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メルトダウン」(2009/01/30 (金) 18:24:10) の最新版変更点

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『これ』は、なに? 分からない。考えが、まとまらない。 ええと、えっと……なんとか遡れた部分を、頭の中で築き直す。 ……誰かが、笑っていた。小さな、小さな。 可愛らしい笑顔が、些細な仕草が愛おしい。 そう、真里亞だ。私の、たった一人の娘。 でも、これは、この紅いのは、何? どうして?どうして? ――ああ、そっか。あかいのは。 「どうだって良いだろ?そんなのさ」 赤が、私を包み込む。 そうだ……思い返したって、何の意味もない。 「ママ。真里亞がママを気持ち良くさせてあげるからね」 「あ……」 小さな娘が、従兄弟の青年と笑っている。 「戦人ぁ。ママのおっぱいは真里亞のだからね?きひひっ」 「へっ。りょーかーい」 娘に笑みを返しながら、青年が、こちらを向く。 身体が、だるい。下半身に鈍い熱が入り込んでいる。 「は……っ、ぁ、うっ、ああ、っく……」 涎と一緒に零れる、意味のない言葉。 「ぬぷっ……ちゅ、はぁっ。ママぁ、気持ち良いー?」 胸元から身体を起こす、娘。その唇は、唾液でてらてらと光っていた。 「は、や、だめぇ……や、真里亞ぁ……も、やめてぇ……」 「むー。まだ足りないー?」 母の言葉が気に入らなかったのか、真里亞は再び楼座の乳房に吸い付いた。 「んむ、くっ、じゅる……じゅうっ」 小さな手が、唇が、楼座の胸を蹂躙する。 子どもらしい、遠慮のない動きと、娘に愛撫されているという事実に、彼女は翻弄されていた。 「ひ、やだぁ……あ、あっ」 「いっひっひっひ。真里亞、ちょい離れてな」 響く声は、戦人のもの。 楽しげに笑う青年は、ずっと上から楼座を犯していた。 「うー?分かった」 「ば、とらく……ま、まりあに、何……ひぁんっ!」 しばらく動きのなかったせいか、ほんの少し身体をずらしただけで、楼座が反応してしまう。 「へへ。ちょーっとね」 「んん、やぁ!も、やめてぇ……真里亞に、こんなとこ、見せちゃやだぁっ」 言葉はやっぱり届かない。 ずぷり、と一旦戦人との繋がりが絶たれる。 「このままだとやり難いっすからね。上、乗って下さい」 「っひ……え、あ。な、何……?」 「だから、俺の上に四つん這い。早くしてくれます?」 体勢を変えろと言ってくる戦人。 もう終わらせて欲しかったが、それが出来ないのは楼座自身が一番よく分かっていた。 もっと抉られたい、と感じて濡れているのだから。 ふらつく身体を起こし、戦人の上に跨る。 その一部始終を、娘に見られている。そう思うと、身体が羞恥で熱くなる。 すぐに腰を掴まれ、考えることもままならなくなったが。 「ああっ……あ、く……ふっ」 「戦人!真里亞はー?うーうー!!」 「んっ……おう、わーってるって」 ぼそぼそと小さな声で、真里亞に指示を飛ばす。 彼女はこくこくと頷いて、指定ポイントへ回り込んだ。 「ま、りあッ!?やだ、そんなとこっ見ちゃだめぇ!」 真里亞が見つめる先には、楼座の尻が突き出されていた。 「ひっ?ひ、あ、うぁあっ!?」 「あれだ、社会見学みたいなもんすよ」 「あ、や……だめぇ……だめ、あ、はぁっ」 「見られてる方が、楼座さん興奮するでしょ」 「や、そんな……ああんっ」 「嘘は良くねえなァ。あんた、娘が寝てる横で盛ってんでしょ?」 「ち、が……ひう!」 「なぁ、真里亞?」 「んう?うー。ママね、夜はいっつも知らない人とベッドで遊んでるの」 小首をかしげ、思い出しながら真里亞は話す。 「や、まり」 「そんで、どんなことしてんだ」 「えっとね……あ、オットセイいっぱい食べてた!」 「ああ?オットセイ?……ひょっとして、これのことか?」 それは、楼座の内を抉る男の肉棒。 「うー!それ!真里亞にはないー!」 「ち、ううっ……やだぁ……」 「ふーん。一杯、ってのは?」 「んっと、たまに知らない人がたくさん来る時ある!ママ、いつもより嬉しそうだった!」 手を振り回し、たくさんだとアピールする真里亞。母の痴態を触れ回っていると理解するには、彼女はあまりに幼い。 「っや、まりあぁあ……」 「うっわ、どんだけ手玉にとってんだよ……ホンットお盛んだねぇ」 「ちが、う、っ、あ、ち、っく、あぁっ……」 「ま、後で俺のも食べさせてやりますから。物足りないかもしれねぇけど」 「ひぐ……っ、う、ぐうぁああっ……」 「真里亞、そっちどーだ?」 「ん?ママ、びしょびしょー。大人なのにおねしょしちゃ、めーだよ」 接合部に顔を寄せる。二人の身体が動くたびに飛ぶ粘液が、真里亞にも散っていく。 真里亞は意を解さず、小さな舌で母の蜜を舐め取った。 「ぴちゃ……ぴちゃ、ちゅ、んく……」 まるで、猫のよう。音を立てて母親の下半身に喰い付いた。 「ッや……、あ、やめてっ、や、ひああっ!真里亞ぁあっ!!」 「うー!どんどん出て来るー!うー!」 楽しさを滲ませた少女の歓声が響く。 「おー。こっちが片付いたら手伝ってやるよ」 「っぐ、あ……あ、ひぐっ、っひ、くああっ!!」 「娘に下の世話させて、興奮してちゃ世話ねぇの」 「ひあ!あ、っふあああんっ!」 「聞こえてないか。ま、いいけど」 より強く、自身を打ち付ける。 「へっ。残念だったな。真里亞が男だったら、二人掛かりで気持ち良くしてやれたのに」 「っふぁ……ああんっ!」 腰を引き寄せて、抉って。その度に、楼座は啼いた。 「ほら、こーんなにガッバガバ。やらしい人だよなァ」 「うー?ママ、やらしー?」 「ううっ……ああ、わたし、そ、いやらしい……っ、ああっ!」 理性が、溶けてしまう。 ――でも、構いはしないじゃないか。 だって、ここには。私の望む全てがあるんだから。 「あ、がッ……ま、真里亞あぁ!!あ、っひあ、あいしてる、ああっ!」 「……ああ、そうだろうな」 「うーっ!うー、真里亞も!!ママ大好き!」 良かった。これで、全部大丈夫。 真里亞の柔らかな頬を撫でながら、ようやく楼座は意識を手放した。 長い夜が、終わりを告げようとしていた。 ---- ……うみねこのなく頃に、現れたのは小さな黄金郷。 そこには、何もない。 ただ、欲に塗れた愚か者どもが夢みた、カケラ屑が歪に重なり合うばかり。  本当に。ニンゲンとは実に興味深い。 くっくっく……クク、ハハハ。良かったなァ。 少なくとも、生きてるもんなぁ。いや、いやいや実に結構。 嬉しかろう?ずっと肉に溺れていられるしなァア? さぁさ、もっと楽しませておくれ。この矮小な黄金郷を! でないとなァ。この手をうっかり握り締めてしまいそうなんだよ。 そうしたらもう、楽しい時間はお終いだ。 せっかくせっかく邪魔な駒を。 頑張って、ひとりで!全部、すっかり。綺麗に掃除したんだからな。 これくらいのお楽しみは必要だろぉ? だから、妾の可愛い家具を貸してやったのだぞ。 精々楽しめ。妾の愛おしい玩具たちよ。 っくくくく、あっはっはっはっは!! ---- 金色の嘲笑は、一際大きく世界を震わせたけれど。 誰も気付かない。……というより、気付かせないんでしょうね。 意地っ張り。 だから「みえない」。とどかない。退屈に魔女は殺される。 ――ああ。その点から言えば、あなたは勝者なのかもね。 まあ、どっちにしろ。ホント、誰も彼もバカばっかりだわ。 &counter()
『これ』は、なに? 分からない。考えが、まとまらない。 ええと、えっと……なんとか遡れた部分を、頭の中で築き直す。 ……誰かが、笑っていた。小さな、小さな。 可愛らしい笑顔が、些細な仕草が愛おしい。 そう、真里亞だ。私の、たった一人の娘。 でも、これは、この紅いのは、何? どうして?どうして? ――ああ、そっか。あかいのは。 「どうだって良いだろ?そんなのさ」 赤が、私を包み込む。 そうだ……思い返したって、何の意味もない。 「ママ。真里亞がママを気持ち良くさせてあげるからね」 「あ……」 小さな娘が、従兄弟の青年と笑っている。 「戦人ぁ。ママのおっぱいは真里亞のだからね?きひひっ」 「へっ。りょーかーい」 娘に笑みを返しながら、青年が、こちらを向く。 身体が、だるい。下半身に鈍い熱が入り込んでいる。 「は……っ、ぁ、うっ、ああ、っく……」 涎と一緒に零れる、意味のない言葉。 「ぬぷっ……ちゅ、はぁっ。ママぁ、気持ち良いー?」 胸元から身体を起こす、娘。その唇は、唾液でてらてらと光っていた。 「は、や、だめぇ……や、真里亞ぁ……も、やめてぇ……」 「むー。まだ足りないー?」 母の言葉が気に入らなかったのか、真里亞は再び楼座の乳房に吸い付いた。 「んむ、くっ、じゅる……じゅうっ」 小さな手が、唇が、楼座の胸を蹂躙する。 子どもらしい、遠慮のない動きと、娘に愛撫されているという事実に、彼女は翻弄されていた。 「ひ、やだぁ……あ、あっ」 「いっひっひっひ。真里亞、ちょい離れてな」 響く声は、戦人のもの。 楽しげに笑う青年は、ずっと上から楼座を犯していた。 「うー?分かった」 「ば、とらく……ま、まりあに、何……ひぁんっ!」 しばらく動きのなかったせいか、ほんの少し身体をずらしただけで、楼座が反応してしまう。 「へへ。ちょーっとね」 「んん、やぁ!も、やめてぇ……真里亞に、こんなとこ、見せちゃやだぁっ」 言葉はやっぱり届かない。 ずぷり、と一旦戦人との繋がりが絶たれる。 「このままだとやり難いっすからね。上、乗って下さい」 「っひ……え、あ。な、何……?」 「だから、俺の上に四つん這い。早くしてくれます?」 体勢を変えろと言ってくる戦人。 もう終わらせて欲しかったが、それが出来ないのは楼座自身が一番よく分かっていた。 もっと抉られたい、と感じて濡れているのだから。 ふらつく身体を起こし、戦人の上に跨る。 その一部始終を、娘に見られている。そう思うと、身体が羞恥で熱くなる。 すぐに腰を掴まれ、考えることもままならなくなったが。 「ああっ……あ、く……ふっ」 「戦人!真里亞はー?うーうー!!」 「んっ……おう、わーってるって」 ぼそぼそと小さな声で、真里亞に指示を飛ばす。 彼女はこくこくと頷いて、指定ポイントへ回り込んだ。 「ま、りあッ!?やだ、そんなとこっ見ちゃだめぇ!」 真里亞が見つめる先には、楼座の尻が突き出されていた。 「ひっ?ひ、あ、うぁあっ!?」 「あれだ、社会見学みたいなもんすよ」 「あ、や……だめぇ……だめ、あ、はぁっ」 「見られてる方が、楼座さん興奮するでしょ」 「や、そんな……ああんっ」 「嘘は良くねえなァ。あんた、娘が寝てる横で盛ってんでしょ?」 「ち、が……ひう!」 「なぁ、真里亞?」 「んう?うー。ママね、夜はいっつも知らない人とベッドで遊んでるの」 小首をかしげ、思い出しながら真里亞は話す。 「や、まり」 「そんで、どんなことしてんだ」 「えっとね……あ、オットセイいっぱい食べてた!」 「ああ?オットセイ?……ひょっとして、これのことか?」 それは、楼座の内を抉る男の肉棒。 「うー!それ!真里亞にはないー!」 「ち、ううっ……やだぁ……」 「ふーん。一杯、ってのは?」 「んっと、たまに知らない人がたくさん来る時ある!ママ、いつもより嬉しそうだった!」 手を振り回し、たくさんだとアピールする真里亞。母の痴態を触れ回っていると理解するには、彼女はあまりに幼い。 「っや、まりあぁあ……」 「うっわ、どんだけ手玉にとってんだよ……ホンットお盛んだねぇ」 「ちが、う、っ、あ、ち、っく、あぁっ……」 「ま、後で俺のも食べさせてやりますから。物足りないかもしれねぇけど」 「ひぐ……っ、う、ぐうぁああっ……」 「真里亞、そっちどーだ?」 「ん?ママ、びしょびしょー。大人なのにおねしょしちゃ、めーだよ」 接合部に顔を寄せる。二人の身体が動くたびに飛ぶ粘液が、真里亞にも散っていく。 真里亞は意を解さず、小さな舌で母の蜜を舐め取った。 「ぴちゃ……ぴちゃ、ちゅ、んく……」 まるで、猫のよう。音を立てて母親の下半身に喰い付いた。 「ッや……、あ、やめてっ、や、ひああっ!真里亞ぁあっ!!」 「うー!どんどん出て来るー!うー!」 楽しさを滲ませた少女の歓声が響く。 「おー。こっちが片付いたら手伝ってやるよ」 「っぐ、あ……あ、ひぐっ、っひ、くああっ!!」 「娘に下の世話させて、興奮してちゃ世話ねぇの」 「ひあ!あ、っふあああんっ!」 「聞こえてないか。ま、いいけど」 より強く、自身を打ち付ける。 「へっ。残念だったな。真里亞が男だったら、二人掛かりで気持ち良くしてやれたのに」 「っふぁ……ああんっ!」 腰を引き寄せて、抉って。その度に、楼座は啼いた。 「ほら、こーんなにガッバガバ。やらしい人だよなァ」 「うー?ママ、やらしー?」 「ううっ……ああ、わたし、そ、いやらしい……っ、ああっ!」 理性が、溶けてしまう。 ――でも、構いはしないじゃないか。 だって、ここには。私の望む全てがあるんだから。 「あ、がッ……ま、真里亞あぁ!!あ、っひあ、あいしてる、ああっ!」 「……ああ、そうだろうな」 「うーっ!うー、真里亞も!!ママ大好き!」 良かった。これで、全部大丈夫。 真里亞の柔らかな頬を撫でながら、ようやく楼座は意識を手放した。 長い夜が、終わりを告げようとしていた。 ---- ……うみねこのなく頃に、現れたのは小さな黄金郷。 そこには、何もない。 ただ、欲に塗れた愚か者どもが夢みた、カケラ屑が歪に重なり合うばかり。  本当に。ニンゲンとは実に興味深い。 くっくっく……クク、ハハハ。良かったなァ。 少なくとも、生きてるもんなぁ。いや、いやいや実に結構。 嬉しかろう?ずっと肉に溺れていられるしなァア? さぁさ、もっと楽しませておくれ。この矮小な黄金郷を! でないとなァ。この手をうっかり握り締めてしまいそうなんだよ。 そうしたらもう、楽しい時間はお終いだ。 せっかくせっかく邪魔な駒を。 頑張って、ひとりで!全部、すっかり。綺麗に掃除したんだからな。 これくらいのお楽しみは必要だろぉ? だから、妾の可愛い家具を貸してやったのだぞ。 精々楽しめ。妾の愛おしい玩具たちよ。 っくくくく、あっはっはっはっは!! ---- 金色の嘲笑は、一際大きく世界を震わせたけれど。 誰も気付かない。……というより、気付かせないんでしょうね。 意地っ張り。 だから「みえない」。とどかない。退屈に魔女は殺される。 ――ああ。その点から言えば、あなたは勝者なのかもね。 まあ、どっちにしろ。ホント、誰も彼もバカばっかりだわ。 &counter() ---- #comment_num2 ----

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