたようですね。
「ぷは……はーっ。てんめぇ、食うとか無理だろうが!ズンドコ押し付けてきやがって!」
「ふぅむ。何だ、随分甘ったるいコーディネイトだなぁ、戦人」
&i(){戦人の白いスーツも、顔も、唇も。チョコレートでべったべた。}
&i(){確かに微妙ね。}
「誰のせいだよ、誰の!」
「む。ならば、妾が責任持って喰ってやろう」
「は?……っひ!?」
お嬢様は、戦人様の首筋に垂れたチョコレートを舌で掬い上げます。
「うむ、甘いの」
「な。何しや……ふぁあ!」
「ふふ、そなたは感じやすいのぉ……ほれ、こっちにも付いておるぞ~?」
「やめ、あ、っや……ひゃあうっ」
ああ、さすがお嬢様。戦人様の弱点を的確に攻めていらっしゃる。
&i(){ほんっと、戦人は弱いわね。}
「ククク、小娘のように啼きおって……まだまだたっぷり残っておるからな。しっかり最後まで責任を取ってやろうぞ」
「あ、ああ……あがあぁッ……」
&i(){絹を裂くような野太い悲鳴は、魔女たちにとっては頬が落ちるほど甘いスウィーツ。}
&i(){誰も逃れられない。……くすくすくす。}
ナレーションは私、ロノウェと、解説・ベルンカステル卿とでお送りいたしました。
&i(){続きはホワイトデーでね……ふふふっ。}
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一方、どこかの時代の、どこだかにある空の下。
「お嬢、鼻血出てますよー。チョコの食べすぎですかー?」
そんなふざけた声に一睨みをくれてやったが、男は腑抜けた笑いを返すだけだった。
彼は懐からポケットティッシュを取り出すと、鼻から垂れた血を拭った。
「違う。あとおせっかいしないで」
「そうですか?昨日貰ったヤツは甘くて美味しかったから、食べ過ぎたのかなと思ったんですけど」
その言葉に、少女の頬が僅かに赤らんだ。
「違う!……あれ、あんまり作れなかったんだから……」
「お、なら独り占めですかい?嬉しいなぁ」
「違う……違わないけど……知らない、バカ」
若い二人は、なんだかんだで仲良しだった。
だけど、少女のやっぱり受けだわ……という呟きは、隣の男にも届かず、どこかへ消えていたとさ。
&counter()
----
#comment_num2
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2023-06-10T06:28:32+09:00
1686346112
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戦人×縁寿
https://w.atwiki.jp/07th-umineko/pages/61.html
取り合えず縁寿と戦人がストレートにヤルお話です
最初のノリはギャグ調子ですのでご注意を
あらすじ
EP1192
終に六軒島の謎を踏破し、犯人を牛蒡で滅多打ちにした後。
愛に目覚めた戦人と縁寿、だが戦人は気が付いている。
結婚は出来なくても、子作りはGOUHOUだと…!
「兄さん…」
「縁寿…」
そう、其れは突然襲い来るファンタジーチックなラブストーリー…
だけどコレは現実…そう! 甘美で毒々しい奇怪な兄妹愛…!!
そして現れると言うか元々居たベアトリーチェ、目の前のラブラブ具合につい声を掛けてしまう。
「妾は…?」
「「黙ってろヴァヴァア」」
「グッ…ガッ…何よりじゃい! 何じゃい! 好きにしろよ畜生!! この馬鹿兄妹が!!!」
半分涙目で掻き消えるベアトリーチェに一瞥も遣らず、唯兄妹で抱きしめ合い相手の体を感じる。
「兄さんの体…凄く温かい…」
「縁寿…お前も凄く温かいぞ…」
そしてお互いに段々と顔が近づいていき、二人は目を瞑ると唇と唇が触れ合う。
最初はびくん…と、縁寿が慣れない感覚に戸惑うが、戦人が縁寿の頭を押さえ無理矢理口付けを奪う。
そしてどれほど唇を重ねていただろうか、お互いに自然に唇を離す。
「…えへへ…」
「中々可愛い所あるじゃねーか、ますます気に入ったぜ」
「もう、茶化さないでよ…」
そう言いつつも顔を真っ赤にし、照れた風にはにかむ縁寿。
戦人はその笑顔をマジマジと見ると、もう一度縁寿に顔を近づけ口付けを迫った。
縁寿も目を瞑ると、戦人が今度は縁寿の口の中に舌を絡ませてきた。
戦人は縁寿の前歯をなぞり、縁寿は歯を舐められる感覚に、脳の奥がぐらぐらするような感覚に襲われ、唯戦人の舌を受け入れた。
そして戦人は次に前歯から奥歯、舌の裏、舌の上を舐りまわした後、自分の唾液と縁寿の唾液をかき混ぜ合わせ。
その縁寿と自分の唾液を、ごくり、ごくりと飲み干し、縁寿は唾液を吸われる初めての感覚に戦人の体をきつく抱きしめて受け入れた。
「ぷはぁ…」
戦人が口を離すと、もはやどちらのか検討も付かない液が一筋、縁寿の服と戦人の服の間に線を結んだ。
縁寿はふらふらで、戦人を抱きしめて立っているのがやっとの様子で、目がとろん…とまどろむような表情をしていた。
戦人は苦笑いしながら、縁寿をお姫様抱っこすると、近くのベットルームに連れて行った。
「ふぁ…お兄ちゃん…ううん、戦人…」
縁寿が兄としてではなく、一個人としての戦人が好き、今の言葉にはそんな意味が込められていた。
戦人も其れを理解すると、自分も一個人としての縁寿が好きな事に気が付いた。
「…縁寿、俺が脱がしてやるからな…」
先ずネクタイを解き、首元をはだけさせる、その時見えた白い柔肌にごくりとつばを飲む。
そして、少しつまみ食い…と言わんばかりに、圧し掛かるように縁寿の両腕の指を絡ませると、縁寿の首筋を舌で舐る。
「んぁ…戦人ぁ…」
「御免…だけど少しだけ…」
「んっ…良いよ、戦人なら…」
そう言って縁寿は戦人が舐めやすいように、首筋を戦人の方に向ける。
戦人は縁寿の喉元を優しく舌で押すように舐め、そのまま舌を首筋に這わせ、耳たぶを甘噛みする。
舌を動かすたびに、縁寿の甘い、ほのかな香りが鼻に広がり、舌に少し甘い味がする気がした。
てらてらと舌を動かすたびに、縁寿が甘いうめき声を上げるのが面白くてついつい遊んでしまう。
「もう…戦人…っぁん!」
「ん…わりぃわりぃ…縁寿の声がつい可愛くてな」
「戦人ったら…」
そう言って潤んだ瞳で見上げる縁寿、思わず滅茶苦茶にしたくなる衝動に駆られるが。
自分を自分で押さえ付け、縁寿の服を更に脱がしにかかる。
ジャンパーのボタンを外し、ベルトを解き、服を肌蹴させる。
勿論脱がし切るという愚行はしない、そして後ろのブラのホックを外し。
ブラだけを綺麗に脱ぎとる、途中縁寿のやわらかい胸に手が当たり、揉みしだきたい衝動に駆られるが我慢。
「随分手馴れてるのね?」
「ああ、脳内で予行練習はバッチリだからな」
縁寿が戦人に意地悪く笑いながら言うと、戦人も負けずに返答した。
すると、縁寿は少し考えた後、顔を真っ赤にして馬鹿…と呟いた。
戦人は其の侭スカートのチェックを下ろし、パンツ越しに秘所を摩る。
「んっ…」
「大分湿ってるな…縁寿はえっちだなぁ」
「ばっ…! 馬鹿言わないで…恥ずかしいじゃない…」
「そう言う所も可愛い」
「…ばか戦人…」
戦人は縁寿の秘所を指でこすり、大分湿った事を確認すると。
自分もチャックを下ろし、勃起したそれを縁寿の愛液で湿らせると、確認するように縁寿に言った。
「…本当に…良いんだな?」
「うん…来て…!」
縁寿は両腕を広げると、戦人は縁寿を抱きしめるように圧し掛かり、秘所に陰茎を宛がった。
数回擦るように秘所と擦り合わせると、戦人は腰に力を入れ、縁寿の中でぶっ…という音を聞いた気がした後。
縁寿が小さく、ひっ、と声を上げたのに気が付いた。
「大丈夫か?」
「大丈夫よ、大丈夫、全然大丈夫、大丈夫過ぎて大丈夫だわ」
「……無理すんなよ……?」
「……少し痛い…」
「少しこのままで居るか?」
「…うん…」
戦人は縁寿を抱き締めたまま体を動かすの止め、縁寿の頭を撫でた。
縁寿は今までぎゅうぎゅうに締めていた腕を、撫でられたのに気が付くと少し緩めた。
今まで色々あったけど、この日で全て報われた…縁寿はそんな気がした。
縁寿も戦人も何も言わず、唯抱き締めて5分程立った頃、縁寿が声を上げた。
「…動いても良いよ」
照れくさそうにそっぽを向きつつ、戦人にそう告げる縁寿。
戦人も其れを了承すると、腰をゆっくりと動かし始めた。
「んっ…」
「大丈夫か?」
「大丈夫…動いて良いよ」
戦人は縁寿を抱き締める力を少しだけ強め、少しずつ腰の動きを早くしていく。
縁寿も腰を突き動かされる度に、少しの痛みと、快感が押し寄せ、せめぎあい悦楽が段々脳に響き渡り始めた。
「んぁ…ひっ! あっ…んぅ…ぅぁ…ふっ、はっ、あっ…」
「縁寿っ…! 気持ち良いかっ…!?」
「戦人ぁ…っ! 気持ち…! 良いっ! よぉっ!」
「そうかっ、そりゃあぁっ、良かったっ、っくぁ!」
そして段々と腰の動きは早くなり、終わりへと近づいていく。
然しそれでも二人はお互いを感じあように、抱き締めあう。
戦人は縁寿の腰に叩きつけるように腰を動かし、縁寿は戦人の体に必死にしがみ付く。
「戦人っ、戦人っ、戦人ぁっ!」
「縁寿っ! 縁寿っ! 縁寿ぇっ!!」
双方共に息を合わせたように絶頂を迎えると、荒い息を吐きつつ縁寿の隣に戦人が倒れこみ。
縁寿が其の侭ベットに横たわった。
「戦人ぁ…」
「縁寿…」
二人は静かに横に抱き締めあい、縁寿が軽く戦人にキスをすると、戦人は薄く笑むと縁寿を抱き締めたまま呟いた。
「…俺…なんかで良かったのか?」
「他に相手が居ないもの」
「そ、そうか…」
縁寿は次の瞬間、微笑み言った。
「嘘よ、真に受けないでよ」
「良かったぜ…妹の処女を好きでもない相手、しかも俺が奪ったとなったら親父さん絶叫もんだもんな」
「…二人で居る時は縁寿って呼んで…」
「…縁寿」
「ありがとう…少し疲れちゃった…眠るわね…?」
「…ああ…お休み…」
「お休みなさい…戦人…」
「お休み…縁寿」
縁寿はその声を聞くと、安心して眠りに落ちていった。
戦人も縁寿が眠りに落ちると、自分も一緒に眠りに落ちていくことにしたのだった。
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ベアト「…ワルギリアぁ…戦人取られたぁ…」
ワルギリア「ほら泣かないの…貴女も何時か本当に良い相手が見つかりますよ…」
ベアト「嫌だい! 嫌だい! 戦人は妾の家具なんだい! 妾の一生の番なんだい!」
ワルギリア「困りましたね…」
ベアト「ううぅぅぅ…畜生…行き成り現れて、妾の番を寝取りやがってぇぇぅぅぅううううう!!」
ワルギリア「まぁ、負けた私達が言えた事じゃないのですがね」
ベアト「うぅぅぅぅぅうううう…次…次のEPだぁぁぁ…畜生ぅぅぅううう…ベルンカステル卿に頼んで妾が戦人とくっつくんだい…」
ワルギリア「呆れた…」
了
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#comment_num2
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2023-06-10T06:24:47+09:00
1686345887
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愛しの我が主
https://w.atwiki.jp/07th-umineko/pages/148.html
注意:前半百合 後半ギャグです。
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「ヱリカ。 …………そこに跪きなさい」
我が主の妖艶なお声が聞こえてきます。 私は言われた通り真っ赤な絨毯が敷いてあるそこに両膝をつけていきました。
胸元ではまるでマリアに祈りを捧げるかの様に両手を組みます。 キリシタンではないですが、今この場ではそうするのが礼儀だと思えたからです。
ここは魔女の継承を行うべく作られた空間。 様々な装飾が成されたそこはどことなく礼拝堂を思わせました。
神の信託を受けるという意味でなら、それは私にとっては間違いなくその通りだと思います。
いつもならば我が主の『跪け』という御言葉はお叱りの合図。 私はこの言葉を囁かれたただけできっと、背筋も凍る程の恐怖を味わっていた事でしょう……。
けれども今日は違います。 今回は違うのですよ、皆様方。 私は遂に神となるのです。
あの忌々しい戦人とベアトに勝利し、我が主に認められる日が訪れたのです……。
「古戸ヱリカ。 ……いや、もうこんな軽々しく呼んではいけないわね。 真実の魔女、ヱリカ」
「はい、我が主!」
「貴女にこの『真実』の称号を授けるわ。 私やラムダの奇跡、絶対にも勝るとも劣らない魔女の称号をね。 ……おめでとう」
「ああ……あ、ありがとうございます、我が主! このヱリカ、身に余る光栄でございます!」
我が主のありがたい御言葉に、私は胸の中に溢れんばかりの幸せを堪能していきます……。
ずっと願ってやまなかった主のその御言葉。 それを今私は幻想や夢ではなく、間違いなく現実のものとして受け止めているのですから……。
思えばそれは苦節に満ちた日々でした。
ゲーム開始毎に必ず海へと投げ出される私は、主の御力で必ず生き残れるとはいえ、嵐の海を長時間漂う事になるのは変わりません。
口の中を塩辛い海水が埋め、それがやがて肺にまで達し――それでも死ねずにもがき苦しむ。
そして漸くあの六軒島へと辿り着くのです。 それはまさしく、死んだ方がマシな程の地獄の航海です。
けれどもそんな日々ももうお終いです。
何故なら私はこうしてあの二人のゲームに勝利し、我が主から最大の褒美と賛辞を頂けたのですから……。
「ほんとに良くやったわ、ヱリカ。 ふふ、可愛い子……」
満足そうな微笑を浮かべながら、我が主は跪いている私の頭をナデナデと撫でてくれます。
(普段は手を触れてくれる事すら無いというのに、こんなにも勝利という結果はヒトを高みへと誘ってくれるものなのでしょうか)
私は主に見えない事を良い事に、顔を真っ赤にしながらその髪を擽られる心地良さを存分に堪能していくのです。
「ああ……でも、これだけではちょっと足らない気がするわね。 魔女の称号以外にも何か褒美をあげられれば良いのだけど……」
「……………!?」
思わず身体がピクリと反応します。
声には出しませんでしたが、我が主のその御言葉に私は内心ドキリとしたのです。
確かにこうして真実の魔女の称号を頂ける事は、私としてもとても誉れ高い事です。 不満等あろう筈がありません。
けれどもそれ以上にもっと欲しいものがあると語ってしまったのなら、それは贅沢が過ぎる大罪なのでしょうか……。
「そうね……何が良いかしら。 この六軒島の永久支配? ああ、この子の場合は世の中の未解決事件への介入権利なんかも良さそう……」
我が主は塾考なされている様です。 私等の褒美の為にここまで頭を悩ませて頂けるなんて、従者として何という誉れでしょう。
けれども我が主が口になされるそれ等は確かに探偵の私には魅力的なものばかりでしたが、私が本当に欲しいものとはまるで毛並みが違うものだったのです。
それもその筈です。 何故なら私が望んでいる褒美というのは、女性同士では抱いてはいけない欲求だったのですから……。
「……まあ、聞いた方が早そうね。 ヱリカ、何でも良いわよ。 貴女が欲しいものを言ってみなさい……?」
我が主は一通り思案を終えると、私に声を掛けて下さいました。 その御顔にはまるで愛する娘を見る様な慈愛が感じられます。
ああ、ここまで清くお美しい我が主に、私は何てはしたない欲求を持ってしまったのでしょうか……。
「そ、その……ええと……」
「…………どうしたの? 遠慮なんてしなくて良いわ。 ほら、言ってみなさい……?」
本当はありませんと即答したかったのです。 けれども我が主の誘惑なる追求を受け、私は深い思考の迷宮に囚われてしまったのです。
ご褒美を何にするかに悩んでいるのではありません。 それを言うべきか言わざるべきかに悩んでしまうのだから、これ程もどかしい事はありません。
例えばもしそれを口に出してしまったなら、我が主は一体どのようなお顔をなされるのでしょうか?
今、我が主はとても穏やかな顔をなさってくれています。 私がゲームに勝利したせいかとてもご機嫌で、まるで天使のような笑顔を向けてくださっています。
けれどももし、私がこの望みを口に出してしまったのなら……。
これが一転、悪魔のような不機嫌な顔に豹変してしまう可能性も拭いきれないのです。 それほど私のその望みは薄汚く、自分勝手な醜い欲の塊なのですから……。
ですから私は少し――ほんの少しだけその淡い望みに想いを馳せると、我が主のありがたい質問にこうつぶやいていくのでした。
「……他の褒美などいりません、我が主。 私、古戸ヱリカは主のお側にいられるだけで幸せです。 お心遣いありがとうございます……」
「………………」
顔を見られずに助かりました。 今の私はきっと未練がましい顔をしているでしょうから……。
でもこれでいい。 これでいいんです。 元より叶わぬ恋なのですから。
それに今の言葉もけっして嘘ではありません。 私は本当に心の底から我が主のお側にいられるだけで幸せなのです。
たしかに未練が無いと言えば嘘になりますが……これは嘘ではなく我慢です。
真実の魔女として嘘のつけない私はそう自分の心に折り合いを付けていくと、今後も我が主に永遠の忠誠を誓うことを心に決めていきました。
この古戸ヱリカにとって、それこそが最大の褒美といえるでしょう……。
「…………ヱリカ。 顔を上げなさい」
「……はい」
私の中で永遠となった主にそう命じられると、私は伏せていた顔をスッと上げていきました。
背の小さな我が主は、ちょうどひざまずいた私と顔が同じ位置に来ます。
すると目の前からグググっとそれが迫ってきて……。
「…………んっ!?」
……チュプッ。 それは擬音ではなく、本当にそう耳に聞こえてきました。
突然、私のクチビルに小さな膨らみが押し付けられていたのです。 まるでこの世の物とは思えない柔らかい感触に、クチビルがとろけそうになります。
(え…………?)
初めは何が起こったのかわかりませんでした。 私のその時の瞳は、まさに魔法を目撃したかのように大きく見開かれていたことでしょう。
けれども目の前にある我が主の端正な御顔、そして綺麗な青髪から漂ってくる甘くも淫らな香りに――すぐそれを理解します。
私は口づけをされていたのです。
憧れでもあり愛おしい存在であった我が主に、このクチビルを奪われていたのです……。
「んんっ!? わ、わがあるじぃ、ん、んんっ!」
私はおもわず我が主の身体を突き放そうとしていました。 もちろん、それは拒絶からではありません。
あまりに身に余る行為。 頭の中で処理できない突然の出来事。 そして何よりも私などの下俗なクチビルで、我が主の純真な唇を汚してしまうことが躊躇われたからです。
けれども次の瞬間、抵抗しようとしたその腕がガシっと掴まれます。
「ダメ。 動かないで……動くな」
「ふ、ふぅぅぅ……」
絡み合ったクチビルごしにされる命令。 ……私はすぐに動けなくなりました。
いえ、それは命令だからだけではありません。 私自身が望んでいたことだからこそ、身体がそれを受け入れ始めた証でした。
私はまだ自分の身体がかすかに震えているのを感じてましたが、そこからは抵抗など止めクチビルを我が主の為すがままにさせていきました。
「ん、んん……ぁぁ我が主……」
「……そう、そうしてジっとしてるの。 そうすれば天国に連れて行ってあげるわ……クスクス」
私の抵抗が止むのを確認すると、我が主はそこで初めて『始める』つもりのようでした。
両膝を付いたまま腕をダランと垂らしている私。 その背中にシュルリと手を回してくると、けっして逃がさないよう鎖を巻くように両腕で抱きしめてくるのです。
けれどもそんなことをせずとも私は逃げられるわけがありません。 すでに私はクチビルに一つ、絶対に抜けられない真っ赤な楔を突き刺されているのですから……。
「舌……出しなさい。 ほら……」
「ん……ふぁ、ふぁい……」
クチビルを捕らえたままの我が主の命令――それに私は呆けた頭で返事をするのが精一杯でした。
ただでさえこの押し付けられた柔らかい膨らみだけで頭がおかしくなりそうだというのに、このうえ舌など差し出してしまったら一体どうなってしまうのでしょうか……。
私は危険な誘惑に身を委ねてしまいたい衝動にあっさりと負けていくと、言われたとおり自らの舌を前に差し出していきます。
「こ、こうれふ、か……」
「……そう。 もっと、もっと出して。 ほら、もう少し頑張りなさい……?」
「あ、あい……」
実際にしてみるとわかります。 思いのほかキスをされた状態で舌を伸ばすという行為は難しかったのです。
けれども我が主に導かれるようにそれをヌラリと伸ばしていくと、突然チュポリと舌先が咥え込まれました。
「ひゃぁっ!? そ、そんな……わがあるじぃ……」
つい悲鳴をあげてしまいました。 だってそれは、文字通り飲み込まれたのですから。
我が主は私の舌をクチビルで咥え込むと、まるで吸うかのようにちゅうちゅう音をたてながらそれを食べ始めたのです。
チュポチュポ……チュウゥゥゥッッッ。
「ひあっ!?……ら、らめ、こんなの、らめれす……ぁぁぁ」
「……ふふ。 この私が、普通のキスで満足すると思う……?」
……いかにも退屈を愛さない我が主らしい御言葉だなと思いました。
その間も私の舌は本当に食べられてしまうんではないというほどに激しく吸われ、弄ばれていきます。
お互いの口の中からは分泌された唾液がピチャピチャと音を立て始め、このキスのいやらしさを更に助長していきました。
そしてこの時にはもう、私の頭の中は自分が魔女になったという事実すらどうでもよくなり、ただこの淫らなご褒美をもらうだけの快楽主義者に成り果てていたのです……。
ピチャピチャ……クチュクチャ……。
「ふあ……あぁ……あぁぁぁ」
「…………きもちいい? とっても素敵な顔をしてるわよ、ヱリカ。 とっても淫らでいやらしくてスケベな顔、クスクス」
「も、もうひわけありま、ふぇん……んうぅぅぅぅ」
自分ではわかりませんが、我が主の言うとおり。 今の私はきっと女としてはひどくふしだらな顔になっていることでしょう。
ただキスをされているだけ。 ただ我が主にディープキスをされているというだけで、私はこの程度に顔をとろけさせることが可能なのです。 ああ、如何でしょうか皆様方……。
我が主も大変ご満悦のようです。 私のような女性の主に欲情する牝に望みどおり褒美をやる優越感に、瞳からサディスティックな光が宿っているように思えました。
ああ、これではどちらが褒美をもらえているのやら……。
…………チュパッ。
「え…………?」
永遠に続いて欲しいとさえ感じていた舌先愛撫が、突然、止みます。 すると私のクチビルがチュパッと開放されていきました。
あまりにお互いの唾液を交換しすぎたせいか、離れる際、私と我が主のクチビル間に透明な液体がツツツッと架け橋のようにかかったのがまた名残惜しさを感じさせます。
「ああ……そんな、我が主……ど、どうして……?」
心情だけでなく、私はおもわず我が主を非難するような瞳で訴えかけてしまいます。
このままでは蛇の生殺しです。 たしかに激しい舌絡愛撫を頂きましたが、それだけでいままでガマンしていた私の身体が満足するはずもなかったのです。
それどころか身体中の至る所はすでに火照りきり、胸元は淫らな自己主張を始めています。
そしてドレススカートの中はすでに熱さを伴っていて、我が主の指先を求めてさえいるのです……。
「わ、わがあるじ……ああ、は、はやくくださいぃぃ……」
「……そんな物欲しそうな顔しないの。 ここじゃ最後までできないでしょう? 私の寝室に行きましょう。 そこでたっぷりシテあげるわ……」
「ああ……はいぃぃ」
このまま放置されてしまうのではないかという不安が頭を過ぎった時、我が主は最高の御言葉をくださいました。 最後、という単語が私の身体を一層ゾクゾクさせていきます。
私は差し出された手を取っていくと、そのまま為すがままに我が主の後を付いて行きました。
……どこをどう歩いたかなど憶えてないです。 今の私はもう、我が主にいやらしく愛してもらうことしか頭になかったのですから……。
「……ほら、ここよ。 入りなさい」
そうして私は我が主の寝室へと案内されていきました。
それは無数にあるカケラの狭間にある世界。 ラムダデルタ卿との密会に使われている部屋のようで、中に入るだけで何か香水のような妖しい香りが漂っているのがわかりました。
部屋の照明は基本薄暗く、ランプの灯りだけで彩られた部屋はまるで『そういった目的』のために用意された部屋のように思われました。
「ここが我が主の御部屋なんですね……ひゃっ!?」
初めてお目通りを許されたお部屋に感動していると、私はいきなりベッドに押し倒されました。
極上の羽毛が使われているそれは私の身体を深く沈みこませていきます。 軽く悲鳴をあげながら目を開けていくと、そこには私の身体にのしかかる我が主のお顔がありました。
「あ……い、いやです。 シャワーを浴びさせてください……」
「ダメよ。 石鹸くさい身体を抱いてもつまらないでしょう? ヱリカのにおいも私がもらうの……」
……やはり我が主はイジワルです。
そう思った矢先、私の首筋に舌が這わせられます。
「ああ……あんッ!」
それだけでビクンビクンと身体が反応してしまいます。 自分がここまで感じやすい身体をしていたなんて、自分でも驚くほどでした。
そのままツーッと舌が首筋を撫でていくと、下半身にいきなり指が這わせられました。
「……もう濡れてるのね。 とんだメスブタだわ、クスクスクス」
ドレススカートの中に我が主の指が入り込んでいました。 それが下着の上から秘裂に這わせられていたのです。
それどころか指先がその上を這い回るたび、クチュクチュ…と音が鳴り響いてさえいました。
「……なぁに、このいやらしい音は。 ヱリカ、あなたは魔女になったばかりだというのにこんなに身体を発情させていたの?」
「も、もうしわけありません、我が主……でも」
「でもではないわ。 これは真実の魔女ではなく、淫乱の魔女にでも改名したほうがいいかしら? クスクスクス」
……我が主がお望みなら、それも悪くないとさえ思えました。
そしてそう小悪魔な笑みを浮かべると、我が主は更に私の秘裂を愛撫していくのです。
指先一つでここまで心と身体を弄ばれるなんて、私はもう我が主無しでは生きていけなくなってしまっているようです……。
「はぁ、はぁ……あ、あ、あ!」
「いい声で鳴くのね。 そんなにきもちいいの? 私の指が……」
「は、はいきもちいいです。 下着の上から弄られるだけで、エ、ヱリカはもう……」
「そう。 じゃあ直接触ってあげる。 どうせこんなビチャビチャにしてるんじゃ下着の意味がないしね……」
我が主はとても女性とは思えない目つきで発情した私を見ていきます。
それはまるで私をヒトでは魔女でもなく、性の玩具か何かにでもしているようなものに感じられました。
スカートの中で我が主の手が器用に動いていくと、私の役に立たなくなった下着がシュルリと脱がされていきます。
そしてそのいやらしく濡れそぼった入り口にいきなり指が……中指がズブリ!と突き入れられてきたのです。
「ひぃあッ!? そ、そんないきな、り……!」
「……優しくされると思った? もうこんな濡らしてる時点であんたはヒトではないの。 私に遊ばれる家具になってるのよ、クスクス……」
我が主の突き立てられた指がそのままジュポリジュポリとピストンされていきます。 まるで男性器を入れられているような快感が私の身体を駆け巡ります。
私は我が主の言葉にショックは受けませんでした。 なぜなら私は、その御言葉こそ私がずっとずっと望んでいたことだった気がしたからです。
恋人なんておこがましい。 メス家具でもいいのです。 主に飼っていただくことこそが、この古戸ヱリカの真の望みだと思えたのです。
ジュプジュプジュプ……。
「あん、あ、あ、あ! あ、そ、そんなに動かしたら、もうダメ、ダメで、す……」
「……イキそう? あんたのここ、指一本でキツキツなのね。 これから毎日毎晩犯してすぐガバガバにしてあげるわ、クスクス……」
「は、はい、してください我が主ぃ……ん、んんぅぅぅ!!!」
してもらいたい。 この身体も心も子宮も膣も、全てを我が主のモノにしてもらいたい……。
私はおもわず甘えたい衝動に駆られキスをねだると、望みどおり我が主のクチビルが重ねられました。
今度は私から舌先を伸ばすと、それがまたちゅうちゅうと吸われていき……。
「んん、ん……す、好きです我が主。 愛しています……」
「……あんたの口から愛だなんて言葉が出てくるなんてね。 ただの肉欲でしょう、こんなの」
「はい、はい、ただの肉です……。 ヱリカはただの肉奴隷ですそれでもいいんですぅぅぅ……」
……ついに自分から奴隷宣言をしてしまいました。 愛でなくてもいいんです。 むしろそのほうが私は安心できるのです。
我が主の指先は膣内で更に蠢いていき、中でクイッと指が内側へと曲げられました。
一番敏感な部分を撫でられた瞬間、私はビクンビクンと身体を震わせて絶頂に達してしまいました……。
「……んぐッ!? ん、んんんんんん……!!!」
私は悲鳴をあげて絶頂に達した……達するつもりでした。 けれどもその瞬間、我が主の手が口を塞ぎそれを制されたのです。
結果身体だけが海老のように仰け反っていき、私はただうめき声をあげながら達する人形にされていきました。
「ふぐッ! ん、ん、ん! んぐぅぅぅぅッ!!!」
「ああ……いいわヱリカ、その表情。 叫びたい? 鳴きたいでしょう? 苦しがるその顔、たまらないわ……」
……苦しかったです。 そしてもどかしかったです。 息もできないほど強くかぶされた手のひらに私は窒息しそうになりました。
けれどもそれが我が主の望みならと、私は苦悶と快楽の織り交ぜられた表情を見せ付けながら達していくのでした……。
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「んんん……く、苦しい。 わがあるじ、そ、それはちょっとアブノーマルすぎますぅぅぅ……」
「…………あんた、聞いてるの?」
――我が主の声で目が覚めていく。
気づくとそこは魔女の密会ルーム。 あいかわらず薄暗くてシケタ部屋でした。
徐々に意識が覚醒していきます……どうやら私は寝てしまっていたようですね。 ああ、できればもう二度と目覚めたくなかったです……。
するとふと鼻のあたりに生暖かい違和感を感じました。 ……大量の鼻血が私の口元を汚していたのです。
「ひゃ、ひゃいっ! 聞いております、我が主!」
私は慌てて鼻血をドレスの裾でゴシゴシと拭うと、誤魔化すためにうんうんうんと何度も頷き返します。
目の前には我が主が存在していて、私を見下すように立っていたからです。
ああ、あいかわらずなんて端正で美しいお顔立ちでしょう。 やっぱり現実のほうが全然イイですね、ジュルリ……。
「お、お話を中断してしまい申し訳ありません、我が主! お、お気にせず続きをどうぞ!」
「…………あんたまさか、寝てたの。 私の話、ちゃんと聞いてた?」
「も、もちろん聞いておりましたとも。 ヱリカは寝てません! ノースリープ、ヱリカ」
「そう、じゃあ言ってみなさい。 今私がなんて言ってたのか復唱してみなさいよ。 はい、どうぞ」
「ほう…………」
…………まずいです。 今さら寝てました、なんて言えるわけねー雰囲気です。
我が主が何を言っていたかなど、私はまったく記憶にございません。 これはちょっと推理が必要ですね。
まずは捜査の基本から。 私はまず自分の置かれている状況を確認していくことにしました。
さきほど言ったとおり、辺りはいつもの薄暗い魔女の御部屋。 いわゆるゲーム後の『反省部屋』でした。
イスが多数円形上に並べられたこの部屋は魔女達のお茶会にも使われることもあるそうです。
こんな暗~い部屋で毎日お茶なんて飲んでるから、我が主もあんなレイプ目になってしまったというわけですね。 かわいそう……。
部屋には私と我が主の二人だけです。 ……と思ったら、部屋の隅の方に並べられているイスにぼんやりと二つの人影が見えました。
まだ寝起き(照)なので目が慣れてません。 その二人の顔までは暗くてよく見えませんでしたが、とりあえず推理とは関係なさそうなので今は無視するとします。
目の前にはご存知、我が主が腕を組んで仁王立ちしています。 仁王立ちって。
確認せずとももう彼女はお怒りプンプンのようで、顔の眉間にはシワがよりこめかみには血管が浮き出ていました。 ……夢の中とはおおちがいのその表情に、ヱリカはドン引きです……。
なるほど、謎は全て解けました。 私、古戸ヱリカはお説教を受けていたのですね。
我が主のお説教は非常に長ったらしいです。 それで思わず眠ってしまったというところでしょうか。
ならばこそその内容はいつも言われていることが大半であり、言われることも大体想像が付きます。 私の推理に狂いはありません。
「…………どうしたの? あんたやっぱり聞いてなかったんでしょう、この無能探偵」
我が主がそれ見たことかという憎たらしい顔でつぶやいてきました。 人聞きの悪い、ちゃんと今思い出しましたよこのスカポンタン。
ああそうですか、そこまで言われたら私だって引けません。 言い返してやろうじゃないですか。
私はまだ少し寝ぼけまなこな頭を急激に冷やしていくと、我が主が語りそうなクール(偉そう)な雰囲気で言われていたことを想像していきます……。
「コホン……。 ヱリカ、ああ私の愛しいヱリカ、あなたは本当に無能ねダメダメな子ね。 こんなイケナイ子にはいやらしいお仕置きが必要だわ、今すぐお尻を突き出しなさい。 おもいっきり叩いてあげる、みぃみぃにぱー!」
ガツンッッッ!!!
「痛ったいっ!!!」
そこまでを語ると、私のひたいに何か硬いものがブチ当てられました。 ……靴底?
――我が主の黒いヒールが顔に乗せられていたのです。
「一言も一単語も一文字ですら合ってねーよこのゲロカスッ! だいたい誰が真似しろっつったのよこのダボッ馬鹿にしてんのかッ!!!」
「うぐ……ち、ちがいましたでしょうか? もうちわけありません……」
怒り心頭の我が主、どうやら私の推理は間違っていたようです。 にぱーの発音が微妙に狂っていたか……?
まあとにかく、顔に乗せられた靴底が非常に痛いです。 基本踏まれるのは好きですが、私はどちらかというと素足で踏まれる方が好きです。
…………おっと?
「おお……これは……」
「…………? な、なによ」
まるで靴置きのように足を乗せられているこの屈辱。 けれども私はその苦境の中に思わぬ幸運を見つけてしまいます。
グッド。 損して得とれとはよく言ったものですね。 なんとそこには黄金卿が広がっていたのです。
ただでさえ短い我が主のスカート。 フリフリが付いた可愛らしいそれが、私の目の前で礼拝堂の扉を開くが如くでした。
過去に何度も何度もめくりたいという衝動に駆られた私に、どうやら黄金の神様はついにご褒美を授けてくれたようです。
「…………ピンクの紐パンツ」
「~~~~~~~~ッ!!!」
思わずそうつぶやいてしまうと、我が主は慌てて足を降ろしスカートを抑え付けます。 ……短い黄金郷でした。
けれどもまさか我が主がピンクとは、さすがDVDのジャケを華麗に飾るだけあります。
ですが私はもうあんな安っぽいアイドルみたいな仕事は二度と受けて欲しくありません。
「あ、あんた……このド変態ッ!!!」
真っ赤な顔をしてこちらをキっと睨み付けてくる我が主。 ああ、なんてウブで可愛らしいんでしょう。
スカートの中を覗き見られただけでこの反応では、間違いなくバージンにちがいないですね。
まさか百年も生きているあなたが処女だなんて、なんという奇跡でしょう。 ああそうか、だからこそあなた様は奇跡の魔女なのですね……。
「我が主、膜、処女膜、ドーナツ状のそれを是非食べさせてください……」
「…………前々から思ってたけど、あんたやっぱり私のこと、そういう目で見てたのね。 きもちわるッ!!!」
「ち、ちがいます、それは誤解です! 今のはついつい魔が差して……ベルンお姉様」
ガツンッッッッ!!!
「はぎゃあっ! も、もうちわけ……」
我が主の靴がふたたび顔に突き刺さります。 ……今度は目を塞がれたので見えません。
サービス悪りぃ店ですね。 嬢の教育がなってねーです。
「……ほんと、いい度胸ねあんた。 叱られてるっていうのにその態度、たいしたものだわ。 探偵としても家具としてもまるで役に立たない無能のくせに、色欲にだけはかまけてるってわけ? このメスブタがッ!!!」
「ぶひ」
「ぶひじゃねえッ! あ~~~も~~~こいつむかつくむかつくむかつくッ!!!」
ゲシゲシゲシ! 私の顔が何度も何度も踏まれていきます。
あんたがメスブタって言うから気を利かせて鳴いてあげたんでしょうがこのペッタンカステルがぁぁ。
閑話休題。 とにかく我が主は大変ご立腹のようです。 ブタとか家具とかの罵倒は別にいいのですが、無能は探偵としてちょっと聞き捨てならないですね。
たしかに私は戦人達とのゲームでけっして褒められた戦績は残してないですが、戦いの矢面の立たされている私にもう少し優しくしてくれてもよさそうなものなのに……。
ふと辺りを見てみると、なんと遠くに並べられたイスにはその戦人とベアトリーチェが座っているではないですか。
……なるほど、さっきの人影は彼らだったようですね。
なんだかうわぁ…って感じの生暖かい目でこちらを見ているように思えますが、今は気にしないでおくことにします。
「……で? あんた、次のゲームへの作戦とかはあるのよね。 あるんでしょうねぇ、もちろん……?」
「さく、せん……?」
……あ、そうだ思い出した。 私はさっきのゲームでまたあの二人に負けてしまったんでした。
それでそのお叱りを受けている最中、不覚にもグーグー寝てしまったわけですね。 なるほどようやく推理できました。
「ねえ……あんたこれで何回目?何回目だっけ?ほら何回目よッ!? あそこにいる戦人とベアトに負けるのこれで何回目か言ってみなさいよ言いなさい言えこらぁッ!!!」
我が主の足がグイッと伸ばされていきます。 私の顔が床に向かって蹴り飛ばされました。
そのままドタリと身体が投げ出されると、お餅よりも柔らかいプリチーMyほっぺが我が主にガシッと鷲づかみにされていきます。
「ほら言えッ! 言ってみろこの無能ッッッ!!!」
「ふ、ふみゅみゅみゅみゅ、ふぁ、ふぁい言わせて頂きます! これで戦人に負けたのが、よ、43回目、そして過去ベアトリーチェへの敗北が67回……合わせて100回、なんと記念すべき3桁の大台でございます」
「なんと 記念すべき とか言ってんじゃねーよこのゲロカスッ! しかも計算まちがえてんじゃねーか計110回だボケ水減らしすんなッ! もうやめちまえ、こんな計算すらロクにできないなら探偵なんて辞めちまえッ!!!」
「……ッ!? そ、そんな……我が主ィィ……」
探偵なんてやめちまえ――我が主のその無慈悲な罵倒が、私のお豆腐よりも傷つきやすい心に突き刺さります。
さきほどから何度も何度も罵られてきましたが、さすがの私もこれにはショックを受けざるをえません……。
私にとって探偵という役職は誇りであり、そして唯一の生きがいでもありました。
小さい頃から山ほどの推理小説を読み漁り、自らも探偵になり推理することによって自分の存在価値をこうして確立してきたのです。
それが今、こうして否定される。 全否定されてしまったのです。 私という存在そのものがあろうことか、創造主である我が主御自身によって……。
けれども私は負けない。
古戸ヱリカは挫けない。 この程度のことで立ち止まってはいられないのです。
なぜなら私には、私を応援してくれているたくさんのニンゲン――信者達がいるのですから。
……信者という言い方はいささか失礼ですね。 良き友人達と呼びましょうか。
少し前、とある映像投稿サイトで見たのです。 そこには私、古戸ヱリカを励ます言葉がたくさん書かれていました。
動画の中では彼らはみな一様に探偵である私を褒め称えており、その言葉に激しく勇気付けられたのを今でも憶えています。
可愛い、嫁にしたい、変態、顔芸――などなどそこには溢れんばかりの賞賛の嵐……。
私は友人と呼べる人はユングフラウの三人しかいないものと思っていましたが、実際には全国にたくさんのニンゲン達が心の友としてずっとそこに存在してくれていたのです。
そしてこれからつぶやくのは、そんな彼らの中のとある一人が作り出してくれた歌――。 探偵、古戸ヱリカを称える実在する挽歌なのです。
戦人達や我が主との戦いで心が傷つけられたとき、私にほんの小さな勇気と力強さをくれた――魔法の歌。
聞いてください。 『名探偵は知っている』。
「わったっしーはめいたんてー。 ぽぽっぴっぽー、ぱらーらりらー」
ドッゴォッ!!!
「おぐおぉぉ……腹ぁぁ……」
我が主の鋭い靴先が今度は下腹部へ突き刺さりました。 ……子供産めなくなっちゃう。
私の子宮を男に取られたくないのはわかりますが、こういう愛情表現はちょっとご勘弁願いたいものです。
さすがにマゾの私でもこの痛みは No Thank you。 突き刺さった我が主の足先をどけようとその細い足首を掴んでいきます。
「わ、我が主。 さすがの私でも、こ、こういった愛はちょっと受け止めきれません。 せめてお靴を脱ぎ脱ぎしてからにしてくださいな……」
「………ねぇ、あんたひょっとして馬鹿にしてる? 主である私を馬鹿にしてわざとそういう態度とるんでしょう。 それでこの腹の中ではクスクス笑ってるんでしょうねえどうなの答えろッ!!!」
「ぐ……め、滅相もございません。 私は我が主を尊敬しております敬愛しております! それどころか愛してさえいます! それがどうして馬鹿になどできましょうか? 我が主チュッチュッ!」
「ちゅっちゅじゃねえええだらあああぁぁぁぁぁぁッ!!!」
グリュウゥゥゥゥゥッ!!!
「うげぇぇぇぇ、ね、ねじり込んだ、だとぉぉぉ…」
足をどかせるどころか、我が主のつま先が私のお腹の中で180度曲げられていきます……みぞおちがきっちぃ。
グリグリグリ! 内臓に食い込んでくるそれはまさに第六の晩に腹を抉りて殺せ。 これ、ちょっとマズイですね。
「わ、我が主……ちょ、本気で痛いんですけど! や、やめてぇっ!!!」
「……いい声だすわね、それが聞きたかったの。 ほらもっと泣け。 痛いでしょう鳴け。 ブタみたいに泣いて詫びてみせろ! 鳴いて少しは私の退屈と苛立ちを紛らわしてみろッッッ!!!」
……こいつはマジでヤバイです。
さすがにちょっとふざけすぎました。 我が主の目が本気モードになってやがります……。
私はお腹の痛みとさきほどから感じているストレスとの折り合いを付けられなくなると――ブチ切れました。
「もーーーーーー!!!」
「…………きゃッ!!!」
我慢できなくなった私は勢いよくその場を立ち上がります。 やってられるかこんなもん!
驚いた我が主は後ろにポテンと尻餅を付きます。 あらかわいい。
「い、痛ったい。 あ、あんた、いきなり何すん」
「うるさいです! だいたいなんなんですか、私はいつもゲーム盤で必死になって頑張ってるっていうのにこの仕打ちはひどいんじゃないですか? &br()それなのに我が主はただ後ろで眺めながら、うふふ梅干紅茶おいちーって言ってるだけじゃないですかこのぐうたらニート魔女!」
パチンッッッ!!!
「…………痛ッ!? な、な、な……」
逆切れした私はその場の勢いもあり、尻餅を付いている我が主の頬をペチンと叩きます。 正気に戻って!
叩かれたわが主は一瞬目を丸くしました。 けれどもすぐに私のような下女に殴られた事実を受け止め始めたのか、ピクピクと可愛いお眉を痙攣させていきます。 うわ、デンジャラス~。
「あんた……私に逆らうの? いい度胸じゃない……サイアクのカケラに落されたいのね?」
「え……ええどうぞどうぞ、サイアクカケラ結構ですよ。 &br()だいたいなんなんですか、そのドレス。 いい年してゴスロリドレスみたいなもの着こんで、おまけに猫のしっぽまで付けちゃって恥ずかしくないんですか? 出オチですよ、はっきり言って」
「~~~~~~~!?」
顔を真っ赤にしていく我が主。 ウィークポイント発見! 気にしてたんですね、可愛いグッド!
「というかようするに、あれですよね。 私が戦人とベアトリーチェに勝てば文句ないわけですよね! 名探偵古戸ヱリカにはそんなのよゆーですよゆー」
「……じゃ、じゃあ行って来なさい。 今すぐあそこにいる戦人とベアトに次のゲームの約束を取り付けてきなさい! そして次こそ勝ちなさい勝たないと次こそ殺すわよッ!!!」
「ええ、行ってきますよ? 言われなくてもそのつもりでしたしね、ああもう憎たらしい顔このこの!」
私は我が主のおでこをペチペチと叩くと、内心ヒヤヒヤしながら戦人達の元に歩き出しました。
ふひーあぶないです。 どうにか誤魔化して切り抜けましたけど、我が主にここまで逆らったのなんて初めてなので肝を冷やしました。
サイアクのカケラに落されるのはもうコリゴリですからね! 水死体って臭いし……。
「ふんふんふ~ん、ふ~ん♪」
「駆け足ッ! モタモタすんなッッッ!!!」
「あーはいはい!」
我が主に急かされると私はすぐさま全力疾走します。 なんか小姑みたいですね、やだやだ。
「戦人すぁ~ん、ベアトリッチェ! ちょっとお願いですほらいつもの~」
そしてそのまま二人の前にまで辿り着くと、ズザーっと滑り込むように土下座をしていきました。
もはや完璧な、それでいて無駄の無い111回目のスライディング土下座。 それは私が我が主からのお叱り、そしてこの二人に対しての敗北によって得た経験の賜物なのです。
そして厳かに優雅に華麗に――私は戦人とベアトリーチェにお願いをしていきました。
「初めましてこんにちは。 探偵、古戸ヱリカと申します。 本日はお二人に再戦のお願いをしに参りました」
おでこを地面にゴリゴリと押し付けながら、私は縋り付くように言葉を搾り出していきます。
どうだ、ここまで丁寧にお願いをされては断れまい。
案の定エサにかかったのか、イスに座っているベアトリーチェは手元のパイプをクルクルと回しながらそれに了承していきます。 やだ……ちょっとかっこいい。
「う……うむ、かまわぬぞ古戸ヱリカ。 妾達は何度でもそなたの挑戦を受けようぞ。 な、なあ戦人?」
「あ……ああいいぜヱリカ、勝負してやる。 あーなんなら次は探偵権限を行使させてやってもいいぜ? な、なんせ俺とベアトは最強のコンビだからな。 ハンデだハンデ、ははは」
「ありがとうございます。 お二人の海よりも広い御心、真に感謝致します……」
私はあくまで紳士淑女風にお礼を述べていきます。 けれども内心ではヒッヒッヒとほくそ笑んでいました。
グッド。 それ見たことかそれ見たことかッ。 なんて馬鹿な奴らッ!!!
思ったとおり、このスイーツ(笑)な二人は私との再戦を飲むどころか探偵権限というご褒美までオマケしてくる始末。 なんて平和ボケした奴らでしょう。
勝てる。 探偵権限があれば、次こそはこいつらに勝てるッッッ!!!
そして約束を取り付けたのならもう猫を被る必要もないですね。
私はドヤ顔でその場を立ち上がると、二人を嘲笑のまなざしで見つめてやります。 かわいそうな子達……。
「ふふ……あいかわらず甘いですね、あなた方も。 探偵権限、もらいますよ?ほんとに。 もらっちゃうぞ?」
「あ、ああ、いいぜ。 というか全ゲームの半分くらいはいつもあげてやっ」
「戦人……ッ!」
戦人が何かを言いかけたその時、隣のベアトリーチェが彼の胸を小突きました。 コツン、と。
ほう……なるほど、何か秘策があるというわけですね。
馬鹿な奴らです。 類まれなる洞察力を持つ私の前でそんなわかりやすい反応を見せるなんて、これは次こそ大勝利ブイ! 我が主をやっと喜ばせられますね、キャッ。
「ふふ、オーケーオーケー。 あなた達がどんな作戦を思いついているのか知りませんけど、この古戸ヱリカは更にその上をいってみせますので。 ……お二人とも、お覚悟を(にっこり)」
「ぬう……これは手ごわいぞ戦人。 この女の気迫、いままでとはちがう。 今度こそ妾達は負けてしまうやもしれぬ……な、なあ?」
「いや、負けねーだろ。 だってこいつこの前事件起こる前に自分を差して私が犯人です! とか言いだしたんだぜ。 意味わかんごふッ!!!」
突然、目の前の戦人さんが血を吐いて崩れ落ちる。 ……なぜ?
……ああそうかこれはまずい。 これはきっと私のせいですね、静まれ静まれ……。
「ぬぅぅ、どうした戦人ーしっかりしろー。 おのれ古戸ヱリカ、戦人に何をしたー」
「……ああ、すみません。 何もしたつもりはないんですけど、私の108つある探偵能力の一つ、周りの登場人物が次々と怪死していく。 相手は死ぬ。 が発動しちゃったみたいです。 ごめんなさい、ベアトリーチェ(にっこり)」
「な、なんという恐ろしい能力……これは一時撤退するしかない。 勝負は預けるぞ古戸エリカ、逃げるぞ戦人ーびゅーん」
私の余りの力に恐れおののいたのか、ベアトリーチェは戦人さんを抱きかかえるとそのまま霧のように姿を消してしまいます。 ……逃がしたか。
まあいいでしょう。 ここでトドメを刺してしまっても良かったのですが、それはやはりゲーム内で済ませるのが流儀というものです。
どのみち私に探偵権限を差し出してしまったのが彼らの運の尽き。 もう彼らにひゃくじゅう……ひゃくご、にじゅう…………。
103?回目のゲームが訪れることはないのだから……。
「…………話、終わった?」
私がふっふっふと不敵な笑みを浮かべていると、背後から我が主が声をかけてきました。
どうやら私のことが心配になって来てくれたようです。 この方もクーデレですからね、ふふふ。
「はい、我が主! 見事再戦の約束と探偵権限を獲得致しました。 これで次こそ大勝利をお約束いたします!」
「…………そ。 じゃあ帰りましょう。 私疲れちゃったわ……帰ったらシャワー浴びて早く寝たい」
「はい、我が主! お背中お流ししますね?」
「いい」
あいかわらず素直じゃない我が主。 でもそこが可愛いですね、グッド!
私はどさまぎで主の腕に自分の腕を絡ませていくと、ルンルンスキップで二人仲良く魔女の寝室の帰路へとついていくのでした……。
「ところで我が主、勝利後のご褒美の件なんですがさっきのパンツくーださい」
「死ねッッッ!!!」
終わり
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&counter()
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#comment_num2
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2023-06-10T06:19:24+09:00
1686345564
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わたしの、わたしだけの/コメントログ
https://w.atwiki.jp/07th-umineko/pages/183.html
- かわいそうは可愛い -- (名無しさん) &size(80%){2023-02-09 14:03:39}
2023-02-09T14:03:39+09:00
1675919019
-
おかしい子/コメントログ
https://w.atwiki.jp/07th-umineko/pages/177.html
- ちょ、続きいいいい! -- (名無しさん) &size(80%){2012-02-10 02:06:14}
- 続きはどこだよーーーー! -- (名無し) &size(80%){2012-08-29 13:36:07}
- え、まってめっちゃかわいい!続き見たい! -- (名無しさん) &size(80%){2017-07-20 16:52:28}
- ここからほのぼの百合になってほし、、かわいすぎる -- (名無しさん) &size(80%){2023-02-09 13:46:22}
2023-02-09T13:46:22+09:00
1675917982
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花に酔って
https://w.atwiki.jp/07th-umineko/pages/37.html
状況を確認する。現在、夜の11時くらいか。ここはゲストハウスの一室。
ちょいと時間を遡る。少し前、紗音ちゃんと譲治の兄貴が出て行った。
多分、まあ所謂逢引って奴。うらやましい……が、まずは捨て置く。
んで、その後。楼座叔母さんが真里亞を迎えに来た。
親族会議の方は一旦お開きになったらしい。だが、真里亞の方は遊び足りなかったようで。
ごねて、喚いて、泣いた泣いた。結果、楼座叔母さんが手を上げてしまった。
俺と朱志香が慌てて抑えたが、真里亞はそんな俺たちに構うことなく『うーうー』を止めてくれない。
仕方がないので、朱志香には真里亞を別の部屋に連れて行かせた。
なので、ここにいるのは俺・右代宮戦人と楼座叔母さんの二人だけ。
どうにも興奮していた彼女に、俺は酒を勧めた。……嘉音君が持ってきてくれたものだ。
朱志香に頼まれたと言っていた。彼には朱志香の方に行かせたので、やっぱり今は二人っきり。
とにかく泥酔させて寝かせちまおう、と量も考えず楼座叔母さんに酒を勧めて。
叔母さんも愚痴りながらかなりのハイペースで酒をあおっていた。
そんでしばらく何事もなく時間は進んだ。
「やだ、もう……」
ぐす、と鼻を啜り上げる。どうやら彼女は泣き上戸だったらしい。
「お、叔母さん、飲み過ぎだって」
まあ飲ませたのはこっちなのだが。
「そうよね。私なんておばさんよね……ヒスババアよね……ううっ」
「や、そーじゃねぇって!楼座叔母さんしっかりしろって!」
叔母だからそう呼ぶだけで、楼座叔母さんはまだまだ若いし、子持ちには見えない。
「またおばさんって言ったぁ……どうせおばさんだもん。おばさんのくせに色気もないもん……」
「だからちがうっつーに。お、えっと……ろ、楼座さんは美人だし、優しいぜ?」
名前を呼ぶのがどうにも気恥ずかしい。だが、楼座さんはまだ納得してくれなかったようだ。
「でも、胸ないもの……。戦人君だって言ってたじゃない、おっぱいだいすきーって」
確かに好きだ。つうか男は皆大好きだよチキショー。
けどちっさいのもでかいのも好きなんだよ!俺はどんなおっぱいでも愛せるぜ?なんつって……。
「あー、うー、あ、じ、実は俺巨乳より美乳派なんだ!だから楼座さんはばっちり射程範囲内、っつか」
――何言ってんだ俺はぁぁあッ!?
思ったことをぼろぼろ口に出してしまう癖があるのは知っていた。
けど、でもさ、いくらなんでもそこは抑えとけよ俺ぇッ!!
「何で見たことないのに分かるのよぉ……」
酔っ払い独特の思考回路の賜物か、楼座さんは俺の変態発言を気にした風もなく、そんなことを言った。
「え、ええと、目測、とか?」
「じゃあ、ちゃんと、見て?」
……はい?
「ちょ、ま」
「ほら。見てよ。しっかり見て……戦人君」
そう言われて、仕方なくまじまじと見つめてみる。
やはり、ボリューム感では朱志香や紗音ちゃんには一歩劣る。
が、お椀型のそれは手にぴったり収まりそうだなー、とかそれをぎゅっと握ったら楽しそうだなー、とか妄想のネタとしてはかなりのもんだと思う。さすがにコメントできないが。
ではどう誉めたら納得してもらえるか。
コメントに悩む俺に、楼座さんは更なる追撃をかまそうとしていた。
「ろ、楼座さんッ?何脱いでるんすか!」
衣擦れの音に視線を戻せば、楼座さんは着込んでいたコートを脱ぎ捨て、ブラウスに手を掛けていた。
「服の上からじゃよく分からないでしょ?」
「いやそんなちょい待ってくださいよ!」
「……や、やっぱり私魅力ないんだぁ……」
じわっと瞳を潤ませる楼座さん。全力で否定。大否定。そうするとご機嫌を直してくれたのか、彼女はこんな要求をしてきた。
「じゃあ戦人君が脱がして」
何がじゃあ、なのか俺には分かりません。
けどここで何か言えば、泣かれるかもしれない。
それに、だ。見たいか見たくないかで言えば、そりゃ見てぇよ男の子だもん。
「倫理的にいいのかこれ……」
彼女の服を脱がせていく。手が震えているのが分かる。
なにしろ同年代の女の子相手でも経験値が0に等しいのだ。
それが自分より色んなことに経験豊富(多分)なに加えて親戚相手に不埒なことをしようとしてるんだ。
理性がやめろやめろと耳元で叫びまくっている。
だけれども。
酔った彼女の火照った身体に、こっちまで熱くされてしまう錯覚に陥りそうだ。
や、捕まってるよなぁ。もう。
ブラウスを落とし、楼座さんらしい白い下着のホックを外す。
――普段アレだけ乳が胸が、と言っておいて何だが、生でまるっと拝むのは初めてで。
やばい。とにかく感想はそこに尽きた。
多分さっきの数倍?穴が開くほどそこを凝視してしまっていた。
それでも目前の彼女は満足ではないらしい。
「触りたくならないの?」
「っへ、そ、そりゃ触りたいっすけど」
思わず素直に答えてしまう。
「わ、わっ」
「こう?ねぇ、どうしたいの?戦人君、教えて?」
自ら俺の手を取ると、露になった肌に重ね、揉ませていく。
柔らかい感触が、手に吸い付いて離れない。
気がつけば、誘導されていない右手も使って胸を揉んでいた。
「ふぅ……あ、力、強いのね、戦人君っ……あ、っん」
楼座さんの紡ぐ甘い言葉が、俺をどんどん加速させる。
指だけでなく、下半身も熱く滾っていく。
ズボンが苦しい。押さえつけられて、痛む。
楼座さんも気付いたらしい。
「戦人君、我慢しちゃだめよ」
めっ、と真里亞にするかのように叱ってくる。いやでもさぁ。
「気持ち良くしてあげるから……ね?」
母親のような優しい声だったが、やってることは女のそれだった。
ベルトを外して、ズボンを降ろして。下着も剥ぎ取られる。
本当なら抵抗してしかるべき状況だったが、先程の言葉に囚われた俺は何も出来ない。
ただ、されるがまま。
俺をベッドに寝かせると、彼女はその傍らに蹲って。
いきり立つキカン坊を、その小さな口に含んだ。
「ろ、楼座、さんっ!?」
「んむ、ちゅっ……ふふ、可愛い戦人君」
軽く口付けて、既に零れていた先走りを舌で掬い、全体に塗していく。
「ふ、んン……はぁ、ちゅうっ……」
ぴちゃぴちゃと、猫のようにざらついた舌が俺の下半身を弄び、誘う。
ご奉仕されているってだけでもたまんねぇ、ってのに。
相手が楼座さんだってことが、俺を更に興奮させた。
「おっきくなってきたわね。出したくなったら出していいからね……はむっ」
咥え直し、指で扱き、舌で嬲る。出していい、って言われたせいか、我慢が効かなくなっていく。
「っは……う、あ、ぁああ……!」
「んっ……んう、ゲホッ、かはっ……」
大量に溢れたそれは、楼座さんの口内で処理しきれず、飛び出して彼女を襲った。
「あ……ふあ……いっぱい……あつぅい……」
大部分が顔に。つまり、顔射状態。
ぼんやりとしながら、処理してくれる彼女を見ていた。
楼座さんは白く濁ったそれを丁寧に舐め、掬い。また口に含んで。
結局、出したもの殆どを嚥下してしまった。
……嬉しい、と言うべきなんだろうか。どちらかと言えば。
「続き、しましょ……?」
そう。まだ足りない。もっと欲しい。全部、欲しい。
「だって、まだ欲しいでしょう?」
楼座さんの言葉に、思考は追いついていたが、声に出すには至らない。
焦れたのか、彼女はかろうじて腰に引っかかっていたスカートをたくし上げた。
「う、あ……」
「私も足りないの。分かった……?」
俺はただ、頷いて彼女の身体をベッドへ引きずり込んだ。
「はぁっ……戦人君の手、ごつごつしてて、気持ちいい……」
肩に添えた手を、ゆっくり下へ降ろしていく。
胸にキスをして、へそを撫でて、腰のラインに沿って秘密の花園へ。
既にしっとり濡れて、指を這わせるとやたらと馴染んだ。
「もっと触って……全部見てぇ……!あん、あ、そこ、いいのぉ!」
「ここですか……?」
いい、と言われて嬉しくなったので、そこを重点的に攻める。
甘ったるい蜜壷と化したそこに、指と舌で摩り、舐める。
ちょうどさっきしてもらったのと同じ格好になった。
「っく、あ、舌……?ああ、舐められてるぅ、ぅあ、ああんッ」
俺の下で、甘く啼く楼座さん。見上げてみれば、白い身体がくねって踊っている。
開いていた左手を、そちらへ伸ばした。
「ひゃうっ!?痛っ、ふぁ、ああんっ。ん、ぐりぐりしちゃ、やぁ……」
自己主張しているように見えた天辺を指で捻る。
さっき触らせてもらった時よりそこは硬く、立ち上がっていたから。
押し込むように潰して、もう片方の乳房には唇を寄せた。
「あはぁっ!あぅ……ッ、あ、ま、まりあ、みたいぃ……かわい、戦人くぅんっ」
まあ、確かに。この格好は赤ん坊への授乳と同じなんだが。
「真里亞にもこんなこと、させてんすか……?」
「ぅあっ、ち、ちが……ああっ!もうっ……真里亞はこんなにいたずらっ子じゃ、ないんだから……っふぁ」
それに感じまくってるのは誰なんだよ、と思ったけど。
震えながら撫でてくれる手が気持ちいいので言わないでおいた。
胸を攻めながら、ひくつかせて誘う肉を指で掻き分け、揉み解す。
「ひ、あ、あぁ。ぐしゃぐしゃになってるぅ……んん、ふ、あ。ああっ」
言う通り、胸は散々に握り潰されて、溢れた蜜はシーツにまでべっとり。
……もう、いいのかな?
「う、あっ!うぅ、戦人君ッ!ば、とらくん……ッも、だめぇ……」
荒い息を吐く。本当はもっと喜ばせてあげたいが、こっちも限界だったりする。
一回分のアドバンテージはとうに使い切っていた。何しろ若いんでね!
身体を起こして、改めて楼座さんの上に覆い被さる。
「んじゃ……えーと、いきます、よ……?」
「早く……早くして……っ」
そろそろと楼座さんの濡れた穴に愚息を合わせる。
「ん……あ、あったかぁい……戦人君の……」
充分に湿っているせいか、あっさりと受け入れられ、中に収まる。
一声告げ、探検開始。
「はぁ……っ、はっ。……んんっ」
出して、入れて。また出して。今度は別の角度から突き入れて。
楼座さんもそれに合わせて腰を振る。まるで盛りの付いた犬のよう。
動く度に下から喘ぐ声が俺を酔わせていく。
「ひうっ!は……戦人君、のっおちんちん入ってる……いっぱい、私のお腹に、いっぱいぃいッ!」
ただ中へ。奥へ。
「ふ、うぁあっ!あ。突いてぇっ、あんっ、もっとぉ!!」
言われた通りに突く。そうして一度完全に引き抜いて、今度は最奥まで一直線。
「っぐ、あ!それっ!激しいのっ、すきぃ……」
勢い良く押し入ったせいか、こっちも痺れるような快感に溺れそう。
「く、あ!ふぅっ、ひっ!ああん、き、きもちい、いいよぉっ!」
ぐちゃぐちゃと水音が響く。突き上げる度交じり合い、滴り落ちる。
音だけでイッちまいそうになるな、なんて思いながら。
零れたそれを、掬い上げて楼座さんの身体に塗ったくる。
「ぃやぁっ、あついっ!ん、ああ!」
白い肌に満遍なく。汚していくことで、支配欲が満たされる。
這い上がった手は、胸元で止まり、またいじめ始める。やっぱ好きなんだよなぁ。
「うあっ、あ、戦人く、っふ、も、ほんと、おっぱいすき、なんだから……んむっ」
図星なので、口を塞いだ。そういや、きちんとしたキスは初めてだな。
舌を拾い上げて、絡ませると、楼座さんもそれに答えて絡め合う。
「はぁっ、ちゅうっ。っむ、んぐっ、んんんっ」
下の動きは休まずに、上では舌を舐めあい、唾液を混ぜ合わせる。
「ん、っぷは……ん、あは……」
こくんと二人分の唾液を飲み干す楼座さんを見つめる。
まだまだ冒険は終わらない……が、一先ずは。
「ろ、……ざ、さんっ、俺、もう……」
臨界ぎりぎりで引き抜こうとしたら、細い手がそれを留める。
「ううっ……いいの、いい、のっ!おねがい、なかに、ろーざのなかにちょうだい……!」
縋り付き、出された提案は、俺にとっても魅力的で。
言葉よりも行動が先走ってしまった。
「ぅうっ、あ、あああ……っ!!」
「んあっ、あ、来たぁっ!戦人君の、っあ、ああ!ひああああんんっ!」
どくり、と前回を超える量の精液が、余すことなく楼座さんの中に送られるのを感じながら、果てた。
それから後、俺は今度こそ愚息を引き抜くと、楼座さんにキスをした。
「ちょい、休憩しません……?」
「そう、ね……」
楼座さんも触れるだけのキスを返し、互いにベッドへ倒れこむ。
夜はまだ、明けない。
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TIPS『夜が明けて』
「あの、戦人君」
「は、はいぃっ!」
「……ごめんなさい、ね」
「え。……あの、ひょっとして昨日のこと覚えて……」
「…………」
返事はなかったが、耳まで染まった赤が、真実を教えてくれていた。
「その、お酒ね。許容量超えちゃうとああなっちゃうって言うか……あ、でも一人で飲んでる時だけよ?」
汗を飛ばし、顔を赤らめたり手をパタパタ振ってみたり。その仕草は、なんだかどうしようもなく。
「楼座さん」
「な、何?」
「可愛い」
きゅ、と抱きしめて、ベッドにダイブする。
「ちょ、戦人君!離して……もう起きないと」
「あー、無理ッスー。体力消耗しちまったんで今日は寝まーす」
「う、それは……。なら、一人で休んでてもいいから、ね。はーなーしーてぇー」
「いやー俺枕が変わると寝付けないんで」
「私は枕じゃないわよお~!!」
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TIPS『無効試合』
「馬鹿ね。ベアトリーチェ、あんたの儀式は18人より多くても少なくても駄目なんでしょう?」
「な、まさか……」
「ま、私も正直複雑だけどね。けど、チェックを掛けるわ。復唱要求!『10月5日の朝、六軒島には19人の人間が存在する』!これで遊びはお終いよ!」
「く……、だ、だがまだだ!まだこのゲーム盤はゲームが始まっていない!無効試合よ!」
「――そうね。儀式は起こらなかった。だから、このゲーム盤は不良品。交換を要請するわ、悪魔の執事さん」
「かしこまりました。少々お待ちを」
「え、何がどうなってんだ……」
「いいの。ほら、行くわよ!」
「わ、ちょ、ひっぱんなよぉー!」
この世界はもう大丈夫。お兄ちゃんにとっては惨劇より大変かも、だけれどね……?
「バトパパー起きるー!うー!」
「んあ……」
「おにーちゃーん、おきてー?」
「あう……うぅー!」
「皆、無理やり起こしちゃ駄目でしょう、もう」
うみねこのなく頃に、魔女は旅立ち、愚か者どもには失った家族の愛を。
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#comment_num2
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2023-02-05T08:37:03+09:00
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魔女の娘/コメントログ
https://w.atwiki.jp/07th-umineko/pages/108.html
- 一気に読んだ。うまいな。インモラルな感じですごく好み。 -- (名無しさん) &size(80%){2009-10-20 21:21:36}
- カエルちゃんジャーンプ🐸 -- (失敗小僧) &size(80%){2022-10-07 20:59:16}
2022-10-07T20:59:16+09:00
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Happy diary for/コメントログ
https://w.atwiki.jp/07th-umineko/pages/101.html
- なんか和みました!なっぴーかわいいよなっぴー -- (名無しさん) &size(80%){2009-09-26 03:11:45}
- 蔵臼もなっぴーもかわいいです…!GJ! -- (名無しさん) &size(80%){2009-11-04 15:48:28}
- 蔵夏いいですね。なっぴーかわいいよなっぴー -- (名無しさん) &size(80%){2009-11-08 16:48:55}
- 二人とも若いですね! -- (名無しさん) &size(80%){2009-12-18 01:57:56}
- なっぴぃぃぃぃぃぃぃ! -- (名無しさん) &size(80%){2010-03-24 02:18:50}
- 蔵臼意外に優しい。かわいいね! -- (名無しさん) &size(80%){2011-12-27 13:20:31}
- なにこの夫婦かわいい -- (名無しさん) &size(80%){2012-02-10 04:10:10}
- 蔵夏うううううううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ -- (名無しさん) &size(80%){2013-02-21 15:04:55}
- かぁいいいいっ!! -- (名無し) &size(80%){2014-04-03 17:32:50}
- ラグビーをわかっていなさすぎる。 -- (湯浅大智) &size(80%){2021-07-27 00:39:24}
2021-07-27T00:39:24+09:00
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