最終更新日時:2010年08月26日 (木) 18時28分28秒
FAQ(よくある質問に対する答え)導入編
FreeTrain EX A-version(FreeTrain EX Av)でよくある質問と、それに対する答えのうち、導入についてのものをまとめました。
Q. FreeTrain EX Avは無料のゲームなのですか?
A. はい。無料のゲームです。
Q. FreeTrain EX Avは誰が作っているのですか?
A. FreeTrain EX Avのコア部分については、当初のFreeTainでは川口さん・後のEXではc477さん・現在のEX AvではりおりおさんをリーダーとするFreeTrain Ex-Av Projectがプログラミングを担当しています。
しかしFreeTrain EX Avはコア部分のみで成り立っているわけではありません。そのコア部分について改善案や要望を出したり、車両pluginを増やしたり、建物pluginを増やしたり、既存のpluginの仕組みを使って新しい街づくりへの応用法を示したり、さまざまな人がそれぞれでできることでこれまでのFreeTrainそしてEX、EX Avと関わってこられた成果として現在のFreeTrain EX Avがあります。
なお、現在個人のWebサイトをお持ちのplugin作者さんは、
全体リンク集からリンクしております。
Q. FreeTrain EX Avを動かすにはインターネット環境が必要なのですか?
A. いいえ、FreeTrain EX Avの動作にインターネット環境は必要ありません。
「.NET Framework 2.0」は必要ですが、これは名前に『.NET』とついていますがインターネット環境のこととは異なり、Microsoftの提供するソフトウェア動作環境の名前になります。
FreeTrain EX Av本体や各種pluginをダウンロードして入手するにはインターネット環境が必要ですが、プレイするPCがインターネットにつながっている必要はありません。
たとばネットカフェでFreeTrain EX Av本体やpluginをUSBメモリにダウンロードして持ち帰り、USBメモリからPCにインストールしてプレイすることも可能です。
Q. 自分のPCには.NET Framework3.5が入っていますが、これでFreeTrain EX Avは動作しますか?
A. .NET Framework3.5がインストールされているWindowsには、同時に2.0もインストールされており、問題なくFreeTrain EX Avが動作します。
これは.NET Framework3.0についても同じです。
Q. .NET Framework2.0はどこで入手できますか?
A. Microsoftサイトの
.NET Framework デベロッパー センター ダウンロードにてダウンロードできます。
ここで提供されている「Microsoft .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ」をインストールした後、「Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)」も適用してください。
Q. Visual C++ランタイムライブラリはどこで入手できますか?
Q. DirectXは9.0cでも動きますか?
A. はい、DirectXの8.0~9.0cがインストールされていればFreeTrain EX Avは動作します。
Q. OSがWindows 7で最初からDirectX10が入っていますが、このままで動きますか?
A. いいえ。Windows Vista/7のDirectX10は、DirectX9.0c以前との互換性が完全にはありません。
FreeTrain EX Avの動作には9.0cのランタイムが必要となりますので、Microsoftが配布している9.0cランタイムを入手してインストールして下さい。
Q. DirectXはどこで入手できますか?
Q. FreeTrain EX Avはどこで入手できますか?
Q. FreeTrain EX Avの本体があればそれだけで遊べますか?
A. 本体のみで基本的な動作はします。
しかしFreeTrainは、車両・駅舎や建物などをpluginで増やしていける構成にしてあり、FreeTrain EX Avにおいても本体には必要最小限の車両・駅舎・アクセサリしか同梱されていません。一般の建物はゼロです。
楽しく鉄道経営、あるいは街づくりをプレイするためには、豊富な車両や建物があったほうがいいですよね。
FreeTrain EX Av(V1)では、FreeTrain(EX)のために作成された車両・駅舎など鉄道アクセサリー・建物や道路のpluginがすべて使用可能です。
また、plugin互換性のなくなったFreeTrain EX Av(V2)でも、ほぼすべての既存pluginが「V2対応移植」完了しております。
こまごましたpluginまで入れるかどうかは一度遊んでみてから判断されるといいと思いますが、本体単体での動作確認ができたら、「AdditionalPluginSet」を最初に入れることをオススメします。
このとき、本体バージョンがFreeTrain EX Av(V2)の場合は、「V2 AdditionalPluginSet」を選択してください。
リンク集に記載してある個人サイトにて配布されているpluginのうち、2010年3月までに公開されていたものはその大半が上記「AdditionalPluginSet」に収録済みです。
Q. FreeTrain EX Avにいろいろバージョンがあってどれを選んだらいいか分かりません
A. FreeTrain EX Avの各バージョンの違いは次のようになっています。
- 1.0系列:Windows Vista/7非対応。描画エンジン安定度高。時間進行A4風。0.1~2.0間のセーブデータと互換性あり。新機能採用少なし。
- 2.0系列:Windows Vista/7対応。描画エンジン安定度中。時間進行A4風。0.1~2.0間のセーブデータと互換性あり。新機能採用多し。
- 3.0系列:Windows Vista/7対応。描画エンジン安定度中。時間進行リアル風。セーブデータ互換性なし。新機能採用多し。
OSがWindows2000かXPであればどれでも遊べます。安定度と時間進行のA4風がいいかリアル風がいいかで選びましょう。
OSがWindows Vista/7の場合は、2.0か3.0かになります。時間進行で選びましょう。
A4風時間進行では1日があっという間に過ぎてしまうため、隣の駅まで半日、列車を帰ってこさすともう1日という感じで時間が進みます。現実世界の電車のように、夜は車庫に入れてラッシュとともに動き出して昼間はまた休んで夕ラッシュで出番が来て、という流れを再現することができません。
そのかわりメリットもあります。少ない本数の列車、簡単なダイヤ設定でも列車が行き来する様子を作り出せて箱庭として楽しむことができます。ダイヤってよく分からないとか、あまり列車を沢山詰め込みたくないという場合はこちらのほうがいいでしょう。
リアル風時間進行は、ボクセルの縮尺からするとそれでもまだ現実の列車速度よりは数分の一~十数分の一程度の速度しか出しませんが。より現実に近いダイヤを組むことができます。
しかしデメリットもあります。たとえば現実の山手線は約50本の電車が走りまわっていますが、リアル風時間進行ではFreeTrain EX Avにおいてもやはり50本ぐらい走らせないと列車の密度がスカスカになってしまって見栄えが悪いということが起こります。それだけの本数を走らせようとするとダイヤの設定も大変になります。1日の運用で路線を何往復もすることになって、それをすべて入力しないといけません。それでもリアルなダイヤを組みたいんだという方はこちらでプレイしてください。
またPrototype3.0.0.9においては、列車の進行速度基準を5通りから選ぶことができますので、リアル風ななかでも速度は遅めで本数少なくラクしたい、というふうな調節が可能です。
なお3.0は現時点ではプロトタイプなため、皆様のご意見を聞いてさらに時間進行速度を調整し、その結果としてサブバージョン間の互換性がさらに無くなる可能性があります。3.0系統を今選ばれる際にはそれはご了承ください。
細かな新機能追加があった際には、2.0と3.0にのみ新機能が取り込まれて1.0はバージョンアップしないこともあります。
ただ逆に、新機能に起因する新たなバグが2.0と3.0にのみ生まれてしまうこともありうるでしょう。
新機能よりは安定度が欲しいという場合は1.0をプレイされるのもよいかと思います。
なお、これまでのFreeTrain EX Av「V1」にかわり、よりゲーム性を高めきちんと会社経営が可能なように改良した「V2」バージョンの公開が開始されています。
「V2」バージョンではpluginに「V1」との互換性がなくなっていますので、注意が必要です。
「V2」バージョンに該当する本体は次のものとなります。
- 2.0系列:2.1.0.1以降
- 3.0系列:3.1.0.1以降
さらに、2.1.0.1以降をベースに、「乗客が停車駅で全員は降りず一部が乗り続ける」改良を施したプロトタイプ(α)2.2.0.1も出ています。
しかし2.2はまだバグが多く、乗客が乗ったまま折り返してくる、乗客が乗ったまま車庫に入るといった不具合がまだまだあります。
Q. ベータ版・プロトタイプ版とはなんですか?
A. FreeTrain EX Avのうち、新機能を採用してみたがバグ取りが完全にできたか確認出来ていないものを、試しに公開してみて、テストプレイを行ってもらうものをベータ版(β版)と呼びます。正式版にはない新機能が採用されることがありますが、一方で新機能が新たなバグを生んでいてエラーでゲームが停止することもままあります。
FreeTrain EX Avのうち、ゲームの根幹部分を新しくするために、さまざまなゲームパラメータをテスト的に使ってみた物を公開してみて、テストプレイを行ってもらうものをプロトタイプ版(α版)と呼びます。やはり新機能に伴なうバグでゲームが停止することがままあります。
プロトタイプ版をプレイした後は、ぜひそのプロトタイプのパラメータがどうだったか、報告して開発にフィードバックしましょう。
Q. FreeTrain EX Avはどこにインストールしたらいいですか?
A. FreeTrain EX Avにはインストーラは付属していませんので、ご自分でzipアーカイブを展開して適当なフォルダにコピーしていただくことになります。
コピー先フォルダについては、
- 日本語や全角文字を含まない、半角英数字のみのフォルダ名
- 半角スペース「 」を含まないフォルダ名
であるほうが安全です。これらの条件のフォルダにインストールすると、動作する場合もありますがしない場合もあります。
ですので、「デスクトップ\FreeTrain」であるとか「Program Files\FreeTrain EX Av」などは避けたほうがよいフォルダになります。
c:やd:のルートに「FreeTrain」や「FreeTrain EXAv」といった自分で分かりやすいフォルダを作ってインストールするのがおすすめです。
Q. FreeTrain EX Avを自動インストールしてもらう方法はありませんか?
A. FreeTrain EX Avには自動インストールを行うインストーラはありませんので、ご自分でzipアーカイブを展開してフォルダへのコピーを行っていただく必要があります。
Q. インストール方法を図解入りで解説してもらえませんか
Q. インストールしたFreeTrain EX Avはどうやって起動しますか?
A. エクスプローラでFreeTrainをインストールしたフォルダを見ると、「FreeTrain.exe」(拡張子を表示しない設定にしていると「FreeTrain」)という実行ファイルがあります。
これがFreeTrain EX Avの本体ドライバーです。ダブルクリックで実行するとFreeTrain EX Avが起動します。
pluginの読み込みと初期化に少し待たされると、プレイ画面が出てきます。
起動が確認できたら、デスクトップやスタートメニューにFreeTrain.exeのショートカットを作成しておくと次回からの起動が便利になりますね。
Q. FreeTrain EX Avが起動しません
A.
- .NET Framework2.0はインストールされていますか
- DirectX(8以降9.0c以前)はインストールされていますか
- バージョン1.0以前をWindows Vistaで動かそうとしていませんか
- FreeTrainをインストールしたフォルダ名やルートからフォルダまでの間のパスに日本語など全角文字や半角スペースが入ってはいませんか
- V2本体にV1pluginをインストールしていませんか?またはV1本体にV2pluginをインストールしていませんか?
- Additional Plugin Setなどのpluginを一切追加せず、本体のみインストールの状態でも起動しませんか
フォルダ名に問題がある場合は、修正して起動を試みてください。
Windows Vista/Windows7では、現時点の正式版1.0では動作しません。β2.0.1.2はVista/7対応となっていますので、Vista/7ではこちらのβをお試しください。
なお、これは「FreeTrain EX Av正式版1.0がWindowsVista/Windows7では動作しない」ということを意味するものではありません。
単体での完全動作が保証されていないというだけで、不足するDLLなどを自助努力によりネットで拾ってきて設定することにより動作させることは可能かもしれません。その手段についてはこのwikiでは述べません。
β2.0以降、α2.2,3.0以降では、Visual C++ランタイムである「Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)」をMicrosoftサイトからダウンロードしてインストールしてみてください。
このいずれにも当てはまらず、なんらかのエラーメッセージが出て起動できなかった場合は、SourceForger.jpに設置されたフォーラムにてご相談ください。その際にはFreeTrain EX Avのバージョン・OS・.NET Frameworkのバージョン・DirectXのバージョン等と表示されたエラーメッセージをテンプレートに沿って正確に記載してくださるようお願いします。
必要事項の記載が欠けたご相談には誰も応じることができません。
Q. あるプラグインがエラーで読み込めません
A. 一部のプラグインで不具合が出ているケースがあります。
考えられることは
- プラグインが現在のFreeTrainEx-Avに対応していない
- これはプラグインの中に拡張子が「DLL」となっているファイルを含んでいる場合はこのケースです。
この場合は、正式にプラグインがFreeTrainEx-Avに対応しない限り動作しませんので、プラグインの作者に連絡してみてください。
- プラグインが依存しているプラグインが存在しない
- これは問題のあるプラグインが動作する条件として、別のプラグインを要求するケースがあります。
この場合は要求されているプラグインが存在しない場合は動作することができませんので、必要としているプラグインを入手して導入してくださぃ。
何のプラグインを要求しているかはプラグインの作成者に問い合わせてみてください。
- プラグインが依存しているプラグインが存在するのにエラーになる
- 一部のプラグインでこの事象が発生しているみたいで、原因はplugin.xmlで指定している他のプラグインのパスが存在しないことが原因です。
FreeTrainEx-Avのベータ版の過程でプラグインのbinフォルダ配下にあるdebugフォルダを削除したため、plugin.xmlでbin/debug/xxxxx.dllと指定しているプラグインは全てエラーになります。
対応としては、問題のあるプラグインのplugin.xmlを修正する、もしくは参照しているパスにDLLをコピーする(bin/debug/xxxx.dllと参照していれば、binの下にdebugというフォルダを作成して、xxxx.dllをコピー)のどちらかの方法で対処できます。
この場合への対応は、β0.7.1にてxxxx.dllが指定のパスに見つからない場合は検索するようになりましたので、エラーにならなくなったはずです。しかし旧バージョンのDLLを読み込んでしまうなどの可能性が排除できませんので、根本的にはプラグイン作者に連絡を取り、plugin.xmlの指定をbin/xxxx.dllに変更してもらうことがもっとも確実な対応となります。
Q. 建物総合メニューの中身が空っぽで方向ボタンを押すとエラーになります
- A. FreeTrain EX Av本体には建物総合pluginが一つも含まれていないため、中身が空で操作するとエラーになるのは正しい動作です。
- Additional Plugin Setもしくは建物総合のpluginを何か追加で導入すると、中身が出てきてエラーも起こらなくなるはずです。
Q. 配布されているZIPファイルを開いても中身が何もありません
- A. 一部の古いZIPアーカイブ展開ソフトでは、中身が無いように見えてしまうことがあるようです。
- Lhaca、Lhasaなどは問題が起こりやすいようです。
- アップロード側で動作確認しているのは、できるだけ最新のExpLzhです。
最終更新:2010年08月26日 18:28