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いつかきっと」(2010/12/26 (日) 18:06:45) の最新版変更点

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「むー、此処にもおらぬなー。」 今日も戦人をからかおうと戦人を探す――が、何処を探しても居ない。 もう一度戦人の部屋に行ってみる。 ガチャリ ノックもせずに勝手に扉を開け、黄金の頭が覗かせた。 中に入りキョロキョロ見渡す。 「…、やっぱりおらぬ。何処に行ったのか…。」 ずっと歩き回ったので探すのに疲れていた。 「うー!戦人がいないとつまらぬつまらぬ!妾は退屈だッ!!」 そう言ってぷくっと両頬を膨らませ、ぼふっと戦人のベットに倒れる。 丁寧にメイキングされたベットはふかふかで気持ちいい。 シーツに顔を埋める。そのまま、すうっと息を吸った。 ―――戦人の匂いがする。 「………戦人……。」 急に切なくなり、この部屋の主の名をぼそっとと呟く。 いつになったら、そなたは約束を思い出してくれるのか。 いつになったら外の世界に出られるのか。 いつになったら妾という存在を認めてくれるのか。 「………妾は…、いつまで永遠に拷問されればよいのだ…?」 悲しみや怒り、憎しみ…、いろんな感情が混ざりあって胸の底から強く湧き出た。 その感情は戦人に届くことはない。戦人が気づくまで待つしかないのだ。 ドレスの上から胸に手を置く。 戦人は、胸は大きい人がいいとそう言った。 ドレスを肩から少しずりさげた。 豊満な白い胸が現れる。 急に湧き出て、この混ざった感情を無理矢理でも消し去りたかった。 少しでも忘れたかった。 自身で胸をゆっくり優しく揉む。 「………っ…。」 むにむにと柔らかい感触が自身の手を通して感じる。 弄っていく内に、ぴんと乳房の先が立つ。 そして、ピンク色のそこを指でくりくりと自身で弄った。 時折そこを人差し指と親指でつまみ上げる。 「………んっ…、ぁ……。」 さっきよりさらに息が漏れる。ぴくっと身を縮こませた。 動かした足がシーツを擦る音を出した。 ドレスのスカートを上げる。真っ白なストッキングとショーツが覗く。 ショーツの上から指でなぞると少し湿っていた。 そして、花芯を探りあて布の上から擦る。 「あ……、ん……っ…。」 少し爪を立ててそこを弱く引っ掻ったり、指でつまみ上げたり、時折人差し指でそこを強く押す。 頬っぺがほのかに熱くなっていく。 指で弄るたびに太ももがピクピク震えた。 花芯がコリコリ硬くなっていくのが分かる。 次々に溢れて出てくる蜜がショーツを濡らしていった。 もっと快楽が欲しいとさらに火がついた。 ショーツを膝まで下ろす、秘部とショーツの間に糸が引いた。 指で秘部を触る。そこはビショビショになって愛液がぬるぬるとしていた。 指に愛液が絡み付く。 中に中指をゆっくり差し込む。 「ひぁ…っ、ああ…」 ぬるっと入った。指を往復させ抜き差しする。 中で自分の弱いところを探りそこを押す。 「んっ…はぁ…、ああ…!」 息が荒くなっていく。もう片方の手でシーツをギュッと握る。 体から汗が滴った。 まだ足りないとでもいうかのように中指だけでなく薬指も入れてそこを二本で掻き回す。 「…ふぁ…、は…、ぅ…!ああん…ッ!!」 グチュグチュと卑猥な音がさらに大きくなった。 親指で花芯もクリクリいじる。既に花芯は赤く充血して勃起しており、硬くなっていた。 喘ぎも激しくなり甘さを増す。 「…あ、あんっ!!…戦人…!ばと…、らぁ…っ…!!!」 ぎゅっと目を閉じながら、今、まるで此処にいるかのように…、彼に抱かれてるかのように、彼の名を呼ぶ。 シーツに顔を埋め、今は此処にいない愛する人の匂いを感じながら激しく掻き回す。 太ももがガクガクと震えた。そろそろ限界のようだ。 中がギュッと二本の指を絞りとるように締まる。 そして嬌声を上げて絶頂に達した。 「…やっ、ばとらぁ…!!!!あ、ああっ…!ああぁああぁっ――!!!!」 頭が真っ白になって、何も考えられなくなった。ビクビクと跳ねて体が仰け反る。 足がピンとはった。強い快楽が通りすぎる。 「ぁ…、はあ…、…はぁ…っ…」 肩で息をし、ぐったりと力が抜けた。 心臓がドクドクと鳴ってるのを感じる。 シーツが汗で少し濡れていた。 身体が重くてだるい。いつの間にかベアトはそのまま…まどろんでしまった。 ―――――――――――――――――― 「―――何してんだ…?」 まどろみの中、声をかけられ、目を見開き、上体を起こして、ばっと布団で自分の身体を隠しても既に時は遅かった。 目の前には、戦人が立っている。一気に顔が熱くなった。 自分でも真っ赤になっていくのがわかる。戦人の目に映る自分は、とても無様だろう。 「えっ、あ、……これは、…そのだな…。」 この場をごまかす方法なんて、あるわけがない…。 勝手に人のベットに入りこんで、胸をはだけさせ、スカートは託し上げ、ショーツを足にひっかけて、汗だくな自分の姿を見られて、他に誤魔化す方法なんてあるわけがない。 何をしてるんだろう自分は…人のベッドで。 あまりの恥ずかしさにうぅ…と唸ってしまう。まさに穴があったら入りたい気分だ。 「人がいないときにこっそり人のベッドで…、か…。」 「ふ、ふん…!…わ、笑うなら笑えばいいであろう…。」 開き直ったつもりだったが、肩がプルプルと震えた。 戦人は今、自分のことどう思ってるだろう…。 「…別に笑わねぇよ。ま、人のベッドでやるのはどうかと思うけどな。」 いっひっひと笑いながら言った。笑ってるじゃねぇかと心の中で思っていると、 戦人がつかつかと自分の方に近づいてくる。 そして身体を隠していた布団を引き剥がし、押し倒された。 「きゃっ…!い、いきなり何を…!!」 ずいっ、と戦人の顔が近づく。戦人の瞳に自分が映っていた。 「異性の部屋でベッドに忍び込む時点で…もう覚悟は出来てんだろ…?」 「それはちが…、んんん…っ」 いきなり口付けされる。 戦人の舌が自分の口内に入った。舌を絡められる。 「…んん…、ん、ふ……」 とろとろと舐められる。気付いたらベアトも舐め返していた。 互いの唾液が混ざり合う。水音と互いの吐息が静粛な部屋の中に満たされる。 たっぷりと絡められて、口を離す。間にとろっと唾液が糸を引いた。 ベアトはいきなりキスをされて戸惑っているのか既に顔を真っ赤にし、ぽうっとした目で戦人を見上げていた。 「あっ…!や、だぁ…っ…」 足に引っかかっていたショーツを取られた。 そして、脚を掴まれて大きく広げさせられる。 戦人は脚の間に顔を入れて秘部を覗く。ベアトの秘部は少し時間が立ってもまだ べったりと濡れており愛液がてかてかと光っていた。 「…すげぇべちょべちょだな…。気持ち良かったんだな、よっぽど。」 「…るさい…っ…!」 恥ずかしそうに真っ赤な顔で戦人をきっ、と睨む。 しかし、戦人は舌でそこを舐め始めるとその表情はなくなった。 「…やめ…、…んんっ…」 一回イったあとだからかそこはさらに敏感になっていた。 蜜を舐めとっても次々と新しく出てくる。 ベアトの蜜が戦人の顎について垂れた。 「…っ、ぃや…っ!」 いきなり花芯を強く吸われて、びくんと足が跳ねた。 ベアトは指を噛んで耐え、ふるふると首をふった。 中に二本指を差し込まれて持ち上げられる。花芯と両方攻められた。 「ふぁっ…、ん…!」 無意識に戦人の頭を押し返すが、無駄な抵抗だった。 戦人は花芯を舌でつついたり、歯を立てたりする。 「…、んぁ…ぁ、…っ、…イっちゃう…」 その言葉を聞いて、戦人は行為をやめた。 爆発しそうだった快感が急に止まる。 ベアトはとろんとした顔をし、肩で息をしていた。 「はあ…、はあ…、ぁ…」 愛液がついた指を顔の前に差し出される。ベアトはそれをしばらく見た後、指にしゃぶりつき舐めとった。 独特のしょっぱい味が口に広がる。戦人の口の回りに付いていた愛液も綺麗に舐め取り、またキスをした。 「………んっ…。」 ちょっと暴れ回ったのからか、ベアトの綺麗に結ってあった髪の毛が少し乱れていた。 コサージュとピンを外す。黄金の波がシーツに広がった。 髪を下ろしたベアトは普段と雰囲気が違うようだった。髪の毛を手に取り、口付けを落とす。 「……もう待ちきれないか?」 「……っ、…く…。」 ニヤニヤと笑ってる戦人を悔しそうな顔で見上げた。 ベアトは我慢できないという風に膝を擦り合わせる。絶頂の寸前を止められたので不満なようだった。 秘部は早く中に挿れて欲しいとヒクヒク蠢き、蜜が垂れ、シーツを濡らしている。 そして、戦人もまた我慢の限界だった。 ベアトのそこをぐちゃぐちゃに抉って、味わい尽くしたいと肉棒がズボンを押し退けるようにギンギンに張っていた。 カチャカチャとベルトを外す音が聞こえる。 ビンビンに勃起した肉棒が覗いた。 早く早くと急かすように、先端には先走り汁が少し垂れている。 ベアトはそれをじっと見た。ドキドキと鼓動が高まる。 そして、戦人はベアトに覆い被さった。 「あぅ…、ぅ…。」 「はぁ…っ、ベアト…」 肉棒が秘部を擦りつける。蜜がにゅるにゅると滑り、絡み付く。 そして突き立てて、一気に奥に挿れる。 「…ぐっ…、…ぅ…!!」 ベアトの身体がびくんと跳ねた。 シーツをぐっと握り、歯を食い縛って、嬌声を上げないよう耐える。 戦人の肉棒は熱くて硬かった。指を挿れた時より太くて、強い圧迫感がある。 目を潤ませ、少し涙を浮かべた。 お互い熱をしばらく感じた後、戦人は動く。肉棒がゆっくりと出入りした。 ベアトの中は動きを拒むようぎちぎちと締め付けている。 「…んっ、んっ、んぅ…」 思いっきり甘い声を上げると負けのような気がして、口を手で塞ぐ。 揺すられながら、必死に我慢した。 そのベアトの行動に戦人は顔をしかめた。 そして、動きを止め戦人は口を開く。 「…………、声出せよ。お前独りの時は、気持ち良さそうにもっとエロい声出してただろ…?」 その台詞にベアトは目を見開いた。 「は………!?、まさか、そなた…!!」 冷や汗がダラダラ垂れる。 戦人はにやぁと笑った。 「ああ…、見てたぜ、最初から。」 「…んな…ッ!!!!!」 ベアトの顔がさらに真っ赤になった。耳まで真っ赤だ。 「毎回の如く、お前と血まみれな遊びに付き合うのはゴメンだからな。お前が俺を探してるとき、上手いように逃げていたら俺の部屋に入ったあとしばらくしても出てこない。罠でも仕掛けてるのかと思って覗いたら…」 「………~っ!?こ、こここここの…ッ、ド変態っ!!……ひあぁああ…ッ…!!」 いきなり強く突かれる。 ベアトは嬌声を上げた。きゅんと奥が締まる。 「…っ、勝手に、人のベッドでエロいことしてた奴に言われたくねぇなぁ…」 「あっ、あっ、ぁ…!!くぁ…ッ、大馬鹿ものぉ…っ…!!ああん…っ!!」 手首を掴まれシーツに押さえつけられたので、声を抑えることが出来ない。 ベアトは甘い声を上げて、されるがままだった。 「こんな風に俺にめちゃくちゃにされたかったんだろ…?」 「…やぁ…っ…!違う…っ…!あっ、あっ、ああ…ッ!!」 ぬちゃ、ずちゅと卑猥な音がなる。 ベアトの蜜と戦人の精液が混ざった。 「違う…?ここを自分の指でぐちゃぐちゃにして俺の名前を呼んでたじゃねぇか。」 「っあ…!言うなぁ…っ!!」 突かれるたびに快感の波が押し寄せて来て、よだれを垂らしてしまう。 激しさが増すとさらに甘く鳴いた。揺すられながら豊満な胸が少しぷるぷる上下に動くのを見て、戦人はその先端に吸い付く。 「ひぁ、だめ…、戦人ぁ…っ。ふぁ…あ…!」 下も上も攻められて、快楽に溺れ、喘いだ。 苦しくなって、吸い付くのを止める。 ベアトの胸の先端が戦人の唾液でてかてかと光っていた。 「はぁ…っ、あっ、あっ、あっ、戦人ぁ…!!ばと、らぁあ…!!」 あの時のように戦人を呼ぶ。まさか本当に抱かれるなんて思ってなかった。 「…っく…!ベアト…!」 抱いていると主張するように、戦人もベアトの名を呼んだ。 押さえつけていた手を離し、戦人はベアトを抱きしめて、ペースを上げて強く奥を突いた。 「ふぁ…っ…!!あぁあ…!ばとらぁ…っ!!」 ベアトも戦人に抱きついた。 離したくないと主張するように戦人の腰に脚を絡める。 互いの身体は熱く、その熱さは抱いているとさらに知らせるようだった。 戦人の汗とベアトの汗が混ざり、シーツに落ちる。 戦人の肉棒は今にも爆発しそうなくらい膨張していた。 ベアトの中は全て絞りだそうと締め付けている。そろそろ限界だった。 「…うぁ…っ、く…!ベアト…出すぞ…!」 「ひぁ…!ばとらぁあ…っ!」 両者ともさらに強く抱きしめる。 奥の奥に捩じ込み、絶頂を迎えた。 「あぁあああっ!!!!」 肉棒がビクンビクンと動くのを感じ、中に熱いのが勢いよく流し込まれるのが分かった。 ベアトは身体を反り、甲高い声を上げる。強い快楽が駆け抜けて、何も考えられなくなった。 抱きしめてた腕の力が抜けて、シーツに落ちた。 「はあ…、はあ…っ、はぅ、んん、んぅ…」 息が荒いまま口付けをする。息が整ってないので凄く苦しいが、 それでもお構い無しだった。互いの歯がカチカチとぶつかる音がなるほど、深く深く舌を絡める。 時折荒い息が漏れて、吐息を感じた。 「んんっ」 長い間口付けをし満足して離す、とろりと糸が引いて光った。 全て出しきった肉棒をゆっくりと抜く。 ベアトは身体をひくりと縮めた。 中から入りきれなかった精液がどろりと溢れる。 そして、戦人はベアトの隣にぐったりと倒れた。 「……戦人ぁ」 「……ん…。」 とろんとした顔でベアトは戦人の身体を軽く抱きしめて、名前を呼んだ。 まだ荒い息をしている戦人が軽く返事をしてこっちを見た。 1000年間待った。 この1000年間ずっとずっと会いたいと願った。約束を果たすために…。 『女の期待を裏切らないッ!』 ふと、第ニの盤で戦人が言ったことを思い出す。期待なんていくらでもしてもまた裏切られるって解ってる。 ―――でも…。 ベアトは全ての願いを込めて戦人の唇にちゅ、と音を立ててキスをした。 END ---- #comment_num2 ----

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