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Dragon Guardian

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cahm

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遙かなる契り


「日本の Rhapsody」の異名を持つ同人シンフォニックメタルバンド、Dragon Guardian の 2nd。

素晴らしいメタルを聴いていて 思わず悶絶死しそうになった経験は誰もが持っていると思いますが、しかし 一枚のアルバムで悶絶死しそうになった回数は、どれだけ良いアルバムでもせいぜい五回くらいのものでしょう。ですが私は今回このアルバムを聴いて、確実に一桁では足りない程の悶絶死を経験しました。…但し、別の意味で。

途中まではなんとか耐えられていたんですが、#4「天空城マナ」であまりにも強力な一撃を喰らってしまいました。「聖剣エターナルソード」。…なんという攻撃力を持つ単語か!「エターナル」という言葉が付いた時点で我々の負けは九割がた決まったようなものです。「エターナル」が付いて耐えられるのは、Eternal Tears Of Sorrow くらいのものです。

聖剣エターナルソード

一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる。
相手は死ぬ。

この強力過ぎる一撃を喰らってからは、最早抵抗する事もままならないサンドバッグ状態になってしまいました。もうやめてドラガ!猫重のライフは0よ!

そして事実上の最終曲 #6「アルネシアの戦い」、最初の『今こそ掲げよ、反旗という名の聖剣をッ!』というナレーションの時点で既に死亡確定なのですが、後半の台詞が輪をかけて攻撃力高すぎます。

仮面の騎士が率いる精鋭、ブラックナイト

「聖剣エターナルソード、私の全霊力を注ぐ!」(ギュワワワワーン)←なぜかここだけいやに安っぽい効果音

「それが心の力を刃に変える聖剣…面白い、ではこちらも全力で相手しよう。我が僕、ケルベロスよ!我が魔剣、ブラックローズにその魔力を!(グォオオオーン)←また安っぽい効果音

「何ッ!?聖剣が光って眩しいッ!」

突如金色に輝く剣、それは帝国に弾圧された全ての人々の思い、魂が、少女の剣に集い、放つ光であった…!

完全に聴き手を殺しにかかっています。これを耐えられた人が居たら尊敬します。

…さて。なんだか凄くアレなレビューになってしまいましたが、音楽としては同人とは思えないレベルの良いシンフォニックメタルです。1st の頃から良さそうだったものの Vo がちょっとアレだったので「これは耐えられそうにない…」と思って手を出さなかったのですが、2nd で Vo が変わった事で「これなら行ける!」と思って手を出しました。…まぁ、別の意味で耐えられなかったわけですが。それはともかく本当に音楽的には素晴らしく、特に #4「天空城マナ」の3:28『守りたい…!』のあたりの音楽的な盛り上げ方なんかは実に熱い。

いやはやまったく、「日本の Rhapsody」と呼ばれるだけの事はあります。シンフォニックパートもそうですが、#6「アルネシアの戦い」の2:30あたりからの笛展開なんかも Rhapsody 節全開。

…でもそれって、「英語圏の人間からすると Rhapsody はこんな感じ」って事なんでしょうか…

レビュー:猫と重金属


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