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    <title>栄光への軌跡　補完所</title>
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    <description>栄光への軌跡　補完所</description>

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    <title>城章学園</title>
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    <description>
      [[登場人物]]&gt;城章学園
*城章学園野球部
----
・烏丸栄一（からすま　えいいち）
----
・新村光司（にいむら　こうじ）
秋人の中学時代の親友。バッテリーを組んでいた仲でもある。
名門城章学園に推薦で入学。一年生では二人だけ、烏丸と共に一軍に控える（烏丸はエース）
烏丸の圧倒的な実力の前に、彼はバランスの高いその野手能力を買われショートへコンバートする。
一年生ながらも公式戦で代打起用されるなど、将来は烏丸と共に城章の柱になることを嘱望されているようだ。
秋の文化祭、理事長の孫である梅園紫苑がふっかけた成美高校対一葉高校の招待試合に助っ人として参加する。
----    </description>
    <dc:date>2009-10-23T22:35:07+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/30.html">
    <title>第五話</title>
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    <description>
      [[本編]]&gt;[[第一章]]&gt;第五話
*第五話
----
　大きな鉄製の扉を開けると、そこにはどこまでも続く青空が広がっている。
　少し冷たい、だが緩やかに流れる風が、自分の体をするりと通り抜けてゆく。
　瞳を閉じ、深呼吸。すっきりとした空気を胸一杯に吸い込み、城崎秋人は屋上へと足を踏み入れた。
　入学初日、一条叶と共にやってきた校舎の屋上。ベンチやパラソルテーブルが並ぶ、テラスカフェと見間違うかのようなこの場所で昼食を摂るのは、秋人の日課になっていた。叶と野球部を立ち上げて二週間が経過している。部員は野球勝負の結果入部した姫島桜と、その桜が連れてきた彼のパシリ、村上武志の計四人。野球が出来る人数まではまだ足りない。
　昼食を終えたら勧誘に走ってみようか。
　パラソルテーブルの一つに座った秋人は一人頷き、弁当箱の蓋を開けた。
「……」
　野菜炒めと、おにぎりが二つ。おまけにごま和え。シンプルだがそれが良い。
　まだ勉強中ではあるものの、今日の弁当は秋人の手作りであった。
　桂木家に居候の身である秋人は、せめて自分にも何か出来ないかと考え、自分だけでなく吉野や、その妹飛鳥の分の弁当を作ることにしている。
　とはいえ、「私だってアキくんにお料理作ってあげるんだもん！」と言って聞かない吉野と、一日交替のローテーションであるが。
　少しでも桂木家の役に立てているのなら良いのだが。そう考え、秋人は小さく頂きますと呟いた。
「……」
　おにぎりの中には鮭をつめている。口いっぱいに広がる塩気が美味しかった。
　静かに、だが夢中で頬張り、秋人はおにぎりを一つ消費する。そしてその手を止めた。
「結構、空しいものがあるな」
　広い屋上に、男一人。流れ、空へ向かう冷たい風は、秋人を哀れんでいるように思えた。
　繰り返すが、成美高校は元女子校である。そして同時に地元のお嬢様学校でもある。
　言葉が悪いが、少し勇気を出し、「一緒にランチでもどうでしょう」などと囁いてみれば、男性と触れあう機会の少ない女生徒達はまず簡単に釣れると言っても良い。
　かと言って、秋人は何も女子とベタベタ触れあいたいわけでもない。
「……高校生らしく、友人と昼食という選択肢はないのか……」
　地味に、高校生、そして青春というものに憧れていた秋人なのであった。
「友達と    </description>
    <dc:date>2009-10-23T22:19:33+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/29.html">
    <title>第四話</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/29.html</link>
    <description>
      [[本編]]&gt;[[第一章]]&gt;第四話
*第四話
----
「時は放課後、一条叶と城崎秋人の計二人しかいない野球部に、入部希望者が現れた。
　姫島桜と名乗る金髪ツンツン頭の彼は、入部する代わりに部長の座を寄越せと叶に迫る。
　だが、負けん気の強い叶がその提案を了承しようはずもなかった。
　一触即発の雰囲気になりかける二人。我関せずのスタンスを貫く秋人。
　そんな中、彼らに一筋の光明を見出させたのは、野球部顧問、館山葉月であった。
　彼女は言う。『野球で勝負をつけなさい』と……。
　かくして、部長の座を賭けた実に下らない争いが、幕を開けようとしているのであった！」
「あれ、お母さん、何してるの？」
「あら、吉野。私がやってるのは前回のあらすじよ」
「何で？　そんなの地の文で良いじゃない」
「……良いわよね、レギュラーは」
「え？」
「出番が……私だって出番が欲しいのよ！」



　キャッチャーマスク越しに叶を見ながら、秋人は桜への対策を考えていた。
　桜は左打者、対する叶も左投手である。一般論で言えば叶の方が有利だ。投手の聖域とも言われる外角低めを有利に使えるというのは、非常に大きい。
　だがしかし、こちらには桜の情報が全くないのが痛い。先ほどのホームラン宣言及び、『四番を打っていた』という言葉からパワーヒッターであることを想像するのは難くないのだが、果たしてそれが正しいかどうかもわからない。
　とはいえ。
（……俺としてはどちらか部長でも構わないんだがな……）
　叶が部長になろうと、桜が部長になろうと秋人は別にどうでもよかった。
　真面目にやらないのであれば、即刻蹴落とせば良いだけの話だからだ。
　この城崎秋人という人物、案外考えることがえげつない。
「よーっし！　城崎、準備は良いかー！」
「ああ」
「よし、行くぜ姫島！」
「きやがれチビ助」
　叶が不敵に笑い、桜を挑発する。桜もまた、獰猛な笑みで返すのだった。
（……ま、投手の力を引き出すのが俺の仕事だしな）
　桜の後ろ姿を見つつ、秋人は頭の中で浮かんでは消える投球コースを吟味する。
　内角、外角、高め、低め。様々なコース、球種が浮かんでは消えてゆく。
　最終的に秋人が要求したのは、内角高めのボール球だった。まずは様子見から始めることにしたのだ。    </description>
    <dc:date>2009-10-23T22:13:09+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/28.html">
    <title>ただの妄想</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/28.html</link>
    <description>
      ＊妄想
----
どこか人をくったような態度の主人公。
助っ人として様々な商店街野球チームの試合を動かしてきた彼は、ある試合で同じく助っ人を務める少女に出会う。
何故か主人公を目の敵にする少女。
「かっ飛ばしてあげるから、早く来なさい！」
主人公が投げた球は川の向こう岸まで届く大ホーマーになってしまう。
沸き立つ相手ベンチ、消沈する味方ベンチ。
悪びれもせずに球場を後にした主人公を待ち構えていたのは先ほど自分からホームランを打った少女だった。
「どう？　ざっとこんなもんだけど」
「何がどうなんだい？」
「甲子園に行けるかどうか、よ」
少女は不敵に笑い返すのだった、まる

あれ、よくわからないお話だな
----
・登場人物

・瀬倉恭一　（せくら　きょういち）　二十四歳
元は甲子園を経験したこともある凄腕のピッチャー。
とある球団に指名されるはずだったがドラフト会議当日にその球団がいきなり翻意、違う選手を指名したために普通に大学へ。
プロの世界に入る手段はいくらでもあったし、彼の実力なら可能性がないわけではなかったが彼曰く『面倒だしいいや』らしく、商店街の喫茶店でのんびりと働いている。

・皆川亜矢子　（みながわ　あやこ）　十七歳
地元の名門成美高校に通う高校二年生。セカンド。
かつて創部二年目にして春のセンバツ優勝を成し遂げた先輩達に憧れており、既にレギュラーの座を勝ち取っている。
恭一のことも知っており、彼にコーチして貰うためにわざわざ勝負を挑んだ。
熱血タイプ。気付けば恭一に惹かれていたとかそういうオチ。    </description>
    <dc:date>2009-01-12T19:10:00+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/27.html">
    <title>光跡劇場～城崎と駒田がズバッとやります～</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/27.html</link>
    <description>
      [[短編・ミニストーリー]]&gt;光跡劇場・その１
＊光跡劇場～城崎と駒田がズバッとやります～
----
秋人「城崎と」
駒田「駒田が」
秋人＆駒田「ズバッとやります！」


秋人＆駒田「光跡劇場～！」


秋人「というわけで楽屋ネタが始まったわけだが……自己満足の極みだな」
駒田「まだ僕は本編にも登場していないのだがね」
秋人「……まあ、ドンマイ」
駒田「やれやれ……今現在第一章の三話まで終了。その時点で登場してるキャラはあろう事か城崎君に一条君、姫島君に館山先生とたった四人だ」
秋人「いや、校長と教頭を忘れてるな」
駒田「……あの校長は良いね。凄く」
秋人「やめろ」
駒田「なんにせよ、野球部員の半分も出てきてはいないのだよ。なんてことだ」
秋人「こういう事だろ。……俺は主人公だから、何とも言えんが」
駒田「くっ、僕も君のように主人公であれば幼女に引っ張りだこだったというわけかい」
秋人「誰もそんなことは言っていない」
駒田「第四話は一条君対姫島君の一打席対決だろう？」
秋人「ああ。ったく一条の奴……自分の制球力を考えてから発言してほしいな」
駒田「それなのに、何故タイトルが「村上武志」なんだい？」
秋人「ああ、それはな――第一章は言うなれば掴みだろう？」
駒田「ふむ」
秋人「この小説は個性的な面々が絡みあう話になるから、まずは全員の特徴を掴んで貰うべく俺と一条と中心とした全員の話を書くらしい」
駒田「つまり僕に焦点が当たる話もある、と」
秋人「ああ。四話目は村上、五話目は宇城、六話目は駒田――と、ほぼ決定しているらしい。こんな上手く行くはずないのにな」
駒田「それは小説故、だよ」
秋人「だな。よし、これからの予定を話すか」
駒田「ほう」
秋人「第一章は順当に行けば九から十話目で終了するはずだ。八話目までで加賀美を除く野球部メンバーが揃う」
駒田「加賀美君が入部してくるのは第三章……二学期開始直後だったね」
秋人「そうだ。九話目開始時点で既に時間は七月に移る。なんてハイペースなんだろうな」
駒田「所詮掴みは掴みと言うことだろう」
秋人「もしかすると、吉野に焦点を当てた話が出てくるかもしれないが、それでも第一章は十話で終了だ」
駒田「短いものだね」
秋人「そして第二章。一学期終了後から夏休み終    </description>
    <dc:date>2009-01-12T01:05:07+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/26.html">
    <title>第三話</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/26.html</link>
    <description>
      [[本編]]&gt;[[第一章]]&gt;第三話
＊第三話　
----
　今日も今日で気持ちよく晴れていた。
　雲一つ無い青空はどこまでも広がっているように思え、加えて成美高校の建つこの地域は田舎なので景色を阻害する物なんて無い。
　すっきりさわやかとした、そんな日の放課後。
　前を向けば不敵に笑う野球部部長一条叶。
　自分の右前、即席左バッターボックスには金髪ツンツン頭のヤンキー野郎。
「早く来いよチビ助！　かっ飛ばしてやっからよぉ！」
「言ったな？　後悔するぞチョ○ボ頭！」
　互いに挑発しあうバカ二人。
　今からこの二人は一打席勝負を行おうとしていた。
　叶が勝てばチョ○ボ頭が野球部に。チョ○ボ頭が勝てば叶は野球部部長の座から引きずり下ろされ、代わりにチョ○ボ頭が部長になる。
　結局勝負がどう転んだところでチョ○ボ頭が野球部に入ることは決定事項という、何とも下らない勝負なのだ。
　即席キャッチャーボックスに座る城崎秋人は、何故自分までこんな面倒なことに巻き込まれねばならないのだろうかと自らの不運を嘆き、そして嘆息した。



　その日の朝。城崎秋人はグラウンドにいた。
　無論、叶に自らの気持ちを伝えるためである。野球部に入部するという自分の決意を。
「……というわけだ。自分でも情けないとは思うが、野球部に入れてくれ」
「……」
　自分では珍しく自発的に秋人は頭を下げた。
　しかし、叶の表情は硬い。それも無理はないか、と秋人は思う。
　昨日あれだけ熱心に勧誘したのに断られ、だが翌日掌を返したように入部させてくれと言われたのではイラッと来るのも当然のことだろう。
　もし断られてしまったのならばそれはそれで諦めて、三年間をゆっくり勉強に充てようと思う秋人であった。
「……本当に、入部したいんだな？」
　顔を上げ、念入りに叶が尋ねる。その瞳は真剣そのもので、やはり生半可な気持ちで野球部を設立したわけではないとわかった。
　彼の問いに秋人は無言で頷き、そして野球部部長である叶の言葉を待った。
「良いぜ、大歓迎だ。……やっぱさ、初めての友達は大事にしたいしな」
「……そうか、恩に着る」
　照れくさそうに笑う叶の姿を見て、秋人は何だか申し訳ない気持ちになった。
　それと同時に、叶とはきっと親友同士になれるだろうな、と根拠なく    </description>
    <dc:date>2009-01-11T16:31:45+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/25.html">
    <title>陸鶯大学附属陸鶯学園高等部</title>
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    <description>
      [[登場人物&gt;登場人物（ネタバレ有）]]&gt;陸鶯大学附属
＊陸鶯大学附属陸鶯学園高等部野球部
----
・勝利至上主義に囚われた少女達のみで構成される異色のチーム。
・成美高校とは二年目春のセンバツ決勝で当たる。
・全員がスイッチヒッターという嫌らしいチーム。
----
・メンバー
夙川澪　（しゅくがわ　みお）
鷲津儚　（わしづ　はかな）
甲斐中霞　（かいなか　かすみ）
陸夏月　（くが　なつき）
神細工命　（かみざいく　みこと）
北汪郷鏡　（きたおうごう　きょう）
銅白亜　（あかがね　はくあ）
鍔錐華　（つば　きりか）
座嘉比円　（ざかび　まどか）
----
・基本オーダー
|一番|捕|夙川|右投両打|
|二番|中|鷲津|左投両打|　
|三番|遊|甲斐中|右投両打|
|四番|投|陸|右投両打|　
|五番|一|神細工|左投両打|
|六番|二|北汪郷|右投両打|
|七番|左|銅|右投両打|　
|八番|右|鍔|左投両打|　
|九番|三|座嘉比|右投両打|
----
＊登場するかは現時点では全くの未定！    </description>
    <dc:date>2009-01-10T21:36:13+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/24.html">
    <title>一葉高校</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/24.html</link>
    <description>
      [[登場人物&gt;登場人物（ネタバレ有）]]&gt;一葉高校
＊＊一葉高校野球部
----
・御園直哉　（みその　なおや）
一葉高校編主人公。
自身の実力に自信を持っており、口だけでなく実力はしっかりある。
だが、練習試合、対一葉星陵高校戦に先発した朝倉渚のスクリューに完全敗北。
それ以来少しずつチームの皆とも和解し始める……のかどうかは山鳥マオ様の気分次第。
走・攻・守と完璧に三拍子整った三塁手。右投右打。
----
・朝倉渚　（あさくら　なぎさ）
一葉高校編ヒロイン。
元は名門一葉星陵高校のエースピッチャーだったが、ケガにより一葉高校に転入してくる。
一葉ではマネージャーとなるが、チームの和を乱す御園にあまり良い印象を抱いていなかった。
だが後に和解、恋慕の情を抱くまでになる。
左投げ左打ちのサイドスローで、106kmのストレートと、シュート、そして対御園用のスクリューが武器だった。
----
・渋沢　拓杜　（しぶさわ　たくと）
投手。一年目夏で球速120キロ。
持ち球はカットボールとフォーク。
三年目の夏、最終兵器としてシンカーを導入。
努力の人。影は薄い。右投右打。
----
・広川　海斗　（ひろかわ　かいと）
肩もフットワークも平均。右投げ両打ちの捕手。
サインを十秒程で丸暗記出来るほど頭は良い。
普段は明るく喋りまくるものの、試合中は冷静だったりする。
相手の嫌がるコースを要求しまくる鬼畜。直哉に懐いている。女顔だけど正真正銘男。
----
・高嶺　文紀　（たかみね　ふみき）
渚たん萌え萌え、な人
体の柔らかさを活かしてファーストの守備につく。
練習が嫌いで割とサボりだったのだが、渚たんに嫌われかけたので練習を頑張る。
単純馬鹿。右投げ右打ち。
----
・七梨　和雅　（しちり　かずま）
超ポジティブ。
パワーよりテクニックタイプ。
ポジティブなので桐島と仲が悪い……と、思いきや親友という訳のわからない図式。
「僕なら絶対打てる！」と豪語しては三振。
その内、口だけの自分を恥じて自主トレを始めたりもする。左投げ左打ちの二塁手。
----
・桐島　亠臾　（きりしま　とうき）
超ネガティブ。
実力はかなり高いものの自分をかなり低く見る。
名前を一度見ただけで読めた人がいない。
    </description>
    <dc:date>2009-01-10T21:43:05+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/23.html">
    <title>第二話</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/23.html</link>
    <description>
      [[本編]]&gt;[[第一章]]&gt;第二話
＊＊第二話
----
「ありがとうございましたー」
「ありがとうございました」
　一人は若干間延びした声で。もう一人は丁寧にこちらに向けて礼をし、そしてこの部屋から出て行った。
　扉を閉める時の二人の顔――背の低い溌剌そうな生徒はとても喜んでいたが、反面冷静そうな生徒は渋面であった。
　何にせよ、生徒の要望を叶え、なおかつ喜ばせた事に変わりはないのだ。やけに得意げな顔で、成美高校校長――如月ゆかは、えへん、と全く無い胸を張った。
　この如月ゆか、年齢はまだ二十代前半か後半に差し掛かったところであろうが、その外見は実年齢マイナス十二年くらいと言ったところである。
　要するに、彼女は小学生と間違わんばかりに背が低く、童顔で、体に凹凸がなかった。おそらく何も知らない者が見れば、何故高校の校長室でこんな小学生がふんぞり返っているのだろう、と疑問に思う事必至であろう。
「えへへ～、ゆか、今日も良いことしちゃったよぉ～。一日一善、これ基本！　だよね、ユイちゃん？」
「……ハァ」
　ニコニコと無邪気な笑みを向けられた背が高く、理知的な風貌の女性――如月ユイ、ゆかの実の妹である――はこめかみに指を当ててため息を吐いた。
　姉が嬉しそうに報告してくるのは別に構わなかった。彼女が喜んでいるのを見れば自分も嬉しくはなる。
　だが、しかし――学校の予算を大きく狂わすイレギュラー要素を簡単に容認するのは如何なものか。
「あの子達、喜んでたなぁ～。えへ、えへへへへ。ゆか、校長の威厳示せてたよねぇ～。えへへへ」
　先ほどのやり取りを思い出してか、口元を綻ばせる我が姉の姿を見、ユイは思った。
（部活動を一つ増やすというのは、大変なことなのですよ……。それも、男子部員が必要不可欠な野球部なんて）
「あれ～、ユイちゃん表情が硬いぞぉ～？　ほれほれ～」
「お姉様、止めて下さい……はぁ」
　背が届かない故ビールケースの上に乗り、わざわざ自分の頬をつついてくる幸せそうな姉の姿を見ると、どこか暗鬱とした気持ちも吹っ飛んでいくような気がした。
（……校長はお姉様ですし……お姉様が認めたのなら、問題はありませんか……）
　――色々辛いこともあるでしょうが、頑張って下さいね。
　ユイは、先ほどの二人組に心の中でエールを送った。
    </description>
    <dc:date>2009-01-09T21:13:27+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/22.html">
    <title>その他</title>
    <link>http://www19.atwiki.jp/narumi/pages/22.html</link>
    <description>
      [[登場人物&gt;登場人物（ネタバレ有）]]&gt;[[その他&gt;陸鶯大学附属陸鶯学園高等部]]                                              
＊＊その他
----
・戎遍　（えびす　あまね）
成美高校から遠く離れた中部地方の福士高校野球部に所属する女性捕手。
夏合宿にやってきた成美野球部の面々と同じ宿に泊まった縁からか知り合い、親しくなる。
その際同じポジションでもある秋人と練習を共にし、彼に惹かれてゆく。
右投げ左打ちの捕手、打撃能力は並で、足は遅い。
だが捕球技術は成美一の守備職人、宇城と肩を並べるほど。
第二部より登場。
----    </description>
    <dc:date>2009-10-24T11:48:06+09:00</dc:date>
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