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    <title>武装神姫ＳＳまとめ@wiki</title>
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    <description>武装神姫ＳＳまとめ@wiki</description>

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    <title>ＴＶアニメ化に喜ぶ戦乙女</title>
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    <description>
      &amp;bold(){&amp;u(){与太話１０ ： ＴＶアニメ化に喜ぶ戦乙女}}



　雨上がりの朝、濡れた草木が朝日の光を乱反射させ、教室内をいつもよりも明るく照らしている。大学までの道も輝いていた。ガードレールも輝いていた。エルにとって今日はとにかく、何でもかんでも輝いていた。
　大学で顔を合わせるなり姉妹二人はこみ上げてくる気持ちを抑えきれず、抱き合わずにはいられなかった。
「メル！」
「エル姉！」
　ぶつかり合うように胸を合わせ、エルはメルを抱え上げて振り回した。ジャイアントスイングのように。そしてやはりジャイアントスイングのように手を離し、メルを放り投げてしまった。危うく机の上から転げ落ちそうになるメルだったが、縁にしがみつきながらもゲラゲラ笑いが止まらなかった。メルを引っ張りあげたエルは、またメルと抱き合った。
「ＴＶアニメ化ですよメル！」
「ＴＶアニメ化だねエル姉！」
「アルトアイネスが登場しますよメル！」
「アルトレーネが登場するねエル姉！」
　窓から差し込む光に照らされた机の上を、戦乙女の姉妹はしばらくもつれ合い転げまわっていた。二人のオーナーは前日からはしゃぎっぱなしだった二人を見ていたので、羽目を外していても苦笑するだけだった。姫乃も鉄子も、発狂に近い喜び方をする二人に水を差す理由はない。一緒に喜ぶわけではないが、微笑ましいものを見るような目をしていた。
　騒がしさに何事かと集まってくる学生を相手に、エルとメルは自分達の姿がアニメーションとなってテレビに映ることを嬉々として説明した。相手が武装神姫に興味があろうがなかろうが関係なかった。喜びを押し付けるように笑顔を振りまいた。
　ＭＭＳの存在を知らない学生相手に、エルは天使型と悪魔型と一緒に並ぶことがいかに破格の扱いであるかを説いて回った。これまで武装神姫コンテンツの看板を必ず飾ってきたアーンヴァルとストラーフ。つまり二人は最初期の神姫にして永遠の主人公とも言える。その他多数の神姫達の頭を押さえて、その主人公らの隣に立つアルトレーネとアルトアイネス。キュートなラフ画。ハーレムとバトルを予感させる解説は、神姫として在るべき姿になることを示している。これからの武装神姫を背負って立てと言われたような気がして、しかしエルは重圧以上に天にも昇る気持ちに包まれていた。メル共々、浮かれポンチだった。
　二人の背中にコールタールを塗りたくるように向けられたドス黒い視線に、エルとメルは気づけなかった。



◆――――◆



　大学から帰宅するなりオンライン上の茶室に呼び出されたエルは、コタマが渋い顔をしている理由に思い至らなかった。メルも隣で困惑している。四畳半の真ん中に置かれたちゃぶ台の上には、脱ぎ捨てられたヴェールと十字架があった。エルには、レラカムイの矮躯を包む修道服がいつもより黒く見えた。
「そこに座れ」ちゃぶ台の反対側をコタマが指差し、エルとメルはそこに座った。
「先に言っとくけどよ、アタシは別に嫉妬してるわけじゃねぇんだぜ？ 分かるだろ、体はレラカムイでも主に仕えるこの気持ちはそう簡単に無くなるわけじゃねぇ」
「はあ」と気のない返事をするメル。
「アタシら神姫は主の前では謙虚であるべきだ。型番を与えられた日やらモチーフに貴賎はねぇ。主の前ではすべで平等だ。違いがあるとすれば、どれだけ主にゴマすったかどうかだけだ」
「コタマ姉さんが何を言いたいのか、これっぽっちも分かりません」
　行儀よく正座したエルに向かって、コタマは大きなため息をついた。一週間分の呼吸に使う空気を吐き出したようなため息だった。これには機嫌の良い戦乙女姉妹も不快感を示さずにいられなかった。
「人を呼び出しといてその態度はないんじゃない？ 親しき仲にも礼儀ありって言葉があるでしょ」
「そうですよ。あのマシロ姉さんですら線引きはちゃんとしてるんですからね」
「マシロね……オマエら、クーフランの名前を出すわけだ」
　机の上の十字架を手に取ったコタマは意味も無くそれを天井の蛍光灯にかざした。磨き上げられた金色が、今朝の露のように輝いた。
「オマエら、マシロ以外のクーフランを見たことあるか？」
　考える間をおかず、エルとメルは頭を振った。コタマは二人を嗜めるように言った。
「そうかよ。じゃあもう一つ聞くぜ。そんなマシロの前でＴＶアニメ化の話をすることは酷いことだと思わねぇか？」
　エルは頭をハンマーで殴られたような衝撃に襲われた。確かに今日は朝から、マシロはいつにも増して沈黙を守っていた。思えば、戦乙女がアニメに出るということは、他の神姫が登場する機会を奪ってしまうことになる。アルトレーネより早く生まれた神姫は多い。クーフランはさらに古参と呼べる神姫になる。出荷数も全然違う。
　何も言わないマシロを無思慮な振る舞いで傷つけていなかったか、エルは頭を抱えた。鋼よりも強い芯を持つマシロとはいえ、アニメに登場するからといって無思慮にはしゃぐエルを間近で見せつけられて不愉快でないわけがない。かつて自分も含めたアルトレーネ達は再販が決まらなかったからと神姫センターで大暴れしたではないか。あの時のすべてを破壊し尽くしたくなる衝動を他人に押し付けていいわけがない。
「私、マシロ姉さんになんてひどいことを」
メルも同じことを考えていたらしく、申し訳なさそうに視線を落とした。
「ボクも……ＴＶアニメ化されて少し、調子に乗ってた……」
「やっと分かってくれた？」コタマは修道服を脱いだ。修道服がスイッチになっているのか、言葉がいくぶん柔らかくなった。
「アタシもちょっとキツいこと言ったかもしれないけどさ、二人には落ち着きってものを知ってほしかったんだよ。うん、でも分かってくれてよかった。いや本当。じゃあ一応のケジメとして、ゴメンナサイしとこうか」
　エルとメルは素直に頭を下げようとした。神妙な顔をして、背筋を伸ばして頭を５ミリくらい前に倒したところで、二人同時に同じことに気がついた。
「ちょっと待って下さい。どうしてコタマ姉さんに謝らなきゃいけないんですか」
「そうだよ。謝る相手はマシロ姉でしょ」
　コタマは目を逸らした。
「そ、そんなの決まってるじゃない。アタシはマシロと一緒に住んでるんだし、代わりに二人の謝罪を聞いとこうって」
「マシロ姉さんをここに呼んでくれればいいじゃないですか。そしたら私たち、ちゃんと謝りますよ」
「そうだそうだ。そもそもマシロ姉なら、こんな回りくどい謝罪なんてされたら逆にキレるに決まってるじゃん。一緒に住んでるコタマ姉ならそこんとこよく分かってるでしょ、なのにどうして――」
　そこまで言ったメルだったが、「――あっ」と何かに気づいた風に見えるや、口をつぐんでしまった。顔が申し訳なさそうなものに戻った。
「どうしたんですかメル」
「えっと、やっぱりコタマ姉に謝ろうよ」
「嫌です！ 意味もなく謝るなんで戦乙女がやっちゃダメです！」
「いいからほら、ね。ここは頭を下げなきゃいけないとこだよ。……レラカムイ相手にさ」
「うぐっ！？」とコタマが唸った。
　エルはようやく、レラカムイがクーフランと同じくコタマ以外に見かけないことに思い至った。鉄子さんはいったいどこからレラカムイを見つけてきたんだろう、と疑問に思ってしまうほどだった。決して貶したいわけではない。ただ事実として、レラカムイの絶対数は少なかった。
「ま、待った待った二人とも。アタシは別に」
「ごめんコタマ姉。ボク達、コタマ姉の気持ちを全然考えてなかった」
「だ、だからアタシは別に」
「今までタマちゃんとか呼んでごめんなさい。コタマ姉さん、悲しいことがあったら私達に何でも相談してください。無力ですけど、きっと力になれますから」
「謝るんじゃねえ！ アタシをそんな目で見るんじゃねえ！」
「私、コタマ姉さんの気持ちはよく分かりますから。アルトレーネも昔、『不人気』って言われたことありますし」
「どういう意味だコラァ！ つーかテメェ今さりげなく不人気のことを過去形にしやがっただろ！」
「えっ？ それはだって、アニメに大抜擢されましたし」
「ブッチ殺す！ オマエ絶対ブチ殺してやらああああああ！」



◆――――◆



　ステージに立つなりエルとメルは、コタマ操るセカンドの銃弾の奇襲を受けた。
「エル姉隠れるよ！」
　掠るだけでも体が抉られるほどの脅威を、二人は十数階建てのビルの影でやり過ごした。以前も同じようなシチュエーションがあったな、とエルは思った。あの時は確か、神姫の漫画が発売された時だった。漫画の中でアルトレーネが目立ちに目立って、メルと力を合わせてコタマを倒そうとした。しかし漫画の中にハーモニーグレイスの『ハ』の字も無かったことにキレたコタマに、二人のコンビネーションはまったく歯が立たなかった。
「今度は前と同じようにはならないよ」エルの手を引いたメルが言った。アルトアイネス専用の黒い武装脚とスカートを装備し、副腕の代わりにエルを包んでいるのは吸血鬼が着ていそうなボロボロの赤いマント。スカートの中には大量の武装が隠されている。隠し武装のバリエーションは、貞方にもらわれたばかりの時とは比べ物にならないほど充実している。姉であり頻繁に手合わせをするエルでさえ、そのスカートの中身をすべて把握することはできなかった。ビルの中を走る間も、メルはスカートから小型の爆弾をいくつも取り出し、そこら中に設置していった。
「ボクもエル姉も、もう昔とは違う。まだまだコタマ姉のほうが圧倒的に強いけどさ」
「私達にだってプライドってものがあるんです。メル、意地でもコタマ姉さんに一泡吹かせますよ」
　ハイタッチを交わした二人は、別の方向へ走り出した。メルはそのまま一階の奥のほうへ。エルは階段を駆け上がっていった。メルがビルの端まで到達して身を隠したあたりで、入り口のほうの爆弾が炸裂した。続けていくつかの爆弾も、爆竹のように次々と爆発していく。コタマが入ってきたことを告げる爆発だ。事務所を模したフロアは机や椅子、棚などがいくつかの島を作って並べられていて、爆発した箇所にあったものが吹き飛んでいく。
「オマエらよぉ、まさかまたビルん中から仕掛けてくるんじゃねぇだろうなあ。もう同じ手は食わないとか思ってるんだろうけどよ、それはアタシだって同じ事なんだぜ？」
　コタマが階段に足をかけると、進路を塞ぐように多数の浮遊機雷が発生した。コタマは慌てることなく下がり、爆発をやり過ごした。爆風で階段が吹き飛び、上階との道が途切れた。
「上がるなって意思表示か？ アニメに出る奴はアタシに命令できるほど偉くなんのか？ エル！ メル！ どっちかまだ一階に残ってんだろ！ 隠れてないで出てきやがれ！」
　しかしメルの影は姿を現さず、代わりにコタマが進む分だけ爆発が起きた。爆発は小規模だが、数が多い。コタマは数歩歩く度に爆発を回避するために下がらざるを得なかった。ビルの中心部あたりまで歩くのに少々時間がかかった。
「クソッ、このウザいトラップはメルの奴だな」
「ボクを呼んだ？ コタマ姉」
　メルは唐突に姿を表した。コタマからは離れた場所、少なくともファーストの攻撃範囲よりも僅かに外に立った。メルの両手にはそれぞれマシンガンが握られていた。コタマのセカンドの対物ライフルと比べると、あまりに頼りなく見えてしまう。
「いい度胸してんじゃねえか。一応聞いとくけどよ、エルも近くにいるのか？」
「いないよ」とメルがやけにあっさりと答えたため、コタマは怪訝な顔をした。
「アタシを出し抜きたい気持ちは分かるけどよ、もっとマシな嘘つけよ」
「嘘じゃないって。本当だよ。じゃあ証拠に、ここらの爆弾を全部爆発させようか」
「ああん？」
「エル姉は、というか普通の神姫は至近距離の爆発を回避したりできないから防御装甲が分厚くなるんだよ。だからもし軽装のエル姉がこの近くにいたら、爆発に巻き込まれて大ダメージを受けることになるよね」
「何が言いてぇんだ？」
「そのまんまの意味だよ。エル姉がいないことを証明するために、今から残った全部の爆弾を爆発させるんだ」
　メルはおもむろに両手のマシンガンをコタマではないほうに向けて撃ち始めた。弾が当たった爆弾が爆発し、メルのマントを揺らした。ひとつ爆発するごとに土煙が巻き上がり、コタマとメルの視界を遮った。
（爆発で破片を飛ばしてくるでもなし。煙幕が目的？ いや、メルの位置はマシンガンの火で丸わかりだし）ファーストとセカンドに防御の姿勢をさせて、コタマはじっと様子を見た。しかしマシンガンの火が唐突に向けられるわけでもない。メルはただ自分が仕掛けて回った爆弾をヤケクソに爆発させているだけにしか見えなかった。土煙の向こう側で、マシンガンがひっきりなしに弾を吐き出し続けている。
（わざわざ仕掛けて回ったのを意味もなく爆発させて何を――――いや、【仕掛けて回る】？）
　コタマが動いた。メルの姿は既に目視できなくなっており、セカンドにおおよその位置を撃たせた。セカンドの銃声で一旦マシンガンの音が止まったが、再び鳴りはじめた。それでコタマの疑念は確信に変わった。
「ビルを崩壊させる気かよ！」
　メルを置いてコタマは外に向かって走り出した。それを合図にしたかのように、天井の崩壊が始まった。机や瓦礫を飛び越えながらコタマは舌打ちした。
「あの爆弾は柱を壊すためだったのかよ！ クソッ、アタシとしたことがどうして気づけなかった！」
　地鳴りのような音がして、床との間にあるものすべてをプレスするように天井が落ちてきた。メル自身も恐らく逃げられないだろうが、コタマに確認する余裕はない。壁を突き破るためにファーストを先行させてガントレットを繰り出した。コタマが通れるだけの穴を開けさせるつもりで叩き込んだ打撃は、しかし、壁を粉々にすることができても、大穴を開けるには至らなかった。天井がコタマの頭上僅かまで迫る。一か八か、僅かに空いた隙間に頭から飛び込んだ。膝から先が崩落に巻き込まれた。足が使い物にならなくなるよりも、ビルの一階外側部分に張り巡らされていたワイヤーに気を取られた。
　濁流に巻き込まれるように、コタマの軽い体は転がっていった。幸いなことにビルが崩壊する方向はコタマが飛び出した側とは逆だった。隣に立っているビルに寄りかかるように倒れ、そのまま自重を支えきれずに真ん中から折れて崩れていった。
「ゲホッ、う、うう……」
　さすがのコタマも無事では済まなかった。瓦礫に寄り添うように、道路に仰向けに倒れていた。千切れた足だけではなく、全身を襲うダメージに顔をしかめた。ファーストとセカンドはビルの下敷きになっている。
「っ……久しぶりに、本気で神に祈りたい気分だぜ」
「ではそのまま祈ってて、動かないでください」
　エルが空から降らせた言葉に、コタマは心底驚いた顔をした。せっかくメルに借りたワイヤーを仕掛けて待っていたのに忘れられちゃ困る、と思ってエルは、コタマに向かって頭から落下しながら、二振りの剣を構えた。
「『スカーレットデビル』――これで最後です！」
「ざけんじゃねぇ！」コタマは最後の力を振り絞って、右手の十字架からエルに向けて糸を伸ばした。左手は動かなかった。接続された糸が制御系統を奪い、エルの右手が意思に反して刃を自身の胸に向けた。
「『ＦＴＤ３』だ自決しやがれぇ！」
「その前に死んでください！」
　エルの加速に乗った剣と、自身の胸を貫こうとする剣。コンマ一秒が何秒にも引き伸ばされたような感覚だった。エルは時間が意味をなさなくなる中で、二つの刃が同時に目標に沈んでいくのを見た。



◆――――◆



　茶室に戻ってからしばらく、エルとメルは言葉を失っていた。
「なんだよアンタら、何か言いなさいよ」
　修道服を脱いだコタマにそう言われ、戦乙女の二人は顔を見合わせた。
「だって、その」
「ねえ？」
　エルにはまだ【さっきのこと】が信じられなかった。メルも同じ顔をしているから、同じことを考えているのだろう。勝つために戦っていたし負けるつもりもなかった。しかし頭の片隅では、二人がかり程度では絶対に勝ち目がないと考えていた。それほどまでにレベルが違う。努力でどうになかる高さではない壁がある。悔しいとすら思えなくなるほどコタマとの差を認めてしまっていて、それはエルに限らず、『ドールマスター』を知る誰もがそうだった。
「でも、引き分けました」
「『ドールマスター』と引き分けたね」
「すごいこと、ですよね」
「すごいこと、だよね」
「自慢、できますよね」
「ＴＶアニメ化くらい自慢できるね」
「は……」
「ははは……」
「「あっはははははははははは！！」」
　たまらずエルとメルは抱き合った。ちゃぶ台を蹴飛ばして四畳半の上でもつれ合った。棚に背中をぶつけようと、花瓶をひっくり返して頭から水をかぶろうと二人は構わず、今朝の大学を再現するように転げまわった。じゃれ合う肉食動物の子供のような二人を、部屋の隅でコタマは冷めた目で見ていた。
「引き分けでそんなに喜ばれても……アタシはどんな顔すればいいの？」
　顔をくっつけて笑い合う二人が答えてくれるはずもなく、大きなため息をついたコタマは茶室から出ていった。残された二人はその後も転げまわり、茶室の備品をひとしきり破壊してようやく転がるのをやめた。
「ふう……あれ？ コタマ姉さんがいませんよ」頭からかぶった花瓶の水を切りながらエルが言った。
「もう帰ったんじゃない？ ボク達も帰ろうよ。ショウくんとハナ姉に報告しなきゃ。きっと驚くよ～」
　エルは落ち着いてあたりを見回して、ちょっと浮かれすぎたと反省した。データだからいくら備品を破壊しても問題ないとはいえ、これではＴＶアニメ化されるに当たって全国に姿が流れる戦乙女として恥ずかしい。メルの言う通り、早く退散したほうがいい。茶室の扉を開こうと手をかけようとしたその時、自動ではないはずの扉が勝手に開いた。扉の向こうには白銀のスレイプニルが立っていた。
「まだ残っていたのですか。コタマが戻ってから随分時間が経ちましたが――なんですか、この部屋の有り様は」
　エルとメルの後ろを覗きこんだマシロは、茶室のあんまりな荒れ模様に顔をしかめた。
「まあいいでしょう、茶室に用はありません。二人とも、すぐにバトルの準備をしなさい」
「ちょ、ちょっと待ってよマシロ姉。いきなりバトルって言われても、ボク達さっきコタマ姉と」
「引き分けたと聞いています。コタマが珍しく難しい顔をしていたので、お二人の戦い方が気になったのです。あと一戦はできるでしょう」
　冗談じゃない、とエルは言いたかった。せっかく良いことが続いて今晩は幸せ気分で眠れそうだったのに、『ナイツ・オブ・ラウンド』を相手にしてしまったら必然的に黒星がついてしまう。仮にコタマの時のように作戦が上手くいったとしても、倒壊したビルの中から無傷で出てくるマシロの姿が目に浮かんだ。
「わ、私達ちょっと用事がありまして。ではこれで――」
「待ちなさい」とマシロは横を通り抜けようとする姉妹二人の首根っこを捕まえた。
「離してマシロ姉！ やーだー戦いたくない！」
「つれないことを言わないでください。お二人にはアニメに抜擢された祝辞を伝えなければなりません」
「い、いえ、気持ちだけで十分です」
　マシロは聞かなかった。
「おめでとうございます。これで戦乙女型は多種多様な神姫の中から頭ひとつ飛び出したわけですね。喜ばしいことです。それはそれとしてコタマから聞きました。コタマの聞き間違いの可能性も否定できませんが――」
　たっぷり時間を置いて、まるで別人のように冷たい声で言った。
「クーフランを哀れんだそうではないですか」
「ち、違います！ 私達そんなつもりはありません！」
「誤解だよ！ コタマ姉が変なこと言ってるだけだってば！」
「言い訳は戦場で聞きます。天使や悪魔と肩を並べるほどの大抜擢ですから、お二人が少々目線を高くしたとしても、私にそれを咎めるつもりはありません」
「咎めるつもり満々だよね！？ バトルで八つ当たりする気満々だよね！？」
「謝りますから！ 謝りますから勘弁してください！」
「謝罪などする必要はないではありませんか、何も間違ったことはしていないのでしょう。それにしても楽しみですね、主役級となった戦乙女殿との勝負。これから全国に剣を振るう姿が放送される戦乙女殿と予め手合わせできるなど、身に余る光栄ではありませんか」
　楽しみと言いつつ、マシロの顔で笑っているのは口元だけだった。深いエメラルド色の瞳は遠くの別のものを見ていた。暴れるエルとメルに殺気のようなものを飛ばして静かにさせて、二人をステージまで引きずっていった。尻で床を磨きながらエルは、これを期に戦乙女が再々販されることを少しだけ願った。




























やはりＩＳと似たような感じになるんでしょうか。
メカ、少女、スタッフまで同じとのことで。
ううむ。


&amp;bold(){[[15cm程度の死闘トップへ&gt;15cm程度の死闘]]}    </description>
    <dc:date>2012-05-26T13:11:47+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2295.html">
    <title>登場キャラ達</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2295.html</link>
    <description>
      &amp;bold(){&amp;u(){『戦乙女の憂鬱』登場キャラ達}}




※注 ； 十字キー配列はこんな感じです。

７　８　９
　＼ ↑ ／
４←５ →６
　／ ↓ ＼
１　２　３

意味が分からないという方は読み飛ばして下さい。
意味が分かったとしても読み飛ばしを推奨します。






★背比 弧域　／　セクラベ コイキ
　所持神姫　／　エル

●付加効果
　『主人公補正（Ⅰ）』
　『ラストブレイブ』
　『対猫攻撃力　－５０％』



★エル　／　戦乙女型アルトレーネ
　称号　／　たこ焼きのお供

●技一覧
　『デーモンロードクロウ』
　　２３６ ＋ Ｂ or Ｃ
　『デーモンロードウォーク』
　　６２３ ＋ Ｂ or Ｃ　（入力後キー方向へ移動、大剣一本以上装備時）
　『デモンズディナーフォーク』
　　２１４ ＋ Ｂ or Ｃ
　『武装切り替え』
　　２２ ＋ Ａ or Ｂ or Ｃ
　『ゲイルスケイグル』
　　４１２３６ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用、大剣一本以上装備時）
　『神槍「スピア・ザ・グングニル」』
　　６４１２３６ ＋ Ｃ　（３ゲージ使用、大剣一本以上装備時）
　『スカーレットデビル』
　　６４１２３６ ＋ Ｄ　（ＬＰ３０％未満、５ゲージ使用、大剣二本装備時）

●性能
『デーモンロードウォーク』　でステージを縦横無尽に駆け巡るスピードキャラ。
相手が遠くにいようが空を飛んでいようが急接近、急離脱自在なためレンジを選ばず戦うことができるが、壁に衝突したり攻撃を空振って着地に失敗すると自分がダメージを受けてしまうため、スピードに慣れないうちは自滅することが多い。
接近した後は、威力は低いものの出が早い爪楊枝でガードを崩しつつ大剣を使用した攻撃を織り交ぜて確実にダメージを与えていくことになる。
攻撃が単調になりがちなので　『デーモンロードウォーク』　『武装切り替え』　でペースを変えて相手を翻弄するのが基本戦法。
ゲージ使用技の　『神槍「スピア・ザ・グングニル」』　『スカーレットデビル』　は速度・威力共に申し分無いものの、空振ったり使用後の着地に失敗すると自分も大ダメージを受けてしまう。
防御面はコートの恩恵を受けているため比較的打たれ強い。
投擲などで大剣を手元から失うと　『デーモンロードウォーク』　が使えなくなり相手の攻撃を弾くこともできなくなるため、大剣を回収しなければ手も足も出なくなることもある。
高速移動や壁走りなど爽快感溢れる動きは扱っていて楽しいものの、調子に乗ると痛い目を見る中級者向けキャラ。





★一ノ傘 姫乃　／　イチノカサ ヒメノ
　所持神姫　／　ニーキ

●付加効果
　『セイブ・ザ・プリンセス』
　『ドレスチェンジ』
　『ウィークバーサク』



★ニーキ　／　悪魔型ストラーフbis
　称号　／　執事さん

●技一覧
　『血風懺悔』
　　２３６ ＋ Ｂ or Ｃ　（地上のみ）
　『血風懺悔（派生・素手）』
　　６ ＋ Ａ or Ｂ or Ｃ　（装備なし時）
　『血風懺悔（派生・ハンドガン）』
　　６ ＋ Ａ or Ｂ or Ｃ　（ハンドガン装備時）
　『血風懺悔（派生・ナイフ）』
　　６ ＋ Ａ or Ｂ or Ｃ　（ナイフ装備時）
　『血風懺悔（派生・大剣）』
　　６ ＋ Ａ or Ｂ or Ｃ　（大剣装備時）
　『射撃』
　　６２３ ＋ Ｃ　（ハンドガン装備時）
　『投擲（ナイフ）』
　　６２３ ＋ Ｃ　（ナイフ装備時）
　『投擲（大剣）』
　　６２３ ＋ Ｃ　（大剣装備時）
　『ロックオン解除』
　　４２１ ＋ Ｃ　（地上のみ）
　『武装切り替え』
　　２２ ＋ Ａ or Ｂ or Ｃ
　『幻想指揮・殲滅』
　　４１２３６ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用、ハンドガンorナイフ装備時）
　『夢想指揮・護姫』
　　６４１２３６ ＋ Ｃ　（３ゲージ使用、ハンドガンorナイフ装備時）
　『十三回旋黒猫輪舞曲』
　　６４１２３６ ＋ Ｄ　（ＬＰ３０％未満、５ゲージ使用、地上のみ、ハンドガンorナイフ備時）

●性能
派生技が多く、一度攻撃を当てるとそこから簡単にコンボに繋がるため初心者向け。
ただし　『武装切り替え』　で使用できる大剣は非常に出が遅く、しかも装備中はゲージ技が使えなくなるため、素手のほうがマシと言ってもいい。
このキャラの一番の持ち味は　『ロックオン解除』。
相手のロックオンを解除しつつ近づいてコンボやゲージ技を当てていき、上手く相手を混乱させることで一方的な試合運びも可能。
慣れた相手にはとにかく乱発するか、もしくはここぞという時のみ使用するといい。
攻撃力は平均的だがどんな状況でもコンボにつながるため実質平均以上。
そのかわり、防御力、移動速度は素体に毛が生えた程度のもの。
空を飛べるわけでもないのに対空技は射撃と投擲しかなく、しかも射撃の命中率は悪く、ナイフや大剣投擲後は拾い直すまで当然それらは使用不可となるため、飛行タイプが相手だと苦戦は必至。
打たれ弱いため、いかに　『ロックオン解除』　で攻撃と相手の目を躱しつつ接近できるかがポイントとなる。





★貞方 祥太　／　サダカタ ショウタ
　所持神姫　／　ハナコ、メル

●付加効果
　『武装装備制限無効』
　『コンビネーションエリア』
　『敗北フラグ回収率　＋３０％』



★ハナコ　／　犬型ハウリン
　称号　／　健気なわんこ

●技一覧
　『ねずみ花火』
　　２３６ ＋Ｂ or Ｃ
　『うし追い祭り』
　　６２３ ＋Ｂ or Ｃ
　『とらの穴』
　　２１４ ＋Ｂ or Ｃ
　『十五夜うさぎ』
　　４２１ ＋Ｂ or Ｃ
　『たつのおとし子』
　　２２ ＋Ｂ
　『へび睨み』
　　６６ ＋Ｂ
　『じゃじゃうま』
　　４４ ＋Ｃ
　『迷えるこひつじ』
　　８８ ＋Ｃ
　『さるまわし』
　　４１２３６ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用）
　『とりがら』
　　６３２１４ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用）
　『いのしかちょう』
　　６４１２３６ ＋ Ｃ　（３ゲージ使用）
　『いぬのお巡りさん』
　　６４１２３６ ＋ Ｄ　（ＬＰ３０％未満、５ゲージ使用、地上のみ）
　『一日遅れのねこ』
　　（接近時に『いぬのお巡りさん』成功で自動発動）

●性能
ギミック満載な槍で多彩な技を繰り出し相手を迎え撃つ要塞キャラ。
積極的に移動せず、じっくりと腰を据えて相手の出方を窺うのが主戦法。
その性質上どうしても後手に回りがちだが、廃屋内などの狭いステージや角へ追い込んだ時の爆発力はすさまじい。
コマンド技の相殺強度が全体的に高めなため、防御よりも攻撃で弾いたほうが有利になる場合が多い。
相手が遠距離から銃撃などを放ってきたときは防御しつつ　『へび睨み』　で動きを止めて近づくか、　『ねずみ花火』　で応戦。
どの技も単発の性能は高いが、吹き飛ばし効果があるものがほとんどでコンボにつながらないため、できる限り通常攻撃→コマンド技と繋げて少しでもダメージを増やさなければジリ貧になってしまう。
『一日遅れのねこ』　は一撃必殺のロマン技。
それ以前に　『いぬのお巡りさん』　も出が遅く射程が短いため、ゲージは他の技に使ったほうがいい。
理論上最強キャラと言っても過言ではないが、すべての技を使いこなすのは至難の業。




★メル　／　戦乙女型アルトアイネス
　称号　／　コメディアン型神姫

●技一覧
　『ヒドゥンブレード』
　　２３６ ＋ Ｂ or Ｃ　（近接武器用意時）
　『ヒドゥンショット』
　　２３６ ＋ Ｂ or Ｃ　（遠隔武器用意時）
　『ヒドゥンワイヤー』
　　２１４ ＋ Ｂ or Ｃ　（近接武器用意時）
　『ヒドゥンボム』
　　２１４ ＋ Ｂ or Ｃ　（遠隔武器用意時）
　『武装切り替え』
　　２２ ＋ Ｂ or Ｃ
　『形態切り替え』
　　８８ ＋ Ｃ
　『シザース・ガリアス・ドミニオール』
　　４１２３６ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用、近接武器用意時）
　『スターボウブレイク』
　　４１２３６ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用、遠隔武器用意時）
　『シザース・ガリアス・ドミニオール改』
　　６４１２３６ ＋ Ｃ　（３ゲージ使用、近接武器用意時）
　『ムーンボウブレイク』
　　６４１２３６ ＋ Ｃ　（３ゲージ使用、遠隔武器用意時）
　『パンドラスカート』
　　６４１２３６ ＋ Ｄ　（ＬＰ３０％未満、５ゲージ使用）

●性能
スカートアーマーを広げ、その内側に隠した暗器で戦う。
動作無しで行える　『武装切り替え』　で近接・遠隔を使い分けることで意表をつきつつオールレンジで戦うことができるが、メルの性能が最も生きるのは　『ヒドゥンブレード』　がギリギリ届くくらいの中距離。
大きく展開したスカートとそこから伸ばした暗器のリーチは近接武器としては全キャラ屈指で、それを活かして中距離では常に相手に選択を迫ることが可能。
逆に近・遠距離では技は揃っているものの、通常攻撃も含めたどの攻撃も比較的出が遅く読まれ易いので、無闇な攻撃はカウンターの餌食になりやすい。
スカートアーマーは　『形態切り替え』　でウイングに変形して空を飛ぶこともできる。
変形時に大きな隙があるため注意。
『パンドラスカート』　は遠近どちらの武器でも同じ攻撃となるが、スカートアーマーの形態によって技の性質が異なる。
スカートアーマーによる飛翔やレッグパーツによるダッシュと機動力は高め。
その代わりに攻撃力・防御力はイマイチであり、いかに相手との距離を保ったまま戦うかがポイントとなる上級者向けキャラ。





★竹櫛 鉄子　／　タケグシ テツコ
　所持神姫　／　コタマ

●付加効果
　『主人公補正（Ⅱ）』
　『シンクロドールズ』
　『マイハートブレイク』



★コタマ　／　シスター型ハーモニーグレイス
　称号　／　ドールマスター

●技一覧
　？？？

●性能
　？？？





★ヨドマルの店員　／　アカギ　ハルノリ
　所持神姫　／　レミリア、フランドール、他多数

●付加効果
　『東方幻想』
　『武装装備制限無効』
　『ゲージ使用時無敵』



★レミリア　／　悪魔型ストラーフ
　称号　／　デーモンロード

●技一覧
　『デーモンロードクロウ』
　　２３６ ＋ Ｂ or Ｃ
　『デーモンロードクレイドル』
　　２１４＋ Ｂ or Ｃ　（地上のみ）
　『デーモンロードウォーク』
　　６２３＋ Ｂ or Ｃ　（入力後キー方向へ移動）
　『デーモンロードアロー』
　　４２１ ＋ Ｂ or Ｃ
　『神槍「スピア・ザ・グングニル」』
　　（武器を拾った時に自動発動、１ゲージ使用）
　『悪魔「レミリアストレッチ」』
　　４１２３６ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用）
　『紅魔「スカーレットデビル」』
　　６４１２３６ ＋ Ｃ　（３ゲージ使用）
　『夜王「デーモンキングクレイドル」』
　　６４１２３６ ＋ Ｄ　（ＬＰ３０％未満、５ゲージ使用）

●性能
突進系の技が充実したパワー＆スピードキャラ。
『デーモンロードウォーク』　はエルの同名の技より移動距離が短い代わりに速さで上回り、そこから各種技につなげていく。
どのコマンド技にもガードクラッシュの追加効果があるため、一度防御されても続けざまに攻撃して積極的にガードクラッシュを狙うといい。
ただし　『デーモンロードウォーク』　以外の技はゲージ技でもキャンセルできないため、攻撃を回避されて大きな隙を晒してしまわないよう注意が必要。
武装をフルセットで装備しているためステータスは総じて高め。
平均以下の機動力も主力の　『デーモンロードウォーク』『デーモンロードクレイドル』　があるため気にならない。
最大の弱点は、唯一の飛び道具が扱いにくくしかもゲージ技の　『神槍「スピア・ザ・グングニル」』　であること。
勝手に拾った武器を勝手に投げて勝手にゲージを消費してしまい、さらに投げるタイミングがバレバレなため、この技のせいで大きな隙を晒してしまうこともある。
相手の武器を弾いてキャッチしても発動するため、相手が隙の大きい技を使ってきたら狙ってみるのも一つの手。




★フランドール　／　天使型アーンヴァル
　称号　／　アル中

●技一覧
　『レーヴァテイン』
　　２３６ ＋ Ｂ or Ｃ
　『レーヴァテイン（追）』
　　６ ＋ Ａ or Ｂ or Ｃ　（『レーヴァテイン後追加入力』）
　『カゴメカゴメ』
　　４２１ ＋ Ｂ or Ｃ
　『カゴメカゴメ（追）』
　　４ ＋ Ｂ or Ｃ　（『カゴメカゴメ後追加入力』）
　『クランベリートラップ』
　　２１４ ＋ Ｂ or Ｃ
　『ヂェリー』
　　２２ ＋ Ｃ　（地上のみ）
　『禁弾「スターボウブレイク」』
　　４１２３６ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用、空中のみ）
　『禁忌「禁じられた遊び」』
　　６４１２３６ ＋ Ｃ　（３ゲージ使用、空中のみ）
　『Ｑ．Ｅ．Ｄ．「２０３６年の波紋」』
　　６４１２３６ ＋ Ｄ　（ＬＰ３０％未満、５ゲージ使用、空中のみ）

●性能
空を飛び回りミサイルを撒き散らす爆撃キャラ。
コマンド技だけでなく通常攻撃もハンドガンなどの飛び道具であるため、とにかく相手から距離を取ることが重要となる。
空中では前進だけでなく後退、旋回、上昇下降と自由自在で速度も十分であり、地上の相手に対して上空から一方的にミサイルを飛ばすこともできる
ただし、飛んでいられるのはフランドール固有の　【エネルギーメーター】　が残っている間だけ。
地上に降りて　『ヂェリー』　でメーターを回復する際は隙だらけになるので、合間を縫って補充しておくか、メーターが空になる直前に相手を怯ませるなどしておく必要がある。
地上でも通常射撃やミサイルで攻撃可能だが、全キャラ中最低ランクの地上移動速度と頼りない防御力をあてにせず、できるだけ早くヂェリーを補充して空に戻りたいところ。
ミサイルはある程度追尾するが大雑把に相手目がけて飛ぶので制圧・牽制用と考え、隙を見て　『レーヴァテイン』　を差し込むことで効率よくダメージを与えていける。
障害物が多数設置されたステージや天井が低いステージでも自在に飛び回れるようになって初めて真価を発揮する中級者向けキャラ。




★オネ　／　侍型紅緒
　称号　／　顔が濃い……

●技一覧
　『一の流れ』
　　２３６ ＋ Ｂ or Ｃ
　『二の流れ』
　　６２３ ＋ Ｂ or Ｃ
　『五の流れ』
　　２１４ ＋ Ｂ or Ｃ
　『返し』
　　２２ ＋ Ｃ
　『魔剣・烈風斬』
　　４１２３６ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用、地上のみ）
　『魔刃・新烈風斬』
　　６４１２３６ ＋ Ｃ　（３ゲージ使用、地上のみ）
　『魔界・旧烈風斬』
　　６４１２３６ ＋ Ｄ　（ＬＰ３０％未満、５ゲージ使用、地上のみ）

●性能
顔が濃い……




★グランティス　／　騎士型サイフォス
　称号　／　顔が濃い……

●技一覧
　『シャイニングブレード』
　　２３６ ＋ Ｂ or Ｃ
　『トリプルウィンド』
　　６２３ ＋ Ｂ or Ｃ
　『セレスティアルスター』
　　２１４ ＋ Ｂ or Ｃ
　『ＯＴＨキラー』
　　２２ ＋ Ｃ　（ＬＰ５０％未満、３ゲージ使用）
　『エクスカリバー』
　　４１２３６ ＋ Ｃ　（１ゲージ使用、地上のみ）
　『スーパーノヴァ』
　　６４１２３６ ＋ Ｃ　（３ゲージ使用、地上のみ）
　『ウルトラノヴァ』
　　６４１２３６ ＋ Ｄ　（ＬＰ３０％未満、５ゲージ使用、地上のみ）

●性能
顔が濃い……









ご意見・ご批評・ご感想・ご苦情その他諸々はこちらまで
- おや、こんなところにコメント欄が。  -- トミすけ  (2010-12-15 00:24:14)
- 完結、ご苦労様でした。ずっと気に入っていて、読ませていただいていました。まったり日常系の内容なのに、しっかり読ませる文章がすごいです。続編、番外編なども期待しています！  -- トミすけ  (2010-12-15 00:27:53)
- ＞トミすけさん　　や、やっぱり感想を頂くのは恥ずかしいものですね。　ありがとうございます！　こちらこそ、ACT1-3 の先を楽しみにしています。　（といいますか、ACT1-3を一番最初に読んでしまいましたごめんなさい……）  -- にゃー  (2010-12-16 01:02:34)
- コメ欄が隠されていたとは(驚)リア充爆発しれ(笑)な御話良い意味で楽しませて貰いました、ひとまず、ありがとうございました、続き楽しみに待たせて貰います  -- ナナシ  (2010-12-21 15:51:30)
- ＞ナナシさん　ﾌﾋﾋ、ｻｰｾﾝw　なにせ俺の姫乃の可愛さはちょっと一線を超えちゃってるもので、惚気話にお付き合い頂いちゃいましたな、いやぁ申し訳ないです。  -- 背比  (2010-12-22 23:57:58)
- 多角的展開ですね…猫ミミレーネなら争いが始まるかもしれませんなぁ、私はエウエウ派ですが(関係無い・笑)  -- ナナシ  (2011-01-04 06:01:24)
- ＞ナナシさん　私はアマティのことは知りませんけど、似たような性格のアルトレーネ型を知っていて、その子のように戦う場面があるのかな、なんて思います。　ちなみに私はクロ派です（関係ないですね・笑）  -- 一ノ傘  (2011-01-04 21:09:47)
- こんな所にコメントフォームが。　お話の面白さもさる事ながら、カウンタやキャラ紹介が格ゲの取説風味だったり、センスがすごいです。  -- ＡＬＣ  (2011-01-13 00:22:21)
- ＞ＡＬＣさん　格闘ゲームみたく表現されるのはいいのですが、私が　『自滅キャラ』　っておかしいと思いませんか？　思いますよね！　しかも中級者向けってすごく中途半端です！　私は初心者さんでも扱い易くて、しかもヘビーユーザーさんにも満足してもらえる素敵な神姫なんです！  -- エル  (2011-01-13 22:09:11)
- ↑鋼の心のＡＬＣさん……です？　だとしたら、カウンター５万突破おめでとうございます！  -- にゃー  (2011-01-13 22:22:11)
- 実家住まいの隠れ紳士には援護砲撃(射撃等生温い)が出来ないのが悲しい、営業所止まりで受け取れれば…神姫過疎地帯な地方在住者の叫び、そして本編に絡むのか(笑)又新たなる火種が着いた？  -- ナナシ  (2011-01-26 02:23:15)
- ＞ナナシさん　君の状況は理解した。 だがエルの機嫌取りに失敗した我々としては、一人でも多くの協力者が欲しい。 今は落ち着いているが、次の期限でも再販が決まらなければ、エルがどんな行動に出るか予測がつかない。 勝手な願いであることは分かっているが、どうか協力してくれないだろうか。  -- ニーキ  (2011-01-27 00:17:02)
- ああ、酷い事に…(笑)　しかし今回の話を見るに中級者向け通り越してイロモノになりつつありませんかエルさんや？　…おや、誰か来たようだ？  -- 翌日玄関先で発見されるＡＬＣ  (2011-02-08 00:26:53)
- ↑イ、イイイイイロモノ！ ヒトのことをつかまえてイロモノ扱いしやがりましたかあなたは！ もう謝ったって許しません、そのふざけたことを吐くお口で今後もご飯をおいしく食べられると思わないでください！  -- エル  (2011-02-08 23:17:54)
- エルさんの怒りを解く為に無断コラボしてみました。どうかお許し下さい。  -- 最近何故かご飯が不味く感じるＡＬＣ  (2011-02-16 23:43:00)
- 戦乙女を最強って言ってくれたからエル姉も機嫌を直したけどさ、あんまり変にエル姉を挑発しないでよ、フォローが面倒だから。  -- メル  (2011-02-19 14:19:41)
- 強制インストール…洒落にならん展開に成りましたなぁ、造られた心と解って居てもねぇ〜どう成る事やら結末まで待つとしますか  -- ナナシ  (2011-02-20 03:05:50)
- ＞ナナシさん　違法改造とかやるならウチから離れたトコでやってほしいんよね、五月蝿いし。　あのネコミミ戦乙女はインスコされたほうが逆にそれっぽくなる気がするんやけど。  -- 竹櫛  (2011-02-26 03:07:38)
- 末永く爆発しろリア充どもめ……あ、毎回楽しませてもらってます  -- カミサカ  (2011-05-05 00:44:13)
- ＞カミサカさん　爆……え、えっと、楽しんでいただけたんですよね！ よかったです！　…………私だって恥ずかしいんです  -- 一ノ傘  (2011-05-05 22:30:10)
- あえて、あえて書こう、彼女の涙ぐましい努力に惜しみ無い称賛を、ちくしょう、愛されてやがるぜ(笑)  -- ナナシ  (2011-05-07 09:40:54)
- ＞ナナシさん　涙ぐましくなんてないヨ！ 姫乃はそのままでも過剰なほど魅力的なのに、さらに見栄を張っちゃっただけヨ！ いやもうホント可愛い娘ヨ！  -- 背比  (2011-05-08 18:40:44)
- 『偽りの装甲』を投稿した後で森見登美彦氏の『恋文の技術』を読み、いよいよもっておっぱい地獄から抜け出せなくなりました。 誰か助けて。  -- にゃー  (2011-05-08 18:45:57)
- わかります、これは勝負どころじゃなくなってしまいますよね。　　　敢えて言おう！　リア充爆発しろ！  -- 五色リンゴ＆少佐  (2011-05-21 09:11:06)
- ＞五色リンゴ＆少佐さん　フン、助平でバトルが疎かになるなど嘆かわしい話だ。キミもそう思うだろう、少佐？　まさかまだ一度も戦っていないばかりか助平話が戦闘描写より先だった、なんてことはないだろうな。  -- ニーキ  (2011-05-21 14:39:53)
- 明日仕事があるにもかかわらず、この時間に第二部零話を一気読みです。すごい、この手紙の内容をどうなってしまうのかドキドキしながら読み切りました。こんな文章が書けるなんて、うらやましい限りです。第二部の展開も楽しみにしております。ああ、それから背比……リア充爆発しろ！（笑）  -- トミすけ  (2011-05-30 02:06:36)
- ＞トミすけさん　これからの展開は……ああ、考えたくない……手紙そのものはどうやった？ ドキドキ？ 私に可能性ありそうかね？ なるだけ文章が桃色にならんよう頑張ったんやけど。ところで、狂乱の聖女って呼ばれとる神姫のこと知らん？ コタマが探せ戦わせろってうるさいんよ。  -- 竹櫛  (2011-05-31 23:53:29)
- 背比君・・・アンタって人は・・・（笑）　それから、２０３６の３巻にメリエンダとこひるが出てないって二人が大騒ぎして困ったって輝君から苦情があったので、良かったらコタマさんも愚痴をこぼしに食堂に足を運んでみたらどうですかね？  -- ばるかん  (2011-06-01 22:44:11)
- ＞ばるかんさん　Now Loading…  -- にゃー  (2011-06-04 10:29:08)
- はじめまして、感想書きたくて探していたらコメント欄こちらにあったのですね。第一部から番外編まで楽しく読ませていただきました。神姫の武装が爪楊枝とかいきなり爆笑させていただきました。このセンスは凄いですねw　第一部の脱力系の中にもシリアスが入っている雰囲気がとてもツボでしたので、第二部も是非頑張ってください。  -- にゅう  (2011-07-21 00:22:36)
- お楽しみ頂けたようで何よりですが、第二部は残念ですけど、第一部のような展開にはならない、ですよ？　だって鉄ちゃん、私から弧域くんを盗もうとしていますし、ね。　その鉄ちゃんが主役のお話にハッピーエンドなんて――そう。　すべて簡単なこと、なんです。　私が弧域くんを、悪い猫から守ればいいんですから。  -- 一ノ傘  (2011-07-24 02:23:37)
- 前話の引きからまさかのバトル描写一切なし！女同士のシリアス会話だったのに思わず爆笑していました。コタマ、今回の突っ込みは君が正しいよ、すごい激戦なのに見てないし。でもやはり笑ってしまうよ・・・。  -- にゅう  (2011-08-02 01:46:19)
- エルさん、よかったねぇ（しみじみ）  -- 名無しさん  (2011-08-06 05:59:18)
- レーネ再販！ レーネ再販！ レーネ再販！  まさかのバトル全カットにやられつつも楽しませてもらい、一言残そうとここに来たら↑に何か真っ黒い人居て噴き出しました……上手いことがんばって主人公。でも爆発しろ  -- カミサカ  (2011-08-06 13:21:30)
- ＞にゅうさん　笑えねっつーの！ ギャラリー多かったからアタシなりにマジで魅せバトルやったんだぜ？ それを全カットってどんだけひねくれてんだって話だクソが！ いやマジでよォ・・・  -- コタマ  (2011-08-07 15:04:04)
- ＞名無しさん　ありがとうございますっ！ おかげさまですよこれは！  -- エル  (2011-08-07 15:04:41)
- ＞カミサカさんからも言ってやってよホント。お兄さんが苦しむのは自業自得だからいいんだけど、巻き込まれるエル姉が心配だよ・・・でもそうか、本当に爆発させてしまえば・・・なんてね、嘘ウソ。  -- メル  (2011-08-07 15:05:40)
- 与太話読みました。相変わらずいい弄られぶりですね姫乃さん。私の中では姫乃成分は黒さ50％弄られ50％で登録されています。そして相変わらず彼女にベタ惚れですね弧域くん。しかし普段から弧域くんの考えを読んでいるであろうニーキを狼狽えさせるとはあんた何考えたんだ！？とにかくアルトレーネ再販おめでとうございます。  -- にゅう  (2011-08-07 17:40:33)
- ＞にゅうさん　フン、狼狽えてなどいない。君の目に私が狼狽えているように映るのならば、それは私が弧域のあまりの単純さに驚き呆れているだけだ。それと、私のヒメは周りに苦労させられる分だけ想いを巡らせてしまうだけだ。その思惑が混沌としてしまうのも致し方ないと分かってくれるだろう？  -- ニーキ  (2011-08-16 09:17:32)
- 二話投稿お疲れ様です。鉄子の武器って・・・前話の作者自虐ネタから予想してましたが予想通り過ぎる武器だった！？しかし姫乃以外に惚れる弧域って想像できないですね、あれだけ色々やっていると(汗)話は何やら不穏な空気になってきていますがどうなることやら。続きも楽しみにしてます。  -- にゅう  (2011-08-16 18:14:30)
- 引きからえらく不穏な臭いがしますが……どうなるんですかね。　クーフラン登場にはものすごくびっくりでした（笑）ドラマのくだりとか、和むキャラだなぁ  -- ばるかん  (2011-08-16 22:14:23)
- ＞にゅうさん　予想通り・・・フ、フフフ、私の価値っておっぱいしかないんやね。いや、いいんよ、自分でも分かっとるから。そうよね、背比と傘姫ってもうね、他が入り込む余地とか無いもんね・・・フ、フヒヒ・・・  -- 鉄子  (2011-08-28 14:21:53)
- ＞ばるかんさん　誇り高き騎士である私を『和む』と形容するとは――まあいいでしょう、時に安息が必要なことは心得ています。時にばるかん殿、コタマがそちらの食堂へお伺いすると聞いておりますが、どうか無礼な態度をお許し下さい。  -- マシロ  (2011-08-28 14:25:56)
- コラボの方、ありがとうございます！不肖の子らではありますが、鉄子さんにも気に入って頂けたようで何よりです。それにしてもコタマさんの発言は私にも気付かなかったことが分かりましたね。そうか！百合だったのか！と（ｻﾞｸｯ　　良ければ次回は姫乃さん達もいらして下さい。ありがとうございました  -- ばるかん  (2011-08-29 22:18:27)
- ＞ばるかんさん　鉄ちゃんから聞きましたよ。カツカレー、絶っっっ対に食べに行きます！　百合は・・・えっと、あくまでコタマの目から見ての話、ですよ？　あのお二人の関係は・・・んん、難しいです。  -- 一ノ傘  (2011-08-30 23:52:09)
- ちょ……予想外の展開にびっくりしました。あの引きがまさかこんな展開につながっていようとは……今後の展開に目が離せませんな！  -- トミすけ  (2011-09-01 22:40:07)
- い、今までのノリとは大幅に変わったシリアス展開・・・！この展開は予想できませんでした、いったいどうなるんでしょうか！？  -- にゅう  (2011-09-02 12:10:25)
- ＞トミすけさん　私も、びっくりです。まさか……こんな【間違った結果】になってしまう、なんて……ままならない、ものですね  -- 一ノ傘  (2011-09-03 01:43:56)
- ＞にゅうさん　ど、どど、どうなるといいますか、どうしましょう！　た、たぶんコタマ姉さんは大丈夫な気がしますけど、でもそれから、鉄子さんとすっごく気まずいです！  -- エル  (2011-09-03 01:47:53)
- な、なんだか話が恐ろしい方向に向いてきているような(汗) これからの話の展開が全く読めないですね、どーなるんでしょうこれから！？  -- にゅう  (2011-09-03 13:40:14)
- ニーキが…マミられた…だと！？こ、コアとボディの接続を切っただけですよね、ね？  -- 通りすがりの武装紳士  (2011-09-03 15:12:56)
- ショッキング＆意外な展開の連続……。コタマさんも鉄子さんも、元気になったらまたカレー食べに来て下さい！  -- ばるかんと食堂メンバー一同  (2011-09-12 22:23:40)
- ＞にゅうさん　私にとっちゃ、鉄子ちゃんさえ無事ならこの後なんてどうでも・・・あ、いや、べ、別に、鉄子ちゃんなんてどうでもいいんだっつーの！　何言わせんだ！  -- コタマ  (2011-09-28 01:11:11)
- ＞通りすがりの武装紳士さん　ニーキ姉はいっちゃったよ、円環の理に導かれて・・・  -- メル  (2011-09-28 01:15:24)
- ＞ばるかんさんと食堂の皆さん　是非そうさせてもらいます。いっぺん入院してから身体に力が入らんくて、力のつくもん食べたいんですよ。  -- 竹櫛  (2011-09-28 01:17:40)
- 八話から間が空いてしまいました、すみません。第二章は十話で終わる（予定です）ので、もう少しお付き合い頂ければ幸いです。  -- にゃー  (2011-09-28 01:23:08)
- ↑何でそこでデレるんですかタマちゃんw まあ話は弧域くんもしっかりと決着をつけましたね。でも前回の一番黒い部分が進展してないのでまだまだ何かありそうな気がします(汗)  -- にゅう  (2011-09-28 15:14:21)
- 誰がタマちゃんかコラァ！  -- コタマ  (2011-09-28 20:40:20)
- 前回までのとても緊迫した状況から、今でのなんとなくホッコリできる感じに、安心を隠せません。…ところで、ニーキさんはその後どうなったのですか？　もしあのまま捨てられたのなら、ウチの社長が背中にカゴを背負って向かいますが？  -- 五色リンゴ  (2011-09-29 12:58:11)
- うーん……どーにもすっきりしないとうかモヤモヤするというか。色々思いますが、とりあえず話が終わるの待ちます  -- カミサカ  (2011-09-29 15:31:44)
- ＞五色リンゴさん　捨てられたら、だと？　言わせてもらうがな、キミにはデリカシーというものが欠如しているぞ。  -- ニーキ（理の向こう側より）  (2011-09-29 23:26:57)
- ＞カミサカさん　ふむ、その感覚は的を射ていることでしょう。憶測の域を出ませんが、この物語を書き記す者こそが最も違和感を抱いているのでは？  -- マシロ  (2011-09-29 23:33:54)
- コメントに配慮が足りなかったこと、深くお詫びしますm(_ _)m　……理を超えてまで突っ込んで頂けるとは、誠に信服しますニーキさん  -- 五色リンゴ  (2011-09-30 00:33:56)
- しかしまあ、コタマ様もハーモニーグレイスだと威圧感を感じられるのにレラカムイ型だと何を言ってもかわいらしく聞こえる・見えてしまいますね(汗  -- にゅう  (2011-09-30 03:23:14)
- ＞五色リンゴさん　え、えっと、ニーキも本気で怒ってるわけじゃないと思います。す、すみません、でしゃばるような真似を・・・  -- ハナコ  (2011-10-09 15:47:34)
- ＞にゅうさん　ハッ！ それでアタシを挑発したつもり？ 甘く見られたもんだよまったく。  -- コタマ  (2011-10-09 15:49:54)
- 第二章は十話で終わると言ったな、あれは嘘だ。　・・・すみません、終わりませんでした。バトルが長引くわWikiの編集容量制限に引っかかるわ・・・  -- にゃー  (2011-10-09 15:52:39)
- いつも楽しく読ませていただいていますです。新話も読ませていただきました。有象無象といえども数があれば、さすがのドールマスターも片膝をついてしまうのですね。それにしても、惜しいところで逃げらｒ…あ、いや、なんでもないです。  -- 寒天  (2011-10-10 21:31:52)
- ＞寒天さん　さすがのワガハイもサレンダーの前には無力にゃ。面白味のにゃい勝利にゃよ。ところでワガハイは今、アダルトパッチと相性のいいマニプレータを探してるにゃ。具体的に言うと触手とか欲しいんにゃが、にゃにか知らにゃいか？  -- カグラ  (2011-10-23 01:29:34)
- 最新話読ませていただきました。なんというか、不気味さすら感じさせる終わり方でしたね（汗）　第二部がこれで終わりとなると、次は姫乃が主人公の第三部がありそうな気がします  -- にゅう  (2011-10-23 13:38:18)
- カグラちゃん＞触手ですか。そうですね、先生にちょっといいケーキを持ってお願いしにいくと作ってもらえるかもしれませんね。ただそのときは美咲さんに内緒にしてあげてくださいね。  -- 寒天  (2011-10-23 23:32:15)
- 本題の新話の感想忘れてました。呼んでいて江迎怒江ちゃんを思い出したのは私だけでいいと思います。ヒメちゃん可愛い。  -- 寒天  (2011-10-23 23:36:00)
- ＞にゅうさん　わ、私がしゅ、主人公ですか！？　無理ですムリムリです私なんてそんなアレですよ（?）！　・・・でも、ちょっとだけ、やってみたい、かも？  -- 一ノ傘  (2011-10-24 21:24:27)
- ＞寒天さん　あー、確かに。でも大きく違う点が２つあるぜ。１つ、姫乃の手はハンパなく良い匂いがする。そしてもう１つ、おっp(ry  -- 背比  (2011-10-24 21:30:46)
- 第二部最終話まで読ませて頂きました。最後の最後に八幸助さんが一番得体の知れない人になりましたね……。あ、あとハナコちゃんにアンケートです。大きい胸についてどう思いますか？  -- ばるかん  (2011-10-31 21:51:36)
- ＞ばるかんさん　て、天気がすごくいいですね、今日は！ こ、こんな日は散歩が気持ちいいですよ！ ・・・どうと言われましても、その、答えないとだめでしょうか・・・大きさは１つの、なんと言いますか、個性？ ですし、あまり、その、そういうことに拘るのもよくないと思いますけど、いえ、みなさんの好き好みを否定するわけじゃなくて、私だってショウくんが大きいほうがいいならその・・・な、なんでもないです！ 失礼します！  -- ハナコ  (2011-11-03 17:26:25)
- 新話キター！　これで今年は乗り切れる！　仕事が忙しすぎて心が擦り切れるところでしたー。建築関係で１２月なのに忙しいって、どういうことなの……？  -- 寒天  (2011-12-09 17:39:34)
- ＞寒天さん　擦り切れた心に、ケアルガを――。忙しい時期が変動する業種って、見境無く仕事を詰め込みますからね。「月末は忙しくて云々」とか言える人達が羨ましい・・・。  -- にゃー  (2011-12-10 16:02:22)
- 第三部きましたねー！ホントに姫乃が主人公っぽいですし。しかしいつもと色々雰囲気が違ってますね。設定で相変わらず弧域君が姫乃を弄っていると言う点はなぜか安心しましたW これからどう展開していくのか楽しみです。  -- にゅう  (2011-12-13 10:28:18)
- ＞にゅうさん　マスターが言ってたんですけどね、「姫乃は弄ってこそ光る人材だと思う」だそうです。でも最近は姫乃さんがお勉強を怠けるから自重するとかで、私を弄ってくれる機会が増えたんですよん♪　いえいえ、もちろん健全な意味で、ですよ？  -- エル  (2011-12-15 01:01:32)
- うわ〜ん、せめて頭にネタバレ注意って書いて欲しかった・・・未購入なのに〜地方版入荷が(泣)、ところでファイブスター並みの時間軸移動なんですがその辺の説明は？  -- 通りすがりの非武装紳士  (2011-12-19 12:27:29)
- ＞通りすがりの非武装紳士さん　「ネタバレ」と頭に書いたつもりでしたが・・・何にせよ、楽しみを奪ってしまい申し訳ありません。時間軸移動ですが、ほとんどしていません。あの射美の登場は時系列的に、第三章１話目から１時間後くらいになります。・・・何故に？ というのが第三章の本筋になっていきます。  -- にゃー  (2011-12-19 23:56:06)
- エルさん、初めまして。アキュート・ダイナミックスのパソコンから『ロストデイズゲーム』を読みました。えへへ、やっぱりマスターを守るって誰でも憧れるんですよね！　なんだかエルさんとは、『おいしいニトロジェリーが飲めそうだ  -- ばるかんとクレア  (2011-12-23 23:01:56)
- 続きです……　　飲めそうだ』って思いました！　あっ、アテナさんに怒られちゃうので失礼します！　　クレアより  -- ばるかん＠誤爆しました  (2011-12-23 23:03:24)
- クレアさんって今、療養中ですよね？　ううっ、クレアさんが頑張ってる時に、私ってばなんて醜態を・・・もし今後何かあったら、いくらマスターを守るためとはいえ、絶対に一人で戦おうとしないで下さいね。お呼びいただければ私だって駆けつけますから。　それはそれとして、ぜひ飲み会しましょう！　酔った勢いでマスターへの不満とかぶちまけたいのです！  -- エル  (2011-12-25 21:48:55)
- 最新話読みました。なんとも心暖まる素敵な家族の駆け引きですね、まあ泣く子には勝てないということでしょうかw 今回はおまけのラブレターに不覚にも爆笑してしまいました。竹さんごめんなさいm(__)m  -- にゅう  (2012-01-20 01:16:34)
- ＞にゅうさん　フッ・・・女は、破いたラブレターの数だけ強くなるもんなんよ、アスファルトに咲く花のように・・・・・・・・・背比のあほぉ  -- 竹櫛  (2012-02-25 11:44:57)
- 番外編読ませていただきました。これは…まさか真の能力もご使用になられるんですか！そしてサポートもまたハルちゃん対策じゃないですか。がんばれセイブドマイスター！  -- 寒天  (2012-02-25 22:53:17)
- ＞寒天さん　応援ありがとー！　ついさっき撃破したとこだけど、ギンの本当の能力は・・・うん、やっぱり某漫画のパクリだったらしいわ。　ま、私も人のこと言えないんだけどね。  -- ホノカ  (2012-02-26 15:25:30)
- 第四の壁から初めまして、黒野白太です。一通り読ませて頂きましたが皆ギャグでも戦闘でもシリアスでも仲良く活き活きしていて羨ましいなと思います。その中で僕が一番好きなのはタマちゃんです。口は悪いけど最期の時(?)までオーナーを心配したりとかツンデレの鏡ですね。でもツンデレの女性って駄目な男に引っ掛かり易いらしいのでタマちゃんは神姫で良かったですね。それではまた円があったら会いましょう。  -- 黒野白太  (2012-04-13 17:07:55)
- 誰がタマちゃんかコラァ！　テメーこのアタシをツンデレって言いやがったなぁーナメやがってっ！　ところでよォ～、アタシのステータスを評価したら勿論オール『Ａ』になるんだろうなぁ。　アタシの言ってることが分かるか？　スタープラチナの射程距離をＡにした感じだぜ。　ついでによォ、アタシの型式を『レラカムイ・レクイエム』にしてもいいんだぜ？　ん？  -- コタマ  (2012-04-15 13:16:58)
- 突撃魔法少女ホノカ☆マギカですねわかります。大魔法少女編読みました。ホノカさん是非私にもサインください！そして次回は例の厄病猫。アダルトパッチに期ｔ……いや、頑張ってくださいセイブドマイスター！  -- 寒天  (2012-05-12 10:13:10)
- お久しぶりです。ホノカさんのストーリーは後々ゆっくり堪能させていただくとして……。 実は、以前にハナコちゃんに質問をさせていただいたと思うのですが、あれをもとにしたコラボ話を書きまして、今もう足のついてないジオングレベルまで完成したのです。にゃー様の許可がいただければ今すぐにでも投下したいのですが、よろしいでしょうか？  -- ばるかん  (2012-05-24 15:13:08)
- 寒天さん　実体験から言わせてもらえば、用途が怪しいパッチなど無くなってしかるべきだ。いくら影で需要のあるものとはいえ、それは許されない。しかし次の相手は・・・私はホノカが心配だ。  -- ハルヴァヤ  (2012-05-26 12:27:50)
- ばるかんさん　「や、やめてください！　そんな恥ずかしムグッ！？」あーなんでもないよ。ハナ姉のことは気にしないで投下しちゃってね。ボク達の返事なんて待たずに投稿してもよかったのに。ところで思うんだけど、パーフェクトジオングの足って蛇足だよね。ま、偉い人にはそれが分からないんだろうけど。  -- メル  (2012-05-26 12:34:34)
#comment


&amp;bold(){[[15cm程度の死闘トップへ&gt;15cm程度の死闘]]}    </description>
    <dc:date>2012-05-26T12:34:34+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2325.html">
    <title>えむえむえす　～My marriage story～</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2325.html</link>
    <description>
      ----

*えむえむえす　～My marriage story～


----

#image(center,トップ用.jpg)

----

**story

***　　[[第０話　『２人の時間』]]

***　　[[第１話　『奥様は神姫』　Ａパート&gt;第１話　『奥様は神姫』　Aパート]]

***　　[[第２話　『奥様は神姫』　Ｂパート]]

***　　[[第３話　『看護な日々』　Ａパート&gt;第３話　『看護な日々』　Aパート]]

***　　[[第４話　『看護な日々』　Ｂパート]]

***　　[[第５話　『いんたーみっしょん』]]

***　　[[第６話　『どきどき☆だぶる？でーと』]]　*New*


　　　Coming Soon……

----

[[えむえむえす・キャラクター紹介]]

----

**event

『コミックマーケット８１』終了しました。
　お越し頂いた皆様ありがとうございました。

　●　新刊１　●

　『えむえむえす・えくすとらフルカラー版（仮』

　２０ｐ　パッケージ/カラーコピー・ＣＤ－Ｒ媒体　成年向(漫画)
　頒布価格５００円（予）

　前回好評のうちに完売した『えむえむえす・えくすとら』のフルカラー版を
　ＣＤ-Ｒにて頒布予定です。
　再販も兼ねての頒布ですが、追加色彩を施し見応えのある新装版にする予定です。
　尚、コスト面の都合上から書籍媒体での販売はありません。ご了承ください。

　●追記●

　『dlsite.com』にてダウンロード販売を開始しました。 
　宜しければご利用くださいませ。

　●追記２●
　１／１１にバージョンＵＰを行い、ユーザー認証解除と専用ＨＴＭＬの付属を行いました。
　お手数ですが先にＤＬされた方は新バージョンをＤＬください。


[[dlsite頒布ページ・直リンク&gt;http://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ088989.html]]

　●　新刊２　●

　『Ｎ＆Ａ』

#image(ミニ表紙.jpg)

　姉妹作品である、ねここの飼い方シリーズの新章に登場予定のキャラたちの
　お話になっています。
　プレエピソードに近い位置づけの外伝話。

　Ｂ５／４０ｐ　表紙フルカラー・オフセット　成年向(漫画)
　頒布価格７００円

　また、虎の穴にて特集ページを作っていただけました。
当日会場に来れなかった方、是非ご利用くださいませ。

[[通信販売ページ（虎の穴）&gt;http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/01/12/040030011288.html]]
----

著　Ｎ・Ｍ
----

更新状況

1/8
イベント情報を更新。
えむ★えくフルカラーのＤＬ頒布を始めてみました。
初めての事なのでどうなるかドキドキです。

1/6
イベント情報を更新。
あけましておめでとうございます。
･･･小説は今月中にＵＰする予定です（＞＜

12/14
イベント情報を更新。
久々の更新がこれですいません……。小説の続きは来年早々に再開予定です。
早くラブコメ書きたいよぅ……！


----

ご感想、ご要望やリクエストなどは、こちらへどうぞ。
感想お待ちしております。

- 夫婦なのに姓が違う…別姓ってヤツかしら？まだ序章ゆっくり楽しませて貰います  -- ナナシ  (2011-01-15 02:23:50)
- &gt;ナナシさん　一応別姓婚というか、色々と仕込みが入っています。段々と明らかにしていく予定ですので、今後の展開をお待ちくださいませ。  -- Ｎ・Ｍ  (2011-01-15 11:14:12)
- くぉぉぉ、なんという蜂蜜生活……！　アルトレーネはやはり至高の神姫ですね、ああ、私もこんな風にイチャついてみたいです。  -- にゃー  (2011-01-16 23:31:42)
- &gt;&gt;にゃーさん　愛情度を上げればきっと誰でも…！と無責任な事を言ってみます。（ｦｨ）アルトレーネは本当にえろ可愛くてステキなのです  -- Ｎ・Ｍ  (2011-01-18 02:31:48)
- ｱｰﾝｳﾞｧﾙ派の私としてもｱﾙﾄﾚｰﾈの魅力には萌えざるを得ませんでした。続き楽しみにしています。執筆頑張ってください。  -- ﾛﾗﾝ  (2011-04-16 23:43:56)
- &gt;ロランさん　応援ありがとうございます！　これからも魅力をいっぱい引き出していけるように頑張りたいと思います（＞＜  -- Ｎ・Ｍ  (2011-04-24 21:00:54)
- 初めまして。これから新しくSSを書こうと思っております九月と申します。 &amp;br()もし宜しければ、『ねここの飼い方』、そして『えむえむえす』とコラボさせて頂きたく思っております。 &amp;br()メインコラボは『ねここの飼い方』ですが、周防さんが大学の講師をやってらっしゃるという事なのでその部分もコラボさせて頂きたく思っております。 &amp;br() &amp;br() &amp;br()長文失礼致しました。お返事お待ちしております。  -- 九月  (2012-05-22 20:05:32)
- こちらはコラボとは別の話題になりますが… &amp;br() &amp;br() &amp;br()ねここの飼い方、とても面白かったです!! &amp;br()えむえむえすも…なんというか、読んでて心地のよいこそばゆさがたまりませんw &amp;br()いつも更新楽しみにしてます!!応援してます!!  -- 九月  (2012-05-22 20:09:06)
- ＞九月さん　初めまして。コラボは大歓迎です。此方の設定が破綻しない限りは好きに出してやってくださいませ。  -- Ｎ・Ｍ  (2012-05-25 13:14:34)
- ちなみに周防の専門は色々ネタバレ気味になるので、とりあえずは普通の講師でお願いします。  -- N・M  (2012-05-25 13:16:46)
- 応援ありがとうございます。更新今年にはいってからロクにしてませんが、ネタはちゃんとあるので夏コミまでには数話を更新したいと思ってます。  -- N・M  (2012-05-25 13:18:30)
#comment



----

今日
&amp;counter(today)
昨日
&amp;counter(yesterday)
総合
&amp;counter()    </description>
    <dc:date>2012-05-25T13:18:30+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2394.html">
    <title>武装食堂</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2394.html</link>
    <description>
      **武装食堂

----
小さな町の、小さな食堂。
そこには、神姫を連れた変わったコックさんがいました。
ちょっと不器用だけど頼りになるその人との出会いは、やがて僕の、私の、みんなの運命を少しづつ変えていくのでした―。
----
著・ばるかん
※一部設定を[[Mighty Magic]]よりお借りしています。
※コラボ歓迎。また、他作品様のキャラクターが登場する事があるかもしれません。
不定期更新です。早かったり遅かったり。
※物語の関係上、実在の地名と架空の地名が混在していることがありますが、ご容赦ください。
----
・更新の履歴。
2012/1/7・・・全話更新完了。
3/3・・・第二十話＋αをＵＰ．
5/25・・・第二部スタート、第二十一話をＵＰ．
----

　第一部

 
[[登場人物たち]]・・・微妙にネタバレを含むかもしれません。


[[第一話　塩と米だけで]]


[[第二話　鰯も七度洗えば鯛の味]]


[[第三話　箸とスプーンとおしゃべり子猫]]


[[第四話　味噌汁とナミダ]]


[[第五話　お酒は二十歳になってから]]


[[第六話　欲望の蟹]]・・・※微エロ、神姫破損描写あり。また、[[ウサギのナミダ]]、[[HOBBY LIFE,HOBBY SHOP]]とコラボしてます。


[[第七話　あなたの街を宣伝！]]


[[第八話　ボヌールからの挑戦状　前編]]・・・[[深み填りと這上姫]]より設定の一部をお借りしています。


[[第九話　ボヌールからの挑戦状　後編]]・・・[[深み填りと這上姫]]より設定の一部をお借りしています。


[[第十話　やって来た小町娘]]


[[第十一話　思い出のおせんべい]]


[[第十二話　ヒーローにかけた夢]]


[[第十三話　灰染の女神]]


[[第十四話　チョコレートケーキを追跡せよ！]]・・・[[HOBBY LIFE,HOBBY SHOP]]とコラボさせて頂きました。


[[第十五話　桐皮町コーヒー・フルーツ戦争]]


[[第十六話　ファンシーズのオーナー]]


[[第十七話　悪意のオードブル]]・・・[[ウサギのナミダ]]および[[キズナのキセキ]]より設定の一部をお借りしています。


[[第十八話　一人じゃない]]
　

[[第十九話　火事とケンカは！　Aパート]]
　
[[第十九話　火事とケンカは！　Bパート]]


[[第二十話　アテナから勇者へ]]


----

番外コーナー


[[番外その一　ヂェリー・パニック・アンド・ラブ]]・・・色ボケテンタクルスのせいでピンクシーン有り。また、[[ぐだぐだリンゴ]]のＳＳとコラボさせて頂きました。
　

[[番外その二　食人姫　（しょくじんき）]]・・・桐皮町の物語の裏で起こっていた、ある出来事。　※暗いかもしれないです。
　
　
　

----

　第二部　「強襲、クロノスの使徒」
　
　暗躍する時の神と、立ち向かう女神たち。
　敵は、過去から襲いくる。
　
　
　[[第二十一話　どっちが美味しいんでショー]]
　
　
　
----
　
 

こちらの作品より、設定やキャラクターの一部をお借りしております。
　
　[[ウサギのナミダ]]及び[[キズナのキセキ]]　
　
　[[HOBBY LIFE,HOBBY SHOP]]
 
　[[深み填りと這上姫]]　　
　
　
　
----
 
今まで桐皮町に来て下さった作者様の作品へのリンクです。接客担当のメリーともども、感謝、感激、雨あられなのです。
　
[[Forbidden Fruit]]
 

[[すとれい・しーぷ]]


[[15cm程度の死闘]]
 

[[深み填りと這上姫]]
 


----
- 第十三話をアップしました。うん、新展開というかライバル登場回という扱いが正しいかもしれませんね。（汗　お楽しみ頂けるといいのですが……  -- ばるかん  (2011-08-10 23:06:14)
- にゅう様　今回（十三話）はクレアが大変な…・と、ここから先は読まれてからのお楽しみということでm（_ _）m  -- ばるかん  (2011-08-10 23:08:40)
- ひつじ様　ありがとうございます。すとれい・しーぷの方もこれからどうなっていくのか楽しみです。応援しております！  -- ばるかん  (2011-08-10 23:10:52)
- 最新話読ませていただきました。新キャラはラプティアスですか、ＰＳＰバトルマスターズでの相棒なので感慨深いです。今回確かにクレアが大変なことになっていましたね、無事立ち直れるのか。アテナの過去やメリーの過去に何があったのか、謎が明かされるのを楽しみにしています。次回は予告から見るといつもの嫉妬メリーが発動しそうでこれはこれで楽しみです(ぉぃ  -- にゅう  (2011-08-13 23:43:05)
- やっとこさ第十四話です。次回はインターバルなのかなぁ（え　  -- ばるかん  (2011-08-26 22:38:20)
- にゅう様　アテナの過去もおいおい明かしていこうと思います。長編とかになるかもしれませんね……。  -- ばるかん  (2011-08-26 22:43:32)
- 第十四話、楽しく拝読致しました。ところですみません、三ヶ月ほど前に食堂へのお誘いを頂いたのですが、竹櫛鉄子とコタマの二人をお伺いさせてもよろしいでしょうか。時系列的に古くなり、さらにコタマが暴言を吐きそうで申し訳ないのですけど、ぜひテレビで紹介されたカツカレーを食べに行きたく、よろしくお願いします。  -- にゃー  (2011-08-27 16:23:48)
- にゃー様　　もちろんウェルカムですよ！ご来店楽しみにお待ちしております。  -- ばるかん  (2011-08-27 22:38:30)
- 夏祭りのお話だというのに、アップが九月になってしまいましたorz　　次回以降もちょっとだけ夏のエピソードが続きますよ～  -- ばるかん  (2011-09-12 22:15:06)
- いつもながら明石食堂の日常を楽しく読ませていただいております。個人ならありそうな風呂上がりのアレの好みの話ですが町内規模にするとは新しいですね。ちなみに私はコーヒー牛乳派ですw  -- にゅう  (2011-09-14 12:47:46)
- 十六話、再び事件発生です！長くなりそう……。  -- ばるかん  (2011-09-17 22:28:25)
- にゅう様＞　私もコーヒー好きですｗ　飲むヨーグルトもけっこういけますよ！  -- ばるかん  (2011-09-17 22:30:29)
- 最新話読みました。久方ぶりのシリアスの長めな話になりそうですね。ボケ突っ込み役とばかり思っていた友人にあんな背景があるとは思いませんでした。健吾くんもこれから精神的に成長しそうで続きが待ち遠しいです。  -- にゅう  (2011-09-18 12:54:20)
- にゅう様＞　この後は結構ストレート（？）になると思いますよ（汗　できるだけ早く書き上げますので……。  -- ばるかん  (2011-09-30 23:08:17)
- 最新話、こうなると多くは言えませんね。頑張れ、男の子。  -- にゅう  (2011-10-01 01:48:50)
- 更新に一ヶ月……しかも予告したものと違うタイトルに……（トホホ　　ですが、予定していた内容に変更は無いので、お楽しみ頂ければと思います……。  -- ばるかん  (2011-10-30 22:57:34)
- にゅう様＞　なんとか男を見せられてるストーリーになっていれば……と思います。良ければお読み下さい……。  -- ばるかん  (2011-10-30 22:59:51)
- 最新話読みました。やっぱりこういう展開は熱くていいですね！多くのカッコいい大人の姿を見てきた少年はカッコ悪い大人を精神的に圧していくのはスッキリします。そして出るべき場面は落とさない主人公、ここからの逆転、期待しています！  -- にゅう  (2011-10-31 00:40:21)
- 迷ったあげくに十九話を二分割しました。遅くなってしまって本当に申し訳ないデス……  -- ばるかん  (2011-12-23 22:49:45)
- にゅう様　＞ここから逆転でございますヨ！  -- ばるかん  (2011-12-23 22:50:45)
- 第十九話、待ってました！　健吾君のがんばりにどう決着が付くのか楽しみで、待ち焦がれておりました。二話分割の大ボリュームに、オールキャスト登場の大盤振る舞い、そして健吾君とクレアの活躍にワクワクしながら読み切りました。女の子のために戦う女の子はかっこいい！　そのマスターのために戦う神姫もやっぱりかっこいいですね。それにしても和葉ちゃんは天使すなあｗ　次回はアテナの過去も語られるとのことで、ますます楽しみです。  -- トミすけ  (2011-12-24 21:00:04)
- ワルモノに正義の鉄槌を下す瞬間ほど、スカッとする場面はありませんね！　某レイガン使いをも唸らせる右ストレートに敬意を表して、ニボシヂェ・・・ニトロヂェリーで乾杯！  -- にゃー  (2011-12-25 21:52:12)
- 最新話、読ませていただきました。熱い展開の後の最後の健吾くんへの「お礼」……思わずニヤケてしまいました。……アッシュさんに会いたいと我が社の約一名が熱望していますが、黙殺しておきますね  -- 五色リンゴ  (2011-12-26 12:49:04)
- 新年あけましたということで、古いお話のちょっとした変更を行いました。主に三点リーダから六点リーダへの変更です。　今年も食堂の面々ともどもよろしくお願いいたします  -- ばるかん  (2012-01-04 22:41:48)
- トミすけ様　＞ありがとうございま……って、女の子のために戦う『女の子』……だと……（間違ってはいないです）　楽しんでいただけたようでなによりです。　アテナの過去はもう少しお待ち下さい……  -- ばるかん  (2012-01-04 22:46:56)
- にゃー様　＞ンフ、ヂェリーもいいけどそちらさんの面白そうなアプリも試したいわね。アテナちゃんが『にゃによこれ！？』とか言ったら面白いと思わない！？  -- ばるかん＆玲子さん  (2012-01-04 22:49:42)
- 五色リンゴ様　＞ふむふむ、どなたですかな？ わたくしとしても是非お会いしたい。ミリタリータイプの神姫の方が多いようですから、武器やマスターの愚痴についてじっくり語り合いたいですなぁ　  -- ばるかん＆アッシュ  (2012-01-04 22:52:21)
- これは失礼しました。「女の子のために戦う男の子」ですよね（＾＾；　申し訳ございませんでした。次章の更新を楽しみに待っています。  -- トミすけ  (2012-01-05 23:27:57)
- トミすけ様＞　いえ、謝って頂かなくても、むしろそう書いたのが私なので（笑）　次回はなるべく早く上げたいと思います  -- ばるかん  (2012-01-05 23:43:59)
- 最新話読みました。商店街勢大暴れで長かった戦いもようやく決着がつきましたね。最初の頃に比べて健五君もクレアも精神的に成長していますね、最後にオチはついてましたがw 次回はアテナの過去の話でしょうか。クレアもどんな形で戻ってくるのかも楽しみです。  -- にゅう  (2012-01-20 01:38:36)
- 二十話をアップしました。今回をもって一応の一区切りとしたいと思います。次回からは第二部とな……ればいいなぁ（汗）  -- ばるかん  (2012-03-03 22:47:38)
- にゅう様＞　あのオチはどうしてもつけたかったんです！(  -- ばるかん  (2012-03-03 22:48:48)
- ↑途中で送信してしまいました……　つけたかったんです！（笑）　クレアはまあ、予想されていた方もいらっしゃるかなという感じになりました。  -- ばるかん  (2012-03-03 22:50:38)
- 最初の方で読むのを中断していたのを思い出し、一気に読みました。……ここまで血沸き肉躍ったのは久しぶりです。第一話から最新話まで興奮しっぱなしでした。第二部を楽しみにしています。  -- 第七スレの6  (2012-03-08 21:01:45)
- アイデアをひねり出しながら最近放送中のアニメを視聴　「そうかー、這い寄る白子の頭に犬子がフォークを突き刺して、その犬子にジャス子さんがムスコ（ムスメ？）ニウム補給のため抱きつくのかー」なんてろくでもないことを考えていたら更新履歴にでかでかと間違った記載を何か月もしていたことに気づいて悶絶　　　そんなこんなで第二部です。  -- ばるかん  (2012-05-25 00:43:49)
- ＞第七スレの６様　血沸き肉躍るとまで言っていただいて感激です。第二部は今以上に更新ペースを上げて頑張りたいと思います。  -- ばるかん  (2012-05-25 00:46:26)
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[[武装食堂　コメントログ]]    </description>
    <dc:date>2012-05-25T00:46:26+09:00</dc:date>
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    <title>第二十一話　どっちが美味しいんでショー</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2684.html</link>
    <description>
      　
　
　第二十一話　　「どっちが美味しいんでショー」
　
　
　
　
　※※※
　
　
　
　
　あれは、今年に入ってちょっとした頃だった。
　
　
　……その男の子を初めて見た時、なんだか子犬みたいだと思った。
　それも、家の中で暖かそうに、幸せそうにごろごろしてるんじゃなくて、雨の中ダンボールにうずくまって、くしゃみして震えている捨て犬のような。
　転校生なんて今まで見たことなかったクラスのみんなの視線を、ちらりとも見ようとしないで、先生がチョークで書いた名前の前にじっと立っているその男の子を、わたしも前から二番目の席で、やっぱり珍しいものを見る目で見ていたのだった。
「じゃあ、自己紹介して」
　先生に促されて、男の子が口を開いた。顔をちょっと上げた時、わたしと一瞬目があったような気がした。けど、すぐまた視線をそらしてしまって、つっかえながら名前を言った。
「えっと、ぼ、僕は」
　その子の名前は……
　
　
　
　
　
　
　※※※
　
　
　
　
　
　
　
「……水野君、クッキーもらってくれるかなぁ」
　夏休みももう半ばを過ぎたある日のこと。わたしは久しぶりに、宿題のチェックを兼ねて水野君のお家にお見舞いに行くことにした。せっかくだから手作りのクッキーを持ってきたけど、喜んでくれるかなあ。
「なぁリコ、オイラにも一個くれよ」ショルダーバッグから、ガブがにゅっと顔を出した。
「ダメだよ、ガブ。これは水野君に作ったんだから」
「けちんぼーっ！」水野君は神姫が好きだからと思ってガブとレンを連れてきたけど、やっぱりやめたほうが良かったのかな。かえって迷惑になりそう。
「そうじゃぞ、ガブ。リコはケンゴにお熱での、ほれ、あれじゃ、『あべっく』とかいうのになりたいのじゃから、あまり無粋な真似をするでない」
「なっ、なに言ってるの！」
「熱っ！？ 大変だリコ、お前ビョーキなのか！ 早く帰ってお医者に診てもらわねーと！」
「病気って言わないの！ そうじゃなくって……ああもう！！」
　ああ、本当に失敗だったかも。
　
　
　
　※※※
　
　
　
　
　水野君のお家はきれいなマンションの六階で、エレベーターで上へ上がるのだけど、その間もわたしの胸はドキドキと高鳴っていた。水野君のお家に行くのは初めてだし、近くでくわしくお話をするのも初めて。水野君は、どこか人を避けているようなところがあったから。
『でも、だんだん明るくなってくれたみたいで、よかった……』食堂の輝さんのおかげかもしれない。頼りになりそうな人だし、水野君もいつか大人になったら、あんなしっかり……。
　
　
「……ねえ、璃子ちゃん？」
　
　
「ひゃあっ！？」
　エレベーターのドアが開くと、すぐ目の前に水野君が立っていた。想像が広がりすぎて、その場に固まってしまっていたらしい。
「大丈夫？ 迎えに行こうと思ったら、ここに……」
「あ、なっ、なんでもないの！ ごめんなさい、お手数おかけします！」
「……う、うん……。じゃあ、こっちだから」
　わー！ 混乱して電話の応対みたいになっちゃったーっ！ 引かれちゃったかもしれないと思いつつ、水野君の後ろについて行く。ひそかに心の中で、本当によくないことが起きるかもしれないって予感がした。
　
　
　
　
　水野君のお部屋に通された。わたしが来るから準備してくれたのか、お部屋の真ん中にちっちゃなテーブルが置いてある。
“きれいに整頓してあるなぁ……”お部屋を見渡して考えた。机の上もベッドも、本棚にもほこり一つ無い。男の子のお部屋ってもっとちらかってるイメージだったけど、この方が水野君らしいかも。
　水野君はクッキーを渡したら、とても喜んでくれた。ちょっと緊張したけど、よし、好印象みたい。
「お茶とジュース、どっちがいい？」
「え？ あ、じゃ、ジュースで……」
「じゃあ、ちょっと待ってて」
　水野君がお部屋を出て行って、わたしはそっとまた辺りを見回した。
　机の上には図鑑や参考書が目立って、漫画みたいなものはあまり無い。同じ世代の男の子に比べたら、少し寂しい印象を受ける。学校の技術室で見たような、工具か機械みたいなものはあるけど……。

「……う～ん……」
　……え？
「あれ、どなたですかぁ……」

　見れば、水野君の机のパソコンからつながった機械に、黒い色の人形が寝そべっていた。眠たそうに目をこすって、何度かまばたきをした後、急に顔を輝かせた。
「あっ、委員長の天貝さんですね！」
　そうか、この子が水野君の神姫、クレアちゃんだ。そのまま、わたしの傍まで走ってきた。水野君がお祭りに連れてきていた時は、明るくはきはきと話をしていたっけ。あれ、でも前に見た時はピンク色だったような。
「マスターのお部屋へようこそ来て下さいました！ マスターは天貝さんがいらっしゃると聞いて、ずっと前から準備していたんです」
「あ、ありがとう。……ねえ、クレアちゃんだよね？ どうして……」
　わたしがそう言いかけた時、
　
「おっ、見ろレン！ クレアの奴がいるぞ！」
「おやっ！ ひひひ、またからかってやろうかの」
　
　ショルダーバッグからひょっこりわたしの神姫が出て、会話を邪魔してしまった。
「ああっ、天国と地獄の神姫さん！」
「ガルル！ ようクレア、まだビートルＡなんて子どもの番組見てんのか？ お前もオイラたちと『日曜怪奇劇場 ウルフマンＶＳフランケン』見ようぜ」
「どちらが勝っても、墓場に安息は訪れない……という恐怖満載のシロモノじゃぞぉ、ひひひ」
「こ、恐いのは苦手だって言ってるじゃないですかぁ」
「ガァルルぅ！ それっ、やっちまえーっ！」
「やだぁ～～～っ！」
　ガブとレンが、クレアちゃんを部屋中追いかけ始める。もう、これじゃただのいじめっ子みたいじゃない！
「やめなさい二人とも！ それ以上クレアちゃんにイタズラするなら、ここから出て行って！」
　こんなことしてて、水野君が戻ってきたらなんて言われちゃうか分からないよ～……と、あわててガブとレンの胴体を掴んで引き離した。
「ガルルッ！ 離せよリコっ！」
「だったら小学生みたいなことしないで！ ……ごめんねクレアちゃん。もうバッグから出さないから」
「い、いいえそんな！ あたしはそんな気にしてませんから」
　でも、せっかくお呼ばれしたのにこんなことして、あとで水野君に嫌われたら……。って、それにしても水野君遅いなぁ。ちょっとドアを開けてみると、
「あっ、来た！」
　と、クレアちゃんが勢いよく部屋の外へ出て行ってしまった。ま、待って！
　
　
　
　
　
　※※※
　
　
　
　
　クレアちゃんの後を追ってみると、玄関で水野君と誰かが話しているようだった。
　
「……はい、これがビートルAのチケット。こっちが、プロレスのＤＶＤだよ」
「ありがとう。クレアがどうしてもって言うから」
「これくらいはお安い御用だよ」
　
　……誰？ 女の子？
　
　壁の陰に隠れて、様子をうかがう。そっと頭を出したわたしは、息を呑んだ。
　
　
　
　水野君と、知らない女の子が話していた。
　

「直也さんはどう？」
「この前一緒にパパのところに行ったの。でもね、パパがまた一緒に暮らしてみないかって聞いたら、怒って帰っちゃった。きっと恥ずかしかったんだって思う」
「直也さんらしいなぁ」
　
　
　ううん、“知らない”女の子じゃない。だって、学校でみんなの噂になっていた、
　“アイドルの、カズハちゃん……！！”
　どう見ても、雑誌の写真で見た女の子そのものだ。ちょっと落ち着いた服装だけど、注意して見れば間違いない。その子が笑いながら、水野君と話している。とても信じられなかった。
　“なんで、なんで……！？”混乱している間に、あっちと目があった。
「あ、和葉ちゃん、ごめんね。今友達が来てて……」
「友達？ ……。え、……」
　その時、女の子の目つきがはっきり変わった。水野君に見せていた朗らかさは全くなくて、驚きと疑いが半分ずつ入り混じった目つきだった。
　……。ああ、わたしもなんとなく分かった。頭がすっと醒めるような感覚。たぶん、あの女の子にも、わたしが水野君に対して抱いているのと同じ感情がある。相手も、それを理解したみたいだ。
　振り向いた水野君は、本当になにも知らない子犬のように、ぽうっとした顔だった。
　やがて、少しの間があってから、わたしはちょっと上ずった声で、相手はそれに非難の色を混ぜた声で、ほぼ同時に言った。
　
　
「「……その子、誰？」」
　
　
「え……」
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　※※※
　
　
　
　
「水野君のクラスの委員長で、天貝 璃子です」
「健五君の友達の、森本 和葉です」
　
　
　
　しばらくのち、わたしたちは水野君のお部屋で、テーブルを囲んで座っていた。
「……」
　名前を名乗った後は全員黙ったままで、誰から口を開こうか考えている様子だった。特に水野君はこの場の空気に耐え切れない様子で下を向いている。神姫の方はといえば、
「クレアをいじめるなじゃん！」
「いじめてなんてねーよ！ 一緒に遊んでただけだ！」
「先に来たのはわしらじゃぞ！ お主らはさっさと帰らんか！」
「なによ！ カズハ姉の方が仲いいんだよ！ そっちこそ帰ってよおチビさん！」
「むかーっ！ 誰がおチビさんじゃっ！」
　こんな風にテーブルの上で左右に分かれて口げんかをしている。クレアちゃんは、水野君よりもおろおろして、ピンクの神姫の後ろに隠れていた。
　わたしはごほんと咳を一つついて、水野君を見た。なにか言いたげなのがとっても、とってももどかしい。
「説明してよ、水野君」
　説明って？ という感じの水野君の表情が、また子犬みたい。
「だから、この子とはどういう関係なの？」
「えっと……」水野君は少し間を開けて、「僕の友達だよ」
「友達？」そこで、相手が言った。
「友達……だよね、うん」
「えっ？ 和葉ちゃんは、僕の大事な友達……って、あっ！ あのことは、その……」
　水野君と“カズハちゃん”の頬が、同時にちょっと赤くなった。ごめんね、とか、ううん、とかつぶやいているのが、こっちまで聞こえた。
　―――なんだろう。なんとなくだけど、きっとこの二人には、わたしの知らない特別な絆がある。
「それで、その子は？」
「ええとね、僕の学校の友達で、」
「水野君と同じクラスで、学級委員長をやっているんです」水野君がうじうじしてるから、先に言っちゃった。相手は、少し不満な顔をした。
「今日は、なんの用事で水野君のお家に？」
「健五君に、映画のチケットを持ってきてあげたんです。クレアちゃんが前からずっと見たいって言ってた映画で」
　わたしも出演させてもらったから、特別にもらったんですと言って、そのチケットを差し出してきた。のぞいてみると、クラスで一部の男子が時々話している特撮ヒーローのものだった。すると、ガブがテーブルから首を伸ばして覗き込んで、
「わっ！ またビートルＡだぜ、だっせー！」とゲラゲラ笑いだした。
「だ、ださくないですよぉ」
「やっぱりいじめてるんじゃん！」
クレアちゃんがちっちゃな声で反論して、相手の小さいほうの神姫が強い口調で言った。かあっと顔が熱くなる。今すぐガブをトートバッグに放り込みたい気分だったけど、ぐっとこらえた。
「あなたの方は、今日はなんの用事で来たんですか？」
　相手の目は、はっきりわたしを見据えていた。
「……水野君と一緒に、学校の宿題をやろうと思ってきたんです」　
「なのに、いじめてるんだ」ピンクの神姫が、むすっと突っ立っているレンを指さして言った。
「ち、ちがっ……。それはこの子たちが勝手にやったことで」
「自分の神姫も満足に扱えないなんて、オーナー失格じゃん」
　なんなのこの子たち？ 相手の子、カズハちゃんはともかくとして、あまりにも敵意がむき出しすぎる。こっちの方も言えた話じゃないけど。大体水野君も、女の子みたいな顔してるのに女の子とつき合うなんて。それに、わたしはまだ名前で呼ばせてもらってないのに、この子には呼ばせてるんだ。―――なんて、頭の中で悶々と考えが回る。
「……そうだ健五君、わたしパウンドケーキ作ってきたんだよ。はい」
しかも、わたしがしたのと同じように、水野君にお菓子を渡した。水野君はとまどったけど、明らかにちょっとうれしそうだ。
　もう怒った。やがて、相手と目を合わせて、
「……ねえ水野君、もうお昼だよね。わたしがケーキよりもいいもの作ってあげるから。ちょっと、キッチン借りるね」
「……！ なら、わたしも。あ、エプロンと冷蔵庫の中のものも借りるから」
「えっ、あの……」
　あたふたする水野君を尻目に立ち上がった。ふーんだ。どっちも、考えることはおんなじらしい。
　
　
　

※※※
　
　
　
　
「……ちょっと、どいてよ。指切っちゃうでしょ」
「知らない。そっちこそ、火傷したらどう責任とってくれるの」
　キッチンで並んで、エプロンをかけたまま押し合いへし合いしながら、フライパン（相手は包丁）を動かす。
　カズハちゃんは、棚からとったビンの中身をボウルに振り掛けた。ナツメグ、オールスパイス、コリアンダー、シナモン。ふん、そんな手の込んだことしなくたっていいのに。基本が一番おいしいんだって、思い知らせてあげる。わたしは仕上げに、白いビンをもう一回振った。

　
　
　
　
出来上がったものを、水野君の前に持っていく。
「なんで真似するの？」
「だったらあなたが別のものを作ればよかったじゃない」
　お皿を置く間も、お互いに火花が散っているみたいだった。二つのお皿からは、湯気がふわっと立ち上る。ガブが目を光らせた。
「ハンバーグだあっ！！」
　そう、ハンバーグ。冷蔵庫のお肉や玉ねぎを使って、わたしはミニハンバーグを作った。―――なんだけど、カズハちゃんまで同じものを作ってきた。どこまでもこっちに対抗してるみたい。でも、わたしの方が絶対おいしいって言いきれる。
「さ、食べてよ」
「えっ？ これ、全部食べるの？」
「うん。不満？」
「え、ううん、そういうわけじゃないんだけど……」
わたしの作ったハンバーグとカズハちゃんのは対照的だった。わたしのは、食べやすいように小さく作ったし、分量もきっちり正確に測った。付け合せにはレタスを添えてある。一方でカズハちゃんのは、
「……」
見られて恥ずかしそう。だって、形は悪いし焦げてるし、変な白いソースがかかってる。
「ほ、ホワイトソースを作ったんだ。ちゃんとブロッコリーを混ぜたし、野菜もとれるようにしてあるんだよっ」
「う、うん。……じゃあ、いただきます」
　水野君がフォークで、ハンバーグを切って口に含む。その場の全員の視線が、水野君の口元に注がれた。
「……」
「ど、どう？」
　水野君はハンバーグを何回か咀嚼して、「……おっ、おいしいよ」
「ほ、本当！？」
「ケンゴ、正直な感想を言うのじゃ！ 本当はどんな味がするのかの？」
　レンの言葉とみんなの視線に、水野君はちょっと詰まって、「えっとね、……苦くて、甘くて、じゃりじゃりする」
　わたしの神姫が手を叩きあって、カズハちゃんの神姫がため息をついた。カズハちゃん本人は泣きそうだ。……ちょっと罪悪感にさいなまれる。まあ、本に書いてあったハンバーグにはコリアンダーもシナモンも使ってなかったし、その辺は擁護できないけど。
「じゃあ、次はわたしのを食べて」
　わたしのハンバーグは、ケチャップをかけただけのシンプルなものだ。水野君の表情が少し和らいだ。
「おいしいよ」
「う、うん。いただきます」
　水野君がハンバーグを切って、口に運んで―――
　
　
「―――ごほっ！ ごほっ、ごほっ！？」
　え、えっ？
「だっ、大丈夫ですか、マスター！？」
「う……。りっ、璃子ちゃん、これ、なに入れたの？」
「えっ！？ わたし、普通に作ったよ！？」
　お塩かコショウの分量を間違ったかな！？ と思ったけど、水野君が続けた言葉は予想と違った。
「あのね、なんか……ものすごく甘い」
「えええええっ！？」
　素早く、さっきの調理の手順を思い出した。お肉を焼く前に、まずひき肉をこねて、途中でコショウとお塩を―――お塩？ そういえば、さっきわたしはカズハちゃんが気になって、それでよそ見をして―――あの時入れたのは、
「あっ。……わたし、もしかしてお砂糖を……」
「砂糖っ！？」
　水野君が泣きそうな顔で口をもぐもぐ動かすから、わたしはいたたまれない気持ちになってしまった。わあっ、失敗したっ！
「ごめん！ 本当にごめんなさい」
「ううん、そんなに謝らないでよ」
「こんなの食べたら、ケンゴが虫歯になっちゃうじゃん」
「なんだと！ そっちだって、そんなハンバーグ食ったらハライタになるぞ！」
　神姫がまたケンカをはじめた。水野君本人がいいって言ってくれてるんだから、そんなことしなくていいのに。
　こうなったら、
「水野君、ゲームセンターに行こう」
　
　
　
※※※
　
　
　
　
　神姫がそんなにケンカをしたいなら、もうそれで白黒はっきりつけた方がいい。ということで、
「さあ、どこからでもかかってくるといいわ！」
　わたしたちはゲームセンターにやってきた。クラスの神姫を持ってる男子たちはよくここに来て遊んでいるって聞いたし、決着をつける場所にふさわしいと思ったから。
　ただ、いざレンと一緒に勇ましく宣言したら、ピンクの神姫と紫の神姫にくすくす笑われた。えっ、なんで？
「……璃子ちゃん。神姫バトルをする時はね、まず最初にカードを作って、オーナー情報を登録しなくちゃいけないんだ」
「えっ！？ そうなの？」
「うん。まだ作ってないなら、僕が教えるから」
　こっちに来て、と水野君が誘ってくれる。恥ずかしかったけど、でも、少しでも水野君の近くにいて教えてもらえるんだから、ちょっとだけカズハちゃんに対してアドバンテージだよねっ。

　―――それにしても、神姫がこんなに複雑なものだと思わなかった。一応ガブとレンがいるけど、神姫を持っていればオーナーだっていうイメージしかなくて、普段はバトルなんて考えてもいなかった。
　名前と、神姫の情報を登録して。ガブとレンは武装を持っていないから、データだけの武装っていうものをカードに登録した。
　さあっ、いよいよわたしの初めての神姫バトル。カズハちゃんは待ちかねた様子で、バトルの機械の前で待っていた。
「手加減なんてしないからね」
「もちろん。こっちだってそのつもりよ。勝った方が、今日一日水野君と一緒に遊べるっていうことにしましょう」
「なにそれ。健五君は物じゃないよ」
「じゃああなたは諦めればいいでしょ」
　わたしとカズハちゃんの間で火花が散る。「「ふん！！」」と、お互いそっぽを向いて別れた。
「よーし、リコ！ オイラを転送してくれ！」
　張り切っているガブを機械に入れる。すると、画面にガブの姿が現れた。わっ、初めて見るけどすごい。犬の顔の形をしたヘルメットをかぶっていて、なんだか強そう。対して相手のピンクの神姫は、アイドル衣装に似たひらひらしたものをつけていた。
　なんだ、見るからにこっちの方が強そうじゃない。やっちゃえガブ！
　
　
「へっへっへぇ～！ そんな恰好で地獄の番犬たるオイラに挑もうなんて百億万年早いぜ。今なら死神に許しを請う時間を与えてやろう……だははっ、なあレン、今のカッコよかっただろ！？ なあ！」
　ううんガブ、ポーズつけても誰にも受けてないよ。相手も笑ってすらないし。
　なんて呆れていたら、試合が始まる合図が鳴った。
「ガァルるるるう！！ 地獄へ落ちろぉーーーっっ！！」
　ガブが相手に突っ込む！ いけえ！
「……」
　相手は、マイクを手に持って――――
　
　
『チ ャ ― ミ ― ク リ ア ボ イ ス！！！！！』
　
「キャウウン！」
　
　――――あっけなく、ガブはやられた。
「もー！ なにやってんのーっ！」思わずそう口走るぐらい、簡単に吹き飛ばされた。
「よわっ」
「ダメダメじゃん」
　相手の子たちにもボソッと言われる。ピンクの神姫は、そのままガブの近くまで無言で歩いた。
「ま、待てっ、話せばわかるっ！ そっそうだ、今ならお前に地獄の半分をくれてやろう！ それで……ギャウン！」
　ピンクの神姫がガブの頭を踏んづける。カンカンカンカーン！ と鐘が鳴って、決着がついた。
　
　
「なにをしておるのじゃガブ！ あんな奴に負けおって！」
「そうだよっ！ かっこつけたくせになんにもできなかったじゃない！」
　こんな時にだけガブは犬のように丸くなる。水野君にいいところ見せようと思ったのにっ。なんであのピンクの神姫も、あんなに強いの？
　しかも水野君ってば、いつの間にかクレアちゃんと一緒に、カズハちゃんのそばに寄ってるし。
「和葉ちゃんすごい。強かったんだ」
「それほどでもないよ。お兄ちゃんと練習はしたけど」
「武装見てもいい？ ……あっ、紗羅檀のリアパーツを使ってるんだ」
「リペイントしたら見た目も丁度合うかなって思って。ほら、キャンディは音楽の攻撃を使うから」
　仲良く会話する二人を見てたら、胸がむずむずして、お昼の予感が確信に変わった。やっぱり、この二人には特別な絆があるんだ。わたしが入り込む余地なんてない絆が。
その場から逃げたくなった。しかも、カズハちゃんがこっちを向いて勝ち誇った表情をした。
「……うわあああぁぁぁん！」
「あっ、璃子ちゃん！」
「待つのじゃっ、リコ！」
　ひとりでに涙があふれて、本当にその場から逃げてしまった。


　
　
　
　※※※
　
　
　
　
　悔しい、悔しい、悔しい悔しい悔しいっっ！！
　もう宿題とかカズハちゃんと張り合った理由とか、そんなもの関係なく、ただ悔しくて情けない。わたしは最初っから、意味のないことをしていたんだっ―――！ 
「リぃ～コぉ～、待つのじゃ～！ 一度落ち着かんか～！」
「ついてこないでよっ！」
　後ろからレンの声がする。本当はガブもレンも悪くないって分かってる。でも、水野君にこの気持ちが届かないって分かったら、一体どこにぶつければいいんだろう？
　走りすぎて疲れて、立ち止まる。脇目も振らず走ったから気づかなかったけど、ゲームセンターの前の通りをずっと来たからか、いつの間にか駅前の商店街に来ていた。
　すっかり夕日が落ちた商店街は買い物をする人が行き交って、活気にあふれている。だけど、今はわたしだけそこからつまはじきにされた気分だった。
「ひっく、ひっく」もう、このまま家に帰っちゃおうか。目の下をこすりながら一軒の古いお店を通りかかった時。
　わたしのすぐ目の前から、長い黒髪が現れた。
「きゃあっ！？」

「―――輝はんはいけずやわぁぁあっ！！」
　
　女の人？ だった。その人はわたしの横を風のように駆け抜けて、わたしはあっけにとられて立ち止まった。
　後ろから追いついたレンも目を丸くするくらい驚いたようで、さらに女の人が出て行ったすぐあと、「ひゃああっ！！」今度はお店の出口から男の人の頭が、無言でわたしの足元に倒れてきた。
　しかも、顔に人形が張り付いている。
　
「最っ低！ 信じらんないっ、このドスケベ！ クズ！ スカポンタンっ！」
「なんで初菜さんを泣かせるんですかねぇ～？ そんなに大きなお胸がお好きなんですかぁ～？」
「……今すぐ腹をお切りになってください。介錯は私が務めます、さあ！」
　
　よく見たら張り付いているのは神姫だった。パッと見、メイドさんっぽい神姫と、着物の神姫と、グレーの神姫。男の人は、顔中をお箸やらフォークやら、刀やらでつつきまわされている。なんでこの人、こんなことされてるの？ と思ったら、
「ちょっと輝ぁ！？ あんた……っと、あれ。璃子ちゃん」
「あっ、及川さん！？」
　お店から今度は及川さんが出てきた。そして、男の人に張り付いていた神姫が、ゆらりと顔を上げてわたしに話しかけた。
「あ、丁度いいです。そこのあなた、すみませんが私たちとさっきの方を追いかけてもらえませんか？」
「ええっ？」
　
　

※※※
　
　
　
　
　
　女の人は、公園にいた。
あの男の人の神姫（どうも見たことがあるなと思ったら、いつかの輝さんだった）に言われるまま後を追ったら、女の人は人気のない公園のベンチで泣いていた。わたしが近づいても顔を上げない。
「ぐすっ……」
　なんだか、すごくきれいな人だった。背中くらいまでのつやつやした黒髪に、肩が見える真っ白なワンピース。印象は、かぐや姫が洋服をきてる、みたいな感じ。
「主、お気を確かに。主が気に病むことはありません」
　忍者のような神姫は、気づいたらわたしの肩から女の人に飛び移っていた。いつ移動したのか分からなかったけど。
「下鴨神社に願掛けまでしたんに……」
「主のせいではありません。いざとなれば神主を脅迫してでも輝様との仲を―――」
「そんなこと実行する暇があったら、もう少し現実的な方法を考えたらいいんじゃないですかねぇ」
　メイドさんのような神姫は、わたしの肩の上で、ふてくされた口調でタッチ式の音楽プレーヤーをぴこぴこ動かしている。わたしはどうしたらいいか分からなくて、とりあえず女の人の隣に座ってから、画面を横から覗き込んでみた。
「ねえ、なにをやってるの？」
「これですか？ 『小さな神姫になって、お気に入りのカレと甘ぁ～い生活を体験しちゃいましょう！』……っていう触れ込みの女性向け恋愛ゲームですよ。安かったからアキラさんに頼んでダウンロードしてもらったんですけど、あーダメですね、神姫の目から見ると粗が多すぎます。レビュー書いとこっと」
　言葉通り確かに画面には、髪の短い精悍な顔立ちの人が映っている。
「……神姫の身で人間の女性向けゲームにうつつを抜かす貴女のほうが、よほど現実から逃避しているのではないですか」
「だってあのアキラさんの調子を見たらですよ、そりゃあ現実から目を背けたくもなりますよ」
　なんだか会話の内容から察するに、輝さんが関係してるみたい。
「あの～、なにがあったんですか？」
　わたしが聞くと、女の人はやっと泣くのをやめて、ぽつりぽつりと話してくれた。
　
　
　
　
　女の人は、名前を三条さんといった。
「京都からわざわざ来たんですか！？」
「ぐすっ、今日はっ、輝はんと大事な話をしようと思うてっ。でも、輝はんったら」
　それは、三条さんがお店につく少し前だった。
　
『お土産も持ったし、洋服も整えたし、もう平気やね』
『はい。縁結びの願掛けも済ませましたし、一切がうまくゆきます』
『うん、きっとうまくいくね』
　三条さんは輝さんに“大事な話”をしようと、ここ桐皮町に来たらしい。大事な話、って……。
「こくはく、ですか！？」
　三条さんは頬を赤らめてうなづいた。うわっ、それは緊張しちゃうなぁ。
「輝さんとは、どういう関係なんですか？」
「幼馴染、というか……」
「うわあっ、素敵ですよそれ！」
　幼馴染の相手に告白って、それはもう一大イベントにもなっちゃうよ。わたしも、今日のことがあるから（告白とまではいかないけど）、気持ちはものすっごく分かる。
「あれ、でもさっきお店から出てきたってことは」―――失敗しちゃったんだろうか。すると今度は、ずっとむすっと黙ってた赤い神姫が口を開いた。
「あれはアキラが悪いのよ。まさかあんな……」
　
　
　
　※※※
　
　三条さんがお店につく前、お店では青い神姫のメリーと、赤い神姫の雅が今か今かと待っていた。
『“今日いよいよ、初菜さんが告白……！ そうしたら、私はアキラさんの愛人に……！”』
『“あっ、あいつはどんな反応するんだろ……！”』
　事前に相談を受けた二人は、はやる気持ちを心にしまって、午前のお仕事をこなしていた。もちろん、当の輝さんには悟られないように。
「初菜さんがいらしたら、後は若いお二人になんとかかんとかとか言って、私たちは退散するつもりだったんです。でも」
　
　
　そして夕方、そろそろ三条さんが来るだろうというころに、お店の戸が開いた。
『おっすー。輝か明石さんいるー？』
　来たのは三条さんじゃなく、及川さんだった。魚を届けに来たみたいで、丁度掃除をしていた輝さんが対応した。
『ういーっす、いますよー』
　輝さんはメリーがピッカピカにモップがけをしたばかりの床を踏んで、及川さんの方まで歩いた。瞬間、
『うおっ！？』
　輝さんは足を滑らせて及川さんもろとも床に倒れこみ、気が付いた時には、
『あいててっ。だ、大丈夫ッスか、めぐみさ―――』
　
　
　
　―――むにむにっ。
　
　
　と、及川さんの左胸をわしづかみにしていた。
『あ、輝……。手が、その……』
『うおわああああああっ！？』
　
　そしてそこに、三条さんが意を決して扉を開け、
　
『こっ、こんにちはですっ！ 島津、あきら、さん、は……』

『……はっ、初菜？』
　床に及川さんを押し倒している輝さんを見つけたという。
　
『……輝はん……』
『はっ！？』
『お店に誰もおらんからって、女の人連れ込んで……』
『いや違うっ！ これは完全に事故だっ！』
『なにが違うん！？ ……もうっ、輝はんは……輝はんはいけずやわぁぁあっ！！』
　
　―――これが、事件の一部始終らしかった。
　
　
　
　※※※
　
　
　
　……うーん。
　話を聞き終わって、なんというか、
「三条さん。それ、輝さんの言うとおり事故で間違いないと思いますよ」
「そうやろうか？」
　というか、そんな事故があることにびっくりだよ。
「なんですかね、タイミングが悪かったというか」
「タイミングが……」
　三条さんはわたしの言葉を聞くたびにコクコクうなづいて、前髪を上下に揺らした。なんだか、とても素直な人だなと思った。
「でもさ、傷つけられた初菜の気持ちはどうなるのよ」
「そうですよ。違うとか言っときながら、アキラさんってば絶対まんざらでもない気分ですよ」
「……主、いっそ輝様を追いかけるのは止めにいたしませんか。主のお気持ちは理解できますが、これ以上あのうつけに振り回され続けるのであれば、いずれ私の思考ルーチンまで狂ってしまいかねません。さすれば、主をお守りできなくなるやもしれませんよ」
　神姫たちはどこまでも厳しかった。なんでこんなに嫌われてるんだろう。前に幽霊屋敷についてきてもらった時は頼れそうな人だったんだけど。
「まぁまぁそれくらいにせんか。年頃の男というのは難しい生き物だと、いつかばあ様が言っておったような気がするぞい」
「レンが言うとうさん臭くて説得力ないよっ」
　わたしはそう言っちゃったけど、そうだなぁ、年頃の男の子は……ぐあああああぁ。
「うぁああああ～……」
「ど、どうしたん急に？」
「すいません、実はわたしも今日……」
　今度は、わたしが今日の事を話す番だった。

　
―――「なるほどねぇ、そうやったん」
　しばらく、わたしたちは恋愛談義に花を咲かせた。誰かに愚痴を聞いてもらうと、少し心がすっきりするみたいだった。
「へぇ、あの健五が意外なことするもんね」
「まあ、健五さんに関しては、あの事があったら仕方ないかもしれませんね」
　メリーと雅はなにか知ってるようだったけど、なにか深い理由があるみたいで、詳しくは教えてくれなかった。
「けど水野君ってば今日に限った話じゃないんだよっ。探検とかお祭りに一緒に行っても全然気づいてくれないし、ずっと申し訳なさそ～～にしてるしで」
「そこなのよ。アキラもそうなの。鈍感も大概にしろってのよ。そこの貧乳はいいにしても、初菜を意識しないのはいかがなものなのって感じ」
「男の子って、難しいもんやねぇ」
「そうですよね！ 自分の思いばっかりっていうか、こっちの気持ちまで汲みとってくれないんですよ」
「分かりますよそれ～。私も何度苦しめられたことか。今日の朝だってですよ、私のいるすぐ横で雅さんの歯を磨いてあられもない声を出させるんです」
「あられもないとか言うなっ！ 大体あんたが通りかかっただけでしょ」
「えっ、神姫って歯を磨くんですか？」
「うん。神姫にも一応食べ物を食べる機能がついてるから、神姫用の歯ブラシとか歯磨き粉が売ってるんよ。普通は使わなくても問題あらへんけど、雅ちゃんは仕事柄よくものを食べるから、やっぱり口の掃除に使うことが多くなるねぇ」
　三条さんの意外な言葉にわたしは驚いた。他にも、神姫用のシャンプーなんかがあるんだとか。神姫も人と同じようなものを使うなんて知らなかった。
「それとねぇ天貝ちゃん。そのカズハちゃんとのバトルのことやけど、神姫は一人じゃ戦えへんのよ。オーナーは神姫に見えてないものを見る、もう一つの目にならなくちゃいけへんの。そこは、もう一度レンちゃんとガブちゃんと考えてみてね」
「……神姫の側でも、オーナーの意思を信頼し、またオーナーから戦いを任されているのだということを、意識せねばなりませんが」
　三条さんと牡丹が優しく、諭すように言って、ふと、わたしはレンを見た。今まで、わたしの中で神姫は単に『不思議なロボット』ぐらいの感覚で、それ以上のことを深く考えたことはなかった。
　―――ガブにまかせっきりにして、勝手に一人で怒って、ちょっと悪かったかな。って、ちょっぴり反省した。
「ねえレン、その、ごめんね」
「む？ なんのことじゃ？」
　このボケッとした能天気さに、腹が立ちも、助けられもするんだな。もう一度、改めてこの子たちと向き合ってみるべきかもしれない。この、人にそっくりな、不思議な不思議なロボットと。
　そして、三条さんと神姫たちにお話を聞いて、勇気が出た。
「そうだ。三条さん、携帯のアドレス交換しませんか？ 同じ志を持つ先輩として、お話を聞きたいです」
「ええなぁ、うちも天貝ちゃんともっとお話したいわぁ。天貝ちゃんは可愛いし、好きな人の近くにおるし、うちより先にゴールしそうやけどなぁ」
「そんなことないですよ～。三条さんだってすごく素敵なんですから。髪のお手入れって、いつもどうしてるんですか？」
　まだまだ、この取り留めもないけど大事な時間は続いた。
　
　
　―――あれ。なにか、忘れてるような……。
　
　
　
　※※※
　
　
　
　三条さんがもう一度挨拶してから帰りたいたいというので、明石食堂に戻ってみたら、それを思い出した。
「リぃコおおおぉぉぉ～～！！ ひどいぞお前っ！！」
　ガブをゲームセンターに忘れてしまったんだった。水野君が食堂に預けようとしてくれたみたいで、なんとカズハちゃんの手のひらにいる。ガブはわたしと対面するなり怒り出した。
「ごめんね。呼び止めようとしたんだけど、璃子ちゃんったらどんどん行っちゃうから」
「そうだぞっ！ おかげでクレアのやつに腕立て伏せとかマラソンとかずっとやらされたんだからな！」
「嫌々やったら、せっかく運動しても身に付きませんよ」
「これで少しは懲りただろうじゃん。もうクレアをいじめようなんて気は起きないはずじゃんね」
「チクショー！ お前らいつか覚えてろよっ！」
　わたしのいないうちに力関係が逆転してしまったみたいで、わたしは苦笑いした。……するとカズハちゃんが、ずんずん歩いてきたかと思うと、ガブをゆっくりわたしに手渡してくれた。
「……はい」
「あ」
「神姫は悪くないから。もっと大事にしてあげなくちゃ、ダメだよ？」
　わたしは、思わず頬がほころんでしまった。ああ、これは超えるのが難しそうだなって。でも、
「わたし、負けないからね」
「？」
　なんのことか分からなそうなカズハちゃんに、わたしは宣言する。まだ、わたしは負けを認めたわけじゃないからねって。そして、水野君には腰に手を当てて、人差し指をびしっと突きつけて、
「水野君！！」
「な、なに？」
「わたし、もっとガブとレンを強くするから。だからこれからは一緒に特訓をすること。委員長命令だよっ！」
　水野君ははじめ困惑したようだったけど、それでも優しく微笑んでくれた。やっぱり、水野君はとっても素直だ。
　
　
　一方で輝さんは、複数の女の子からお叱りを受けていた。
「まったく、次やったら承知しないからね！ ほら、その子にも謝んな」
「すまん初菜。あれは事故なんだ、信じてくれよ」
「ん～、ほんまかな～？ ずぅっと事故って言われると、うち反対に信じられんようになるわぁ」
「アハハ、それいい！ 次からアキラがバカなことしたらそれでいきましょ」
「お前らもういい加減にしろおおおぉっ！！」
「平気ですよアキラさん。そうしたら私がもらってあげますから」
「ああっ、メリーちゃんそれはズルいわぁ」
　なんて、はたから見たら仲のいい会話を繰り広げている。でも、ふと、三条さんがハッと思い詰めた表情になって、言ったのだった。
　
　
「そうやった。……ねえ雅ちゃん」
「ん？ なによ？」
「雅ちゃんと輝はんって、最近京都に来た？」
「京都？ いや、行ってないけど」
「俺も行った覚えはねえな」
「そう……。じゃあ、あれは……」三条さんは指を頬に当てて、考える仕草をした。
「どうかした？」
「ううん、なんでもないんよ。うちそそっかしいから」
「前からだろ」
「もうっ、うちやっぱり輝はんのこと嫌いになったかもっ」
　
　
　
※※※
　
　
　
　
　このささいな会話が、あの驚くべき事件につながっていたなんて、まだこの時は思いもしなかったんだけれど―――。
　
　
　

　
　
　
　　
　～次回予告～
　
　
　はい、つぎはうちが主役のお話っていうことで、舞台は京都に移ります。
　京都はほんまにええところですよ、時間がゆったり流れてて、うちにはとっても住みやすくてねえ……
　でもね、最近はおかしな事件がおこってるみたいで、みんなピリピリしとるんです―――
　
　次回、[[第二十二話　コノ頃都ニ流行ルモノ]]
　
　はあ、それにしても、シューちゃんももう少し落ち着いてくれはったらいいのになぁ。
　
　
　
　
　[[武装食堂]]に戻る
　

　
　
　
　
　    </description>
    <dc:date>2012-05-25T00:24:56+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2052.html">
    <title>深み填りと這上姫</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2052.html</link>
    <description>
      *深み填りと這上姫

----

初めまして。この小説を書く夜虹（やこう）と名乗る者です。以後よろしくお願いいたします。
この小説は『俺』という男が捨てられた神姫を一人前に育て上げる小説……だと思います。
話は全体的に時系列順に展開されていきますが、一章で完結する方式であり、
章単体で読み切れるようになっております。

コラボも歓迎です。こちらの物語に影響の無い程度であれば設定やキャラをお使いくださいませ。


----
-[[登場キャラクター紹介&gt;深み填りと這上姫：登場キャラ紹介]]

-[[用語解説&gt;固有単語集]]


----

***作品集

----
*[[第一章　深み填りと這上姫]]

あらすじ： 
大学のレポートに追われる毎日を送る俺がトイレに行って戻ってくると目の前に蒼髪の人形がいた。 
それは武器と鎧を装い、人という神のために戦う姫という謳い文句の人形　武装神姫であり、 
乱暴なオーナーに捨てられたといって駆け込んできたらしい。 
さて、どうしたものやら…… 

----
*[[第二章　深み填りと脱走姫]]

あらすじ：
神姫センターで知り合った友人　真那から賞金百万がかかった脱走神姫イーダの捕獲を持ちかけられ、
それの手伝いをする羽目に。しかし調べていく内に……

----

*[[第三章　深み填りと盲導姫]]
あらすじ：
夏のある日、俺達は神姫センターでサマーフェスタを楽しんでいた。
そんな時、ある人物と出会い、神姫の一つの可能性を垣間見る事に……

----

*[[外伝　少年と疾走姫]]

あらすじ：
イリーガルマインド騒動から一ヶ月後、俺の家にとある少年がやってきた。
彼が連れていたのは……角の折れたアークプロトタイプ――百日だった。
その時、彼女から語られる二人の答えを俺は聞くことになる。

----

*第四章：深み填りの徒旅記
あらすじ：
ホビーショップエルゴ店長の日暮に頼まれ、イリーガルマインドを回収することになった俺は日暮の冗談で言った『異邦人（エトランゼ）』に倣い、その目的のために様々な場所へ行くことにした。
異なるセンターで異なる人や神姫と出会うことになるだろうが、それは俺たちになにをもたらすのやら……

バトルロンドにおける設定を[[Mighty Magic]]より一部お借りしています。 

**第一部：店の中のせつな

-[[第一話：模倣姫]]

-[[第二話：擦違姫]]

-[[第三話：篭城姫]]

-[[第四話：総力姫]]

-[[第五話：物語姫]]
（この話では[[武装食堂]]のネタバレが一部含まれます）


（この話では[[武装食堂]]、[[せつなの武装神姫]]、[[武装神姫のリン]]、[[ウサギのナミダ]]、[[The Armed Princess―武装神姫―]]、[[鋼の心　～Eisen Herz～]]、[[15cm程度の死闘]]より一部の設定、キャラクターをお借りしております）


----

総合カウント数３００００を突破いたしました。
僕の小説を読んでくださっている読者の皆さん、どうもありがとうございます

本日
&amp;counter(today)
昨日
&amp;counter(yesterday)
総合
&amp;counter()

----
***感想がございましたらここへお願いいたします。
-[[コメントログ&gt;深み填りと這上姫：コメントログ]] -[[コメントログ2&gt;深み填りと這上姫：コメントログ2]]、-[[コメントログ3&gt;深み填りと這上姫：コメントログ3]]


- 久しぶりに紙媒体で読みたく成る程面白いです。 &amp;br()紫貴と蒼貴が二人共可愛過ぎる！！ &amp;br()これからも頑張ってくださいm(_ _)m  -- 焦げかぼちゃ  (2012-04-04 23:57:57)
- ＞焦げかぼちゃさん &amp;br()こんにちは。作者の夜虹です。紙媒体で読みたいとまで言っていただけて光栄の限りです。 &amp;br()社会人になって更新のペースがだいぶ落ちてしまいますが、今後も蒼貴と紫貴の活躍を見ていただければと思います。 &amp;br()次の尊と真那の決着もまた、お楽しみにしていただければ幸いです。  -- 夜虹  (2012-04-08 11:14:01)
- 最新話、待ってました！　前話のバトルの決着もとてもよかったのですが、尊と真那のその後がとても気になっていたので、すぐに読ませていただきました（＾＾） &amp;br()落ち着くところに落ち着いたようで、よかったですねぇ、尊くん（笑） &amp;br()私も社会人なので、執筆時間の捻出には苦労しています。今後の展開も楽しみにしておりますので、お互いに頑張りましょう！  -- トミすけ  (2012-04-24 22:45:06)
- ＞トミすけさん &amp;br()待っていていただけて何よりです。 &amp;br()ミコちゃんはついにやりましたね。たぶんこれからも真那に振り回される日が続くことでしょうｗ &amp;br()公開告白をしてしまったのでもう逃げられませんしねｗ &amp;br() &amp;br()お互い、社会人で苦労しますな。僕もトミすけさんの今後の小説の展開を楽しみにしております。 &amp;br()今後もまた、頑張りましょう。より良い物語を書ける様に  -- 夜虹  (2012-04-28 15:18:25)
- 最初は尊くんはヲタ嫌いならなんで神姫やるんだ…と思いましたが、読み続けるに連れて好感度がぐんぐん上がってましたw &amp;br()凄く面白いです！応援してます！  -- 名無しさん  (2012-05-18 10:37:15)
- 久々に来たら最新話出とるし &amp;br()久々に爆発して欲しくないカップル出来とるWW  -- 焦げかぼちゃ  (2012-05-21 21:08:54)
- 名無しさん＞ &amp;br()ありがとうございます。応援にこたえられるように頑張っていこうと思います。 &amp;br()偶然が重なって深みに填る事となる人ですからね。そこから色々と広がるのがミコちゃんです（ぉぃ &amp;br()今後もまた、お楽しみにしていただければと思います。 &amp;br() &amp;br() &amp;br()焦げかぼちゃさん＞ &amp;br()お久しぶりです。爆発して欲しくないカップルと言っていただけるのは光栄の限りです。 &amp;br()この二人はこの先、どういう付き合い方をするのか……ｗ  -- 夜虹  (2012-05-23 03:03:32)
#comment(vsize=2,nsize=30,size=30)    </description>
    <dc:date>2012-05-23T03:03:32+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2266.html">
    <title>キズナのキセキ</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2266.html</link>
    <description>
      **キズナのキセキ

----
　ちょっと気が強い神姫と、理想を追い求めたマスターの、絆の物語。

----
著：トミすけ

○バトルロンドのバーチャルバトルの設定を『[[Mighty Magic&gt;http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/4.html]]』よりお借りしております。
○一部、武装神姫の性能などを独自解釈している部分があります。ご了承下さい。
○本作は前作「ウサギのナミダ」の続編です。前作からのキャラクターや設定が引き続き登場しますので、先に[[「ウサギのナミダ」&gt;ウサギのナミダ]]をお読みになることをお勧めします。
○コラボ歓迎です。この作品のキャラクターや設定は無理のない限り、自由にお使いいただいてかまいません。

----

[[登場人物紹介&gt;キズナのキセキ　登場人物紹介]]
（本編のネタバレを含みますのでご注意下さい）

----

[[～予告編～&gt;キズナのキセキ・予告編]]

----

***ストーリー

ACT０は過去編、ACT１は現在編となっています。 
それぞれのＡＣＴごとの順番で、時系列順に追うことが出来ます。 
お読みになる際には、下記リストの順番でお読みいただければ幸いです。


[[プロローグ&gt;キズナのキセキ・プロローグ]]

[[ACT1-1　不機嫌の理由&gt;キズナのキセキ・ACT1-1：不機嫌の理由]]

[[ACT1-2　情けないほど何も知らない&gt;キズナのキセキ・ACT1-2：情けないほど何も知らない]]

[[ACT0-1　悲劇の後&gt;キズナのキセキ・ACT0-1：悲劇の後]]

[[ACT0-2　ひどい顔&gt;キズナのキセキ・ACT0-2：ひどい顔]]

[[ACT1-3　かりそめの邂逅&gt;キズナのキセキ・ACT1-3：かりそめの邂逅]]

[[ACT1-4　敗北の記憶　その２&gt;キズナのキセキ・ACT1-4：敗北の記憶　その２]]

[[ACT1-5　北斗七星&gt;キズナのキセキ・ACT1-5：北斗七星]]

[[ACT0-3　アイスドール&gt;キズナのキセキ・ACT0-3：アイスドール]]

[[ACT0-4　二重螺旋&gt;キズナのキセキ・ACT0-4：二重螺旋]]

[[ACT0-5　敗北の記憶　その１&gt;キズナのキセキ・ACT0-5：敗北の記憶　その１]]

[[ACT1-6　招かれざる客&gt;キズナのキセキ・ACT1-6：招かれざる客]]

[[ACT1-7　聖女のルーツ　その１&gt;キズナのキセキ・ACT1-7：聖女のルーツ　その１]]

[[ACT1-8　聖女のルーツ　その２&gt;キズナのキセキ・ACT1-8：聖女のルーツ　その２]]

[[ACT1-9　雨音&gt;キズナのキセキ・ACT1-9：雨音]]

[[ACT1-10　最悪の事態&gt;キズナのキセキ・ACT1-10：最悪の事態]]

[[ACT0-6　異邦人誕生　その１&gt;キズナのキセキ・ACT0-6：異邦人誕生　その１]]

[[ACT0-7　異邦人誕生　その２&gt;キズナのキセキ・ACT0-7：異邦人誕生　その２]]

[[ACT1-11　夕暮れの対峙&gt;キズナのキセキ・ACT1-11：夕暮れの対峙]]

[[ACT1-12　ストリート・ファイト　その１&gt;キズナのキセキ・ACT1-12：ストリート・ファイト　その１]]

[[ACT1-13　ストリート・ファイト　その２&gt;キズナのキセキ・ACT1-13：ストリート・ファイト　その２]]

[[ACT1-14　謝ることさえ許されない&gt;キズナのキセキ・ACT1-14：謝ることさえ許されない]]

[[ACT1-15　たった一つの真実&gt;キズナのキセキ・ACT1-15：たった一つの真実]]

[[ACT1-16　男たち&gt;キズナのキセキ・ACT1-16：男たち]]

[[ACT1-17　遠野の企み&gt;キズナのキセキ・ACT1-17：遠野の企み]]

[[ACT1-18　強者たちの宴&gt;キズナのキセキ・ACT1-18：強者たちの宴]]

[[ACT1-19　親友だから　その１&gt;キズナのキセキ・ACT1-19：親友だから　その１]]

[[ACT1-20　親友だから　その２&gt;キズナのキセキ・ACT1-20：親友だから　その２]]

[[ACT1-21　キズナのキセキ&gt;キズナのキセキ・ACT1-21：キズナのキセキ]]

[[ACT1-22　異邦人はあきらめない&gt;キズナのキセキ・ACT1-22：異邦人はあきらめない]]

[[ACT1-23　決戦前夜&gt;キズナのキセキ・ACT1-23：決戦前夜]]

[[ACT0-8　理想の体現者&gt;キズナのキセキ・ACT0-8：理想の体現者]]

[[ACT1-24　武士道&gt;キズナのキセキ・ACT1-24：武士道]]

[[ACT1-25　聖女の正体&gt;キズナのキセキ・ACT1-25：聖女の正体]]







----
この物語は、以下の作品の設定やキャラクターをお借りしております。

[[深み填りと這上姫&gt;深み填りと這上姫]]　[[HOBBY LIFE,HOBBY SHOP&gt;HOBBY LIFE,HOBBY SHOP]]　[[魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン&gt;魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン]] [[ねここの飼い方&gt;ねここの飼い方]]　[[Mighty Magic&gt;Mighty Magic]]　[[ツガル戦術論&gt;ツガル戦術論]]　[[武装神姫のリン&gt;武装神姫のリン]]　[[凪さん家の十兵衛さん&gt;凪さん家の十兵衛さん]]　[[クラブハンド・フォートブラッグ&gt;クラブハンド・フォートブラッグ]]
[[美咲さんと先生&gt;美咲さんと先生]]　[[15cm程度の死闘&gt;15cm程度の死闘]]　[[武装食堂&gt;武装食堂]]


----

感想などありましたら、こちらにコメントをお願いいたします。
過去ログはこちらにまとめました。↓
[[キズナのキセキ　コメントログ&gt;キズナのキセキ　コメントログ]]
[[キズナのキセキ　コメントログ・２&gt;キズナのキセキ　コメントログ・２]]
[[キズナのキセキ　コメントログ・３&gt;キズナのキセキ　コメントログ・３]]

- 超豪華メンバーの上乗せw &amp;br()遂に二大SSの主人公が鉢合わせってのも恐るべきサプライズです。 &amp;br()それにしてはあの二人の掛け合い再現度の高さに驚きました！  -- 第七スレの6  (2012-01-19 00:43:20)
- 何という展開！　これは胸が熱くなった！  -- 璽儡  (2012-01-19 23:52:25)
- 有名マスター＆神姫のオンパレード・・・既にスパロボ並みに成ってますねぇ〜ソレで居て各キャラを破綻せずに書けるのは流石です、地固め(修行編)も佳境ですかな、今後の展開もですがミスティの新装備がいかなる物か楽しみです  -- ナナシ  (2012-01-20 00:19:23)
- 次々と修行の参加者が増えて、これで燃えなきゃ神姫マスターじゃない！と個人的に思っております。 &amp;br()噂のあのマスターの登場でさらに期待度が上がっています、続きも頑張って下さい  -- にゅう  (2012-01-20 01:01:03)
- 僕のキャラを使っていただき、ありがとうございます。ダイレクトパスがこの様な形で出てくるとは本当に驚きました。話の軸になっているデュアルオーダーがマグダラシステムと何の関係があるのか、その背後に亀丸重工とエンプレスと大きくなっていく話がどういう結末に向かうのか、デュアルオーダーを用いる尊が久住邸で何をしでかすのかなど楽しみな要素が増えていて、見逃せない展開になってきましたね。続きを楽しみにしています。  -- 夜虹  (2012-01-22 14:05:36)
- 新話読ませて頂きました。私の作品のキャラを使っていただいて、もう感謝感激で涙が出てしまいました！ &amp;br()実はフェフィーは、いつかランティスと対面させたいなぁと思っていたのですが、先に実現させられてしまいましたね。 &amp;br() &amp;br() &amp;br()物語もこの先の展開が楽しみです。この鍛練の中で、ミスティは何を身に付けるのか。マグダラ・システムとはなんなのか。あおいの目的はなんなのか。続きを胸を高鳴らせてまっています。  -- 寒天  (2012-01-24 15:18:29)
- Gガン○ムみたいな感じになりそう？  -- げしもちゃん  (2012-02-01 21:17:46)
- ACT1-21を投稿しました。コメントが長くなりましたので、コメントログを別ページにまとめました。 &amp;br()たくさんのコメントをありがとうございます。 &amp;br()他作品とのコラボはACT1-21で一段落となります。あとはラストに向けて加速していきたいと思っております。 &amp;br()今後もお付き合いいただければ幸いです。 &amp;br()  -- トミすけ  (2012-02-20 23:07:52)
- 第七スレの６様＞あの二人の掛け合いは苦労したので、再現度が高いと言っていただけて嬉しい限りです(^^) &amp;br()璽儡様＞まだまだこれからもっと熱い展開になる……といいな（＾＾； &amp;br()ナナシ様＞地固めはあと一話お付き合いください。 &amp;br()にゅう様＞やはり双姫主の登場はみなさんの注目を集めたようで……やはり番外編が書きたいですね。 &amp;br()夜虹様＞驚いていただけたなら幸いです（＾＾）できたら、尊VS遠野なんて番外編も書いてみたいですｗ &amp;br()寒天様＞喜んでいただけたなら、書いた甲斐がありました。フェフィー対ランティスは、是非とも番外編で書きたい一戦です。 &amp;br()げしもちゃんさん＞むしろスパロボかもしれませんｗ &amp;br() &amp;br() &amp;br()  -- トミすけ  (2012-02-20 23:20:03)
- ようやくひと段落といったところでしょうか。 &amp;br()奈々子周りの人間関係も修復できましたし、後は決戦を待つばかり。 &amp;br()関係ないですが、ワカサギは自分で釣るのも乙なものですよ。  -- 第七スレの6  (2012-02-21 08:17:07)
- 雨降って地固まる・・・雨所か雷雨でしたが、思いは伝わるイイ話ですよねぇ〜、作者殿が如何に彼女を気に入ってるかは何処まで落とすかで解りましたが(勝手な推測ですが)その分、急上昇してますねぇ〜、そして影が入った事で益々魅力が引き立つ・・・更に楽しみに成って来ました  -- ナナシ  (2012-03-07 12:30:05)
- ACT1-22を投稿しました。特訓編はこれにて終了。あとはクライマックスに向けて一直線です。 &amp;br()第七スレの６様＞いつもコメントありがとうございます。ワカサギ釣り、寒そうですよね（＾＾； &amp;br()ナナシ様＞いつもコメントありがとうございます。ええ、菜々子はとても気に入っているキャラです。ここまではあまり活躍のない彼女ですが、これからはばりばり活躍の予定ですので、ご期待ください（＾＾） &amp;br()  -- トミすけ  (2012-03-07 23:11:13)
- ついに反撃の狼煙を上げましたね・・・って、まだ策を立ててるだなんて何処まで楽しませて暮れるんでしょうか  -- ナナシ  (2012-03-08 13:13:25)
- 特訓終了！ もう何も言えません、次回が楽しみです。  -- 第七スレの6  (2012-03-08 18:45:57)
- ACT1-23を投稿しました。 &amp;br()投稿が遅くなりまして、申し訳ございません。実は番外編をちょこちょこ書き進めていたのですが行き詰まってしまったので、本編を進めた次第（＾＾； &amp;br()番外編の内容は……たぶん、皆さん見たいでしょう、というか私が見たいあの二人のバトルであります。 &amp;br()番外編は完成したら投稿予定です。本編次回は最後の過去編となります。 &amp;br()ナナシ様＞張り続けた伏線をちゃんと回収できるか心配です（＾＾； &amp;br()第七スレの６様＞最終決戦は目の前ですが、もうちょっとお待ちください。 &amp;br()  -- トミすけ  (2012-04-07 11:51:12)
- ここまで焦らされるのは初めてです。 &amp;br()次回が楽しみで楽しみで……  -- 第七スレの6  (2012-04-08 00:16:17)
- 初コメです！やっと追い付きました！ &amp;br()すごく面白いです！いつの間にかウサギのナミダも読み終わってましたw &amp;br()キズナのストーリーが終わってもまた書いて頂きたいです！応援してます！  -- キシマさんのマスター  (2012-04-28 10:10:34)
- 初コメントさせていただきます、白田黒乃です。 &amp;br()書きたい事をだらだらと書いているだけの私にとって貴方の書いている作品はとても羨ましいです。 &amp;br()支離滅裂も無く、後付け設定も無く、一貫し、真っ直ぐ歩いているように見えるからです。 &amp;br()それは私が真面目にプロットを練らない所為もあるのでしょうけど、苦手なものは苦手と言い訳します。 &amp;br()そんな私ですが、ふてぶてしくも今回は貴方の作品のコラボの許可と設定を教えて頂きに来ました。 &amp;br()具体的に言えば私の作品の主人公『刃毀れ』と異邦人の対決を書いてみたいのです。 &amp;br()私の作品を読んでくださっていれば知っていると思いますが『刃毀れ』は井山と同等かそれ以上の下劣です。 &amp;br()異邦人の信念を否定し続けますし出会いと勝敗の行方も決して後味の良いものにはなりません。 &amp;br()それでも貴方が許してくれるのなら私は『刃毀れ』と異邦人の戦いを執筆したいと思います。 &amp;br()ご返事、お待ちしております。  -- 白田黒乃  (2012-04-28 16:40:13)
- 次の回は鋭意執筆中のトミすけです。 &amp;br()第七スレの6様＞お待たせしてしまい、申し訳ございません。最終決戦まで今しばらくお待ちください。 &amp;br()キシマさんのマスター様＞すごく面白いと言っていただき、大変恐縮です。更新が遅めですので、気長にお付き合いいただければ幸いです。キズナの後……今はクライマックスで頭がいっぱいなので、ちょっと考えられません（＾＾； &amp;br()白田黒乃様＞コラボの件、了解しました。トップページの注意書きにもあります通り、コラボ歓迎、自由にお使いいただいてかまいません。 &amp;br()  -- トミすけ  (2012-04-29 01:12:24)
- アムドライバーのライドボードを使ったトレーニング出来ますか? &amp;br()ネオジオの格ゲーを参考にしてほしい  -- げしもちゃん  (2012-04-29 21:48:11)
- ACT0-8を投稿しました。最後の過去編です。 &amp;br()気がつけば投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。実は次の回も同時に書き進めておりまして、あまりお待たせせずに投稿の予定です。次回はお待ちかねの決戦開始です。 &amp;br()げしもちゃんさん＞コメントの意味がよく分からないので……コメントは控えさせてもらいます。 &amp;br()  -- トミすけ  (2012-05-04 23:13:33)
- 甘すぎる……。糖尿病になる(ﾏﾃｺﾗ &amp;br()次回ついに決戦の始まりですか。楽しみに待っています  -- 第七スレの6  (2012-05-05 00:37:47)
- そして、今に至る・・・語るべき事は既に語った、後はただ挑むのみって感じですね、過去の先に今が有る良い繋ぎですねぇ〜  -- ナナシ  (2012-05-06 01:12:14)
- ACT1-24を投稿しました。お約束通り、今回は早めの投稿です。 &amp;br()やっとここまで来ました。ここから今までの秘密がどんどん明かされていく予定ですので、気長にお待ちいただければと思います。 &amp;br()第七スレの6様＞まあ、たまにはこういう展開もいいのかな、とｗ &amp;br()ナナシ様＞おっしゃるとおり、語るべきことはすべて語りました。ようやくすべてに決着を付ける話を書けます。これからもよろしくお願いします。 &amp;br()  -- トミすけ  (2012-05-06 18:13:02)
- なるほど。あれほど返却を要求してたのはこういう理由があったのか。 &amp;br()こっから遠野のターンですね。カタルシス炸裂間違いなしと思っています。  -- 第七スレの6  (2012-05-06 21:38:02)
- 早朝の公園で女の子が「ブシドーーーー！」と叫ぶのは笑うべきでしょうか。まぁ、それは置いておいて、サブマシンのカラクリについては予想はしていたのですが…まさかまだ別に仕掛けがあるとは…果たしてこれが意味するものは一体…続きが気になります。しかし僕としてはコラボの際にあおいさんに白ビキニ要求しちゃった方が気掛かりです(滝汗)。  -- 白田黒乃  (2012-05-06 22:54:21)
- 初コメントになります。 &amp;br()ついに決戦ですね！背中のユニットにはそんな秘密が･･･続きを楽しみにしています！  -- 紙白  (2012-05-06 22:57:55)
- 予測通りと思いきや、まさかヘッドセットまでだったとは、斜め上を行かれました、さぁ純粋なロンドが始まりますね  -- ナナシ  (2012-05-07 13:34:12)
- やっと、待ち望んでいた初キスが…！おめでとうございます！ &amp;br() &amp;br() &amp;br()まさか、ただのビットだと思っていたのがGビットだったとは…汚いさすが求道女汚い(ｵｲ  -- キシマさんのマスター  (2012-05-07 16:11:38)
- 久しぶりに来てみたらいろいろ更新されてるじゃありませんか! &amp;br() &amp;br() &amp;br()本来の姿を捨てた神姫がヘッドセット諸々…つまりシステムの正体ですか。 &amp;br()こいつぁなかなかヘビーな…  -- 通りすがりの武装紳士  (2012-05-09 11:37:31)
- ACT1-25を投稿しました。ずっと書きたかった話なので、筆が進みますわー(^^; &amp;br()次回も頑張って書きます。 &amp;br()第七スレの6様＞長らくお待たせしました、遠野のターン！です。お楽しみいただければ幸いです。 &amp;br()白田黒乃様＞確かに言われてみるとすごい絵面ですよね（＾＾；　今回もお楽しみいただければ嬉しく思います。あ、あおいの白ビキニの件はお気になさらず。むしろ私が見た(ry &amp;br()紙白様＞先日はどうもありがとうございました。コメントもありがとうございます。今後もお楽しみいただければ幸いです。 &amp;br()  -- トミすけ  (2012-05-15 23:17:39)
- ナナシ様＞純粋なロンドは……始まりませんでした（＾＾；　こんな展開でしたが、お楽しみいただけましたでしょうか？ &amp;br()キシマさんのマスター様＞初キスをお祝いいただき、ありがとうございます（笑） &amp;br()通りすがりの武装紳士様＞今回でシステムの詳細を大分明らかにしました。決戦はまだ続きますので、お付き合いいただければ幸いです。 &amp;br()　  -- トミすけ  (2012-05-15 23:23:30)
- もう店長以外、誰も遠野に勝てないんじゃないだろうか。この能力。 &amp;br()お約束だがなんという所で次回に続くのだ…！ すごく気になる。  -- 第七スレの6  (2012-05-15 23:37:37)
- アカシック・レコードとスターゲイザーの秘密、大方は予想通りでしたが、それ以上だった……。まさかヘッドセットにまでCSCが組み込まれていたとは。 &amp;br()ワクワクドキドキが止まりません。 &amp;br()これからいよいよ決着、なんですね……！  -- 寒天  (2012-05-16 01:22:02)
- ついにマクダラ・システムの正体が出てきましたな。思えば確かに伏線はご丁寧なまでにばらまかれていたんですね。 &amp;br()読み返してみると「ああ。そういえば」と思いました。 &amp;br()人に対して攻撃できたり、亀丸重工という単語が出てくる点も軍用実験機という要素で解決しているわけですね。 &amp;br()作者はこんな状態なのに、尊は気づいていたとは……。どこまで気づいていたんでしょうね？　彼。 &amp;br()おぼろげだなんて言っている割に実は気づいていそうで、梨々香から回答を聞いたら、どんな反応をするのやら……。 &amp;br()いくつかの伏線となるカードは表になったわけですが、エンプレスやケインなど、裏のままのカードもあるのが気になる所ですね。 &amp;br()全部表になるのを楽しみにしています。  -- 夜虹  (2012-05-16 17:54:46)
- こんばんは、突然失礼致します。これから新しくSSを書こうと思っております九月と申します。 &amp;br() &amp;br() &amp;br()もし宜しければ、トミすけ様の作品とコラボさせて頂きたく思っております。 &amp;br()主に遠野さんとティアさんの噂(「オリジナルの武装を極めようとしている神姫とマスターがいる」といった感じです)を使わせて頂きたく思っております。 &amp;br()お返事お待ちしております。  -- キシマさんのマスター改め九月  (2012-05-22 20:17:46)
- すみません、追記です &amp;br()↑に合わせて、神姫風俗の事やティアさんが風俗出身のこと、そして雪華さんと戦った事などといった事もお願い致します。  -- 九月  (2012-05-22 20:23:49)
- 取り急ぎ、九月様のお問い合わせにお答えします。 &amp;br()コラボの件ですが、このページの上に書いてあります通り、自由にしていただいてかまいません。 &amp;br()新しくSSを書かれるとのことで、楽しみにしております。 &amp;br()  -- トミすけ  (2012-05-22 22:25:43)
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----    </description>
    <dc:date>2012-05-22T22:25:43+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2665.html">
    <title>白の女神と黒の英雄</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2665.html</link>
    <description>
      **白の女神と黒の英雄  
----
作：白田黒乃

作者からの読者皆様へのお願い
「作者はバトマス2から武装神姫にハマった新参者です、その為に作品の世界観はバトマス2(2040年)が基準です。」
「上記の理由から武装神姫に対する知識が不足しています、誤解や偏見などはご容赦下さいませ。」
「上記のryから神姫の性格がおかしい、戦法や装備がおかしい等は読者様が見つけ次第ご指摘ご指導いただければ幸いです。」
「長編を書く予定は今のところありません、本ページは筆者が書きたい事をだらだらと書いた短編集とお思い下さい。」
「主人公「黒野白太」は「ムカツク野郎」を目指しております。殴りたい、負かせたい等と思いましたら容赦なくやっちゃってください。」

----
↑ old
↓ new

『戦闘』[[刀ツカイ対槍ツカイ]]
黒野白太「神姫越しにあんな殺気出せる人が居るとは思わなかった。」
『日常』[[『刃毀れ(ソードブレイカー)』]]
黒野白太「思いつく限りの悪行をやってやるよ。」
『日常』[[武装紳士の日常]]
イシュタル「造作も無い。」
『日常』[[必殺技]]
黒野白太「見えていても分からない必殺技というのもあるよねぇ…。」 
『戦闘』[[Battle Venus]]
黒野白太「僕は神姫バトルに勝ちたいだけの武装紳士さ。」 
『設定』[[白の女神と黒の英雄:登場人物]]
白田黒乃「黒野白太のモデルはジャギ様。」
『過去』[[貴方はここに、貴方はどこに？]]
イシュタル「それこそが私達神姫の愛だと私は考えている。」
『ネタ』[[演説]]
黒野白太「イシュタル様マジ女神！」 
『戦闘』[[愛など要らぬ]]
黒野白太「全て等しくどうでもいい。」 
『コラボ』[[錆びた刀は戻せない]]
白田黒乃「[[キズナのキセキ]]のキャラクターをお借りしました。ネタバレを含んでおりますので、先に「キズナのキセキ」を読む事をお勧めします。」
『日常』[[誇大妄想家]]
黒野白太「一寸の虫にも五寸の魂です。」

----
黒野白太「作者は最近、ブレイブルーにハマっているんだって。」
イシュタル「成程。それで&amp;counter(yesterday)日も更新が遅れたのか。」
黒野白太「今はラムダの投げから繋ぐコンボを&amp;counter(today)回練習しているとか。」
イシュタル「機械少女が好きだな、作者は。」
黒野白太「でも&amp;counter()回、CPUのテイガーに負けてるんだって。」
イシュタル「射撃技連打しているだけで勝てるだろうに…。」
----

- 読ませて頂きました、凄く真っ当な考えを持ってるマスターですなぁ〜、悪態付きながら彼に付き合う友人も居る様な気がします、有る意味我々に尤も近い主人公ですね  -- ナナシ  (2012-04-04 17:12:03)
- 初コメントありがとうございます。コメント返しが遅れましたがこの嬉しい気持ちに嘘偽りは御座いません。主人公の考えについてそう言っていただけると嬉しいような悲しいような複雑な気分になります、その理由については後２話程掲載したら彼の性格について言及するので、そちらをご覧ください。  -- 白田黒乃   (2012-04-08 14:32:11)
- 楽しく読ませていただいております。  -- 通行人  (2012-04-10 09:20:10)
- あ、投稿してしまった・・・ただ、もう少し改行等が入ると読みやすくて助かります＞＜　　時々目がゲシュタルト崩壊しちまって・・・ｗ  -- 通行人  (2012-04-10 09:21:12)
- 初コメントさせていただきます。自分も読みやすさを考慮して頂けるとありがたいです。黒野君ですが、「キズナのキセキ」コメント欄での発言は言い過ぎでしょう。腐れた犯罪者と同列に扱うのは…  -- 第七スレの6  (2012-04-29 07:41:10)
- &gt;&gt;通行人様　読んでくれてありがとう。某所を真似て作者に代わり私が礼を言おう。改行については作者も同じ事を考えているらしい。「明日になったら本気出す」と言っていたが…その、気長に待ってもらえると、嬉しい。  -- イシュタル  (2012-04-29 10:13:40)
- &gt;&gt;第七スレの6さん　初コメありがとう。次の投稿からも読んでくれると嬉しいな。作者は自分や自分のキャラを極端に卑下するんだけど…実際に「勝利が全て」が信条の僕はあの犯罪者の行為を否定出来ないんだ。僕も、程度の差はあるけれど、似たような事はしてきたから。同列ではないけれど、同類ではあるかもしれないよ。僕と、あの犯罪者は。  -- 黒野白太  (2012-04-29 10:22:09)
- 愛よりも勝利？ よろしいならば戦争（スマブラ）だ。我が精鋭達はいつでも挑戦を待っている。　神姫バトル？ 疲れるじゃあないですか。  -- にゃー  (2012-04-30 18:34:40)
- &gt;&gt;にゃーさん　じゃあ僕が勝ったら　射美ちゃんを僕に下さい。-- 黒野白太  (2012-05-01 08:13:52)
- 最新作を早速拝見しました。私の作品のキャラを登場させていただき、ありがとうございます。作品にしっかり溶け込んでいて安心しつつ、それを可能にした白田様の力量に感服しました。しかも今回は、主人公・黒野君の過去が一部明かされる重要回！　感無量です。今後の展開もとても気になっております。今後の投稿も楽しみにしております。  -- トミすけ  (2012-05-04 00:04:26)
- いつも興味深く読ませて頂いております、寒天という者です。私、こういった作品がわりかし好きです。哲学的な、突出した人間の中身を深く深く覗きこんで、オブラートや謙遜なんかの余計な装飾を取り払った生の声。勝利への渇望に理由がないのもまたミソですね、勝つために勝つ、と言ったような。  -- 寒天  (2012-05-04 04:36:33)
- &gt;&gt;トミすけ様　コラボの許可の程、ありがとうございました。久住菜々子と黒野白太は似た過去を持つキャラなので合わせてみたいと考え、今回の作品を投稿させてもらいました。鏡合わせのような人生を歩んできた二人、その二人を分かつものとは――、が、主題になっております。黒野白太が求めたものは作中で提示しました。しかし久住菜々子が求めたものとは、それは貴方の方がよく理解していることでしょう。改めまして、コラボの許可の程、ありがとうございました。  -- 白田黒乃  (2012-05-04 11:31:30)
- &gt;&gt;寒天さん 初めまして。好きだと言ってくれる人は大好きだよ。…でも、好きだって感情は長続きしないんだよね。だから今作者は僕とは違う方向で突出した人間を考えているんだけど、難しいみたい。まぁ、あと一体、逸脱した登場人物がいるから、しばらくはそっちに焦点に当てるとか。―――僕は彼女を「この世で最も優しいもの」だと思っている。それは一体誰なのかは、簡単に予想が付くんじゃないかな。  -- 黒野白太  (2012-05-04 11:43:19)
- 4年前からこのサイトを観覧してきましたが初めてコメントさせて貰います。本作の主人公は「勝利」が信条のキャラですが自分から見たら今までの漫画に出てきた「そういうタイプ」とは違いハッキリした信念を持ってますね。白井さんは「神姫は人間の道具、どんなお題目を掲げていようとも所詮は綺麗事。」と失礼かも知れませんがお思いでしょうか？  -- 碇しんのすけ  (2012-05-18 21:31:48)
#comment
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    <dc:date>2012-05-18T21:31:48+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2683.html">
    <title>誇大妄想家</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2683.html</link>
    <description>
      赤い月が天窓に浮かぶ屋敷の広大なエントランスにて、銀色の輝く番犬が月光に照らされて鋭利な牙を光らせた。
その牙の先には床から壁から角から天井からと縦横無尽に跳び回る黒色と紫色の不躾者。
不躾ながらも一筋縄では往生しない実力者であるらしく、青いツインテールの彼女は既に何本もの番犬の牙から逃げ切っている。
されとて犬達の戦意は意気揚々と怖れず止まらず諦めずの精神を以て不躾者を仕留めてみせんと空を切った。
金属同士が鎬を削り合う際の荒い音が西洋風の屋敷の中で舞い踊ってはそそくさと舞台の外へ立ち去る。
既に何百と繰り広げてきた無骨な音の舞踏会は、しかし一人の役者と力不足によって台無しにされようとしていた。
ほんの僅かな隙、それこそ高名な評論家であっても見逃すであろう奇跡の隙間を番犬の一本が通り抜ける。
不躾者が自身の失態に気付いた時にはもう遅く銀色をした牙に腕一本を噛みつかれてしまう。
不意に受けた攻撃に反射的に動きを止めてしまった時にはもう遅く、番犬達の操り手であるメイドが静かに語り掛ける。
「殺人ドール。」
ミニスカートのメイド服を着たハウリンの宣言と共に服の袖から十本ほどの銀製ナイフが跳び出す。
少しの間ハウリンの傍に浮かんでいたナイフは、やがて犬の手を借りる事も無く独りでにストラーフへと襲い掛かる。
全てのナイフはその肢体を突き刺し刃の銀の光が暗闇に溶けていたフブキ型武装の黒と紫の色を明確に照らす。
本来なら今の一撃で決まっていたのだが、そうならなかったのはストラーフがナイフの一部を弾き飛ばしたからだ。
対戦相手の冷静な判断に敬意を称しつつもしかしながらハウリンは手を止めずに同じ技で雪崩れの如く押し崩しに掛かる。
「殺人ドール。」
十本の番犬が再び襲い掛かる。
さながら影の悪魔を仕留めんとする銀色の光弾にストラーフはハウリンを見据えたまま後ろへと跳んだ。
バックステップを踏んだ程度でナイフは避けられない、後ろへと跳んだのは前へと進む為だ。
鉤爪のような形をしているフブキ型のフットパーツと屈指の強力を誇る副腕であるチーグルを以て屋敷の壁に着地する。
そしてほんの一瞬、両脚と副腕を屈ませて、ほんの一瞬でも十分に溜まり切る力を解放し思い切りハウリンへと跳び掛かった。
だがそれは先に放たれた技であるナイフの群れの中へと踊り込む事を意味している。
そんな事は常々承知しているストラーフは必死の覚悟と共に素体の両腕で急所となる頭部と胸部のみを守る。
右目を貫かれようとも喉元を食い破られようとも腹部を刺し穿たれようとも太腿を噛み千切られようとも止まらない。
二体を隔てる距離が神姫一体分となりハウリンを射程距離に捕らえたストラーフは副腕を振り上げる。
「デモニッシュクロー！」
例えナイフを無尽蔵に貯蓄している不可思議なハウリンであってもこの必殺の悪魔の爪は避けれず防げない。
そう確信して放っていたのだがその爪がメイド服を切り裂く寸前、ハウリンの姿が忽然と消えた。
「！？」
瞬間移動や超スピードといったチャチな類では一切無く何の前触れも無く居なくなった。
一人その場に残されたストラーフは何が起きたのかすらも理解出来ず周囲を見渡しハウリンの姿を探す。
だがどこにも居ない、そう思っていた矢先、彼女は、ストラーフの後ろに居た。
「ようこそ私の『世界』へ。そして、永遠にさようなら。」
「なっ…！？」
ストラーフは下方向を除く百八十度全方位を優に百を超える無数のナイフに囲まれている事の気付く。
催眠術や超スピード等チャチな物では断じてない現実にハウリンは終わりを告げた。
「幻葬「夜霧の幻影殺人鬼」！」
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァ！」
嵐の様なナイフが我が一番ナイフだと言わんばかりの猛烈な勢いでストラーフへと殺到した。
百を超える凶器に囲まれつつもストラーフはその眼の希望を夜闇に沈ませる事無く全身全霊を以て拳を振るい弾き飛ばす。
それでも尚、一本のナイフが肩に突き刺さり、一本のナイフが胸に突き刺さり、一本のナイフが副腕の接合部を破壊する。
「粘るわね…なら、駄目押しにもう一本！」
ハウリンが手を翳すとその手に何処からともなくナイフが現れる。
親指と人差し指で弾くように投げられたナイフは先行しているナイフをかい潜ってストラーフへと向かう。
ストラーフは先ずそれを弾き飛ばそうとし腹を殴ったが何故か奇妙な方向へと跳ねてそのままストラーフの頭部へと突き刺さった。
弾き飛ばされる事を計算に入れてナイフを投げたのか、そうだとすれば神業的な投擲技術である。
頭部を貫かれ両腕の動きが止まり抑制を失ったナイフに襲われ玩具の海賊船長の様な姿になったストラーフは崩れ落ちる。
だが崩れ落ちる寸前、手に持っていたハンドガンが火を吹いてハウリンの右肩を貫く。
完全に力尽きたストラーフのポリゴンの像が掻き消える瞬間にはあれほどの数のナイフは全て何処かへと消え去っていた。
勝者として一人残ったハウリンにジャッジマシンが祝福の判決を下す。
『ウィナー・サクヤ』
「最期まで勝利を望んでいたのね。貴方のその勝利への執念、このサクヤ、認めましょう。」
撃ち抜かれた右肩を抑えながらもメイドのハウリン、サクヤの姿が消え、そして誰も居なくなった。
…。
…。
…。
『刃毀れも大分ここに慣れてきたわね。』
バトルを終え、意識を現実世界の素体へと取り戻したイシュタルへと向けられた、サクヤの第一感想がそれだった。
黒野白太とイシュタルが今利用しているページは公式大会に出られない様な色物神姫とそのマスター達が集まる場所である。
偶然にもその場所の存在を知った黒野白太は一度そこでのバトルを覗いて以来、刃毀れというHNを使い色物神姫達との対戦を繰り広げていた。
今回の対戦相手、ハウリン型のサクヤは色物神姫達でも比較的穏やかな人物であり何度も戦っている強敵(とも)である。
そんな彼女にとって知り合いの成長と言うのは例えインターネットの回線を通しパソコンのモニター越しにしか知らなくとも嬉しいものらしい
『まぁ、もう百回は戦って負けてますからね。嫌でも慣れますよ。』
『大抵の神姫やそのマスターはここの連中と一度戦っただけでトラウマになるんだけど。負け慣れているのね。』
『ちょっとカッコ付けた台詞を言った後で結局負けた事もありましたから。そんじょそこらの敗北じゃ僕の心は傷付きませんよ。』
『それって竹姫葉月との戦いの時でしたっけ？』
『知ってるんですか？』
『御嬢様がテレビで見ていたのよ。』
『あぁ、成程。』
そう言えばあの大会の場にテレビカメラらしき物が回っていたような気もする。
黒野白太は眼中にしていなかったがあの大会には竹姫葉月以外にも高名な神姫プレイヤーがいたのかもしれない。
『でも、どんなに負けてもカッコ付けるのを止めない、そんな貴方に惹かれる人や神姫も居るのじゃないかしら。』
『居るとすればとんでもない根暗ですよ。僕、ファンレターとか一枚も貰った事ないですし。』
『貴方、手紙とか貰っても絶対に返さないでしょ。』
『勿論ですとも。ファンは自分の気持ちを伝えたくて手紙を送るのだから別に返さなくてもいいでしょう？』
悪い方向に歪みが無い黒野白太にサクヤは「やれやれだわ。」と扱いに困る子供を見る年上の女性のように優しく微笑む。
『それにしても前もその武装を使っていたわね。気に入ってるの？』
『ストラ・クモの事ですか。』
『ストラ・クモ？』
『初めはクモをイメージして組み立てたんです。ストラーフ型・クモ武装。だから僕は略してストラ・クモと呼んでいるんです。』
『実際の動きはバッタよね。ストラ・バッタにした方がいいんじゃないかしら。』
『その辺りちょっと気にしてるんですよ。後、ストラ・バッタじゃなんかカッコ悪いから嫌です。』
彼等が言う武装とはフブキ型の防具に初代ストラーフのリアパーツであるチーグルを組み込んだ武装の事である。
副腕で壁や地面を殴りつけて出す瞬発力と的確に相手の弱点を狙う柔軟性に重きを置いており急加速と急停止を繰り返す事で相手の撹乱させる戦法を主としている。足場となる物が多い屋内や障害物が多いステージでは無類の優位性を発揮し床と言う床を壁と言う壁を跳び回る姿は正にバッタと呼んでもいいだろう。
尤も黒野白太本人は初めはそういった特性に気付かず「クモっぽい」という理由から組み立てたものなので実際の性能がどうであれクモと呼ぶ事に固執しているのだが。
『でも、中距離から一気に近付いて斬りつけるのは僕好みの戦法なんです。機動力は低いから今回みたいにガン逃げされると厳しいですけど。』
『移動スキルや広範囲攻撃スキルで補うのはどう？』
『それは考えたんですけどストラーフ型ってSP低いから移動に使うと攻撃の方が疎かになるですよ。』
『ならチーグルは止めてFL017リアパーツを入れたら？ グリーヴァと一緒なら高威力なスキルも発動出来るでしょう。』
『スキルは魅力的ですけど、あれ、重いんですよ。単純なパワーもチーグルに劣りますから瞬発力も下がりますし。』
『成程。良く言えば一長一短、悪く言えばままならないってことね。』
『そう言う事です。それでも今の武装を使っているのはヴィジュアルがクモっぽいからですよ。』
『動き方はバッタなのに？』
『あれは、バッタみたいな動きをするクモです。』
頑なにクモだと言い張る黒野白太であったが、ふと、デスクトップの向こうからくすくすと笑うサクヤの声が聞こえてきた。
『どうしたんですか？』
『今更だけど、貴方って普通よね。』
『普通？』
『そう。あの武装がいいかな、この武装がいいかな、なんて悩むなんて、まるで普通の神姫マスターじゃない。』
『そう言えばサクヤさんの武装はずっとメイド服とナイフですよね。時々魔法使ってきますけど。』
『むしろここではそれが普通よ？ あらかじめ一つか二つ置く武装を決めて、それを重点に究める。沢山の武装を買うよりも一つの武装を改造した方が安上がりで済むし。』
『そのくせ、ここの人等は欠点無いですからねー。接近戦も格闘戦も銃撃戦も制圧戦も空中戦も海中戦も全てこなす上で何者も勝てない長所を持っている。サクヤさんも含めて異常者揃いですよ。』
『はっきり言うわね。否定しないけど。でも私達から見たら貴方の方が異常なんだけどね。』
『そりゃまぁ貴方達にとって僕の異常が普通ですし。』
『そういう意味じゃないわ。異常な武装を使う私達に普通の武装の貴方は勝とうとしている。普通なら異常には勝てないって諦めるはずなのに。実力差が分からない程、貴方は馬鹿ではないでしょう？』
『いや、だって勝ち負けに普通とか異常とか関係無いじゃないですか。』
『関係有るわよ。だって貴方、私達に一度も勝った事ないじゃない。』
『関係有りませんよ。普通が異常に勝てないって誰が決めましたか？ 普遍が特別に勝てないって誰が決めましたか？ 勝つ方が勝つ、それだけです。』
『じゃあ貴方はまだ私達に勝つつもりなの？』
『当たり前です。んでもってその時は今まで見下しやがった貴方達を指指して全力で笑ってやります。』
『性格悪いわね。じゃあその時まで私達は貴方を笑っていてもいいのかしら？』
『どーぞどーぞ。僕は特に気にしませんし。』
あっけらかんと言う黒野白太であるが、サクヤは笑わなかった。
『やっぱり貴方は充分に異常だわ。…勝利なんて何の価値も無いだろうに、何でそんなものを求めるの？』
『僕は勝ちたいだけの武装紳士です。勝ちたいから勝つ、それ以外に意味はありませんよ。』
『イシュタルも同じ意見なの？』
サクヤに話を振られてそれまで黙っていたイシュタルが返事をする。
『私はマスターのようには考えてはいないな。勝利だけでなく敗北にもまた価値があると思っている。それに私達が君達に勝つ日は無いだろうとも思っている。』
『じゃあ何で刃毀れを止めないの？ 勝利以外は無価値だって言う刃毀れにとってここでの戦いは無意味じゃないの？』
『私が神姫だからだ。マスターは私の勝利を信じている。それが例え幼子の夢のような無根拠のものであっても、それに答えるのが神姫というものだろう？』
武装する神姫、武装神姫、その在り方は、ただひたすら、勝利を望むマスターの為に勝利を。
イシュタルの答えにサクヤはハッとなったようだった。
『驚いたわ。貴方達にもちゃんとした絆があるね。勝利で結びついた絆が。』
『果たしてそれを絆と呼んでいいのかと疑うがな。私のマスターは格闘技はやってないし手先は器用ではないし頭も良くし友達も居ないからバトルの大体は私は任せだ。むしろ無能とも言っていい。』
『うっわ、ひど。事実だから別にいいけど。』
『それでも私は貴方達に絆があると見るわ。確かにそれは歪ではあるけれどね。』
『サクヤさんはどうなんですか？ 貴方のマスターと会話した事ないんですけど。』
『私には御嬢様がいるけど、御嬢様はマスターではなくオーナーね。人間じゃ私への指示が間に合わない。』
『サクヤさんですらもですか。サクヤさんですらそうなら、ここの利用者は皆、そうなのかもしれませんね。』
『そういう意味でも貴方達は異常なのかもね。マスターと神姫が一緒になって戦う普通の武装神姫。…ちょっとだけ羨ましいわ。』
『でも僕は適当に武装させたり指示出してるだけですし、イシュタルは勝手に動いているだけなんですけどね―。そのせいで結局は勝てませんし。』
『でも刃毀れはイシュタルを信じているんでしょ。』
『…まぁ、マスターが神姫を信じてやらなくて誰が信じてやるんですか。べ、別に勘違いしないでよね！ ホントはイシュタルの事なんて何とも思っていないんだから！』
『男のツンデレって気持ち悪いわね。』
『同感だな。』
『言わないでください。自分でも本当に面倒臭い性格だって自覚しているんですから。』
神姫二体から罵倒されパソコンのデスクトップに向かってがっくりと頭を垂れる(一応)神姫マスター、黒野白太。
『でもハッキリ言って、僕が貴方達に勝てる可能性は零ではないと思っているんですよ。』
『あら、どうして？』
『ハッキリとした根拠は無いんですけどね。最強の武装はあるのかもしれませんが、無敵の武装は無いと思っているんです。何事も一長一短と言う一般論ですね。』
『私にも短所はあると言うの？』
『ありますよ。サクヤさんのナイフの量は確かに脅威ですけど所詮はナイフです。剣や銃弾で直接的に弾いたりするのではなく、爆風などで間接的に吹き飛ばせばいいのではないのでしょうか。』
『…成程。まぁ、間違ってはいないわね。』
『付け加えれば貴方達にはマスターが居てイシュタルには僕が居る。これもまた大きな違いです。』
『バトルにおいて人間の指示を聞くよりも神姫が自分で考えて動く方が効率がいいわよ？』
『それはそうですけどね。でも状況に対する柔軟性は僕達の方が上だと思っています。イシュタルが思いもよらなかった戦術に僕が気付くかもしれません。その逆も然りです。』
『でも貴方、無能じゃない。』
『一寸の虫にも五寸の魂です。』
『うちのマスターは自分が凄いと思っている誇大妄想野郎だからな。』
『イシュタルって容赦無く刃毀れを罵倒するわよね。』
『こんな奴を尊敬しろと言う方が無理だろう。』
『そのくせ刃毀れの為にバトルする事に迷いは無いと。』
『残念ながら私は刃毀れの神姫だからな。私が人間だったら知り合いにすらなりたくなかった。』
『イシュタルのLove度は-255です、はい。』
『カンストしてるのね。マイナス方向に。』
等と、和気藹藹と(だがこの中に人間は黒野白田一人しかいない)雑談をし、途中、サクヤが胸元から金色の懐中時計を取り出し、時間を見た。
『もうこんな時間。そろそろおゆはんの支度をしなくちゃ。』
『あ、そう？ じゃあばはあーい。』
『出来たらまた今度、料理のレシピを送ってくれ。サクヤの料理は本当に上手い物が出来るからな。』
『分かったわ。それじゃあね。』
パソコンのモニターの向こうから、サクヤの姿が消えた。
それを確認した黒野白太もまた表示されていたページを閉じデスクトップに表示されているアナログな時間表示を目にする。時刻は約六時四十三分、窓から差し込んできた黄色味を帯びた光が満腹神経が刺激され内臓が言葉には出さずとも空腹を訴えかける。
立ち上がった黒野白太に合わせてイシュタルは彼の右肩に飛び乗って座った、そこが彼女の指定席であるからだ。
「じゃあ僕達もそろそろ夕御飯にしようか。今日は何作るの？」
「親子丼とごぼうのサラダ。昨日、卵が安かったからな。」
「分かった、じゃあ僕は親子丼の方を作ろうかな、サラダの方は任せたよ。」
「前みたいに弱火で加熱してしまい卵を発泡スチロールの屑みたいにしてしまわないようにするなよ。」
「分かってるって、強火で一気に、だよね。」
トントントンと小刻みの良い音の後に、ジュウジュウとフライパンが働く悲鳴の音が部屋に響いた。
神姫がマスターを見下し、神姫が罵倒し、神姫が戦い、神姫が勝利し、神姫が料理を考え、神姫が調理をする。
武装だとか戦法だとか実力だとかは普通なのかもしれない、けれどこういう日常も充分に異常で、けれど悪い物ではないと黒野白太は考えていた    </description>
    <dc:date>2012-05-18T11:56:45+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2682.html">
    <title>キズナのキセキ・ACT1-25：聖女の正体</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/shinkiss_matome/pages/2682.html</link>
    <description>
      &amp;bold(){キズナのキセキ}

ACT1-25「聖女の正体」



◆

「本当によろしいのですか、奥様」

　おもむろにそう話しかけてきた自らの神姫・三冬に、久住頼子は落ち着いた様子で湯飲みを手に取る。

「なんのこと？」
「菜々子様のバトル、気にならないのですか？　見に行けばよろしかったのでは」
「いいのよ」

　煎れたばかりのお茶を一口飲み、壁の時計を見た。

「……もう始まっている頃ね。一時間もしないで、結果がわかるでしょう」
「ですが……」

　今から行ったところで、バトルには間に合わない。
　そもそも、頼子は最初から、当日のバトルを観戦する気は全くないようだった。
　大事な孫娘の、今後の人生を左右しかねない、戦い。
　それなのに、悠々と構えている自分のマスターを、三冬は少し歯がゆく思う。
　菜々子やミスティと一緒に暮らしてきたのは三冬も同じだ。口には出さずとも、あの二人を大切に思っている。
　頼子は、ちゃぶ台の上に静かに湯飲みを置く。

「この戦いは菜々子の戦いよ。わたしたちができることは何もない……できるのは、ただ、待つことだけよ」
「……」
「あの子が帰ってくるのを出迎えてあげる……たとえどんな結果になったとしても」

　頼子とて、バトルの行く末が気にならないわけではない。
　だが、菜々子が一人の神姫マスターとして挑む試練ならば、頼子もまた神姫マスターとして、黙って見送るべきだと思っている。それが頼子の矜持であった。
　そして、バトルがどんな結果になったとしても……菜々子がどんな風になったとしても、暖かく迎える。それが頼子の、祖母としての矜持である。
　特訓が始まった頃から、決戦の日はそうして過ごすと決めていた。

　昨日まで、特訓のために多くの若者がやってきて賑やかだった久住邸の居間は、頼子と三冬だけがいて、ひどく殺風景に感じられる。
　こんなに広い家だっただろうか。
　頼子はそっと視線を移す。
　部屋の隅に置かれたそれは、遠野貴樹に託されたもの。
　特訓で彼が使っていた、時代遅れのタワー型デスクトップＰＣだった。


□

「そんな……あれが……あんなのが神姫だなんて……」

　呆然と言うのは安藤。
　俺が少し後ろを向くと、江崎さんは口を押さえて気分が悪そうだ。
　無理もない。
　本来の神姫は人型だ。なのに異形の物を神姫だと言われて受け入れられる方がおかしい。
　冷静でいる俺の方がどうかしているのだろう。

「なんなんだよいったい……あんなのが神姫とか、ヘッドセットが神姫とか……なんなんだよ、マグダレーナって奴は……わけわかんねぇ！！」

　大城が我慢できなくなったように声を上げる。
　ここにいるチームの仲間たちは誰しも同じ思いだろう。
　俺は少しだけ頭の中を整理し、言った。

「大城、悪かったな。何も言わないまま手伝わせてきたが……やっと説明できる」
「……ああ？」
「……あの、マグダレーナの装備こそ、マグダラ・システムの本質だ」
「マグダラ・システム……！？　あれか、エルゴで店長と話してたときの……」
「そうだ。マグダラ・システムは一つの装備やスキルを指す言葉じゃない。マグダレーナの独特の戦闘方法を構成するシステムの総称だ」

　俺は視線をはずさない。その先にいるのは漆黒の神姫……マグダレーナ。
　奴も俺をじっと見ている。表情を驚愕に彩りながらも、視線は徐々に苛烈になっている。
　俺は続ける。みんなに聞こえる声で、今こそ語る。

「そのマグダラ・システムの本質は、単純に言えば『複数の神姫を同時に操ること』だ。
　だからこそ、サポートメカは神姫でなくてはならない。
　神姫であれば、犬猫型のマスィーンズや、カブト・クワガタ型の合体装備ヘラクレスよりも、より柔軟かつ繊細な戦闘行動が出来る。本来は、武装神姫のチームで使う能力なんだろうけどな」
「複数の神姫を操るって……それじゃまるで……デュアルオーダー……」

　園田さんがかすれた声で呟いた。俺はまた一つ頷く。

「そうだ。マグダレーナの場合、二体以上の神姫を操れる。五体同時に操っているのを見たからな。『マルチオーダー』とでも言うべきか」
「五体って……そんなに！？」
「Ｃ港でのリアルバトルの時に、サポートメカ二体、ヘッドセットが二個、そして……菜々子さんのストラーフbisの、合わせて五体を操っていたからな」

　視線を交わすマグダレーナの表情はどんどんと厳しくなっていく。それが俺の推理の正しさを無言のうちに物語る。
　ふと気づいたように、八重樫さんが疑問を口にした。

「……待ってください。マグダレーナの能力が『マルチオーダー』だったとして、ヘッドセットにＣＳＣを仕込んで、いったい、なに、を……」

　賢い八重樫さんのことだ、話している途中で答えに行き着いたのだろう。疑問は途中でかすれて消えた。かわりに、両肘を抱えて細かく震えている。
　ここで答え合わせをするには彼女には酷かも知れない。
　だが、俺は皆に語らなければならない。
　それが、すべてを秘密にしたまま、みんなをここまで連れてきた俺の責任だ。



「ヘッドセットを通して操るのさ……人間をな」



　背後で息を飲む気配。俺は振り向くことが出来ない。マグダレーナに注意を払い続けなくてはならない。奴は何をしてくるか分からないからだ。
　俺はマグダレーナを見つめながら、話を続ける。

「マグダレーナは操っていたんだよ、自らのマスターである桐島あおいと、おかしくなったときの菜々子さんを」

　ルミナスを失った後の桐島あおいと、Ｃ港での菜々子さん。二人の共通点は、事件の直後に態度が豹変したことだ。
　そして、Ｃ港でのバトルの時、俺が菜々子さんのヘッドセットをはずすと、彼女は正気を取り戻した。
　ヘッドセットを媒介に、菜々子さんが何者かに操られていると、俺はその時に確信した。そして、『マルチオーダー』の概念を思いついたと同時に、ヘッドセットが神姫である可能性に思い至った。
　だからこそ、ヘッドセットをホビーショップ・エルゴに持ち込み、日暮店長に中身の確認を依頼したのだ。ヘッドセットが神姫であることを、店長は請け負った。

　大城は声を震わせながら、俺に問う。

「……神姫が人を操るって……どうやって！？」
「催眠術さ」
「……さいみんじゅつぅ？」
「強い暗示、と言ってもいいかも知れない。
　催眠術と言うと胡散臭い感じだが、効果は科学的にも証明されている。催眠術をかけられた人は、術者の言うことを現実だと思いこむようになる。
　あのヘッドセットからは、そうした暗示をかける音声が流れ続けている。ヘッドセットを通してマグダレーナが指示を出し、あたかもマスターが神姫に指示を出して戦っているように見せかけていたんだ。
　菜々子さんの時には、のっぺらぼうのストラーフを新しい自分の神姫だと思い込ませていた」

　大城はごくりとのどを鳴らし、さらに言う。

「で、でも、なんだってそんなことをする必要が……」
「今の世界で、神姫だけで生きていくことは出来ない。どうしても人間の手で世話したり保護したりすることが必要だ。バトルにだって、神姫単独では出られないしな」
「それじゃあ……桐島はマグダレーナの世話を強制的にやらされてた、っていうのか？」
「……わからん」

　俺はゆっくりと頭を振る。
　それはわからない。自らすすんでマグダレーナの僕となったのか、それとも無理矢理なのか。知っているのは桐島あおい本人だけだ。
　正気を取り戻したら、ぜひ彼女に聞いてみたいところだ。

　そこで、低くしわがれた声が聞こえてきた。

「よくも……よくもそこまで……突き止めたものだな……」

　その声は地の底から響いているかのように、低く、暗く、重い。
　そして、同時に俺に向けられている視線は、憎悪。
　俺は視線を逸らさない。マグダレーナの視線を受け止め、小さな神姫を見つめ続ける。

「我が能力、どこで見破った……？」
「Ｃ港での戦いの時に気付いた……だが、ゲームセンターでのバトルの話を聞いていたからこそ、ひらめいた」
「……なに？」
「お前は、サポートメカを、ゲームセンターでは使わなかった。
　自らの要求を通すのに、敗北は許されない。マグダラ・システムの他の能力を使っても相当に有利だろうが、万が一の負けも許されないのに、手持ち武器だけで戦った。
　先にあったミスティとのリアルバトルでは、フル装備だったのにも関わらず、だ。
　なぜか？
　お前は使いたくても使えなかった。
　なぜなら、サイドボードに神姫を二体も入れたら、レギュレーションチェックに引っかかるからだ」

　基本的に装備はフリーのゲームセンターでの対戦といえども、最低限のレギュレーションはある。
　サイドボードに入るだけの装備しか使えないし、サイドボードに神姫は入れられない。
　マグダレーナの装備は物量的にはサイドボードに入れられるが、サポートメカにはＣＳＣが搭載されているから、神姫として判定されて、レギュレーション違反になってしまう。
　だから、『ポーラスター』や『ノーザンクロス』では軽装備で戦ったのだ。ミスティと虎実が、奴の装備について意見をぶつけ合ったことがあったが、二人の主張が違う理由はここにあった。

　そう言えば……思い出した。

「そう言えば、ひらめきの原点はもっとずっと前……大城と『デュアルオーダー』の話をしたことだ。Ｃ港で大城の声が聞こえたときに、ひらめいた」

　背後がちょっとどよめく。今の言葉とともに感謝の気持ちが大城に届いていればいいのだが。
　俺の背後の雰囲気とは裏腹に、いつも余裕の表情を崩さなかったマグダレーナが、ここまで歯ぎしりの音が聞こえてきそうなほどに、歯を食いしばって俺を睨みつけている。
　俺に向けた視線には憎悪さえ込められているように思える。

「……奢るなよ。『スターゲイザー』を破壊した程度で、このわたしに勝てると思うな」
「分かっているさ、マグダレーナ。「観測機」を破壊したくらいで油断する気はない」

　その時のマグダレーナの表情は見物だった。
　あれほどの憤怒の表情が、まるで豆鉄砲に撃たれた鳩のような、驚きと呆然に取って代わったからだ。
　俺の何気ない言葉は、奴にとっては急所への一撃に等しかっただろう。
　そうだ、マグダレーナ。この戦いの主導権はこっちが取り続ける。今までずっと後手に回っていた分をすべて取り戻させてもらう。
　しかし、俺とマグダレーナの話に、その場にいる他の誰もついて来れずにいる。
　それは当事者である菜々子さんとミスティも同様だった。俺が秘密主義に徹した弊害がこんなところに現れる。
　ミスティは、残骸と化したランプ型のサブマシンの外装を持ち上げながら、俺を見た。

「観測機って……」
「文字通りの意味だ。ミスティ、今お前が倒したそれは、戦闘用のサポートメカだが、それで役割の半分だ。もう一つ役割は、『スターゲイザー』……マグダレーナの強さの根幹になっている、『行動予測』スキルのための観測だ」
「……『スターゲイザー』って、サポートメカの名前じゃないの！？」
「それも含めて、スキル名『スターゲイザー』だ。だっておかしいだろ？　ただの戦闘用サブマシンに、どうして『すべてを見通す者』なんて名前を付ける？　すべてを見通す者はマグダレーナ本人で、サポートメカは相手の戦闘行動の観測と、時間稼ぎが役割だ」
「時間稼ぎ？」
「検索する時間だよ」

　その言葉は二発目の銃弾。
　見事命中した証拠に、マグダレーナはショックを越えて、うろたえる表情さえ見せている。

「……貴様……どこまで知っている！？」

　必死の表情のマグダレーナに、俺は無言で応じた。
　まだまだこれからだ、マグダレーナ。おまえを追いつめるのは、な。
　この時点で、後ろの連中はろくに言葉を発しなくなっていた。みんなきっと、ちんぷんかんぷんといった表情をしていることだろう。
　ただ一人、八重樫さんだけは、俺の話に必死に食らいついてきているようだ。

「ということは……その『検索』も、マグダレーナの特別なスキル……なんですか？」
「そうだ。『アカシック・レコード』なんてご大層な名前が付いている」
「『アカシック・レコード』……この世のすべてを記録した図書館……？　まさか、マグダレーナは、あらゆる神姫のデータを持っているとか？」
「それは現実的じゃないな。むしろデータベースは外部に任せて、端末側は検索能力を上げた方が有効だろう」
「そ、それじゃあ……『アカシック・レコード』は、検索エンジンのことですか！？」
「それと、検索したデータを分析、統合するプログラムだ。そのデータを元に、『スターゲイザー』の行動予測を行っている」

　『アカシック・レコード』はおそらく、武装神姫のデータ検索に特化した検索エンジンだ。そして、強力なハッキング能力も備えているはずだった。
　そのスキルを利用して、裏バトル場やゲームセンターのサーバーに集積されているバトルログから対戦相手のデータを収集、分析していたのだ。
　そして、そのデータだけでは予測が不十分なら、二体のサポートメカを戦わせて、データを現場で収集する。
　今のミスティは、マグダレーナには情報不足だ。だから、サポートメカを出して情報収集を行おうとする。
　それが分かっているから、俺は虎実にサポートメカの狙撃をさせたのだ。

　公園の中は静まりかえっている。
　俺がマグダレーナの正体を明かす間、動くものとてない。当のミスティとマグダレーナも一時休戦だ。
　ただ、桐島あおいだけが大きく息をつきながら、頭を押さえてうずくまっている。側には、心配そうに介抱する菜々子さんが見える。
　ティアもまた、ヘッドセットを抱えたまま、呆然と立ちすくんでいた。
　不意に、背後から声がした。大きく遠回りして、大城の元に戻ってきた虎実だ。

「……けどよ、トオノはどうしてわかったんだ？　アイツのスキルが検索だなんてことがさ」

「ヒントはあった。Ｃ港でのバトルの時、三冬が「ファーストリーグ四十七位」と言った後、ちょっとして『街頭覇王』か、と奴が答えたんだ。
　リーグのランキングだけ聞いて、すぐに二つ名が分かるものか？　しかも、上位ならともかく、入れ替わるランキングで四十七位の神姫を覚えていられるものじゃない。
　奴は神姫だから、データを持っていたとも考えられるが、裏バトルをメインに戦っている神姫が、公式リーグの神姫のデータを細かく持っているとは考えにくい。むしろネットにつないで調べた方が早い」

「け、けどよ、それならネットにつないで検索しただけじゃねーのか。んなこと、クレイドルがあればアタシにだって出来るぜ」

「それにまだある。奴は初見で『ライトニング・アクセル』を破ってみせた。自分で言うのもなんだが、あれは見たこともないのに破れる技じゃない。しかも、技の構造を完全に理解した方法で、だ。
　あの日の俺たちとの対戦は、イレギュラーなものだった。対戦予定のないティアのデータを持っていたとは考えにくい。
　そもそも、三冬のデータも持っていなかったはずだ。頼子さんの乱入は、俺さえ予期してなかった。その証拠に、サポートメカ二体を繰り出して、三冬の足止めと観測をしていたくらいだからな。
　桐島あおいはノートＰＣすら持っていないから、二人が特別なデータベースを持っていたわけでもない。
　なら、ティアのデータはどこから持ってきた？
　そう、ネット上からさ。『ライトニング・アクセル』のデータを検索し、収集し、分析し、迎え撃った」

　検索する時間はいくらでもあったはずだ。
　俺が彼らの前に現れた瞬間から、バトルの最中まで。それだけの時間があれば、ティアがアクセルを放つまでに、ティアのすべての行動

を予測できるようになっていただろう。

　そして俺は、奴の検索能力とネットワークの能力を確認するために、ある方法を試した。
　それが、奴を呼び出すときに使った「狂乱の聖女に告ぐ」の書き込みだ。
　知りうる限りの武装神姫関連のネット掲示板に書き込んだが、翌朝にはすべてきれいに消されていた。
　これはマグダレーナの仕業だ。そうでなければ、一晩ですべて消されることは考えにくい。なにしろ、管理が行き届いていないようなマイナーな掲示板にも書き込んだりしたのだ。
　奴はネット上の書き込みを、日常的に消して回っている。そうしなければならない理由が奴にはある。

　俺はマグダレーナを見据える。
　どんなに苛烈な視線で俺を見たところで、俺の心は揺らがない。
　俺はあの夜、誓ったのだ。号泣する菜々子さんの手を握りながら誓った。
　この人の笑顔を奪った、俺たちの真の敵を、必ず後悔させてやる、と。
　真の敵……それはお前だ、マグダレーナ！！

「……敵のデータを膨大なデータベースから検索・収集・分析する『アカシック・レコード』。
　敵の行動を正確に予測し、戦闘できる『スターゲイザー』。
　複数の神姫と有機的な連携行動を可能にする『マルチオーダー』。
　……この三つを統合したシステムこそ、『マグダラ・システム』の正体だ。
　『マグダラ・システム』を必要とするのは、どんなシチュエーションだと思う？」

　その場にいるすべての者への問い。
　背後で戸惑う気配。
　戸惑いながらも冷静に答えを導き出したのは、八重樫さんだった。

「た、たとえば……少人数の特殊部隊……とか？」

　あまりにも突飛な答えに、

「はあ？」

　と口を揃えた声が聞こえる。
　後ろにいたチームメイトたちは、誰もがその答えを信じられないらしい。
　だが、俺が肯定する。

「そう、八重樫さんの言うとおり。おそらく奴は、軍事利用目的の実験機だ。対テロ戦争用の市街戦部隊の隊長機と言ったところだろう」

　今世紀の初頭、戦争の形は大きく変わった。
　大国同士の抑止力戦争から、テロと戦う市街地のゲリラ戦へ。
　求められるのは、小規模な部隊による緊密かつ有機的な連携だ。
　軍の膨大なデータベースから、敵を知り、地理・地形を把握し、敵の動きを予測して作戦を立てる。個々人の能力をいかんなく発揮しながら、部隊を意志のある生き物のごとく連携させ、作戦を的確に遂行する。
　マグダラ・システムがあれば、それは現実のものとなる。
　マグダラ・システムがＭＭＳではなく、戦争用の戦闘機械に搭載されたのだとしたら……空恐ろしい話だ。

　考えてみれば、催眠術も軍事利用目的の技術かも知れない。暗示をかけ、兵士たちの恐怖や戦場のストレスを薄められるのだとすれば

、有効な手段になるのではないか。想像にすぎないが。

「……で、でも……マグダレーナが軍用実験機なんて、何で言い切れるんです？」

　意外にも、蓼科さんが発言した。彼女なりにしっかりと考えているらしく、好ましい。
　俺はその質問にも答えを用意する。

「マグダレーナはある企業に追われてる。おそらくそこから逃げ出したんだろう」
「ある企業って……」
「亀丸重工だ」

　そこで、大城が泡食ったような口調で割り込んできた。

「待て待て！　そんな超大手企業が軍事用神姫の実験なんかしてるってのか！？」

「そうだとも。知らないのか？　自衛隊に配備されてる戦車や戦闘機は、日本の大手企業の手で生産されている。軍用装備の開発は、あまり一般人に馴染みはないが、企業が研究開発していることに何も不思議はない」

「け、けどよ、ＭＭＳの軍事利用は、世界的に禁止されてるはずじゃ……」

「よく知ってるな、大城。ＭＭＳ国際憲章で、ＭＭＳの軍事利用は禁止されている。日本有数の大企業たる亀丸重工が、ＭＭＳを使って軍事利用の実験を行ってたなんてことが知れたら国際問題だ」

「国際問題って、お前よ……」

「だから、亀丸重工はマグダレーナを追っているのさ。いわばマグダレーナは国際憲章違反の生きている証拠だ。逃亡から二年以上経っても、捕まえるか破壊するかしなければ、会社の首を絞めかねない。
　だが、軍用実験機が、まさかシスター型の格好して裏バトルに出てるなんて夢にも思わないだろう。
　それだけじゃない。『アカシック・レコード』の検索能力とハッキング能力で、ネット上の自分の記述を消して回っている。マグダレーナをどんなに調べても、ネット上にろくな情報が出てこないのはそのためだ。だからなかなかしっぽが掴めなかった」

　だが、亀丸側もバカじゃない。
　最近になって、裏バトルで活躍する『狂乱の聖女』が逃げ出した神姫であることに気づき始めていたのだろう。
　だからこそ、派手な真似をして警察沙汰にするわけには行かなかったのだ。警察に捕まれば、自分の目的を果たせなくなってしまう。警察から逃げ切れても、亀丸重工のマークは厳しくなるだろう。逃亡中の身の上としては、目立つ真似は避け続けなくてはならなかったはずだ。

　俺は改めて、黒い神姫を見据える。
　マグダレーナはうつむいたまま立ち尽くしている。

「どうだ、マグダレーナ。当たらずといえども遠からず、ってところだろう？」


◆

　立ち尽くすマグダレーナの手は、堅く堅く握られていた。神姫の細い指が折れてしまうのではないかと思うほどに。
　当たらずとも遠からず、どころではない。
　遠野貴樹の語ったことは、ほとんど図星だった。
　あれほどに隠し続けてきた自分の秘密を、ここまで見事に暴露されるとは思ってもみなかった。
　今までにマグダレーナの秘密に迫ろうとした神姫マスターは多くいたが、秘密の一つでも明らかにした者はいない。
　だが、この男は何だ。
　どうしてマグダラ・システムのすべてを理解している？
　理由は問題ではない。
　問題は、この男が、自分が隠し続けてきた秘密のすべてを知り、マグダレーナの存在を危うくしているということだ。

「……とおの、たかき…………貴様は……貴様はやはり、あの時に殺しておくべきだった！！」


■

　突然のマグダレーナの叫び。
　すると突然。

「わっ！？」

　ミスティが押し倒していたランプ型のサポートメカから飛び離れる。
　不意に動き出したサポートメカの頭頂にあるミサイルが動き、いきなり発射された。
　でも、発射された方向はミスティがいる場所とは全然違う方向。
　ミサイルの向かう先を見て、わたしは愕然とする。
　ミサイルの目標は……誰あろう、わたしのマスター！
　わたしは一瞬で理解する。サポートメカの動きは止められても、マグダレーナからのコントロールは失われていなかった。だから、ミサイルを発射できたのだと。
　でも、理解しても何の役にも立たない。
　また、間に合わない。今動いても止められない。

「マスター！　よけてーーーーーーーーっ！！」

　叫びよ、ミサイルを追い越して、マスターに届いて！
　わたしの視線の先で、チームのみんなが驚いて、頭を抱えうずくまる。
　二本のミサイルが迫る。
　それでも。
　マスターはいつものように感情を表さない表情のまま、そこに立っていた。
　どうして！？
　ミサイルはもうマスターの目の前。
　よけられない！

　そして、わたしは、その瞬間を、見た。







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    <dc:date>2012-05-15T23:27:02+09:00</dc:date>
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