「Before breakfast(戦人×ベアト)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

Before breakfast(戦人×ベアト)」(2010/09/25 (土) 12:12:25) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

「おっはよーうぅ戦人ぁぁああ!」 扉が勢いよく開かれる轟音のような音で目が覚めたものの、続けざまに腹の上に飛びかかられて、避けそこねた。 「新しい一日の始まりであるぞ! 起きろ!」 見上げると、ベアトが腹の上に跨ってにこにこと上機嫌で笑っていた。 重い。内臓が潰れそうだ。 ベッドの脇のチェストに置かれた時計を見ると、まだ五時前だった。 いくらなんでも早すぎるだろう。対戦前に朝食と身支度を済ませるとしても、起きるには早すぎる。 俺は右手でベアトの左腕を掴んで、勢いよく引いた。 「うわぁっ」 バランスをくずしたベアトが情けない声を上げる。 素早く体を起こして、ベアトと体勢を入れ替えた。ベッドに寝転がったベアトを組み敷く体勢になる。 驚いてぽかんとしているベアトに短くキスをした。 「おはよう、ベアト」 「う、うむ。おはよう。……さて、起きようではないか」 「まだ早いだろ」 言いながら、ベアトのドレスを剥いだ。 胸元のリボンを解いて釦をはずして上着の前を開く。 ウエストの留め具をはずしてスカートを引っ張り下ろした。 ぷるん、と豊かな胸が揺れ、白いショーツとストッキングに包まれた下半身が現れた。 「うわっ……何をするか! 寒いではないか!」 十月の初めともなれば朝晩はだいぶ冷え込む。 半裸にされたベアトは自分の体を抱いて震えていた。 「寒い、服を返せ! 脱がせてどうしようというのだ!」 ベアトがきゃんきゃんと吠えている。 どうしようもこうしようも、ベッドで女を脱がせたら、することなんて一つだ。 「すぐに温かくなるから大丈夫だぜ」 「はぁ?」 ベアトの腕を掴んで、胸に噛みついた。柔らかくて温かい。 ベアトはびくっと体をこわばらせて、ばたばたと暴れた。 「痛っ……ちょ、戦人、痛いっ」 本気で痛がっている抗議の声が上がったので、強くしすぎたか、と反省して、歯を立てるのをやめて舌で乳首を愛撫した。 片方は舌で舐めて吸い、もう片方は指でいじくる。柔らかかった乳首が、つんと立ち上がった。 「やぁ……ん、ぁ、戦人……っ!」 ひくひくとベアトが反応する。愛撫すればするほど、ベアトは身を縮こまらせて、もどかしいのか、脚を擦り合わせていた。 俺の肩を押し返して嫌がるそぶりを見せたものの、自分の指を噛んで堪える表情は全く嫌そうに見えなかった。 白い顔のほっぺたがピンク色に染まっている。 「やめっ……やめろ、戦人ぁ!」 ベアトが叫ぶ声は震えて小さい。俺は無視してショーツに指をかけて引っ張り下ろした。 「やっ……」 ベアトが小さく叫んだ意味を、俺は理解した。 ベアトのそことショーツの間に、透明な糸がとろっと伸びて光っていた。 「なんだよ。嫌じゃないんじゃねぇか?」 「くっ……」 俺がにやにやと笑うと、ベアトは悔しそうに言葉を詰まらせた。 下着を脱がせて、白いストッキングに包まれた脚を開かせる。 花びらの真ん中を舐めると、ぬるぬるとしていた。熱いような気がする。 「ひっ……やぁ、ぅ……戦人、それ、やだ……」 更に舐めて、芯を舌でつっつくと、ベアトはびくっと反応した。 ベアトは両手を握り合わせて震えて縮こまり、ぶるぶると頭を振って拒絶している。 「やっ……そこは嫌だ!」 「嫌じゃねぇだろ」 ベアトが嫌がっていない証拠に、そこを吸い上げると、とろとろっと更に愛液が溢れ出てきた。 それを指ですくい取って、花びらに塗りつけた。 ぬるぬるした感触がベアトにも伝わったのか、ベアトはほっぺたをピンクから赤色に変えて、いやいやと首を振った。 「やだぁ……やめろ。妾はそなたを起こしにきただけで、こんなことをしに来たのでは……」 「男のベッドに上がっといて、そんな言い訳は通用しないぜ?」 いっひひひ、と笑って、寝間着のズボンを下ろした。 勃起しかけたモノをベアトのそこに押し付ける。 「ひゃっ……」 ベアトが甲高い声を上げた。潤んだ目で見上げて、首を振っている。 俺はお構いなしに、そこに擦りつけた。ぬるぬると滑って熱く、気持ちいい。 「やだ……やめろやめろ、戦人っ……変態っ」 「変態だって解ってるなら、ベッドまで押しかけてくんなよ」 「うぅぅ……妾はただ、そなたと朝食を一緒に食べようと……」 「これ終わったら一緒に食べようぜ」 「戦人のバカっ……ぁんっ」 怒られたのを無視して、勃ってきたベアトの芯に押し当てて擦り上げた。 ベアトが解りやすく、びくっと体を反らして反応した。 「嫌じゃないんだろ? ほら」 「ぁう……ん、んっ」 目を閉じてベアトが身を捩る。いつもは白い肌が淡いピンク色に染まって上気していた。 擦るたびに愛液がとろとろと出てきて、シーツの上にまで垂れていた。 そろそろいいかな、と思って、ベアトに覆い被さるように体勢を変えた。 細い腰を抱き込んで、嫌と言われる前に突き立てた。 「ひぁっ」 びくっとベアトは硬直して声を上げた。 「痛いか?」 念のために聞くと、ベアトはぷるぷると小さく首を振って、俺にしがみついてきた。 「……熱い」 「言ったろ? すぐに温かくなるって」 「……戦人のバカ」 なんでそこでバカと罵られるのか解らない。まあいいか、と思って、腰を沈めた。 「ぁ、あ……んっ、んっ……ぁ」 ゆっくりと中に入っていくたびに、ベアトが甘い声を漏らす。 白いストッキングに包まれた脚が、ときおり、びくっと跳ねた。 ほっぺたは赤く、青い目には涙がにじんでいた。目元を舐めてやると、しょっぱい味がした。 「ぁうっ」 根元まで入れると、奥の方にごつっと当たった。衝撃が伝わったのか、ベアトがか細い声を上げた。 中は熱くて、とろとろと濡れていて、柔らかい肉が全体を包み込んでくれる。 うごめくようにきゅんきゅんと締まった。 濡れて柔らかいくせに、キツいくらいだった。 「ベアト……我慢できねぇかも」 「え……ぇ?」 あまりの気持ちよさに呟いて、強く腰を振った。 「ぁ、あんっ……やだ、強くするなっ……ぁうっ、ぁ……バカっ」 バカ、バカ、と罵られながら、腰を打ち付ける。 狭い柔肉を分け入って最奥を抉り、収縮して絡み付いてくるのを無理矢理引き抜く。 ベアトのそこは熱くてキツく、引き抜くときには、引き絞られるような心地がした。 「っは……ベアト、お前の中、すっげーイイぜぇ?」 「嫌っ……言うな、バカっ」 さっきからバカ、ばかり言われている気がする。 そんなに言わなくてもいいだろ、と思って、仕返しのつもりで強く突き上げた。 「あぁんっ……!」 ベアトの体が仰け反る。大きな胸がぷるんと揺れた。脚を突っ張っているようだ。 恥ずかしいのか、赤い顔をしていやいやと首を振っている。 「気持ちいいか?」 「ぁ、う……聞くなぁ、バカ……」 今度の「バカ」は拗ねたような甘い声だった。 俺はベアトにキスをして、更に激しく腰を振った。 ぱん、ぱん、と肌がぶつかり合う。そこにじゅぷ、じゅくっと愛液が滑る音が混ざった。 ベアトの喘ぎ声も大きくなる。 「ぁんっ……は、ぅ……ぁうっ……や、強くしすぎだ……ぁんっ!」 文句を言われても、もう止められなかった。 乱暴になっているのは解っていたが、止められない。 強く腰を打ち付けて、抜き差しする。 「やぁっ……や、ぁんっ、あんっ……ぁう、戦人、ばとらぁ……っ!」 じゅっ、じゅくっという音を掻き消すくらいに甲高く大きな声でベアトが喘ぐ。 甘ったるく誘うような声にまた掻き立てられて、夢中で腰を振った。 「ベアト……すげぇイイ、っは……可愛いぜ」 「ぇ、あ……ぁんっ」 可愛い、と口走った途端、ベアトはぱっと顔を上げて目を見開いたが、すぐにぎゅっと閉じてまた甘い声を上げた。 俺にしがみついてくる体は熱い。 「ぁっ、あっ……ぁ、ひっ……イっちゃ……イっちゃう……」 うわごとのようにベアトが苦しそうに言う。 俺は何度か浅く突いた後、不意打ちで、ぐぐっと最奥を強く抉った。 「ひ、ゃ、あぁぁああっ!」 びくっとベアトの身体が跳ねた後、痙攣するようにびくびくとこわばった。 同時に、ぎゅっと締め上げられて、俺も息を詰めた。 搾り取られるような感覚に目をぎゅっと閉じる。目を閉じていても、ほっぺたを赤くしたベアトの可愛い顔が見えるような気がした。 「っ……く、ぁ……ベアト」 ベアトの体の奥に出し切って、呼ぶと、ぎゅうっと抱き付かれた。ぷるぷると震えている。 抱き返して、背中を撫でてやった。 「戦人ぁ……」 「なんだよ」 「バカ」 またか。なんだか楽しい気分になって、俺はくくっと笑った。 「朝飯にするか? それとももう一回するか?」 「……一回で足りるのか、そなたは」 拗ねたような声で言われて、顔を覗き込んだ。 赤い顔で、そっぽを向いている。わざわざ聞かなくても解るだろう、という顔だ。 俺はまたキスをして、続きを再開した。 (終)
「おっはよーうぅ戦人ぁぁああ!」 扉が勢いよく開かれる轟音のような音で目が覚めたものの、続けざまに腹の上に飛びかかられて、避けそこねた。 「新しい一日の始まりであるぞ! 起きろ!」 見上げると、ベアトが腹の上に跨ってにこにこと上機嫌で笑っていた。 重い。内臓が潰れそうだ。 ベッドの脇のチェストに置かれた時計を見ると、まだ五時前だった。 いくらなんでも早すぎるだろう。対戦前に朝食と身支度を済ませるとしても、起きるには早すぎる。 俺は右手でベアトの左腕を掴んで、勢いよく引いた。 「うわぁっ」 バランスをくずしたベアトが情けない声を上げる。 素早く体を起こして、ベアトと体勢を入れ替えた。ベッドに寝転がったベアトを組み敷く体勢になる。 驚いてぽかんとしているベアトに短くキスをした。 「おはよう、ベアト」 「う、うむ。おはよう。……さて、起きようではないか」 「まだ早いだろ」 言いながら、ベアトのドレスを剥いだ。 胸元のリボンを解いて釦をはずして上着の前を開く。 ウエストの留め具をはずしてスカートを引っ張り下ろした。 ぷるん、と豊かな胸が揺れ、白いショーツとストッキングに包まれた下半身が現れた。 「うわっ……何をするか! 寒いではないか!」 十月の初めともなれば朝晩はだいぶ冷え込む。 半裸にされたベアトは自分の体を抱いて震えていた。 「寒い、服を返せ! 脱がせてどうしようというのだ!」 ベアトがきゃんきゃんと吠えている。 どうしようもこうしようも、ベッドで女を脱がせたら、することなんて一つだ。 「すぐに温かくなるから大丈夫だぜ」 「はぁ?」 ベアトの腕を掴んで、胸に噛みついた。柔らかくて温かい。 ベアトはびくっと体をこわばらせて、ばたばたと暴れた。 「痛っ……ちょ、戦人、痛いっ」 本気で痛がっている抗議の声が上がったので、強くしすぎたか、と反省して、歯を立てるのをやめて舌で乳首を愛撫した。 片方は舌で舐めて吸い、もう片方は指でいじくる。柔らかかった乳首が、つんと立ち上がった。 「やぁ……ん、ぁ、戦人……っ!」 ひくひくとベアトが反応する。愛撫すればするほど、ベアトは身を縮こまらせて、もどかしいのか、脚を擦り合わせていた。 俺の肩を押し返して嫌がるそぶりを見せたものの、自分の指を噛んで堪える表情は全く嫌そうに見えなかった。 白い顔のほっぺたがピンク色に染まっている。 「やめっ……やめろ、戦人ぁ!」 ベアトが叫ぶ声は震えて小さい。俺は無視してショーツに指をかけて引っ張り下ろした。 「やっ……」 ベアトが小さく叫んだ意味を、俺は理解した。 ベアトのそことショーツの間に、透明な糸がとろっと伸びて光っていた。 「なんだよ。嫌じゃないんじゃねぇか?」 「くっ……」 俺がにやにやと笑うと、ベアトは悔しそうに言葉を詰まらせた。 下着を脱がせて、白いストッキングに包まれた脚を開かせる。 花びらの真ん中を舐めると、ぬるぬるとしていた。熱いような気がする。 「ひっ……やぁ、ぅ……戦人、それ、やだ……」 更に舐めて、芯を舌でつっつくと、ベアトはびくっと反応した。 ベアトは両手を握り合わせて震えて縮こまり、ぶるぶると頭を振って拒絶している。 「やっ……そこは嫌だ!」 「嫌じゃねぇだろ」 ベアトが嫌がっていない証拠に、そこを吸い上げると、とろとろっと更に愛液が溢れ出てきた。 それを指ですくい取って、花びらに塗りつけた。 ぬるぬるした感触がベアトにも伝わったのか、ベアトはほっぺたをピンクから赤色に変えて、いやいやと首を振った。 「やだぁ……やめろ。妾はそなたを起こしにきただけで、こんなことをしに来たのでは……」 「男のベッドに上がっといて、そんな言い訳は通用しないぜ?」 いっひひひ、と笑って、寝間着のズボンを下ろした。 勃起しかけたモノをベアトのそこに押し付ける。 「ひゃっ……」 ベアトが甲高い声を上げた。潤んだ目で見上げて、首を振っている。 俺はお構いなしに、そこに擦りつけた。ぬるぬると滑って熱く、気持ちいい。 「やだ……やめろやめろ、戦人っ……変態っ」 「変態だって解ってるなら、ベッドまで押しかけてくんなよ」 「うぅぅ……妾はただ、そなたと朝食を一緒に食べようと……」 「これ終わったら一緒に食べようぜ」 「戦人のバカっ……ぁんっ」 怒られたのを無視して、勃ってきたベアトの芯に押し当てて擦り上げた。 ベアトが解りやすく、びくっと体を反らして反応した。 「嫌じゃないんだろ? ほら」 「ぁう……ん、んっ」 目を閉じてベアトが身を捩る。いつもは白い肌が淡いピンク色に染まって上気していた。 擦るたびに愛液がとろとろと出てきて、シーツの上にまで垂れていた。 そろそろいいかな、と思って、ベアトに覆い被さるように体勢を変えた。 細い腰を抱き込んで、嫌と言われる前に突き立てた。 「ひぁっ」 びくっとベアトは硬直して声を上げた。 「痛いか?」 念のために聞くと、ベアトはぷるぷると小さく首を振って、俺にしがみついてきた。 「……熱い」 「言ったろ? すぐに温かくなるって」 「……戦人のバカ」 なんでそこでバカと罵られるのか解らない。まあいいか、と思って、腰を沈めた。 「ぁ、あ……んっ、んっ……ぁ」 ゆっくりと中に入っていくたびに、ベアトが甘い声を漏らす。 白いストッキングに包まれた脚が、ときおり、びくっと跳ねた。 ほっぺたは赤く、青い目には涙がにじんでいた。目元を舐めてやると、しょっぱい味がした。 「ぁうっ」 根元まで入れると、奥の方にごつっと当たった。衝撃が伝わったのか、ベアトがか細い声を上げた。 中は熱くて、とろとろと濡れていて、柔らかい肉が全体を包み込んでくれる。 うごめくようにきゅんきゅんと締まった。 濡れて柔らかいくせに、キツいくらいだった。 「ベアト……我慢できねぇかも」 「え……ぇ?」 あまりの気持ちよさに呟いて、強く腰を振った。 「ぁ、あんっ……やだ、強くするなっ……ぁうっ、ぁ……バカっ」 バカ、バカ、と罵られながら、腰を打ち付ける。 狭い柔肉を分け入って最奥を抉り、収縮して絡み付いてくるのを無理矢理引き抜く。 ベアトのそこは熱くてキツく、引き抜くときには、引き絞られるような心地がした。 「っは……ベアト、お前の中、すっげーイイぜぇ?」 「嫌っ……言うな、バカっ」 さっきからバカ、ばかり言われている気がする。 そんなに言わなくてもいいだろ、と思って、仕返しのつもりで強く突き上げた。 「あぁんっ……!」 ベアトの体が仰け反る。大きな胸がぷるんと揺れた。脚を突っ張っているようだ。 恥ずかしいのか、赤い顔をしていやいやと首を振っている。 「気持ちいいか?」 「ぁ、う……聞くなぁ、バカ……」 今度の「バカ」は拗ねたような甘い声だった。 俺はベアトにキスをして、更に激しく腰を振った。 ぱん、ぱん、と肌がぶつかり合う。そこにじゅぷ、じゅくっと愛液が滑る音が混ざった。 ベアトの喘ぎ声も大きくなる。 「ぁんっ……は、ぅ……ぁうっ……や、強くしすぎだ……ぁんっ!」 文句を言われても、もう止められなかった。 乱暴になっているのは解っていたが、止められない。 強く腰を打ち付けて、抜き差しする。 「やぁっ……や、ぁんっ、あんっ……ぁう、戦人、ばとらぁ……っ!」 じゅっ、じゅくっという音を掻き消すくらいに甲高く大きな声でベアトが喘ぐ。 甘ったるく誘うような声にまた掻き立てられて、夢中で腰を振った。 「ベアト……すげぇイイ、っは……可愛いぜ」 「ぇ、あ……ぁんっ」 可愛い、と口走った途端、ベアトはぱっと顔を上げて目を見開いたが、すぐにぎゅっと閉じてまた甘い声を上げた。 俺にしがみついてくる体は熱い。 「ぁっ、あっ……ぁ、ひっ……イっちゃ……イっちゃう……」 うわごとのようにベアトが苦しそうに言う。 俺は何度か浅く突いた後、不意打ちで、ぐぐっと最奥を強く抉った。 「ひ、ゃ、あぁぁああっ!」 びくっとベアトの身体が跳ねた後、痙攣するようにびくびくとこわばった。 同時に、ぎゅっと締め上げられて、俺も息を詰めた。 搾り取られるような感覚に目をぎゅっと閉じる。目を閉じていても、ほっぺたを赤くしたベアトの可愛い顔が見えるような気がした。 「っ……く、ぁ……ベアト」 ベアトの体の奥に出し切って、呼ぶと、ぎゅうっと抱き付かれた。ぷるぷると震えている。 抱き返して、背中を撫でてやった。 「戦人ぁ……」 「なんだよ」 「バカ」 またか。なんだか楽しい気分になって、俺はくくっと笑った。 「朝飯にするか? それとももう一回するか?」 「……一回で足りるのか、そなたは」 拗ねたような声で言われて、顔を覗き込んだ。 赤い顔で、そっぽを向いている。わざわざ聞かなくても解るだろう、という顔だ。 俺はまたキスをして、続きを再開した。 (終) ---- #comment_num2 ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: