送り襟絞め

相手の背後につき、片腕は肩口から入れもう片方は脇の下から入れて、それぞれ遠い側の相手のの襟を握り、襟を相手の首に巻きつけて絞める絞め技です。

脇から入れた手で近い側の襟を握って下に落とし、その上側を肩口から入れた手で軽く握って上方にスライドさせて(襟を送って)深く握ります。
絞めるときは脇から入れた手で遠い方の襟を握って下に落とし、肩口から入れた手で手首を返すようにして親指側の手首の骨で手前側の頚動脈(喉仏と胸鎖乳突筋の間のへこんだ辺り)を絞めると絞めやすいです。
肘が前に出すぎると相手に袖を手繰られて逃げられるので、脇を締めて自分の肘が相手の両肩のラインより前に出ないように気をつけてください。

相手が肩口から入ってきた手を反対の手で防いでくる場合は、肩口から差した手でその手を握って落とし脇の下から差した手に渡して、相手の手の甲を持って手首を返して制してから襟を取りにいきます。
相手がこれを嫌って腕を外そうとしたら片羽絞めに変化します。

実戦的な使い方

相手の斜め上方について肩に脚を掛けることにより、より強力に絞めています。
このときは自分の腕は伸ばしながら絞めます。

試合での使用例1

試合での使用例2(6:30辺りから、袖を引かれて防御されたのを左右持ち替えて)

試合での使用例3(0:50過ぎ)

試合での使用例4

脚をすくいながら前転して、自分の脚を相手の肩に掛けて絞めています。


最終更新:2010年03月25日 03:22
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