目次
1931年
↓これ関連で、ちょっとこの年に興味が出て、まとめようと思い立った
第一期のターニングポイントになったのは昭和六年という年になる。この年は記憶されるべき年である。
昭和前期の第一期をこうして俯瞰してみるとわかるが、
暴力、謀略が現実を実にあっさりと変えていく
ことが示されている。軍事指導者たちは、暴力をもって自らの意図する方向に国を動かしていったという意味にもなる。
暴力を許容する空気の背景には、現実があまりにも過酷なために社会変革を望む意識
があり、そのためには
暴力もやむなしという倒錯した心理
が生まれていったのだ。
■格差社会
■政治不信
■軍閥
■中国の軍閥
■日本の軍閥
■謀略
──今から考えると、満州事変当時、すでに「桜会」による三月事件、十月事件によって、日本の民主主義勢力は軍国主義によって後退がはじまっていたといっていい。そのことは橋本の揚言の通りである。してみると、
百の議論よりも、ある日突然発生した「事件」が情勢を決定する
ということがよく分かる。今日、近隣のベトナム戦争が日本に右旋回の情勢を起こしつつあるということを読者は考え合わせていただきたい。敗戦後の日本の民主主義は「下山事件」「松川事件」などで後退したではないか。
ここに「謀略」の存在価値がある
のである。
関連年表
【1930年】
【11月】
【1931年】
【3月】
- 陸軍の中堅幹部による秘密結社・桜会によるクーデター未遂
【10月】
- 陸軍の中堅幹部による秘密結社・桜会によるクーデター未遂
【1932年】
【2月】
【5月】
■抗日運動
■魔都・上海
■航空の発達
関連年表
【1929年】
【5月】
【11月】
■ 中国空軍創設
【1930年】
【5月】
【10月】
【1931年】
【3月】
- 3/6、三重県上空で日本空輸旅客機から乗客1人が初の飛降り自殺
【6月】
■ 日本初の旅客機墜落による死亡事故(6/22)
- (6/22、福岡県山中に日本空輸旅客機墜落、死者3人)
【8月】
■ パンアメリカン航空の北太平洋航路調査のためロッキードの水上機シリウス号でニューヨークからアラスカ経由で中国へ向けて飛行中のリンドバーグ夫妻、来日
【10月】
■ 史上初の太平洋無着陸横断飛行(米国人のクライド・パングボーンとヒュー・ハーンドン)
【12月】
■ 九一式戦闘機(日本陸軍最初の単葉戦闘機)、制式採用
【1932年】
【1月】
- (第一航空戦隊:空母2(鳳翔、加賀:[艦載機]三式艦上戦闘機、一三式艦上攻撃機)軽巡洋艦3(由良、阿武隈、由良)駆逐艦4(沖風、峯風、沢風、矢風)水上機母艦1(能登呂))
【2月】
■ 日本海軍、初の撃墜戦果
- 2/22、加賀の三式艦戦(生田乃木次大尉乗機)による、中国空軍機・ボーイングP218(ボーイングP-12/F4B系の改良試作機、米国人テストパイロット、ロバート・ショート乗機)の撃墜
【3月】
■マスメディア、誕生
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